2017 明治安田生命 J2リーグ

10月07日(土) 16:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 1
1
V・ファーレン長崎
ゴール
82' 中島 裕希
スターティングメンバー
GK 21 髙原 寿康
DF 35 大谷 尚輝
DF 3 藤井 航大
DF 25 増田 繁人
MF 18 平戸 太貴
MF 6 李 漢宰
MF 15 井上 裕大
MF 2 奥山 政幸
MF 7 吉田 眞紀人
MF 23 戸島 章
FW 30 中島 裕希
ベンチスタート
GK 1 碓井 健平
MF 8 谷澤 達也
MF 10 土岐田 洸平
MF 29 森村 昂太
FW 9 鈴木 孝司
FW 11 中村 祐也
FW 17 遠藤 純輝
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
62' 李 漢宰 → 森村 昂太
68' 戸島 章 → 遠藤 純輝
80' 吉田 眞紀人 → 中村 祐也
警告
6' 平戸 太貴
45+1' 李 漢宰
74' 増田 繁人
退場
データ
FK 15
CK 7
PK 0
シュート 7
警告/退場 3 / 0
ゴール
58' オウンゴール
スターティングメンバー
GK 1 増田 卓也
DF 13 乾 大知
DF 2 田代 真一
DF 5 田上 大地
MF 15 島田 譲
MF 6 前田 悠佑
MF 3 飯尾 竜太朗
MF 28 翁長 聖
MF 19 澤田 崇
MF 7 幸野 志有人
FW 9 ファンマ
ベンチスタート
GK 31 三浦 雄也
DF 27 村上 佑介
DF 29 福田 健介
MF 18 吉岡 雅和
MF 20 中村 慶太
MF 26 碓井 鉄平
FW 37 平松 宗
チーム監督
高木 琢也
選手交代
59' 幸野 志有人 → 中村 慶太
76' 澤田 崇 → 平松 宗
85' 島田 譲 → 碓井 鉄平
警告
退場
データ
FK 23
CK 7
PK 0
シュート 8
警告/退場 0 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
3,131 晴 / 21.1°C / 74% 全面良芝、乾燥
主審 副審 第4の審判員
山本 雄大 聳城 巧、田尻 智計 桜井 大介
試合終了
FC町田ゼルビア
1
0 - 0
1 - 1
1
V・ファーレン長崎
試合経過
前半1分

ゼルビアボールで前半キックオフ!

前半6分

飯尾をファウルで倒した平戸に警告が出された。

前半11分

ゼルビアの右サイド、李のクロスボールを吉田がヘディングで合わせたが、ゴールの枠を外れた。

前半25分

PA内でパスを受けた戸島が吉田にボールを落とし、吉田が左足でシュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。

前半37分

ゼルビアの右サイド、大谷のスローインを受けた戸島が右サイドをドリブルで破り、戸島が上げたクロスボールを吉田が左足のボレーシュートで合わせたが、ゴールの枠を外れた。

前半45分

前半のアディショナルタイムは1分と表示された。

前半45+1分

翁長をファウルで倒した李に警告が出された。

前半は0-0で終了した。

後半1分

長崎ボールで後半キックオフ!

後半13分

ゼルビア失点。

ゼルビアの右サイドから幸野にスルーパスを出されると、そのパスを受けた飯尾にシュートを打たれたが、GK髙原が一度はセーブした。しかし、そのこぼれ球が奥山に当たってしまい、オウンゴールで先制点を決められてしまった。

後半13分

長崎が選手交代をする。幸野に代わって、中村慶太が投入された。

後半17分

ゼルビアが選手交代をする。李に代わって、森村が投入された。

後半22分

ゼルビアが選手交代をする。戸島に代わって、遠藤が投入された。中島が右サイドハーフへ、遠藤は2トップの一角に入った。

後半29分

ファンマをファウルで倒した増田に警告が出された。増田はこの警告で累積3枚、次節の金沢戦は出場停止となる。

後半31分

長崎が選手交代をする。澤田に代わって、平松が投入された。

後半35分

ゼルビアが選手交代をする。吉田に代わって、中村が投入された。

後半37分

ゼルビアゴール!

ゼルビアの右サイドで森村が起点を作り、森村のスルーパスから中島が右足のシュートを決めて同点に追いついた。

後半39分

長崎が選手交代をする。島田に代わって、碓井が投入された。

後半42分

ゼルビアの右サイド、平戸のCKから相手DFがクリアしたボールを森村が左足シュートで狙ったが、ゴールの枠を外れた。

後半45分

後半のアディショナルタイムは4分と表示された。

試合は1-1で終了した。

本日もご声援ありがとうございました。

○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは本日の試合の総括をお願いします。
「3連休の初日となりました今日、我々を応援にたくさんの方々に集まっていただきました。最後スコアをひっくり返すことはできませんでしたが、良い雰囲気を作っていただき、本当にありがとうございました。

今節、長崎さんを迎えるにあたって、前節の我々はちょっと悔しい、戦い切れなかったゲームになってしまったので、最後まで戦い抜こう、最後までチャレンジャーとしてやり切ろうということを選手たちに話して、今週のトレーニングに臨んできました。そういう部分で言うと、選手は本当に前から、自分たちがボールを、ゴールを奪いに行くという意欲を見せてくれたと思います。ただやはりゴールを奪わないと勝つことはできませんし、前半のうちに最後の場面でゴールを取り切れなかったことが、今日の試合全体の流れの中で考えると、非常にもったいなかったと思います。前半の時間帯で1点でも取れたかどうか、それが最後のドローという結果に出てしまったと思います。

後半、我々が少し間延びをしてしまい、ボールを動かすという意味でも前半のような相手の嫌な位置に入っていく回数が減ってしまいました。反対に相手の良い部分が増えてくるという展開になってしまいましたが、その中でも粘り強く守れました。オウンゴールでの失点もありましたが、粘り強く戦って、最後にもう一度前に出る姿勢を見せてくれた選手たちには感謝したいと思います。

とはいえ、ホームで勝たないといけないということは強く感じていますし、勝ち点1を勝ち点3にするべくやっていきたいと思います。次週もホームゲームなので、それに向けて今日出た課題を解消し、足りないものを選手、コーチングスタッフも含めて、それぞれが1つでも1歩でも足すこと、そうした『プラスワン』ができるようにトレーニングに取り組み、勝ち点3につなげたいと思います」

–中盤のメンバー構成について、ボランチで先発起用された李漢宰選手への期待と、平戸選手と戸島選手のサイドハーフの左右の位置がいつもと逆でしたが、それについての意図を聞かせてください。
「漢宰に関しては、少し怪我で離れていました。ボランチに関しては、森村の調子も良かったですし、前節起用した谷澤も調子が悪いということではありませんが、前節の試合で私自身としてはチームがちょっとバラける時間があり、一体となって戦えなかった時間帯があったと感じていたので、センターバックの組み合わせを代えてゲームに臨むことも含めて、チームのキャプテンである漢宰が最終ラインの前に立つことでメンタルの部分でチームに良い影響を与えることができるだろうと期待していました。もちろん、前半の流れは、彼が支えながら良い形を作ってくれました。

左右のサイドハーフの位置が変わっていたことについては、少しヘディングという部分では乾選手、田上選手を比べると、戸島を右サイドに置いた方が相手は嫌がるかなと思いました。我々はチャレンジャーですので、単純に相手が嫌がることをイメージしてそういった配置になりました。スタートだけ置いてみて、『ダメなら変えるよ』という話はしていたのですが、相手が嫌がっていたので、そのままプレーしてもらいました」

以上

〇∨・ファーレン長崎:高木琢也監督 会見要旨
「先制点を取って、何とか逃げ切れば勝ち点3を取れるという状況でした。ゲームの感想で言えば、それを同点にされて残念な結果になりました。前半に関して、ゲームの内容は相手が非常に縦にボールを入れてくるチームでもあるので、セカンドボールや競り合った時のこぼれ球からの勝負という試合になりましたし、相手は非常にコンパクトにしてくるチームで、ボールに対して人の絡みが多い状況でポイントを作ってくるチームでもあったので、かなり苦戦はしました。

後半に関しては、得点の少し前の時間帯からは相手のそうした戦い方に慣れてきて、その流れの中で点を取れました。全体としては、苦しみながらもなんとか点を取った中で、最後は僕が変わった選手に対して、要求することをもっと詳しく話をしながら彼らを送り出しておけば良かったと思います。

アウェイが2試合続きましたが、これからホームが2試合続くので、なんとかそこで良いゲームをできるようにしたいですし、アウェイゲーム2試合のドローが生かされるような内容と結果を求めていきたいと思います」

以上

▽選手コメント
○MF李漢宰選手
–久しぶりの先発出場となりました。どんな気持ちでピッチに立ちましたか?
「怯えることも考え過ぎることもなかったです。今日の試合で終わりではありませんし、自分の存在意義を見せる上では大事な試合だったかもしれませんが、僕自身心がけたことはチームとして失いつつある前への推進力や粘り強さを出すこと。それを復活させたいと挑んだ試合でした。勝利に導くことができなかったことは残念ですが、チームとして個人として次につなげられる内容のゲームをできたと思います」

–町田らしい試合を取り戻すために、意識したことはどんなことですか?
「前に前にというサッカーを取り戻すこと、苦しい時でも相手が嫌がることをやり続ける。それがゼルビアというチームだと思っています。ここ最近はなかなか勝てていないということもありますが、どこかきれいなサッカーをしようとしていて、自分たちの姿を忘れているんじゃないかと上から見ていて感じる部分がありました。ゼルビアはそうではないということをピッチで表現したいと思っている中で、点は取れませんでしたが、前半に関してはゼルビアらしいサッカーはできていたと思います」

–町田らしい試合を取り戻すために、漢宰選手なりに具体的にやったことは何でしょうか?
「最近は昇格プレーオフの順位や残留争いとは少し離れた位置にいることで、なんとなく試合に挑んでいる感じがしていました。今日は相手のほうがプレッシャーが掛かった状態で戦ってくるけど、自分たちがその気持ちに負けていては話にならないと、準備をしっかりやろうと声がけをしました。僕自身は勝利に結びつけることが仕事なので、そういう意味では物足りないですが、良い部分も出せたという意味で次につながる試合ができたと思います」

○MF森村昂太選手
–貴重な同点ゴールのアシストでした。アシストの場面を振り返ってください。
「あの右サイドの位置でボールを受けることは苦手ではありません。あの場面は(中島)裕希さんの『ヒール!』という声が聞こえたのですが、ワンテンポをタメて相手の間を突くスルーパスを出しました。それがゴールにつながって良かったです」

–ピッチに入ったあとはどんなことをしようと考えていましたか?
「僕が交代でピッチに立ったのは1失点をしたあとで、長崎の前へ出て行く圧力があって、向こうのペースでしたが、ボランチのポジションに入って、ガーッと前からやり過ぎても空回りしてしまうので、周囲と合わせながら少しずつ流れに乗って、チームのスイッチを入れることを意識していました。残り30分で町田のペースに持ち込む時間帯も作れたので、自分のやるべきことを最低限はできたと思います」

–シュートも打ちましたし、ゴールという結果が欲しかったかもしれませんが、アシストをしたことで一つ仕事は果たせたのではないでしょうか?
「スタートで出ることも途中から出ることもチームのために果たすべき大事な仕事があります。僕はゴリゴリとドリブル突破を仕掛けていくようなタイプの選手ではありませんが、うまく試合の流れを見ながら肝心な場面でフィニッシュに絡むことや自陣に戻って守備をするなど、そういったことを増やしていかないと自分は生き残っていけないと思っています。今日に関しては、そういったことをうまく整理しながら試合で表現できたと思います」

○FW中島裕希選手
–貴重な同点ゴールとなりました。ゴールシーンを振り返ってください。
「最初にボールのそばに寄ったときにモリ(森村)へ『ヒール(でのパス)』と声をかけていたのですが、モリの判断でタメてスルーパスが出てくる形になりましたが、良い流れでゴールを決めることができました」

–追いついての引き分けは価値あるものになったのではないですか?
「最近はチームが勝てていなかったですし、ホームでも勝てていなかったので、勝ちたいという気持ちを表現できた試合になりました。今日のようにこういった激しい球際の攻防や競り合い、プレスのかけ方など、毎試合ハイテンションで試合に入ることができれば良いなと感じました」

–個人としては節目の10得点としました。今後のメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。残り試合も、自分が頑張って、勝利に導けるようにしたいです。次もホームなので、次こそは勝てるようにしたいと思います。熱い応援をよろしくお願い致します」

以上