【2014 明治安田生命J3リーグ第14節vs.Y.S.C.C.横浜 ○1-0】
FC町田ゼルビアは1日(日)、アウェイで行われた明治安田生命J3リーグ第14節・Y.S.C.C.横浜戦に1-0で勝利した。
第3節のアウェイ戦では開始2分で先制を許し、1-1の引き分けを喫しているゼルビア。現在、YS横浜は最下位とあって、しっかりと勝って勝ち点を伸ばしたい思いがあった。
なおかつ、多くの選手がYS横浜戦に勝利してこそ、前節のツエーゲン金沢戦の勝利が生きてくるとの思いを持ち、強い決意で試合に臨んでいた。
この日は気温約32度という真夏日だったが、序盤からゼルビアが運動量豊富に積極的なプレスで主導権を握る。しかし、3-6-1の布陣で組織的な守備をしくYS横浜に苦戦。開始15分すぎまでシュートを打つことができなかった。
その後も粘り強く戦い、ゼルビアは何度か好機を迎えたが、決めきれずに前半は0-0で折り返した。
後半も変わらずに前からボールを奪いに行き、速い攻撃を狙うゼルビア。だが、YS横浜の壁は厚く、何度か決定機を迎えたが、ゴールを割れないでいた。
後半途中から、相馬監督は「点を獲って勝つ意味を込めて」齋藤、木島、稲垣の攻撃陣を相次いで投入。勝つんだ、という強いメッセージを受けた選手たちは、ゴールを目指して攻め続けた。
守備陣も相手のロングボールに苦しむ時間帯もあったが、李、深津らベテランを中心に体を張って守り続けた。
そして後半終了間際、3分の提示だったアディショナルタイムも終わりに近づいていた頃、稲垣がPA右でファウルを受けてFKを獲得した。これを崇文が得意の左足で直接ゴールに叩き込み、1-0とした。
直後に試合終了。暑さと相手の粘り強い守りに苦しむ消耗戦となった中、ゼルビアがアウェイで貴重な勝ち点3を手に入れた。前節のツエーゲン金沢戦に続く完封による2連勝で首位をキープした。
尚、この日はアウェイながらグッズ売店を出店。さらには「ゼルビア対がんアシスト」として募金活動を行った。また、25周年記念ユニフォームを着用した方、JUMPシューズを履かれたサポーターの方が見られた。
ファン・サポーターの皆様、今日も応援ありがとうございました!
▽フォトギャラリー(撮影:山田浩一郎)