【2014 明治安田生命J3リーグ第23節vs.AC長野パルセイロ ●0-2】
FC町田ゼルビアは8月31日(日)、アウェイで開催された明治安田生命J3リーグ第23節・AC長野パルセイロ戦に0-2で敗れた。第3クール初戦に敗れ、今季初の連敗となった。ゼルビアは勝ち点1差で首位をキープしている。
ゼルビアはキャプテンの李が怪我から復帰し、即先発を果たした。また、前節に途中出場で復帰を果たした鈴木崇文も先発に返り咲いた。またFWには遠藤敬佑が入った。
立ち上がり、長野がハイプレスとハイボールで攻めてきてリズムをつかめない。セカンドボールが拾えず、押された展開となった。
そんな中、前半10分にCKから勝又にゴールを決められ、先制を許した。前半はその後も長野の激しいプレーと縦への放り込みに苦戦し、0-1のまま折り返すこととなった。
ともにメンバー変更なく、後半がスタート。前半より長野が引いてブロックを作ってきたため、ゼルビアはボールを回せるようになってきたが、バイタルエリアは堅く、思うような形でシュートにいけない。
後半22分、遠藤に代えて久木野、戸高に代えて、この日はベンチスタートだった木島を送り出した。少しずつシュート数も増え、良い時間帯もあったが、引いた相手を崩すのは簡単ではなかった。
反対に、カウンターを受けて後半31分にエースの宇野沢に追加点を奪われてしまった。それでもゼルビアは諦めない。優勝に向けて連敗を避けたい、遠くまで応援に駆け付けてくれたファン・サポーターのためにも勝ちたいとの想いで、選手たちは必死に戦った。
しかし、残念ながら0-2でホイッスル。敵地で悔しい敗戦となった。ただ選手たちは試合後、前を向いていた。守護神の修行は「優勝するのは苦しい思いをしないとできないと思います。僕たちは、ここから何とか持ち直してチームの力が発揮できるように努力します。この道の先に必ず優勝があると思っています」と力強くコメントした。
チームは今後も一戦必勝の想いで戦う。選手たちは次節のホーム、Jリーグ・アンダー22選抜戦で必勝を誓っている。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)