2011 JFL
11月23日(水) 13:00 KICK OFF 相模原麻溝公園競技場試合終了
FC町田ゼルビア
4
1 前半 0
3 後半 0
0
ホンダロックSC
ゴール | |
---|---|
40' | 勝又 慶典 |
57' | 勝又 慶典 |
75' | 北井 佑季 |
87' | 北井 佑季 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
DF | 5 | 田代真一 |
DF | 6 | 太田 康介 |
MF | 8 | 小川 巧 |
MF | 11 | 酒井良 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
FW | 7 | 勝又慶典 |
FW | 10 | ドラガン・ディミッチ |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 41 | 石田良輔 |
DF | 27 | 三鬼 海 |
DF | 24 | 川辺裕紀 |
MF | 18 | 尹 誠悅 |
MF | 14 | 大前 博行 |
MF | 19 | 北井 佑季 |
MF | 28 | 星 大輔 |
チーム監督 | ランコ・ポポヴィッチ |
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選手交代 | |
---|---|
63' | ドラガン・ディミッチ → 北井 佑季 |
77' | 勝又 慶典 → 星 大輔 |
81' | 藤田 泰成 → 川邊 裕紀 |
警告 |
---|
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 17 |
CK | 1 |
PK | - |
シュート | 13 |
警告/退場 | - / - |
ゴール |
---|
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 石井健太 |
DF | 2 | 澤村憲司 |
DF | 5 | 猿渡裕二 |
DF | 23 | 黄 大俊 |
MF | 6 | 前田悠佑 |
MF | 9 | 悦田嘉彦 |
MF | 11 | 下木屋 翔 |
MF | 24 | 諏訪園 良平 |
MF | 29 | 間宮大地 |
FW | 10 | 原田 洋志 |
FW | 13 | 木下健生 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 桑原一太 |
DF | 19 | 永田 粛 |
MF | 14 | 松瀬拓矢 |
FW | 18 | 麻生大治郎 |
FW | 22 | 首藤啓祐 |
FW | 27 | 熊本敬典 |
チーム監督 | 城 和憲 |
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選手交代 | |
---|---|
56' | 悦田 嘉彦 → 松瀬 拓矢 |
56' | 原田 洋志 → 首藤 啓祐 |
61' | 澤村 憲司 → 熊元 敬典 |
警告 | |
---|---|
33' | 諏訪園 良平 |
80' | 首藤 啓祐 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 13 |
CK | 4 |
PK | - |
シュート | 10 |
警告/退場 | 2 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
3,486 | 晴 / 15.3°C / 44% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
小屋 幸栄 | 清水 修平、藤沢 達也 | 宇治原 拓也 |
試合終了
FC町田ゼルビア
4
1 前半 0
3 後半 0
0
ホンダロックSC
試合経過 | |
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10日間という短い間隔でのホンダロックとの再戦。前回の試合同様、ホンダロックはコンパクトな陣形を作り、守備では前線からの厳しい守備、攻撃ではDFラインからしっかりとパスを繋ぐ戦い方を取ってきた。 試合序盤は、2列目から積極的に飛び出すホンダロックの攻撃に手を焼く場面も見られたが、試合が進むに連れてゼルビアが徐々に主導権を握り始める。後半16分には、MF鈴木崇文とMF酒井良の素早いパス交換で相手選手をボールウォッチャーにさせると、すかさず背後に走り抜けたFW勝又慶典がボールを受けて決定的チャンスを迎える。勝又のシュートはワクを捉えることは出来なかったが、得意の形でゼルビアがすかさずチャンスを作り出した。 前半40分には、その得意な形で待望の先制点が生まれる。MF小川巧が素早いパス交換でピッチ中央のエリアで前を向くと、DFラインの背後へ走るFW勝又慶典にラストパス。ボールを受けた勝又は、そのまま俊足を活かしたドリブルで相手GKもかわし、左足でゴールに蹴り込んだ。 後半も、ゼルビアが主導権を握る。DFラインからしっかりとパスを繋ぐホンダロックに対し、前線から厳しい守備をすることで、何度も高い位置でボールを奪うことに成功した。追加点も相手のボールを素早く奪った展開から生まれた。後半12分、相手の縦パスをインターセプトしたDF太田康介がダイレクトでFW勝又へロングパス。ホンダロックは前がかりになっており、ボールを受けたFW勝又の前には広大なスペースが。勝又は、そのままドリブルで進み、左足で切り返し右足に持ち替えると、狙い澄ましたシュートで対角線のゴール右隅に突き刺した。さらに、後半30分、後半43分にも、相手のボールを高い位置で奪った素早い攻撃から、途中交代で入ったFW北井佑季がドリブルで抜け出しゴールを奪い4−0となった。 前線からの激しい守備が威力を発揮し4−0の快勝で試合は終わった。5試合連続無失点となり守備も安定して来ている。 次節はすぐにやってくる。11月27日(日)、町田市立陸上競技場でアルテ高崎と対戦する。 |
○試合後の記者会見:ランコ・ポポヴィッチ監督
「今日は、多くのサポーターの皆さんに足を運んでいただきましたし、ピッチ状態も素晴らしく、良いサッカーをする条件が整っていました。自分たちが今までやって来たことをピッチで証明してくれましたし、責任感を持って戦ってくれました。
両チームともに良い試合をしましたが、結果が私たちに転がって来ました。結果を得られたことに満足しています。今日の内容と結果からいって、満足していないと言わないわけにはいきません。攻撃的なサッカーで観客の皆さんを興奮させることができたことが、結果以上に嬉しく思っています。
私は就任当初から魅力的なサッカーをすると言って来ました。そして、それには時間がかかるということも言い続けて来ました。ここに来て成熟度が増し、好不調の波が消えて来たということからも成長を感じています。私たちのストロングポイントは、チームの力です。チーム一丸となって戦うことをこれからも続けていかなければいけません。「チームが個を活かす」というチームに徐々になって来ました。まだまだ何も成し遂げたわけではないので、これからも気を引き締めて戦っていきたいと思います。この勝利は価値の大きなものとなりましたが、また明日から気持ちを切り替えてトレーニングに励みたいと思います。
今日は、実は、私は喉が痛くて声があまり出なかったのですが、怒鳴る必要のない試合をしてくれました。監督想いの選手たちだと感謝しています(笑)。今日のような試合が一番の薬となります。
今日は町田ではなく、相模原での開催。ホームですが、本当のホームではありません。それでも、今日も多くのファン・サポーターの方に応援していただき、選手たちにパワーを与えてくれました。週末の試合では更なる後押しをお願いいたします。私たちは最高の準備をして週末に備えます。今日の試合を次に繋げるためにも、また皆さんに満足していただけるような試合をしたいと思います」
ー今日は早く縦に攻撃をしかける意識が強かったと感じたが?
「縦への意識は就任当初から植え付けてきたことですが、今日は相手のDFラインが高いこともあって、縦へ速い攻撃が効果的にできていたと思います。縦パスをただ入れるのではなく、その縦パスに対して、チーム全体が連動して活かそうとしているどうかが重要です。そういう面でも、今日は精度の高いプレーをできたと思います。こうして説明すると簡単なことのように聞こえますが、ピッチの上で実際に表現するためには、イメージを共有することが大切です。それには長い時間が必要ですが、私たちは徐々に出来るようになって来ていると感じています。選手たちには「頭は一つで、足は22本あるようにプレーしよう」と伝えています。まだ頭は一つではいかも知れませんが、徐々に選手たちが同じイメージを共有できるようになって来たと感じています」
ーークラブは、いよいよ大きな夢に近づいて来ています。当然、選手たちにはプレッシャーがかかり、ナーバスになりがちな状況だと思います。選手に試合を集中させるためにどんな声をかけるのでしょうか?
「選手にとって一番の圧力は、自分の怒鳴り声だと思っています(笑)。毎日、選手には圧力を与えて鍛えています。現在の状況から来る圧力よりも、私の怒鳴り声の圧力の方が、選手にとっては厳しいのだと思います。だから、選手は今日も試合に集中してくれました。
私は、選手たちに「君たちは、水を飲む時に、食事をする時に、緊張しますか?」と常に問いかけています。君たちは、サッカーの能力は高いのだから、緊張せずに、あたかも水を飲むように、食事をするように、自然な姿勢でプレーしてくれと話しています。
一番の失敗は、チャレンジしないこと、そして、自分の全力を出し切れないこと。自分の力を出し切って挑戦して、それでも敗れるのであれば、相手を讃えるしかありませんし、恥じることもありません。そこまで持って行こうと常に選手たちに語りかけています。
選手たちには責任を感じるということをポジティブに捉えてピッチに立ってほしいとも思っています。私が選手をピッチに立たせるということは、その選手のことを信頼しているという何よりの証です。だから、その選手は、確かにプレッシャーもあるかもしれないが、自分は誰かに信頼してもらえているんだということをポジティブにとらえて戦ってほしいと思っています。
私が思うには、世界の中でもドイツ人や日本人ほど責任感を持って自分の仕事を全うする国民性を持っている人種はありません。しかし、サッカーでは違う。ドイツ人は自信と誇りを持ってプレーできるが、日本人は遠慮する気持ちが強くなってしまう。もっと自信を持ってプレーしてほしいと思っています」
以上
*FC町田ゼルビアモバイルでは、太田康介選手、北井佑季選手、勝又慶典選手の談話も掲載しています