2010 JFL
08月01日(日) 16:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 前半 0
0 後半 1
1
ガイナーレ鳥取
ゴール |
---|
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 修行 智仁 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
DF | 16 | 斉藤 広野 |
MF | 28 | 星 大輔 |
MF | 6 | 太田 康介 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 11 | 酒井 良 |
FW | 33 | 木島 良輔 |
FW | 7 | 勝又 慶典 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 24 | 川邊 裕紀 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
MF | 20 | 半田 武嗣 |
MF | 25 | 鈴木 祐輔 |
FW | 9 | 山腰 泰博 |
FW | 27 | 小川 巧 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
---|---|
46' | 酒井 良 → 山腰 泰博 |
70' | 星 大輔 → 鈴木 崇文 |
80' | 柳崎 祥兵 → 小川 巧 |
警告 | |
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58' | 木島 良輔 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 23 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 13 |
警告/退場 | 1 / - |
ゴール | |
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29' | 小井手 翔太 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 48 | 小針 清允 |
DF | 3 | 加藤 秀典 |
DF | 16 | 中山 友規 |
DF | 32 | 喜多 靖 |
DF | 20 | 冨山 達行 |
MF | 7 | 小井手 翔太 |
MF | 10 | 実信 憲明 |
MF | 6 | 服部 年宏 |
MF | 13 | 美尾 敦 |
FW | 8 | 梅田 直哉 |
FW | 9 | ハメド |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 井上 敦史 |
DF | 2 | 尾崎 瑛一郎 |
DF | 28 | 三浦 旭人 |
MF | 25 | 奥山 泰裕 |
MF | 30 | 岡野 雅行 |
FW | 11 | 阿部 祐大朗 |
FW | 19 | 住田 貴彦 |
チーム監督 | 松田 岳夫 |
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選手交代 | |
---|---|
59' | 梅田 直哉 → 阿部 祐大朗 |
80' | 小井手 翔太 → 奥山 泰裕 |
90'+2 | 美尾 敦 → 三浦 旭人 |
警告 | |
---|---|
41' | 実信 憲明 |
81' | 小針 清允 |
84' | 服部 年宏 |
87' | 奥山 泰裕 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 17 |
CK | 2 |
PK | - |
シュート | 6 |
警告/退場 | 4 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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7,081 | 晴 / 33.6°C / 62% | 良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
大友 一平 | 小曽根 潮、中山 高志 | 清水 友 |
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 前半 0
0 後半 1
1
ガイナーレ鳥取
試合経過 | |
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JFL後期第5節、FC町田ゼルビアは町田市立陸上競技場でガイナーレ鳥取と対戦した。町田市立陸上競技場は、改修工事を行うため、この日が2010年最終戦。町田でサッカーをやって来た者や、ゼルビアのサポーターから、時に「聖地」と呼ばれる、大切な場所での節目の試合。さらに、対戦相手が現在首位を独走しているガイナーレ鳥取ということもあり、競技場にはクラブ史上最高の7,081名の観客がつめかけた。超満員となった最高の雰囲気の中、野津田の2010年最終戦が始まった。 この日は、30℃を超える酷暑。湿度も高く、さらに無風。立っているだけで汗が噴き出してくるような厳しい気候となった。自ずと、試合はペース配分に気をつかった、静かな立ち上がりになることが予想された。 しかし、試合が始まるとゼルビアの選手たちがアグレッシブな姿勢で鳥取に襲いかかった。前線からの激しい守備で鳥取から高い位置でボールを奪い、多くの選手が前線に飛び出して鳥取ゴールに迫った。セカンドボールも拾うことができ、長い時間ゼルビアがボールをキープし、鳥取を自陣に押し込んだ。前半10分には、MF柳崎がペナルティエリア内でフリーとなり右足でシュート。これは、惜しくもわずかにワクを外れてしまったが、大観衆の声援を後押しとするゼルビアが、序盤は主導権を握った。 ゼルビアの猛攻が続いた前半15分を過ぎると、鳥取も徐々に盛り返す。ゼルビアの選手が網をかける中盤の上を通り越すロングボールを多用し、徐々に押し返してきた。前半23分と前半26分にはセットプレーから立て続けにピンチを迎える。26分のピンチの場面では、コーナーキックに合わせた相手のヘディングがあわやゴールかと思われたが、ライン上にいたMF柳崎が身体を張って防ぎなんとか失点は免れた。 徐々に鳥取が盛り返し始めた前半29分、鳥取に痛恨の先制点を与えてしまった。右サイドでボールを受けた鳥取のFW梅田が、マークにつくゼルビアのDFをドリブルでかわしてペナルティエリア内に侵入。ゴール前にマイナスのグラウンダーのクロスを送ると、走り込んで来たMF小井手にシュートを決められてしまった。 先取点を与えてしまったゼルビアだが、その後は再び盛り返した。前半35分から前半終了までは、再び主導権を握り返し、MF酒井やFW勝又が決定的なチャンスを作り出した。 しかし、どちらもゴールに結び突けることができず、前半は0-1のまま終了。前半のシュート本数は、ゼルビアの8本に対し、鳥取はわずか3本。ほとんどの時間帯でゼルビアが主導権を握っていたが、ワンチャンスをものにされ、先行を許してしまった。 ゼルビアは後半開始から、MF酒井に代えてFW山腰を投入。FW勝又をMFに下げて、その前に山腰と木島を並べる攻撃的布陣。前節も後半開始から同様の交代を行っており、山腰が2得点を奪う活躍を見せて3-0で快勝に成功した。 後半も、序盤からゼルビアが主導権を掴んだ。積極的に攻撃参加する、サイドバックの斎藤広野や藤田泰成が起点となり、鳥取の陣内に攻め込んだ。対する鳥取は、先取点を奪ったこともあり、無理に前線に人数をさかずに、バランスを保った布陣を敷いた。元・日本代表のベテラン、MF服部を中心に強固な守備ブロックを作りゼルビアの攻撃を待ち構えた。後半15分と21分には、攻撃参加した斎藤(広)から立て続けにシュートのチャンスを演出するが、どちらも相手にブロックされてしまった。 ゼルビアがボールを保持しながらも、なかなか相手の守備を崩しきることができずに、ジリジリと時間だけが過ぎて行く展開。後半25分にMF星に代えてMF鈴木(崇)、後半35分にMF柳崎に代えてFW小川と、攻撃的なプレーが持ち味のルーキー二人を投入し打開を計った。 しかし、試合時間が進むにつれて、守備の意識をより強くする鳥取に対し、なかなか効果的な攻撃を行うことができない。後半28分には、MF鈴木(崇)が約30メートルの距離から、得意の左足で強烈なミドルシュートを狙ったが、これもわずかにワクを外れてしまいゴールできなかった。 結局、試合はこのまま0-1で終了。試合終盤まで果敢に攻めたが、最後までゴールを奪うことはできず、野津田の2010年最終戦を勝利で締めくくることはできなかった。 |
ーー今日の試合の感想は?
野津田の今季最後の試合ということで、どうしても勝利したかったのですが、残念な結果に終わってしまいとても悔しい思いです。チャンスは多く作ることができたのですが、なかなかゴールをこじ開けることができず、逆に相手にワンチャンスをモノにされてしまいました。
とはいえ、これがサッカーです。自分たちのサッカーをこれからも信じて継続し、下を向かずにやっていきたいと思います。
ーーハーフタイムに酒井選手に代えて山腰選手を投入した際に、選手たちにはどのようなことを伝えたのか?
「ヘディングの強い山腰を投入するからといって、ハイボールで攻撃を組み立てるということではない」と伝えました。
鳥取は、先取点を奪ったことで、試合の組み立て方を変えてくるかもしれないので、後半立ち上がりの相手チームの出方をじっくり見ていこうと伝えました。
ーー木島選手と勝又選手の2トップのコンビネーションをはじめとして、対戦チームはゼルビアの攻撃を研究してきているように見える。ゴールを奪うために必要なことは何だと思うか?
「ゴールに果敢に向かって行くプレー」をもっと増やしていかないと得点は奪えません。そういう意味で、しっかりとリスクを管理しながらも、自分で判断して、もっとアグレッシブにゴールに向かうという「勇気」を持つことが、得点のために必要なことだと思っています。
これまでの戦い方を大きく変えることはありません。今のこの苦しい時期を乗り切るために、もう少し「勇気」や「アグレッシブ」な姿勢が必要だと感じています。
ーー今季最後の野津田でのホームゲームとあって、クラブ史上最高の入場者数となりました。応援してくれたサポーターへメッセージを。
7081名という、本当に多くのサポーターに野津田に駆けつけてもらい、この最高の雰囲気の中で勝利をプレゼントしたかったのですが、勝つことができなくて本当に申し訳なく思っています。来季まで野津田で試合ができないことは残念ですが、来シーズンは野津田でJリーグを戦うことができるように、今後の試合も全力で挑みたいと思います。
ーー次節のアルテ高崎戦に向けて、意気込みをお願い致します。
今までやってきたサッカーを信じて、この状況を乗り越えたいと思います。サポーターの皆さんも、ぜひ私たちを信じて声援を送ってください。それが、選手たちの大きな「勇気」となります。応援よろしくお願いします。