FC町田ゼルビアは6月17日(水)、天皇杯予選・社会人代表決定戦で、LB-BRB TOKYOと対戦し、2-0で勝利しました。これで8月に予定されている第20回東京都サッカートーナメントの出場権を獲得しました。この大会で優勝(2勝)すれば天皇杯への出場権が得られます。
この試合は、リーグ戦で出番の少ない選手が中心で先発。GK内藤、DFイ・ミンス、MF稲垣が先発で、DF平石が途中出場で今季初出場を果たしました。
試合前からの強い雨でピッチはスリッピーでしたが、序盤からゼルビアがボールを支配します。ただ、相手がブロックを崩さずに守ってきたため、バイタルエリアを崩すには至りません。宮崎の個人技を活かしてサイドを崩し、中村や稲垣、松下のミドルシュートで揺さぶりをかけます。
再三に渡り、サイドから仕掛けてクロス、中に切れ込んでシュートと仕掛けることが出来ましたが、相手の守備は固く、スコアレスで後半に突入しました。後半も同様にゼルビアが主導権を握ります。そして相手の運動量が落ちかけた後半31分、待望の先制点を奪いました。
CKのクリアボールをマイボールとし、途中出場の遠藤がクロス。ファーサイドで平が頭で落とし、戸島がシュート。これは相手GKの正面となりましたが、詰めていた稲垣が押し込んで1-0とリードしました。
その後、一進一退の攻防となる時間もありましたが、ゼルビアが終始優勢に試合を運びます。
そして後半のアディショナルタイムには、松下選手のパスカットからカウンターが始まり、松下選手から縦パスを受けた稲垣選手がゴール! 2-0という形で勝利を手にすることができました。出番の少ない選手たちが結果を出し、チームの底上げにつながる勝利となりました。
次の公式戦はリーグ戦で、21日(日)にアウェイで福島ユナイテッドFCと対戦します。リーグ戦は現在4連勝中。LB-BRB TOKYO戦の勝利も勢いに変え、白星を掴みたいところです。福島戦はShonan BMW スタジアム平塚と比較的近い会場となりますので、皆様ぜひ応援に来てください!
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)