FC町田ゼルビアは5月3日(日)、ホームの町田市立陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第9節・FC琉球戦に1-0で勝利しました。後半のロスタイムまで0-0と苦しい展開でしたが、終了の笛が鳴る直前、孝司選手の劇的ゴールでホーム戦3連勝をつかみ、3位に浮上しました。
立ち上がりはゼルビアがペースをつかみ、相手の背後をつく形でチャンスを作りました。5分に崇文選手、6分に久木野選手、9分に孝司選手がシュートに持ち込みますが、惜しくも決めきることができません。
すると、その後はバイタルエリアをうまく崩すことができなくなります。琉球もゼルビアのやり方に慣れてきて、対応してきました。反対にカウンターを受ける場面もありました。
後半も同様の展開が続きます。ゼルビアは前節のグルージャ盛岡戦に引き分けているだけに、何とか先制点を奪って勝利を手繰り寄せたいところでした。そんな中、後半10分、相馬監督が動きます。遠藤選手に代えて重松選手を、大竹選手に代えて土岐田選手を送り出します。
しかし、琉球ゴールは簡単には開きません。後半44分には宮崎選手を入れ、さらに攻勢を強めます。そんな中、最後の最後に勝利の女神が振り向きました。崇文選手のクロスを松本選手が頭で折り返し、ゴール前で孝司選手が足を伸ばして押し込みました。
サポーターの想い、選手の執念が通じた、嬉しい劇的ロスタイムゴール。まだ歓声が鳴り響く中で試合終了のホイッスルが鳴り、ゼルビアがホームで大きな白星を手にしました。ホーム戦はこれで3連勝。順位も3位に浮上することに成功しました。
次節は中2日の6日(水)で、再びホーム戦で、今度は福島ユナイテッドFCを迎えます。11日間で4試合目の最終戦。疲労は蓄積していますが、ゴールデンウィークの良い思い出にしてもうため、連勝で締めくくりたいと思います。
皆様ぜひともスタジアムで応援をよろしくお願いいたします。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)