【2014 明治安田生命J3リーグ第21節vs.ガイナーレ鳥取 △1-1】
FC町田ゼルビアは10日(日)、ホームで開催された明治安田生命J3リーグ第21節・ガイナーレ鳥取戦に1-1で引き分けた。
キャプテンの李漢宰、司令塔の崇文は引き続きメンバー外だったが、吉井がリーグ戦初先発を果たし、遠藤が出場停止明けで先発復帰した。また星野が怪我から復帰し、メンバー入りを果たした。
台風11号の影響でキックオフ直前に大雨となり、プレーしにくい状況となった。そんな中、開始14分、原田が負傷してしまい、急きょ星野が出場する事態となった。
嫌な流れとなったが、前半22分、ゼルビアがセットプレーで先制した。左サイドのFKから、吉井が移籍後初ゴールを決めて貴重な先制点をもたらした。
その後も雨の強い中での攻防となり、ゼルビアは鳥取の司令塔フェルナンジーニョのドリブルに苦しむ。それでも、深津、平がしっかりとカバーし、失点を許さなかった。前半は1-0のまま折り返すことに成功した。
共にメンバー変更なく後半がスタート。ゼルビアは早い時間に追加点を奪おうと試みた。しかし、バイタルエリアを攻略できず、うまくいかない。
後半23分、木島に代わって久木野が入り、追加点を奪う。鳥取も中山、住田とイキの良い攻撃陣を入れてきてゴールを狙ってきた。そんな中の後半33分、ゴール前を仕掛けれ、混戦から中山にゴールを決められて1-1となった。
ゼルビアは直後、大竹を入れて勝ち越しゴールを目指した。しかし、バイタルをうまく崩せず。共にゴールを狙い合う中、1-1のまま試合終了した。
次節は1週空いて8月24日にホームでFC琉球と対戦する。鳥取は悔しい引き分けといもいえるが、一方でフェルナンジーニョの加入で今、最も勢いのあるチームを相手に負けずに勝ち点1を獲ったともいえる。
プラスに考えてもう一度チームを整備し、FC琉球戦での勝利を目指す。
▽フォトギャラリー(撮影:藤井隆弘)