【2014 明治安田生命J3リーグ第33節vs.藤枝MYFC ○1-0】
FC町田ゼルビアは11月23日(日)、アウェイで開催された明治安田生命J3リーグ第33節・藤枝MYFC戦に1-0で勝利した。今季リーグ最終戦を白星とし、4連勝を果たしたが、2位のAC長野パルセイロが勝利したため、入れ替え戦には進出できなかった。
ゼルビアは、前節に負傷退場したGK修行が先発メンバーに入った。三鬼もスタメンに復帰し、怪我で離脱していたGK高原もベンチ入りした。
プレッシャーからか、序盤は少し硬い動きのように感じられたが、前半15分あたりから徐々にゼルビアが主導権を掴んだ。同28分、遠藤が左サイドでボールを受けてシュート。惜しくもクロスバーに弾かれたが、リズムをもたらす。ただ、前半は相手の粘りも有り、0-0で終了した。
後半、ともにメンバー変更なくスタート。先制点が欲しいゼルビアは、後半も積極的にゴールを狙った。しかし、藤枝GK朴の好セーブもあり、なかなか得点を奪えないでいた。しびれが切れそうな展開だったが、頼もしいレフティがやってくれた。
後半23分、PA右手前約25メートルのところでFKを獲得。キッカーはもちろん、崇文。左足で直接ゴールを狙い、相手選手に当たりながらもゴールイン。待望の先制点をもたらした。
その後、深津が足をつらせてペデウォンと交代する場面があったが、後から交代で入った松下、稲垣、木島もしっかりと貢献。追加点こそ奪えなかったが、チーム一丸で戦い、1-0と2試合連続の完封勝利をつかんだ。
入れ替え戦には進出できなかったが、ラスト4試合を4連勝で飾ることができ、来季以降への可能性を感じさせたゼルビア。当然、悔し涙を流す選手もいたが、ファン・サポーターの温かい応援も、悔しい想いも、すべて力に変えて2015年の念願達成につなげる。
▽フォトギャラリー(撮影:山田浩一郎)