2017 明治安田生命 J2リーグ
11月19日(日) 16:00 KICK OFF Shonan BMW スタジアム平塚ゴール | |
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60' | 山田 直輝 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 秋元 陽太 |
DF | 13 | 山根 視来 |
DF | 4 | アンドレ バイア |
DF | 29 | 杉岡 大暉 |
MF | 36 | 岡本 拓也 |
MF | 16 | 齊藤 未月 |
MF | 5 | 秋野 央樹 |
MF | 23 | 高山 薫 |
FW | 2 | 菊地 俊介 |
FW | 9 | ジネイ |
FW | 8 | 山田 直輝 |
ベンチスタート | ||
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GK | 31 | 後藤 雅明 |
MF | 6 | 石川 俊輝 |
MF | 7 | 神谷 優太 |
MF | 14 | 藤田 征也 |
MF | 42 | 高橋 諒 |
FW | 10 | ドラガン ムルジャ |
FW | 17 | 端戸 仁 |
チーム監督 | 曺 貴裁 |
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選手交代 | |
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41' | 山根 視来 → 藤田 征也 |
55' | 齊藤 未月 → 端戸 仁 |
68' | 高山 薫 → 高橋 諒 |
警告 | |
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31' | 齊藤 未月 |
37' | ジネイ |
39' | 山田 直輝 |
46' | 高山 薫 |
87' | アンドレ バイア |
退場 |
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データ | |
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FK | 14 |
CK | 7 |
PK | 0 |
シュート | 7 |
警告/退場 | 5 / 0 |
ゴール | |
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32' | 中島 裕希 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 35 | 大谷 尚輝 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 25 | 増田 繁人 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 32 | 戸高 弘貴 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 29 | 森村 昂太 |
MF | 18 | 平戸 太貴 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
FW | 7 | 吉田 眞紀人 |
ベンチスタート | ||
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GK | 1 | 碓井 健平 |
DF | 22 | 星野 悟 |
MF | 6 | 李 漢宰 |
FW | 9 | 鈴木 孝司 |
FW | 11 | 中村 祐也 |
FW | 23 | 戸島 章 |
FW | 39 | 重松 健太郎 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
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63' | 平戸 太貴 → 中村 祐也 |
65' | 吉田 眞紀人 → 鈴木 孝司 |
80' | 森村 昂太 → 重松 健太郎 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 20 |
CK | 7 |
PK | 0 |
シュート | 10 |
警告/退場 | 0 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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12,480 | 晴 / 11.5°C / 56% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
藤田 和也 | 佐藤 貴之、西水流 優一 | 蒲澤 淳一 |
試合経過 | |
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前半1分 | ゼルビアボールで前半キックオフ! |
前半6分 | 相手GK秋元のキックミスを中島が拾った展開から森村の背後へのパスに抜け出した戸高が右足シュートを放ったが、GK秋元にキャッチされた。 |
前半16分 | ゼルビアの左サイド奥でパスを受けた平戸がゴール前に折り返し、井上がボールに触れ、そのこぼれ球を拾った吉田が強引にシュートに持ち込むも、GK秋元のセービングに遭ってしまう。惜しい! |
前半31分 | 湘南の齊藤に警告が出された。 |
前半32分 | ゼルビアゴール! ゼルビア左サイド、平戸からのFKを受けた中島が反転しての右足シュートを決めてゼルビアが先制した。 |
前半36分 | ゼルビアの左サイドでの密集地帯を抜け出した奥山が中央にいた平戸へパスをする。そのパスを受けた平戸が右足でのミドルシュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。 |
前半37分 | 湘南のジネイに警告が出された。 |
前半41分 | 湘南が選手交代をする。山根に代わって、藤田が投入された。 |
前半4分 | 前半のアディショナルタイムは1分と表示された。 |
前半45+2分 | 藤田からボールを奪った吉田が左足シュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。 |
前半は1-0で終了した。 |
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後半1分 | 湘南ボールで後半キックオフ! |
後半1分 | 湘南の高山に警告が出された。 |
後半5分 | ゼルビアの右サイド、約35メートルの距離から右足のミドルシュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。 |
後半10分 | 湘南が選手交代をする。齊藤に代わって、端戸が投入された。 |
後半15分 | ゼルビア失点。 ゼルビアの右サイドから高山にパスを出されると、そのパスがPA内の端戸に渡ると、端戸にファーサイドの山田へクロスボールを通されてしまう。そして最後は山田に押し込まれてしまった。 |
後半17分 | バイタルエリア中央で平戸が右足のシュートを狙ったが、GK秋元にキャッチされてしまう。 |
後半18分 | ゼルビアが選手交代をする。平戸に代わって、中村が投入された。中村はそのまま右サイドハーフに入っている。 |
後半20分 | ゼルビアが選手交代をする。吉田に代わって、孝司が投入された。孝司は2トップに入った。 |
後半23分 | 湘南が選手交代をする。高山に代わって、高橋が投入された。 |
後半32分 | ゼルビアの右サイド、森村のFKを孝司がヒールシュートで合わせたが、ゴールの枠を外れた。 |
後半35分 | ゼルビアが選手交代をする。森村に代わって、重松が投入された。戸高がボランチへ、重松は左サイドハーフに入った。 |
後半36分 | PA内で相手DFをかわした中村が右足シュートを放ったが、GK秋元に阻止された。 |
後半43分 | 湘南のバイアに警告が出された。 |
後半45分 | 後半のアディショナルタイムは4分と表示された。 |
試合は1-1で終了した。 本日もご声援ありがとうございました。 |
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○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは本日の試合の総括をお願い致します。
「まずはリーグ最終戦ということで、アウェイでのゲームとなりましたが、町田から我々のサポートにたくさんの方々に来ていただきました。今年1年間、ずっと支え続けてくれたことに感謝しています。ありがとうございました。
そしてゲームの方ですが、今日の試合に関して最終節であることも当然影響していますが、我々は少し勝ちから遠ざかっていましたから、そういう部分を含めて勝利が欲しいと意気込んでいました。もちろん、J2を優勝した力のある湘南さんが相手ですから簡単なことではなく、もしかしたらこちらがチャレンジすればするだけやられる可能性もあったと思います。それでも選手たちは立ち上がりからタフでアグレッシブに重心を前に乗せて戦ってくれました。
ただ、その勢いをなかなか90分間続けるということは難しく、何度かあったチャンスを決め切れないという今年の勝ち切れない部分が出てしまいました。しかし、来季J1で戦う湘南さんを相手に今日戦ってくれた姿勢というものは、僕は誇りに思って良いと思っています。こういう試合をもちろん勝たなければいけないのですが、試合が終わった時に出し切った、やり切ったと思える試合をまたこれから少しでも多くしていきたいと思います。
できればすべての試合でそういったゲームをやりたい、と言いたいところですが、簡単なことではありません。ただ、そこを目指していけるということを今日、選手たちが示してくれましたと思っています。今日、できたことをしっかりとつないでいけるようにしたいと思います。勝ち点1を勝ち点3に変える。そのためには僕自身が一番勉強しなければいけないと思います。
今日は今季最後のゲームになりましたので、1年間応援、そしてサポートをしてくださった方々、さらには戦った選手たちにありがとうございましたとこの場で述べさせていただきます」
–今季は11勝17分14敗の勝ち点50という成績でした。今終わったばかりではありますが、今季を終えて、成績面での総括をお願いします。
「今日のゲームもそうでしたが、勝ち切るという部分で、特に試合終盤でウチが点を取って追いつく、もしくは打ち合うというゲームをなかなかできませんでした。そういった意味ではチーム全体としてのゲームプランを含めて、まず僕が見直す部分があると思います。ただ、今日のゲームを見ても分かっていただけると思いますが、チャレンジャーとして戦っていく立場は来季も変わらないと思っています。その中で上を目指していくために必要なことは、ギリギリまで出し尽くすということが大事になると思います。
ゲームプランに関して、最初はうまく力をコントロールして入って戦えるほど簡単なリーグではないと思っていますし、そういうことしてしまえば、我々の良さが消え、相手に飲み込まれてしまうゲームが出てきてしまうと思っています。今の戦いぶりを上回るものを出しながら、実際に最後で勝ち切る、守り切る、追いつく、ひっくり返すといったことを目指してやっていかなければいけないと思っています。そのあたりは、もう一度スタッフと話をしながらやっていきたいです」
–現時点で来季に向けて上積みしなければいけないと思い浮かんでいることは具体的にありますでしょうか?
「私も今季でこのチームを預かってから4シーズン、そして来季で5シーズン目ということになりますが、やはりいろいろな部分で少しマンネリ化しているのではないかなと思っています。そういったものが勝てるゲームでドローになったり、負けなくてもいいゲームをドローに持ち込めなかったり、そういったことにつながっていると思っています。まずはそういった部分を今一度リフレッシュしたいと思っています。
J2は非常に長丁場な42節ですが、毎試合今日のような勢いで戦えるチーム、グループの雰囲気を作らなければいけないと感じています。その上で、前回ホーム最終戦後にもお話しましたが、止める蹴るの部分など、戦術的に徹底するべきことや幅をつける部分が出てくると思いますが、まず一番はグループのマインドをリフレッシュしなければいけませんし、私自身が一番その意識を持たないといけないと思っています」
–今季のリーグ戦42試合の中で、一番印象に残っているのはどの試合ですか?
「パッと浮かばないですね。ただ例えば、アウェイの福岡戦は劇的という言葉にふさわしい結果だったと思います。また試合が終わった時に本当に選手が出し切った試合という点では、夏場のアウェイ山形戦や、勝てはしませんでしたが、今日の湘南戦もそうだと思っています。そういう試合を一つでも多く増やして、今日みたいにドローで終わらずに、勝ちに持っていけるようにしていきたいと思います」
○湘南ベルマーレ:曺貴裁監督 会見要旨
–今日で最終戦を終えましたが、1年間を振り返っていかがですか?
「今日の試合もそうですが、最初から最後まで強さを見せつけて、完膚なきまでに相手を叩いた試合は数少なくて、ギリギリのところで勝ったり、負けたり、引き分けたりしてきたことを象徴するような試合でした。ただ、こういう昇格の仕方は間違いなく狙ってできるものではなく、僅差の勝負をものにしていくというときに、選手の成長度や充実度が明らか上がっていくという瞬間に立ち会えました。年間を通して良い時も悪い時もありましたが、試合に出ていく選手はどんどん成長していきましたし、それに引っ張られるようにトレーニングの中でクオリティーが上がっていく選手もたくさんいました。
2017年の湘南バージョンで言えば、本当に選手たちが100%、120%の力で年間を通して我々のスタイルも含めて新しいものを作ってもらえたなと思っています。ただ、先ほど挨拶の時にも話したように、J1はまとまりや、サッカーに対する気持ちだけでは乗り越えられないリーグだということは僕自身が一番よく分かっているので、今年本当に頑張っている選手たちにさらに上塗りするように辛辣なコメントを述べて、彼らの成長を促すようなマネジメントをしてきました。そういったことが次につながっていって欲しいですし、今年でこのチームを離れる選手や、来年このチームで続けていく選手も含めて、すべての選手や関係者が次のステージで活躍してくれることを心の底から願っています」
▽選手コメント
○DF深津康太選手
–来季はJ1を戦う湘南を相手に、引き分けという結果になりました。試合を振り返っていかがですか?
「今日は相手どうこうよりも仲間のために走ろうという声がけをずっとしていました。一人ひとりが頑張ることは当たり前ですし、毎年のことですが、このメンバーで戦うのは最後の試合でしたから、今日は仲間がミスをしたときこそ、仲間のためにカバーする、走ることを心がけていました。うまくいかないことがあったかもしれませんが、見ている人が感動をしてくれる試合ができれば良いなとプレーしていました」
–湘南の攻撃に対する守備に関しての手ごたえはいかがでしたか?
「足の速い選手もいましたし、裏もついてくるチームでしたが、奪ったあとは一つボールをつないでくれるので、そこでつぶせる場面を作れました。裏を突かれる場面もありましたが、1失点でしのぐことができました」
–けがからの復帰も最終節には間に合いましたね。
「復帰することは大変でしたが、ツカさん(大塚慶輔フィジカルコーチ)やトレーナーも含めて、治療にあたってくれました。いろいろな人の支えがあって、復帰までこぎつけることができました。90分、フルでプレーできて良かったです。最終節の復帰に照準を合わせていたので、最後に戻れて本当に良かったと思っています。支えてくれた方々に感謝したいです」
○FW中島裕希選手
–見事な形での先制ゴールでした。まずはゴールシーンを振り返ってください。
「相手を背負っていたのは分かっていたのですが、ボールを受ける前から反転をしてシュートを打つイメージを持っていました。ただシュートが少しイメージしたものとは違って、球質はもう少し浮かせようと思っていたのですが、良い軌道とコースにいって入ってくれました。GKからすればクロスっぽいシュートで中に入っていく選手につられたんだと思います。いろいろなものが重なって良い形でのゴールになりました」
–前半から相手の深い位置で起点を作るシーンを多く作れていたと思います。
「前半から気持ちの入った良いプレーを出せましたし、後半は押し込まれる時間がありましたが、前への意識の強い町田らしいサッカーをすることができました」
–前線からのチェイシングも非常に効いていました。その点はいかがですか?
「自分たちの体力がもつまで、前から行くことを続けようという話をしていました。特に前半の45分間はできたという手ごたえはありました。後半は少し運動量が落ちましたが、前に出て行く形もできました。ただやっぱり勝ちたかったです。このメンバーでできるのも最後でしたが、最後に良い試合ができたと思います」
–1年間、応援してくれたファン・サポーターに向けて、メッセージをお願い致します。
「良い時も悪い時も応援してくださって、ずっとついてきてくれて感謝しています。1年間、熱い応援をありがとうございました」
○FW中村祐也選手
–途中出場となりましたが、どういうプレーをしようとイメージしながら入りましたか?
「1-1に追いつかれたあとにピッチに入ったので、リスクを冒し過ぎず、さらに攻めることも忘れず、バランスを見ながら前へのパワーを出して行ければと思っていました」
–1本決定機の場面がありました。そのシーンを振り返ってください。
「相手がスライディングしてくることも冷静に見えましたし、ゴールまでの道筋も見えたのですが、そこで決め切れないことが今季の自分を象徴しているのかなと思います。途中から出場したこともありますが、その1本をしっかりと決め切ることが余計に大事です。GKが前に出てきたので、股を抜こうとしました。ただうまくいきませんでした」
–試合前の選手紹介では湘南サポーターからも大きな拍手がありました。このスタジアムで湘南と対戦するのは初めてですから、特別な思いもあったのではないですか?
「7年間、湘南でプレーしてきましたから、特別な思いもありました。懐かしさも覚えつつ、短い時間ではありましたが、気持ち良くプレーできました。やはり湘南は他のチームもそうですが、よりスピーディーでアグレッシブなサッカーをやっているチームだと思いました」