FC町田ゼルビアは6月28日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第18節・Y.S.C.C.横浜に2-1で勝利しました。これでホームでは3連勝、リーグ戦全体でも11試合負けなし(7勝4分)となりました。総得点の関係で順位は4位となりましたが、前節の引き分けを引きずらずに白星をつかみました。
出場停止があけた大竹選手がボランチでスタメンに復帰。また、土岐田選手が右SBで先発しました。ベンチには今季初となる稲垣選手、また宮崎選手が6試合ぶりにメンバー入りしました。
試合前に降った雨で滑りやすいピッチコンディションだった野津田。その影響か、ボールこそゼルビアが握ったが、なかなかバイタルエリアを攻略できません。ミドルシュートとセットプレーに活路を見出しますが、ゴールが割れないまま0-0で前半が終了しました。
ハーフタイム。足に不安が出た孝司選手に代わり、宮崎選手が入りました。エースが交代する中、後半開始2分、ゴールが生まれました。左サイド、星野選手、大竹選手とつなぎ、中央で久木野選手がシュート!最近パパになったばかりのストライカーの10試合ぶり4得点目で先制しました。
その後、ゼルビアが主導権を握りますが、シュートが決まりません。後半32分には稲垣選手を今季初めて投入し、ゴールを狙います。攻めながら獲れない展開の中、同38分にPA内を仕掛けられ、同点ゴールを許しました。
2試合連続のドローが頭をよぎる中、町田出身の背番号10がやってくれました。後半40分に左サイド、スローインからの展開で最後、崇文選手がクロス。これに右MFにポジションを上げていた土岐田がオーバーラップ。PA内で落ち着いて右足を合わせ、値千金の勝ち越しゴールを決めました。地元出身選手の初ゴール、それも劇的なゴールで、会場は大いに沸きました。
次節はアウェイで7月5日(日)にガイナーレ鳥取と対戦します。4月のホームでの対戦では、2-0勝利している相手ですが、しっかりと戦い、勝って町田に帰ってきたいと思います。
皆様、引き続き応援をお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)