○試合後の記者会見：ランコ・ポポヴィッチ監督

–試合の感想をお願いします。
　「試合をご覧いただいた皆さんには感じてもらえているかと思いますが、魅力的なコレクティブなパスサッカーを披露することができました。試合全体の流れを振り返ってみても、90分を通してゼルビアらしいプレーを披露し続けることができたと思います。このようなサッカーを続けることで、私たちの、この町田という街、そしてゼルビアというクラブを全国にプレゼンテーションしていきたいと思っています。長崎は非常にクオリティの高いチームです。今日は、彼らは守ってからのカウンターをしかけるために、中距離や長距離のパスを多く使ってきました。私たちは前線からアグレッシブに守備をしかけることで、ラインを高くコンパクトに保つことができました。攻撃的な姿勢を崩さずに、高いクオリティを発揮することができたと思います。彼らは、2回ほどビッグチャンスを作りましたが、どちらも私たちのミスから生まれたものでした。その一方で、私たちのチャンスはすべてパスを繋いで相手を崩したものです。作り出したチャンスの質に違いがあったと自負しています」

以上

▽選手コメント

○MF酒井良選手
「自分のやるべきことをしっかりと理解して試合に入ることができました。得点の場面では、ソンヨル（ユン）は周りがよく見えている選手なので、自分が動けばボールは出てくるということはわかっていました。ボールを受ければ、あとは落ち着いてボールをコントロールしてゴールに流し込むだけでした。積極的にフリーランニングして、数的優位を作り出す事は、トレーニングから取り組んで来たことなので非常に嬉しかったですね。今日は、とても暑い中での試合となりましたが、不思議なほど身体がよく動きました。沖野さんが見てくれていたのかなと思います」（沖野等氏 前・強化育成部長 2009年9月11日逝去）

以上

オフィシャル携帯サイト「ゼルビアモバイル」には、吉田宗弘選手、ドラガン・ディミッチ選手の試合後のコメントも掲載しています。また、酒井 良選手、鈴木 崇文選手の談話ムービーも配信予定です