FC町田ゼルビアは5月24日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第13節・レノファ山口FC戦に1-0勝利しました。首位撃破で順位も3位に浮上し、勝ち点を8差に縮めることに成功しました。
第1クール最終戦での首位との大一番。山口には元ゼルビアの庄司選手、岸田選手もおり、様々な面で注目を集めた一戦でした。そんな中、選手たちが気持ちを魅せ、歓喜をもたらしてくれました。
立ち上がりから今まで以上にファイトし、熱のこもった動きでボールを追います。ピンチも迎えるシーンもありましたが、DFラインが体を張った守備で切り抜け、攻撃陣も鋭い出足でゴールを伺います。前半はゴールこそありませんでしたが、会場の応援の後押しも受け、優位に試合を進めました。
そして、後半の先制点につなげます。開始2分、CKのこぼれ球をつなぎ、大竹選手がクロス。増田選手が競り、最後は崇文選手が強烈なシュート! 崇文選手にとって今季初の野津田でのゴールは、大きな一発となりました。
その後、山口の反撃を受けることもありましたが、ゼルビアはチーム全体で落ち着いて対応し、主導権を与えません。途中、遠藤選手、中村選手を入れて攻撃を厚くし、アディショナルタイムにはペデウォン選手を入れて逃げ切りを狙います。
見事1-0で勝利を果たし、勝ち点を22に伸ばし3位に浮上しました。もちろん、満足はしていませんが、チームはなんだかんだで最近6試合負けなし(3勝3分)にし、第1クールは6勝4分2敗で終えることになりました。
次節は第2クール初戦で31日(日)にアウェイで、今季最初の黒星をつけられたブラウブリッツ秋田と対戦します。今日の戦いをベースにしっかりと戦い、そしてリベンジを果たして町田に帰ってきます。
秋田は遠路となりますが、皆様ぜひ、スタジアムで応援して下さい。
▽フォトギャラリー(撮影:山田浩一郎)