FC町田ゼルビアは7月12日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第20節・FC琉球戦に2-0で勝利しました。ホームでは4連勝、リーグ戦通算13試合負けなし(8勝5分)と伸ばしまし、順位は2位に浮上しました。
新加入の森村選手がボランチで先発。重松選手がFWで出場した一戦。前節のガイナーレ鳥取戦に引き分けているだけに、何としても勝ちたい試合でした。
しかし、前半は琉球のプレスに苦しみ、思うように攻められません。長いボールが多くなり、セカンドボールの奪取で苦労します。相馬監督が会見で「よく前半を0-0で折り返せたと思う」という内容。ゼルビアは思うようにボールを繋げず、相手に決定的なチャンスが生まれるなど嫌な展開の中、前半は0-0で折り返すこととなりました。
ハーフタイム。相馬監督は「落ち着いてやっていこう」「セカンドボールを拾ったあと、一つふたつボールをつなげば、われわれのチャンスを作れる」などと指示を送りします。長いボールより、中盤をしっかりと作ることを選択します。これが功を奏したのか、後半はゼルビアが主導権を握ります。
そして後半14分、新加入の森村が得意の左足で芸術的なゴールを決めて先制に成功します。その後もゼルビアが主導権を握り、琉球ゴールを脅かします。途中、宮崎、久木野、そして平を送り出し、最後は戸島を投入。これがハマります。
後半のアディショナルタイム。戸島がこぼれ球を押し込んで移籍初ゴール。長身ストライカーの待望のゴールで2-0とし、最高の形で試合終了を迎えました。後半戦の初戦を良い形で勝利し、2位に浮上することができました。
次節は再びホームで7月19日(日)にJリーグ・アンダー22選抜と対戦します。オリンピック候補という若き才能軍団ですが、チーム一丸でしっかりと勝利し、連勝街道に乗りたいと思います。皆様ぜひ、スタジアムでの応援をよろしくお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:山田浩一郎)