※これは日頃のスクールでコーチが感じたことなどを書かせて頂きます。みなさんにお知らせしたい事、子供達やコーチの思いなどを掲載していき、子供たちの輝かしい未来に繋がればと思います。
《第1回》 “初めての涙”
こんにちは。スクールコーチの大前です。唐突ですが、皆さんはいつ涙を流しますか?悲しい時、うれしい時、色々あると思います。
先日金森校の火曜日1・2年生クラスでこんな「涙」がありました。
「ただいま!!おばあちゃん、俺泣いてるけど悲しくないよ」
金森校の永山 和玖君は涙を流しながら、家に着くなり元気な声でおばあちゃんにそう明かしたそうです。
その日は雨で、土のグランドはグチャグチャ。滑るピッチで転びながらもみんな必死でボールを追いかけていました。
スクールを終え、全身ビショビショで泥だらけの和玖君。帰りの車の中で涙が溢れ出たそうです。帰り際、和玖くんはとびっきりの明るい表情でお母さんにこう言ったそうです。
「別に悲しくもないし、悔しくもないけど涙がとまらないんだよ」と。
雨の中、必死でサッカーをやりきって何か感じるものがあったのだと思います。この時、生まれて初めての感覚で涙を流した和玖君の目はキラキラと輝いていたと思います。
サッカーでこのような経験をしてくれたことが素直に嬉しいです。これからも子供達が色々な経験ができ、成長していける環境をサッカーを通じて創っていけたらと思っています。保護者様としては雨の中のスクールは終わった後がとても大変だと思います。でも、サッカーは雨でもやるスポーツです。気候やグランドなどの環境が悪くてもサッカーを楽しめる選手になってくれたらと思っています。
最後に今回ご協力くださった永山様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
今後ともFC町田ゼルビアフットボールスクールをよろしくお願いします。 大前博行