2010 JFL
09月26日(日) 13:00 KICK OFF 栃木市総合運動公園陸上競技場試合終了
栃木ウーヴァFC
1
1 前半 3
0 後半 1
4
FC町田ゼルビア
ゴール | |
---|---|
85' | 林 容史 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 和田 翔太 |
DF | 24 | 高木 建太 |
DF | 3 | 林 容史 |
DF | 4 | 栗原 英明 |
DF | 7 | 川瀬 浩史 |
MF | 28 | 岸田 茂樹 |
MF | 5 | 中川 勇人 |
MF | 13 | 前田 和也 |
MF | 34 | 濱岡 和久 |
FW | 10 | 三輪 宏真 |
FW | 11 | 高橋 駿太 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 22 | 井野 正行 |
DF | 23 | 田村 仁崇 |
DF | 33 | 岡田 祐政 |
MF | 14 | 阿部 智昭 |
MF | 17 | 五十嵐 朋弥 |
FW | 25 | 若林 学 |
FW | 29 | 石舘 靖樹 |
チーム監督 | 横浜 誠 |
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選手交代 | |
---|---|
46' | 三輪 宏真 → 若林 学 |
46' | 岸田 茂樹 → 石舘 靖樹 |
90' | 川瀬 浩史 → 田村 仁崇 |
警告 | |
---|---|
43' | 濱岡 和久 |
62' | 石舘 靖樹 |
90'+1 | 濱岡 和久 |
退場 | |
---|---|
90'+1 | 濱岡 和久 |
データ | |
---|---|
FK | 12 |
CK | 3 |
PK | - |
シュート | 8 |
警告/退場 | 3 / 1 |
ゴール | |
---|---|
22' | 星 大輔 |
24' | 木島 良輔 |
32' | 雑賀 友洋 |
69' | 星 大輔 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
DF | 4 | 雑賀 友洋 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
DF | 23 | 久利 研人 |
MF | 28 | 星 大輔 |
MF | 6 | 太田 康介 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 11 | 酒井 良 |
FW | 33 | 木島 良輔 |
FW | 7 | 勝又 慶典 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 修行 智仁 |
DF | 24 | 川邊 裕紀 |
MF | 10 | 蒲原 達也 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
MF | 25 | 鈴木 祐輔 |
MF | 26 | 北井 佑季 |
FW | 9 | 山腰 泰博 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
---|---|
70' | 木島 良輔 → 山腰 泰博 |
74' | 酒井 良 → 蒲原 達也 |
85' | 柳崎 祥兵 → 鈴木 祐輔 |
警告 | |
---|---|
73' | 雑賀 友洋 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 24 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 10 |
警告/退場 | 1 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
763 | 晴時々曇 / 26.3°C / 34% | 全面良芝 、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
長谷 拓 | 浅野 正樹 、原 崇 | 吉澤 千春 |
試合終了
栃木ウーヴァFC
1
1 前半 3
0 後半 1
4
FC町田ゼルビア
試合経過 | |
---|---|
JFL後期第9節、FC町田ゼルビアは栃木市総合運動公園陸上競技場で栃木ウーヴァFCと対戦した。 序盤からゼルビアがボールを保持し主導権を握った。細かいパスを繋ぎながら相手の守備を揺さぶり、跳ね返されたセカンドボールを拾うことで相手を自陣に押し込んだ。 しかし、何度も攻め込むものの、最後の部分でミスが目立ちフィニッシュまでたどり着けない。開始直後には、前線の選手のバックパスをカットされて、そのままボックス内から相手選手にシュートを許す場面も。これは、10試合ぶりに先発したGK吉田のファインセーブで失点は免れたが、ミスから決定的なピンチを招いてしまった。 主導権を握りながら得点を奪えない嫌な展開。その流れを変えたのは、出場停止から帰って来た星大輔の右足だった。 前半22分、ドリブル突破を試みたFW木島が倒され、ペナルティエリア右角あたりの好位置でフリーキックを獲得。「とにかくワクを捉えることを意識した」という星のシュートは、カベを越えて、ゴールキーパーから遠ざかるようにカーブがかかり、ニアサイドに吸い込まれた。 さらに、直後の24分には、MF太田からの縦パスに抜け出したMF酒井が、飛び出して来た相手GKをかわして中央の木島へ絶好のパス。走り込んだ木島がそのままダイビングヘッドでゴールに押し込み追加点を奪った。32分にも星の左からのコーナーキックをDF雑賀が頭で合わせて3点目。「それまでの流れはあまり良くなかったが、星の先取点で楽になった。」という相馬監督の談話が象徴するように、攻めあぐねる嫌な展開をセットプレーで払拭すると、前半だけで一気に3ゴールを決めて試合を優位にした。 栃木は後半開始からFWの選手を2人投入。しかし、ゼルビアも主導権は譲らない。 後半2分には、左サイドから相手守備を崩すと中央でボールを受けたFW木島がシュート。さらに6分にもFW木島がドリブルで右サイドを突破。切り返しで何度も相手DFのタイミングを外し右足でシュート。どちらも惜しくもゴールとはならなかったが、後半も引き続きゼルビアが栃木ウーヴァ陣内に攻め込む展開で試合がはじまった。 後半も、前半と同様に、攻め込むもののフィニッシュまで辿り付けないもどかしい展開。3点差が離れているとはいえ、どこか攻撃の迫力を欠き、チグハグな連携からミスが生まれ、ボールを失う場面も目立った。 その流れを変えたのは、またしても星大輔だった。後半28分、相手DFラインの前でボールを受けて反転し、対面する相手選手を右足の切り返しで外すと、ゴールまでまだ約30メートルの距離があったが、左足を一閃。意表を突かれたのか、反応が遅れた相手GKの伸ばした手を弾きゴールに吸い込まれた。 その後は、「後半も先に得点を奪い4点差となったことで、集中が切れてしまった。ミスが目立ち始め、相手に攻め込まれる回数が増えてしまった。そこが今後の課題」というGK吉田の言葉のとおり、栃木ウーヴァに攻め込まれる場面が目立つようになった。栃木は、後半開始から投入された長身のFW若林をターゲットに前線へ長いボールを送り、そのセカンドボールを拾ってチャンスを作り出した。 なんとか持ちこたえるゼルビア。しかし、いよいよ久しぶりの無失点試合が見えて来た後半40分、とうとうコーナーキックからゴールを献上してしまった。 試合は、そのまま4-1で終了。1失点を喫した終盤の戦いぶりは課題が残ったが、「とにかく連敗しないことが大事だった」(MF星)という最大の目的は達成できた。次節は、10月1日(金)、江戸川区陸上競技場でV・ファーレン長崎と対戦する。「試合内容はともかく、結果を残せたことで良い流れに戻せたと思う」(相馬監督)。良い状態で今季ホーム最後の「Jリーグ準加盟クラブ対決」に臨めそうだ。 |
ーー試合の感想は?
今季すでに何度か喫してしまっている連敗は避けたかったので、まずは勝利できたことを素直に嬉しく思います。前節の敗戦を引きずらずに戦うことができました。試合の立ち上がりは満足できる試合内容ではありませんでしたが、その時間帯に星がセットプレーからよく決めてくれました。あの時間帯に先取点を決められたことによって落ち着いてプレーすることができるようになり、前半の3得点に結びついたと思います。
結果だけを見れば快勝ということになるのかも知れませんが、終盤に失点してしまったことなど、試合内容としては課題を多く感じる試合にもなりました。
ーーリーグ戦では10試合振りの出場となったGK吉田や、今季初先発のDF久利などを起用した理由は?
特に理由はありません。その週のトレーニングで最良のパフォーマンスを発揮した選手が先発として試合に出場する。これは開幕から一貫して変わりません。あの二人を含めて、今週のトレーニングで最も良いパフォーマンスを発揮した11人が、今日、先発としてピッチに立った。それ以外の理由はありません。
ーー次節への意気込みを
江戸川区での開催ということで町田からは少し遠方となるとはいえ、アウェイ連戦が終了し、ひさびさのホームゲームです。今日の勝利で良い流れを引き戻せることができたと思うので、内容と結果どちらも満足できる試合をしたいと思います。
【星 大輔選手 試合後の談話】
ーー試合の感想は?
試合前に監督も言っていましたが、連敗だけは絶対に避けたいと思っていました。選手同士でも「とにかく先取点を奪おう。なんとしても勝利しよう!」といつも以上に声をかけ合って試合に入ることができました。このように、皆で意識を統一して試合に臨めたことが、前半の3得点につながったと思います。
自分自身も、最近はチャンスで決められない場面が続いていたので、2得点で勝利に貢献できて、ひとまずホッとしています。
ただ、終盤に相手に押し込まれて1失点してしまったことなど、内容を見ればまだまだ課題が残るのも事実です。すぐに次の試合もやって来るので気持ちを切り替えて戦いたいと思います。
ーー得点シーンを振り返って
1点目は、前に立った相手選手の壁の圧力も感じなかったので、とにかくゴールのワクを捉えることを意識して蹴りました。
2点目は、キジさん(木島)が相手選手を引き連れて右のスペースへ走り出してくれたことで、自分の目の前のスペースが空いていました。右足で切り返して対面する相手選手を外した瞬間に、左足でシュートを狙おうと決めました。
ーー2点目の後のパフォーマンスは?
バラエティ番組「アメトーーク」で芸人のRGさんがやっていたパフォーマンスを真似しました。これまではチームメイトの前でのみ披露していたのですが、得点して喜んでいたら泰成(藤田)に「やって!」と言われたので(笑)。
【久利 研人 選手 試合後の談話】
ーー試合の感想は?
途中出場した先日のソニー仙台戦ではとても緊張しましたが、今日は自分でも驚くほど緊張せずに試合に入ることができました。まず、ミスを少なくして、シンプルにプレーする事を心がけました。その部分については、ある程度できたと思います。ただ、試合終盤には、集中が切れて雑なプレーをしたり、曖昧なポジショニングをとってしまう場面があったので、もっともっとプレーの精度をあげていく必要があると感じました。
【吉田宗弘選手 試合後の談話】
ーー試合の感想は?
自分自身としては久しぶりのゲームとなりましたが、落ち着いてプレーできたと思います。早い時間帯に味方が得点してくれたおかげで楽になりましたが、逆に油断が生まれて集中を切したり、単純なミスを犯す場面が増えてしまったことは自分を含めたチーム全体で反省すべき点だと感じました。
これからの終盤戦にむけて自分たちのプレーを90分間継続できるようにしなければならない、と改めて強く感じました。