2017 明治安田生命 J2リーグ
08月05日(土) 19:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場ゴール |
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スターティングメンバー | ||
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GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 35 | 大谷 尚輝 |
DF | 3 | 藤井 航大 |
DF | 24 | 金 聖基 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 32 | 戸高 弘貴 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 29 | 森村 昂太 |
MF | 8 | 谷澤 達也 |
FW | 7 | 吉田 眞紀人 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
ベンチスタート | ||
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GK | 1 | 碓井 健平 |
DF | 25 | 増田 繁人 |
MF | 6 | 李 漢宰 |
MF | 10 | 土岐田 洸平 |
MF | 18 | 平戸 太貴 |
FW | 9 | 鈴木 孝司 |
FW | 40 | 橋村 龍ジョセフ |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
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46*' | 金 聖基 → 増田 繁人 |
59' | 谷澤 達也 → 平戸 太貴 |
70' | 中島 裕希 → 鈴木 孝司 |
警告 | |
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31' | 奥山 政幸 |
45+2' | 金 聖基 |
退場 |
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データ | |
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FK | 14 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 7 |
警告/退場 | 2 / 0 |
ゴール | |
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57' | ウェリントン |
スターティングメンバー | ||
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GK | 25 | 兼田 亜季重 |
DF | 6 | ウォン ドゥジェ |
DF | 36 | 岩下 敬輔 |
DF | 14 | 冨安 健洋 |
MF | 3 | 駒野 友一 |
MF | 18 | 亀川 諒史 |
MF | 7 | 三門 雄大 |
MF | 33 | 山瀬 功治 |
FW | 8 | 松田 力 |
FW | 29 | ジウシーニョ |
FW | 17 | ウェリントン |
ベンチスタート | ||
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GK | 31 | 山ノ井 拓己 |
DF | 19 | 堤 俊輔 |
DF | 30 | 下坂 晃城 |
MF | 10 | 城後 寿 |
FW | 11 | 坂田 大輔 |
FW | 16 | 石津 大介 |
FW | 24 | 仲川 輝人 |
チーム監督 | 井原 正巳 |
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選手交代 | |
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60' | 松田 力 → 仲川 輝人 |
73' | ジウシーニョ → 石津 大介 |
89' | 三門 雄大 → 坂田 大輔 |
警告 | |
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24' | 松田 力 |
66' | 仲川 輝人 |
退場 |
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データ | |
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FK | 18 |
CK | 8 |
PK | 0 |
シュート | 13 |
警告/退場 | 2 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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3,334 | 晴 / 25.5°C / 82% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
村上 伸次 | 藤澤 達也、日比野 真 | 唐紙 学志 |
試合経過 | |
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前半1分 | ゼルビアボールで前半キックオフ! |
前半9分 | 何度か福岡にミドルシュートを打たれているが、GK髙原がファインセーブを連発して防いでいる。 |
前半23分 | 福岡の岩下に警告が出された。 |
前半23分 | ゼルビアの中央エリアで森村の縦パスを受けた吉田が左足シュートを狙ったが、相手DFにブロックされた。 |
前半31分 | ゼルビアの左サイド森村のCKに大谷がヘディングで合わせたが、GK兼田にキャッチされてしまう。 |
前半31分 | ジウシーニョをファウルで倒した奥山に警告が出された。 |
前半37分 | ドリブルでボールを運んだ吉田がゼルビアの中央エリアからミドルシュートを放ったが、ゴールの枠を外れた。 |
前半45分 | 前半のアディショナルタイムは1分と表示された。 |
前半45+2分 | ウェリントンをファウルで倒した金に警告が出された。 |
前半は0-0で終了した。 |
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後半1分 | 福岡ボールで後半キックオフ! |
後半1分 | ゼルビアが選手交代をする。金に代わって、増田が投入された。 |
後半1分 | ゼルビアの左サイドから戸高が左足シュートを狙ったが、GK兼田に阻止されてしまう。惜しい! |
後半11分 | ゼルビア失点。ゼルビアの右サイドから山瀬にクロスボールを入れられると、一度はクリアしたものの、そのボールが松田に拾われる。その松田からウェリントンにパスを出されると、ウェリントンに右足シュートを叩き込まれてしまう。 |
後半14分 | ゼルビアが選手交代をする。谷澤に代わって、平戸が投入された。 |
後半15分 | 福岡が選手交代をする。松田に代わって、仲川が投入された。 |
後半21分 | 福岡の仲川に警告が出された。 |
後半25分 | ゼルビアが選手交代をする。中島に代わって、鈴木孝司が投入された。鈴木の公式戦出場は、昨年の8月7日J2第27節の山口戦以来となる。 |
後半28分 | 福岡が選手交代をする。ジウシーニョに代わって、石津が投入された。 |
後半43分 | ゼルビアの右サイド大谷のクロスから藤井がヘディングで合わせたが、ゴールの枠を外れた。 |
後半45分 | 後半のアディショナルタイムは5分と表示された。 |
試合は0-1で終了した。 本日もご声援ありがとうございました。 |
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〇試合後の記者会見:相馬直樹監督
–まずは試合の総括をお願いします。
「まずは今日もたくさんの方々に集まっていただいて、昨年J1で戦っていた福岡さんを相手に戦うというゲームを応援しに来ていただきました。まずは集まってくださった方々にありがとうございましたとお伝えたいしたいと思います。今日は福岡さんを相手にチャレンジするという戦いになると、選手たちにも話をして臨みましたが、試合の立ち上がりから福岡の武器と言っていいウェリントン選手の強さを生かす形を作られてしまい、その上でセカンドボールまで拾われる展開の中で、少し相手のパワーに飲み込まれてしまい、前半はだいぶ苦しい時間帯が長い展開になりました。
ただその中でも、髙原(寿康)を中心に抑えるべき場面をよく守って、前半を失点ゼロで折り返してくれたことは良かったと思っています。前半はいくつかお互いに縦の長いボールを入れていく展開の中で、そのぶん間が空いてきて、間でボールを動かせる時間をなんとか作り出し、素早い攻めで少しチャンスを見出せるような展開を作れたのかなと思います。
福岡さんからすれば前半に点を取り切りたかったという展開だったと思うので、その展開を我々が我慢できたことで、もう一回後半の頭から相手が押し込んで来るだろうという話をして選手たちを後半のピッチに送り出しました。ただ後半の最初にウチの方に流れが来る中でチャンスを作れました。先ほども話しましたが、間でボールを受けて、ボールを進める形を作れたので、そういった展開の中でもう少し自分たちがもう一つ前へ行けたとしたら、今日のゲームの流れは大きく違ったのかなと思っています。
我々が後半の最初に押し込んだ時間が過ぎた後に、また少し福岡さんが左右にボールを入れつつ、くさびを増やしながら攻めに出てこられた時に、ボールになかなかプレッシャーに行けなくなって、ちょっとこちらが下がらざるを得ない展開になりました。そしてセットプレーの展開が増えた中で、結局セットプレーの流れから失点につながってしまいました。あの時間帯を耐え切れれば、かなり前半からパワーを使っていた福岡さんだったので、我々に大きなチャンスが来たかなと思うのですが、一つあの場面が勝負のアヤになったと思います。
ただ、本当に選手たちは最後まで、このホームゲームでなんとか追いつきたい、そして勝ち越したいという思いをあきらめずに最後の1分、1秒まで見せてくれたと思っていますし、戦ってくれたなと思います。本当にそれは誇りに思いますし、選手たちに感謝したいと思っています。ただこれを勝ちに持ち込むには、また僕も含めて、いや僕が一番力をつけなければいけないなと思います。
でも、決して頭を下げるような戦いではなかったと思っています。すぐに連戦が続いてきますので、しっかりと戦う準備をして、チームとして前に出られるようにしたいなと思っています。そしてそれを勝利、勝ち点に繋げられるようにしたいなと思います」
–2点あります。ハーフタイムにセンターバックを金聖基選手から増田繁人選手に交代した意図と、鈴木孝司選手がアキレス腱の断裂から復帰されましたが、監督の中でどのタイミングで今回のベンチに入れようと思ったのか。また彼のここまでの道のりについて、思うところがあれば聞かせてください。
「ハーフタイムの交代については、聖基が前半の終了間際に警告をもらってしまったことも当然関係していますが、やはりウェリントンのところと、またそこに限らず最初に入ってくるボールをどれほど抑えられるかということが、今日の戦いでは非常に重要になりましたし、そこで重心を下げないということが重要になると思っていました。そうなると、警告を受けてしまったことで、どうしてもアプローチに行きづらくなってしまうと思います。また前半も正直物足りなさもありましたし、少し重心が下がってしまうと感じていたので、そこを改善したいということと、実際に警告を受けては難しいのでマグに託して後半をスタートすることにしました。
もう一つ、孝司についてですが、1カ月とちょっとボールを使ってのトレーニングに合流し、途中で抜けたりしながらではありましたが、徐々に彼のボールを収める力やゴール前で一つ変化をつけたりといったことが徐々にできてきました。ただ、点を決めるということに関しては、まだ足りない部分はあるかなと思っていたのですが、今のチームの中で彼の持っているものが必ず生きるという確信が今週は持てましたので、彼にベンチに入ってもらいました。
当然まだ本人の中でも100パーセントではないと思いますし、今回は途中で一回(再断裂をしたことで)リハビリがやり直しになるということなど、回復の過程ではそういうこともありましたので、本人としては相当つらかったと思います。ただその中でも彼は前を向いてリハビリをずっと続けてきてくれましたし、当然彼に話を聞いても、あの顔を見ると決して今日満足はしていないんじゃないかなと思います。ただやはりこの段階では怪我もなく試合が終わっていると思いますので、そういうことを考えると、大きな一歩を踏み出せたのかなと思います。また次に向けての準備をしてくれたらなと思います」
以上
アビスパ福岡:井原正巳監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願いします。
「町田さんとはホームゲームの時に悔しい負け方をした中で、今日はそのリベンジをしようとゲームに入りました。立ち上がりから良い形でゲームには入れたと思いますし、チャンスも多く作れたと思います。前半はゴールを割ることはできませんでしたが、後半は良い形でゴールが生まれるなど、最後まで全員が戦う姿勢を持って、集中力を保ってなんとか1-0で逃げ切ることができました。この勝ちをしっかりとまた次につなげて、また次はアウェイでの京都戦がありますので、それに向かってしっかりと準備をしていきたいと思います」
–今日はサイドチェンジが効果的だったと思うのですが、実際にゲームとしてはいかがでしたか?
「今週1週間、サイドチェンジの練習はずっとチームとしても意識をさせてやってきました。町田さんはボールサイドの守備が固いチームですし、ボールサイドに人数をかけてくるので、そこをしっかりとかいくぐるために、そういう狙いを持って今日のゲームに入りました。その中で選手がしっかりとやるべきことを意識して、前半は何度も良い形の、そして効果的なボールを入れてくれました。最後のフィニッシュの場面でなかなかゴールは決められませんでしたが、かなりトレーニングの成果は出ていたのではないかと思っています」
以上
▽選手コメント
○GK髙原寿康選手
–結果は悔しい1点差の敗戦でした。試合を振り返っていかがですか?
「相手選手は球際も強かったですし、セカンドボールも拾われていました。またウェリントン選手に引っ張られて最終ラインが下がってしまい、間が空いてそこを突かれてしまいました。そういう試合でした」
–ただ相手に押し込まれた中でも髙原選手のファインセーブでチームを救っていました。
「そんなに慌てずに落ち着いて対応をすれば良かったので、それを徹底しただけです」
–今日の試合を一つの反省点に、今後はどう戦っていきたいですか?
「本気でJ1を目指しているチームは球際も強いし、個の能力のある選手がいます。それを今日感じたと思います。自分たちも、もっと上のレベルを目指さないといけません。後半に入っても前節の京都戦と同じようにスローインの展開から失点をしているので、そこは反省しないといけません。点を取られたあともカウンターを食らう場面があったので、集中力の問題なのか、個人の問題なのか分かりませんが、そのあたりを改善しないと、今日は2点目、3点目を決められてもおかしくない展開だったと思います」
–次からは連戦になります。今後に向けて、一言お願いします。
「もっとトレーニングが必要です。4連勝をしても連敗をしてしまったので、すぐに勝利を取り戻していきたいと思います。そのためにはみなさんの応援が必要です。応援よろしくお願いします」
○DF増田繁人選手
–後半のスタートからの途中出場でした。どんなプレーをしようと思ってピッチに立ちましたか?
「ウェリントン選手のポジションで起点を作られてしまっていたので、長いボールをはね返すことやそこの起点をつぶすことを意識しながら試合に入りました」
–次からはまた連戦が始まります。今後の戦いに向けて、どう感じていますか?
「今後の対戦相手は今日の福岡のように強豪チームとの試合になるので、そういう相手にどれだけできるか。上位に行くためにはこういう強い相手を倒していかないといけません。その中でどれだけできるか。ゼルビアがまた一つ上のステップに上がれるか。その結果によって変わってくると思いますので頑張ります」
○FW鈴木孝司選手
–約1年ぶりの公式戦復帰となりました。ゴール裏には孝司選手のゲーフラなども掲げられていましたが、そういう光景を見ていかがでしたか?
「ウォーミングアップでピッチに入っていった時にゲーフラが掲げられて、みんなの思いが届きましたし、『おかえり』といろいろな方に言っていただきました。『待ってたよ』といった声も聞こえてきました。その言葉に応えるにはゴールを決めたりとか、チームの勝利に貢献することです。それに関してはまだまだやらないといけないことが多いです。試合が終わって負けたにもかかわらず、ファン・サポーターの方からは激励の声が多かったので、次はその声援よりもゴールを決めて『おめでとう』と言ってもらえるように、一緒に喜べるようにしたいなと思いました」
–今回の出場を一つのきっかけにして、今後につなげていきたいと思いますが、次の目標や課題というのはどのように感じていますか?
「自分が出た試合はどんな試合展開だろうと、自分が点を獲って勝ちたいと思うのはプロ入ってからずっと思っていることなので、それは変わらず1試合1点以上を重ねて、チームの勝利に貢献するというところをやっていきたいです」
–試合を終えてみて、足の具合はいかがですか?
「試合になれば多少痛みがあっても、そんなの関係ないですし、全然大丈夫です。徐々にこんな動きもできるんだとやっていく中で分かることも正直あるので、それをどれだけ長い時間できるか。高い強度でやれるようになるにはやっていく中で身についていくことだと思います。ただ、みなさんが思っている以上に大丈夫ですよ」
–最後に孝司選手の復帰を待っていたファン・サポーターの皆様にメッセージをお願い致します。
「今日は勝つことができなかったですが、待っていてくれたファン・サポーターの皆さんに声をかけられてすごく嬉しかったです。戻ってきたんだと実感しました。次はチームの勝利に貢献するゴールを決めたいと思いますので、引き続き熱い応援よろしくお願い致します」
以上