FC町田ゼルビアは4月5日(日)、アウェイの富山県総合運動公園陸上競技場で行った明治安田生命J3リーグ第4節・カターレ富山戦に2-1で勝利しました。勝ち点を7に伸ばし、5位に浮上しました。
昨季はJ2だった強敵との対戦。ゼルビアは悔しい敗戦を喫した前節のブラウブリッツ秋田戦から、土岐田選手、宮崎選手がスタメンに復帰しました。孝司選手が怪我で欠場しましたが、元気な選手たちが大きな勝利をつかんでくれました。
風下に立ち、苦しい立ち上がりになることが予想されたゼルビアですが、開始7分、宮崎選手がドリブル突進から先制ゴール。自身初ゴールであり、チームとしても流れの中での今季初ゴールを奪い、富山の出鼻をくじきました。
それでも、自力に勝る富山が主導権を握り、押し込まれる展開となります。そして前半39分、CKからヘディングシュートを決められ、前半は1-1で折り返しました。
後半開始4分、アクシデントに見舞われます。平選手が2枚目のイエローカードを受けて退場し、数的不利となりました。それでも、この日はキックオフから絶えず、前線から激しいプレスをかけ続けたゼルビア。後半16分、遠藤選手がパスカット。ラインを割りそうなボールを必死に拾ってクロスを入れると、ゴールの女神が振り向きました。ゴール前で、相手のクリアが走り込んでいた崇文選手の足元にこぼれ、2-1と勝ち越しゴールを決めました。
その後も富山に押し込まれる状況が続きましたが、最後まで集中力を切らさず、守護神の髙原選手、CBの深津選手を中心に守りきり、敵地で大きな今季2勝目をつかみました。
次節は4月12日(日)で、ホームに現在2位と難敵であるガイナーレ鳥取を迎えます。選手たちは“今度こそホーム初勝利を!”と燃えています。ファン・サポーターの皆様、ぜひお友達をお誘いのうえ、町田市立陸上競技場にお越しください。
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