2017 明治安田生命 J2リーグ
06月04日(日) 16:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場ゴール | |
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25' | 重松 健太郎 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 35 | 大谷 尚輝 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 24 | 金 聖基 |
DF | 19 | 松本 怜大 |
MF | 39 | 重松 健太郎 |
MF | 6 | 李 漢宰 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 8 | 谷澤 達也 |
FW | 23 | 戸島 章 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
ベンチスタート | ||
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GK | 1 | 碓井 健平 |
DF | 25 | 増田 繁人 |
MF | 2 | 奥山 政幸 |
MF | 14 | 吉濱 遼平 |
MF | 29 | 森村 昂太 |
MF | 32 | 戸高 弘貴 |
FW | 7 | 吉田 眞紀人 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
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62' | 戸島 章 → 戸高 弘貴 |
75' | 谷澤 達也 → 吉濱 遼平 |
82' | 井上 裕大 → 森村 昂太 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 19 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 14 |
警告/退場 | 0 / 0 |
ゴール | |
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68' | 白井 康介 |
69' | 河原 和寿 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 31 | パク ソンス |
DF | 23 | 林堂 眞 |
DF | 4 | 西岡 大輝 |
DF | 2 | 浦田 延尚 |
MF | 5 | 藤田 息吹 |
MF | 8 | 小島 秀仁 |
MF | 17 | 小暮 大器 |
MF | 14 | 白井 康介 |
FW | 7 | 近藤 貴司 |
FW | 9 | 有田 光希 |
FW | 20 | 河原 和寿 |
ベンチスタート | ||
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GK | 1 | 阿波加 俊太 |
DF | 3 | 玉林 睦実 |
MF | 10 | 安田 晃大 |
MF | 16 | 田中 裕人 |
MF | 41 | 小池 純輝 |
FW | 15 | 丹羽 詩温 |
FW | 18 | 西田 剛 |
チーム監督 | 間瀬 秀一 |
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選手交代 | |
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58' | 藤田 息吹 → 安田 晃大 |
58' | 小暮 大器 → 小池 純輝 |
81' | 有田 光希 → 丹羽 詩温 |
警告 | |
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53' | 小暮 大器 |
85' | 小島 秀仁 |
退場 |
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データ | |
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FK | 14 |
CK | 7 |
PK | 0 |
シュート | 4 |
警告/退場 | 2 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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3,105 | 晴 / 23.3°C / 43% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
岡部 拓人 | 木川田 博信、植田 文平 | 俵 元希 |
試合経過 | |
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前半1分 | ゼルビアボールで前半がキックオフ! |
前半10分 | 一進一退の攻防が続く中、深津から「球際が緩いぞ」という声が出ている。 |
前半25分 | ゼルビアゴール! ゼルビア右サイドから重松が直接FKを右足で決めてゼルビアが先制した。 |
前半28分 | 相手最終ラインの背後に抜け出した戸島が右足シュートを放ったが、ゴールの枠を外れた。その直後の前半29分にも同様の形から戸島が右足シュートを放ったが、ゴールの枠を外れている。 |
前半45分 | 前半のアディショナルタイムは1分と表示された。 |
前半45分 | 愛媛の西岡のクリアボールを重松がオーバーヘッド気味のシュートでゴールを狙ったが、ゴールの枠を外れた。 |
前半は1-0で終了した。 |
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後半1分 | 愛媛ボールで後半キックオフ! |
後半5分 | ゼルビアの右サイド、李のクロスボールから谷澤がダイレクトで右足のボレーシュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。 |
後半8分 | 愛媛の小暮に警告が出された。 |
前半13分 | 愛媛が選手交代をする。藤田に代わって、安田が投入された。また小暮に代わって、小池が投入された。 |
後半17分 | ゼルビアが選手交代をする。戸島に代わって、戸高が投入された。戸高は2トップに入った。 |
後半23分 | 愛媛の左サイドから浦田に最終ラインの背後にボールを入れられると、裏に抜け出した白井にゴールを決められて追い付かれてしまう。 |
後半24分 | 愛媛の右サイドから小池にクロスボールを入れられると、直前でバウンドしたボールを深津がクリアし切れず、ゴール前の河原に押し込まれてしまう。 |
後半27分 | ゼルビアの左サイドから戸高のクロスボールに重松がヘディングで合わせたが、GKパク・ソンスにキャッチされてしまう。 |
後半30分 | ゼルビアが選手交代をする。谷澤に代わって、吉濱が投入された。 |
後半36分 | ゼルビアの左サイド、松本のクロスボールからGKパク・ソンスが手ではじいたボールを吉濱がゴールを狙うも、ライン上で西岡にヘディングでクリアされてしまう。惜しい! |
後半36分 | 愛媛が選手交代をする。有田に代わって、丹羽が投入された。 |
後半37分 | ゼルビアが選手交代をする。井上に代わって、森村が投入された。 |
後半40分 | 愛媛の小島に警告が出された。 |
後半44分 | ゼルビアの左サイド、相手最終ラインの背後に抜け出した吉濱がループ気味にシュートを狙うが、ゴールの枠を外れた。 |
後半45分 | 後半のアディショナルタイムは4分と表示された。 |
後半45+4分 | ゼルビアの左サイドから戸高のクロスボールに重松がヘディングで合わせたが、ゴールの枠を外れた。 |
試合は1-2で終了した。 本日はご声援ありがとうございました。 |
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○試合後の記者会見:相馬直樹監督
–本日の試合の総括をお願いします。
「前節の山口戦に勝ったあとの今日の試合で、連勝を狙って一緒に戦ってくれたファン・サポーターの皆様にまずは感謝を申し上げたいと思います。しかし、そうした中で逆転負けという結果になってしまったことを申し訳なく思っております。
前半は健太郎の素晴らしいシュートが決まり、全体的に自分たちのリズムで試合を進められていたと思います。愛媛は我々への対策として、かなりサイドに散らしてくる戦い方をしてきたのですが、前半はそのあたりに対応しながら戦えていたと思います。前半は戸島のチャンスもありましたし、その中で後半に折り返しました。リードをしてからの時間帯は自分たちからしかけるというよりも、相手を待つような展開になりがちでしたので、2点目を取りに行く姿勢を持つようにと選手たちに話して、後半のピッチへと送り出しました。
ただ後半に入っても全体的なテンポは上がらずに、セカンドボールを拾われる回数が増えて相手に良い形を作られた上にサイドからの展開が増えてしまいました。失点の場面はエアポケットのような、何でもないような形からの失点でしたが、それには理由があるのだと思います。映像を確認して、ゲーム全体の流れも見直さないといけません。結果的には逆転をされてしまい、攻勢をしかける時間帯を作れたのですが、最終的には敗戦という形になったことが残念です。
全体的な印象としては、ゲームやプレーを楽しめていない。それが終わった後に思ったことです。私自身の試合への持って行き方を含めて、選手たちにいろいろとプレッシャーがかかっているのかなと感じています。自分たちからボールを奪いに行くことやボールがあるときにはボールを保持することなど、もう一度選手たちと見直していきたいです。
またこれからやってくる夏場は暑い気候の中、難しい試合が多くなってくると思いますので、1点目を取られたあとにそれを引きずって2点目を取られてしまい、逆転された今日の試合のように、ミスを引きずってしまったことを良い教訓にしたいと思います。今日の試合を良い教訓にできたかどうか。それが今後は大事になってきますので、まずは次の京都戦に向けて、良い準備をしていきたいと思います」
-今のお話の中で、楽しめていなかったと言っていましたが、最近はそう思い当たる節があったのでしょうか?
「そういう意味で言えば、僕自身も楽しめていないのかもしれません。それが試合に反映されているのかもしれません。ゲームをしていること自体、もしくはチャレンジするということ自体を楽しめていないのかもしれません。その結果、ボールを受ける勇気やボールを握る勇気、目の前に相手が来て、ボールを下げるのではなく、自分で自信を持って前を向く。そういったことがないとシンブルに難しくなるなと、試合を見ながらそう思っていました」
–何か予兆はあったのでしょうか?
「これまでのゲームでも、そういう傾向のある試合はあるなと思っていました。すべての試合がそういうわけではなく、それは私の試合に向けての持って行き方にも起因することなので、私自身も見直していきたいと思います。選手たちがチャレンジできるようにしていきたいと思います」
–2失点した時間帯はどんなところがうまく回っていなかったでしょうか? いろいろな要素はあると思いますが、現時点でその理由をどのようにお考えでしょうか?
「1点目に関して言えば、普通は通らないボールというか、相手選手のことを言ってしまって申し訳ないですが、狙ったところとは違った方向にボールが行って、反対に逆を取られてしまい、カバーをできませんでした。カバーをできなかったことが問題ですし、真ん中という一番空けてはいけないポジションをカバーできなかったことに問題があります。総じて言えば、2失点を喫した時間帯は、ウチのチームにとって、一番キツい時間帯だったと思いますが、足が止まってしまったことを含めて、結果としてチャレンジ&カバーをできませんでした。そして、その失点をミスと捉えて2点目が生まれてしまったと思っています。そうしたメンタリティーを含めて、もう少し前向きにプレーすることが必要だと思っています」
以上
○愛媛FC:間瀬 秀一監督 会見要旨
–本日の試合の総括をお願いします。
「私が言うまでもなく、見ていた人が感じていたと思いますが、愛媛FCの選手全員が強い気持ちで戦ってくれました。今日の結果はピッチに立っていた選手だけではなく、サブの選手、今日ここに来なかった普段一緒にトレーニングをしている選手・スタッフ全員の力だったと思います。走れて戦える選手が多くそろっており、私が尊敬するFC町田ゼルビアの相馬監督が率いるこのチームに勝利できたことは、今後の大きな自信になると思います」
–立ち上がりからサイドチェンジやスペースを突く形を作れていたと思いますが、選手交代を含めて点が入った時間帯あたりからそれまでと変えたことはありますか?
「町田が4-4-2のコンパクトな陣形を作り、ハイライン・ハイプレス・ワンサイドでのスライド・球際の強いプレスをかけてくるということはJ2全チームが知っていると思います。その中で私も分析しましたが、これまで町田と対戦してきたチームは、極端に裏やサイドチェンジを繰り返すというチームが多かったように思います。
今日の試合に関しては、そこに固執してはいけないと思ったので、自分たちが勇気を持ってボールを動かせる時間帯になったときに、中を使うことや、中を相手が閉めたら外を使うこと、また相手が前がかりになったら裏を使うことなど、今季自分たちが相手を見た中でサッカーをして判断をするということを、選手たちが声を掛け合ってやってくれました。
選手交代は攻撃と守備のバランスを考えてのことです。愛媛には必死に守備ができる選手がいて、攻撃で才能がある選手がいます。その中で全体のバランスとタイミングを考慮して、守備から攻撃に移り変わったことが、(藤田息吹から安田晃大に代えた)一人目の選手交代の理由です。
あとはワイドの選手に足が速かったり、しかけることができる選手が何人かいる中で、小池選手が良い準備をして、その特徴を出してくれました。また、小暮選手を小池選手に代えた理由は、イエローカードをもらっていたこともその理由の1つです。
最後の一手(有田光希→丹羽詩温)は丹羽が大卒の選手で、運動量とスピードが売りですが、試合に出るたびに自分の役割を理解してくれています。FWとしては良い役割ではなかったと思いますが、チームにとって必要な役割を果たすメンタルなどの賢さを兼ね備えている選手なので、最後にそれが効いたと思います」
以上
▽選手コメント
○DF深津康太選手
–重松健太郎選手の先制点につながる直接FKは、深津選手の強引なシュートで獲得しました。
「前半はシュートが足りないと思っていました。打てる場面では積極的に打ちに行こうと思っていました。でも、今日は自分たち守備陣のミスで失点をしてしまったので、反省点は多いですが、個人のミスを減らせばいいことです。チームとしては、このままの戦いを続けて、個人としてのレベルを上げていきたいです」
–立ち上がりには「球際が緩いぞ!」という声を出していました。
「試合の入りが全体的にフワっとしている感じがしたので、気を引き締める意味で言いました。勝つためには相手よりも戦って、相手よりも走って、相手よりも先にボールに触ることが必要です。それがもっと必要だと思います。僕たちはもっとガムシャラになっていいと思います」
–決勝点のクロスボールへの対応について、難しいバウンドでもあったと思います。
「失点はすべて自分の責任です。それは個人戦術なので、次に同じミスをやらなければいいだけの話です。反省すべき点は反省して次の試合に臨みたいです」
–また1週間後に試合はやってきます。次のゲームに向けて、一言お願いします。
「今すぐに気持ちを切り替えろと言われれば難しいですが、1日経てば次の試合に向けての準備が始まるので、この借りを返すには勝利しかありません。次の試合は何としてでも勝ちたいと思います」
〇MF李漢宰選手
–前半は決して悪くない試合だったと思うのですが、まずは試合の入り、重松選手が点を取った時間帯はいかがでしたか?
「良くもなかったですね。というのは、全体的なボールへの反応、球際の部分、やはり2点目、3点目を取るチャンスがあったのに取れなかったのが敗因だと思います」
–前半も含めて、ボールを奪いに行くとか、守備面も含めたもう一歩の積極性がこれからの試合でも必要になってくるのでしょうか?
「相手にやりにくいなとか、怖いなと思わせることがウチのサッカーであり、それができているときは間違いなく勝ち点は取れています。もちろん事故のような形でしたし、ミスからの失点かもしれないですが、できなかったときにこのような結果になることは必然でもあると思います。
これからまた暑くなったり、悪条件の試合があるかもしれないですが、相手のミスをずっと待っているようだと進歩はないですし、それでは勝ち点を稼いでいくことはできないと思っているので、あくまでも自分たちはチャレンジャーとして、その中で自分たちから守備も攻撃もしかけていくことをしていかないといけません。
もしかしたら今日は苦しい中でも1点を取って、どこかでみんながこのまま守り切れればという考えが脳裏によぎったのかもしれませんが、そういうところを変えていかないと、昨季のように勝ち切ることはできないですし、今はそれだけの確固たる自信というものが、みんなの中に芽生えていないので、そういったことは一つひとつコツコツかもしれないですが、積み上げていかないといけないとあらためて感じました」
–重松選手のゴールが決まるまで、チームとしてシュートまで行けない場面が多かったと思いますが、序盤にそうなった理由について、やっている選手としてはどんなことを感じてプレーしていましたか?
「うまくいっていなかったかもしれませんが、決して悪くはなかったと思います。前半は相手もシュートを1本しか打っていない中で、主導権はこちらが握っていた部分もありますが、ちょっとした球際の部分やボールへの反応が今日は少し遅かったです。それが相手も決して良くなかった前半で、相手に対してもう一つ押し込むことができなかった理由だと思います。あとはゴール前まで行った中でも、シュートまでいかずに、ちょっときれいなサッカーのようになっていたので、足を振り切る、もっと大胆にシュートを打っても良かったのかなとも思います。それが足りない部分だと思います」
○FW重松健太郎選手
–ゴールシーンを振り返ってください。
「うまく味方がGKを隠してくれたので、その上を通るような弾道で左上のイメージで蹴りました。それがうまくいって入って良かったです。あまり回転をかけないような蹴り方をしました。(FKのポイントにいた)井上裕大選手に蹴るよと話して蹴りました。そのあとは(5月に第二子が誕生した井上選手のために)ゆりかごをやったのですが、勝って終わりたかったです」
–古巣相手に決めたことについてはどう思っていますか?
「特に気にしていないです。勝ちたかったのですが、勝てなかったことが残念です」
–あれほどの距離から決めたことは、今までのキャリアではありますか?
「そういう位置から結構狙っていますが、入ったり入らなかったりしています。前はもう少し近い距離でしたが、公式戦では2回目くらいだったと思います」
–完全にあのコースを狙っていたのでしょうか ?
「まあだいたい、左上のほうに、という感じです」
–欲を言えば、もっと点を取れるチャンスもありました。
「ボレーシュートのシーンもありましたし、シュートチャンスもあったので、ほかにも2点目、3点目を取れたと思います。追加点を取れないとこういう結果になってしまいます。次は結果につなげられるように、2点目、3点目を取って後ろの選手たちを楽にする展開にできるように頑張りたいです」
以上