FC町田ゼルビアは6月7日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第15節・AC長野パルセイロ戦に2-0で勝利しました。リーグ2位の相手を下し、第1クールの最終戦から3連勝。順位は変わらなかったものの、長野との勝ち点を3差に縮めることに成功しました。
J2昇格を目指すライバルチーム対決。長野には元ゼルビアの勝又選手、向選手もおり、また、ここまで5連勝中と波に乗っているチームとの一戦でした。そんな中、選手たちが気持ちを魅せ、歓喜をもたらしてくれました。
試合開始直後からフリーキックを与えたり、PA内を仕掛けられ、ヒヤリとする場面があるなど緊張感ある展開が続く中、徐々にゼルビアが試合を優位に進め、前半34分に先制に成功しました。
左サイドのスローインからの展開で、大竹選手が中央へクロス。これは跳ね返されましたが、キャプテン李漢宰選手が拾って右足を振り抜き、相手選手をかすめながらもゴールネットに突き刺しました。これで前半を1-0で折り返すことに成功しました。
後半は長野が大黒柱の宇野沢選手を投入するなど、選手交代でより攻撃に厚みを出してきましたが、逆にゼルビアが追加点を獲ることに成功しました。
後半28分、久木野選手の横パスを受けた重松選手が弾道の低いシュート。相手GKが弾いたボールにいち早く反応したのが孝司選手でした。ワンタッチでGKをかわしてゴール! 孝司選手の4試合ぶりのゴールで突き放したゼルビアはそのまま集中を切らさず、見事2-0と完封勝利をおさめました。これでチームは最近8試合負けなし(5勝3分)で今季最多の3連勝となりました。
次節は14日(日)にアウェイで、リーグ首位のレノファ山口FCと対戦します。前回はホームで勝利していますが、前節も4-0で勝利するなど力のあるチームです。勝利して町田に帰ってきたいので、山口・下関までは遠路となりますが、皆様ぜひ、スタジアムで応援して下さい。
尚、今回のホームゲームは小田急電鉄株式会社様のマッチデーということで、小田急グループ様によるイベントが多数開催されました。小田急マッチ記念大抽選会やちびっこ駅長なりきり撮影会、さらに小田急交通株式会社様のキャラクター「おだっく~」、株式会社ビーバートザン様のキャラクター「ビバ助」、小田急バス株式会社様のキャラクター「きゅんた」が登場し、会場を共に盛り上げて頂きました。
皆様、小田急電鉄株式会社様、小田急グループ各社様も、よろしくお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)