相馬直樹監督、李漢宰キャプテン、下川浩之代表取締役、唐井直GM、丸山竜平強化部部長、大友健寿取締役事業部部長が24日(木)、町田市役所を表敬訪問し、石阪丈一市長、田後毅文化スポーツ振興部長、能條敏明文化スポーツ振興次長をはじめ皆様に2016シーズンの報告を行いました。
まず、下川代表取締役が「22番目でスタートしながら7位と選手が頑張ってくれました。集客面でも総入場者数が10万人を突破し、1試合平均も5千人を超えることができました」と報告。行政側の支援に感謝をしながら、来季に向けては「スタジアムが満員の1万人を超えたのは開幕のセレッソ大阪戦だけでしたので、もっと満員のスタジアムを作れるよう、2017年も頑張っていきたいと思います。来年も相馬監督が指揮を取りますので、プレーオフを目指してやっていきたいと思います」と挨拶しました。
相馬監督は「まずは1年間ご支援をいただきまして、ありがとうございます。皆様に支えていただき、来季もJ2で戦うことができますことに、あらためて感謝を申し上げます」と感謝を示し、2017シーズンに向けて「もちろん勝つに越したことはないのですが、『ゼルビアを見に行くと、気持ちの良い試合をするし、心が燃え上がるものがあったね』と、そういうことを言ってもらえるようなゲームを今後も続けていきたいと思っています。皆様のご支援を賜りながら、観客動員アップと、さらなるチームの成長を達成できるように、来季もご支援の程よろしくお願いいたします」などと語りました。
李キャプテンは「1年間ありがとうございました。22番目のチャレンジャーとして戦い続け、当初の目標は残留ながら、前半は11試合負け無しで首位に立つこともできました。苦しい時期もありましたが、良い意味で皆さんの期待を裏切れたのかと思います」と挨拶し、来季に向けては「これを来年も続けないといけないと思っています。6位のファジアーノ岡山さんとは得失点の差でしたが、もう一歩上げることは非常に難しいことです。そこはクラブだけでなく、皆さんのお力もお借りできれば有り難いと思います」とさらなるサポートをお願いしました。
石阪市長は「まずはお疲れ様でした。何と言っても今季は“22番目のチーム”としてJ2に臨みましたが、最後までチャレンジャー精神を貫いたことに敬意を表します。岡山さんと並んで勝ち点65まできたというのは、大健闘の成績だと思います。また、1試合平均5000人を超えたことは、クラブとして、観客動員のステージが上がったと感じています」と順位の面、そして集客の面においても評価をいただきました。
来年に向けては「何年も“大健闘のまま”というわけにはいかないので、J1を目指して来年も戦ってほしいと思います。観客動員の面では、岡山さんはJ2でも平均観客動員1万人を達成していますから、ゼルビアとしても岡山さんの頑張りを目指していくのでしょう。観客動員アップも次のステージを目指してほしいと思います。今後もクラブとしてお客さんが入る環境づくり、そして選手たちには魅力あふれる試合をしてほしいと思っています」とのお言葉をいただきました。
今シーズンのリーグ戦日程は終了しましたが、選手たちは12月7日まで全体練習を行うなど、2017シーズンを見据えて活動しています。石阪市長よりいただいた「J1を目指して来年も戦ってほしい」という期待に応えられるよう、今年の結果に満足しないよう、クラブ一体となって精進して参りたいと思います。
同時にJ1クラブライセンスに取得に向けて課題となっている『1万5千人超収容のスタジアムの確保』『専用の天然芝練習場の確保』『専用のクラブハウスの確保』に向け、引き続き石阪市長、町田市と密に連携を取りながら、改善に向けて取り組んでい行きたいと思います。
石阪市長、町田市関係者の皆様、今シーズンもご支援ありがとうございました。今後もFC町田ゼルビアをよろしくお願い申し上げます。