FC町田ゼルビアは23日(日)、味の素フィールド西が丘で行われた東京都サッカートーナメント決勝・早稲田大学戦に2-1で勝利しました。2011年以来となる2度目の優勝を果たし、2012年以来となる4度目の天皇杯出場を獲得しました。
ゼルビアは準決勝の東洋大戦から5選手が変更。土岐田選手、平選手、崇文選手、森村選手、稲垣選手が先発に名を連ねました。試合内容はなかなか思うようにバイタルエリアを崩せない中、前半40分に相手のハンドから獲得したPKを、崇文選手が決めて1-0で前半を折り返しました。
後半、序盤は一進一退の攻防でしたが、同22分にサイドチェンジから崩されて同点とされました。早大が勢いづく中、途中出場した選手の奮起もあり、勝ち越しに成功しました。
同43分、崇文選手のFKから、ゴール前で中村選手がオーバーヘッドシュート。これは相手に跳ね返されましたが、ゴール前の混戦からこぼれ球を執念でつなぎ、最後は遠藤選手が決めて2-1としました。
その後はサポーターの皆様から、まるでホーム戦のような後押しを受けたゼルビアが逃げ切りに成功し、2-1で試合終了。2度目の優勝をつかみ、第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会の出場権を獲得しました。
天皇杯1回戦は8月30日(日)に岩手県営運動公園陸上競技場で午後1時から行われ、対戦相手は同じJ3のグルージャ盛岡となります。勝てばJ1・名古屋グランパスとの対戦となりますので、チームとしてはまずはそこを目指して一戦必勝の精神で戦いたいと思います。
皆様、岩手は遠路ですが、ぜひ現地で応援してください。何卒よろしくお願い申し上げます。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)