日頃よりFC町田ゼルビアをご支援頂きまして、誠にありがとうございます。
11日付の毎日新聞朝刊にて報じられました消費税未納の問題に関しまして、本件の状況を説明させていただきます。
2011年シーズンの指揮を執っていただいたランコ・ポポヴィッチ元監督の消費税に関しましては、日本の税制を熟知されていない外国籍の方であるという観点から、クラブ側が適切な処理を行うという契約になっておりました。
しかしながら当時、消費税課税の対象となる外国籍の個人事業主の方を監督に迎え入れることがクラブとして初めてのケースということもあり、当時、クラブ内部での情報共有の不足がございました。よって2012年に処理すべきだったポポヴィッチ元監督の消費税の支払いに関して、クラブ側で適切な処理を行うことができませんでした。
2013年末に税務署の指摘で未納の事実を認識し、2014年はじめにクラブ側で適切な処理を完了させております。よって現時点におきましては、全て完納している状況です。
また本件において、ポポヴィッチ元監督には一切の過失はございませんでした。クラブ側の業務ミスにより、今回のように実名で報道され、名誉を傷つけることになってしまったポポヴィッチ元監督におかれましては、クラブとして深く謝罪をさせていただきます。
今後はこのようなことがないよう、クラブとして情報共有の徹底・財務ルールの徹底を行ってまいりたいと思います。ファン・サポーター、パートナー企業の皆様におかれましては、本件でご心配をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
2014年10月11日 株式会社ゼルビア