2011 JFL
07月30日(土) 16:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場試合終了
FC町田ゼルビア
3
0 - 0
3 - 1
1
松本山雅FC
ゴール | |
---|---|
49' | ドラガン・ディミッチ |
76' | 勝又 慶典 |
90'+2 | 勝又 慶典 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 修行 智仁 |
DF | 6 | 太田 康介 |
DF | 5 | 田代 真一 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
MF | 8 | 小川 巧 |
MF | 11 | 酒井 良 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
FW | 7 | 勝又 慶典 |
FW | 10 | ドラガン・ディミッチ |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 16 | 斎藤 広野 |
DF | 27 | 三鬼 海 |
MF | 14 | 大前 博行 |
MF | 28 | 星 大輔 |
FW | 19 | 北井 佑季 |
FW | 9 | 山腰 泰博 |
チーム監督 | ランコ・ポポヴィッチ |
---|
選手交代 | |
---|---|
72' | 酒井 良 → 星 大輔 |
85' | ドラガン・ディミッチ → 大前 博行 |
90'+4 | 藤田 泰成 → 山腰 泰博 |
警告 | |
---|---|
76' | 星 大輔 |
81' | 柳崎 祥兵 |
83' | 藤田 泰成 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 16 |
CK | 3 |
PK | - |
シュート | 23 |
警告/退場 | 3 / - |
ゴール | |
---|---|
90' | 木島 良輔 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 石川 扶 |
DF | 4 | 飯田 真輝 |
DF | 15 | 阿部 琢久哉 |
DF | 23 | 多々良 敦斗 |
DF | 24 | 李 鍾民 |
MF | 9 | 木村 勝太 |
MF | 17 | 久富 賢 |
MF | 20 | 須藤 右介 |
MF | 30 | 渡辺 匠 |
FW | 11 | 片山 真人 |
FW | 13 | 木島 徹也 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 25 | 白井 裕人 |
DF | 14 | 玉林 睦実 |
DF | 22 | 佐藤 由将 |
MF | 7 | 北村 隆二 |
FW | 19 | 塩沢 勝吾 |
FW | 33 | 木島 良輔 |
チーム監督 | 加藤 善之 |
---|
選手交代 | |
---|---|
38' | 片山 真人 → 木島 良輔 |
67' | 渡辺 匠 → 北村 隆二 |
83' | 久富 賢 → 塩沢 勝吾 |
警告 | |
---|---|
52' | 木島 良輔 |
56' | 木島 徹也 |
60' | 渡辺 匠 |
退場 | |
---|---|
79' | 木島 徹也 |
データ | |
---|---|
FK | 20 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 14 |
警告/退場 | 3 / 1 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
8,113 | 曇 / 30.0°C / 62% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
今村 亮一 | 宮部 範久、本橋 巧 | 山中 正男 |
試合終了
FC町田ゼルビア
3
0 - 0
3 - 1
1
松本山雅FC
試合経過 | |
---|---|
試合序盤からゼルビアが主導権を握った。前半3分にペナルティエリア内左サイドから勝又がシュート。これは相手GKに防がれてしまったが、両チーム通じて最初のシュートを放ち、ゼルビアが攻勢のリズムを作り出した。 その後も、ゼルビアは松本陣内に攻め込み、フィニッシュまで持ち込む場面を何度も作り出した。前半9分には、右サイドを駆け上がったサイドバックの藤田へ、DF太田からのサイドを変えるロングパス。パスを受けたDF藤田泰成がワンタッチで近寄って来たMF鈴木崇文に渡すと、チーム内得点王の鈴木が自慢の左足でミドルシュート! しかし、これは惜しくもワクを外れてしまった。前半20分には柳崎のサイドチェンジを右サイドで受けたディミッチがDFラインの背後にスルーパス。’大外’から駆け上がったのはサイドバックの藤田。ペナルティエリア内でボールを受けると、そのまま強烈なシュートを放ったが、これも相手GKのファインセーブに防がれてしまった。この日は、サイドバックの布陣が、これまでとは逆となり、右に藤田、左に津田和樹という並び。「どちらも右利きなので大きな問題ではなかった(ポポヴィッチ監督)」。この変更はうまく当たり、サイドバックが攻撃の起点となったり、積極的に前線へ飛び出す場面が目立った。劣勢が続く松本は前半39分に早くも一人目の選手交代。FW片山真人に代えて、昨季までゼルビアに在籍していたFW木島良輔を投入した。木島は古巣相手に気迫十分。投入されると、すぐさま得意のドリブルでゼルビア陣内に切り込んだが、木島の特徴を知っているゼルビアの選手が上手く対応し阻止した。 スコアレスで迎えた後半、開始早々に試合が動いた。後半4分、自陣右サイドでボールを奪った柳崎が素早く中央の酒井に繋ぎカウンター攻撃。酒井は、左サイドに開いて待つFW勝又に繋ぐと、勝又は俊足を活かしてドリブルで相手陣内へ進入。ペナルティエリア内に入ると、勝又のスピードを警戒してか間合いを開いて守る相手DFの前から右足でシュート。これは相手GKが弾いて防いだが、そのこぼれ球を相手DFより一瞬速く飛び込んだディミッチが無人のゴールに押し込んだ!サポーターの待つスタンドへ走ったディミッチ。待望の先制点に競技場は大きく沸いた。 その後も、攻撃の手を緩めず攻勢をしかけるゼルビア。後半36分には、途中交代で入った星が左サイドに開いていたディミッチへ絶妙なスルーパス。そのまま左サイドをドリブルで攻め込んだディミッチが、中央へグラウンダーの鋭いパスを送ると、中央へ走り込んだ勝又が押し込み貴重な追加点を奪った! その後の時間帯は、攻めるしかない松本がゼルビア陣内に攻め込む機会が増え始める。必死に守るゼルビア守備陣。何度か危ない場面もあったが、DF陣が身体を張った守備で跳ね返し続けた。すると、79分には松本のFWが危険なプレーで退場処分。一人少なくなった松本の攻撃の威力も半減した。アディショナルタイムには、一瞬の隙を突かれて松本の木島良輔に得点を奪われるものの、その直後には、再び勝又が松本を突き放すゴールを奪い、試合を決めた。 ゼルビアにとって過去最多となる8,113名の観衆で行われたJリーグ準加盟クラブ対決は3−1の快勝となった。 【試合リポート】 *10分おきに更新いたします 後半45分+4分 勝又が右サイドを突破してゴール! 後半45分 木島良輔が決めて松本のゴール! 後半31分 ゼルビアGOAL!! 右サイドを突破したディミッチが中央へクロス。中に走り込んだ勝又が蹴り込んで追加点! 後半20分 右サイドで酒井が抜け出してシュート! しかし、相手GKに防がれてしまった。 後半4分 ゼルビアGOAL!! 酒井からのパスを受けた勝又が抜け出してシュート。相手GKが弾いたところをディミッチが相手DFと競り合いながら押し込みゴール! 前半アディショナルタイム 酒井からのスルーパスで抜け出したディミッチがシュート。しかし、これは相手GKに防がれてしまった 前半32分 津田からのロングパスを受けた藤田が右サイド深くまで突破。混戦になったボールを酒井が中央で拾いシュートを放つがゴールならず 前半20分 柳崎のサイドチェンジから右サイドでチャンス。ディミッチのスルーパスから藤田がシュートを放つが相手GKのファインセーブにあいゴールならず 前半12分 小川が右サイドを突破し中央へグラウンダーのパス。ディミッチがシュートを放ったががワクを外れてしまった 前半10分 津田からのクロスをニアサイドで勝又が中央へ落とすと柳崎がフリーでシュート!しかし相手GKのファインセーブにあってしまった 前半9分 太田のロングパスを受けた藤田がワンタッチで落とすと、鈴木がフリーでミドルシュート。しかし、相手GKの正面。 前半3分 勝又が左サイドを崩してシュート。しかし、相手GKにセーブされてしまった。この日、最初のシュート。 |
○試合後の記者会見:ランコ・ポポヴィッチ監督
–試合の感想をお願いします。
「今日は、スタジアムを満員にしていただき素晴らしい雰囲気のなかで試合をすることができました。ゼルビアのファン・サポーター、そして、松本山雅FCの方たちも含めて、競技場にお越しいただいたすべての方に感謝しています。こういう事を言うと「謙虚ではない」と言われてしまうかも知れませんが、今日の試合では、現時点でどちらがクオリティの高いサッカーをしているかということがわかっていただけたと思います。全ての面で、私たちの選手が上回っていました。今日の試合はスペクタクルな試合展開となりました。ゼルビアのファン・サポーターの皆さんにも興奮をプレゼントできたと思います。そして、忘れてはならないのはサポーターです。ゼルビアのファン・サポーターはもちろんですが、松本山雅FCのサポーターも本当に素晴らしい情熱を感じました」
–試合終盤、2−0でリードしているところで、守備的に戦ったり、時間を稼ぐのではなく、積極的に攻めに行った結果、失点はしたが、その後突き放すことができた。その戦いかたについて
「先日のSAGAWA SHIGA戦は、3−0から同点にされてしまいました。そうした苦い経験から、サッカーの試合でよくある光景のように、守備的に戦いながら、2分おきにドクターをピッチに入れたりしながら時間を使おうとすることもできます。でも、それでは次に繋がらない。そういうことをしていたら、もう成長しないし、勝ち続けることはできません。
選手たちには、とにかく、フェアプレーをしなさいと伝えています。サッカー選手としてだけでなく、人間としても素晴らしくならないといけない。もちろん、それが試合において必ず良い結果を呼ぶとは限りません。リスクを背負うわけですから、逆の結果になることもあります。でも、観客の方々からも尊敬されるためには、フェアプレーをしながら勝たなければなりません」
以上
▽選手コメント
○FW勝又慶典選手
–危なげのない試合展開でした。バランスが良くなって来ています。
「縦へ鋭いパスワークは自分たちのスタイルですし、特徴だと思いますが、縦へボールを運ぶのが無理な時には、しっかりと横パスをつなぐ選択ができるようになり、変な形でボールを失う回数がかなり減りました。そうしたことからバランスが良くなって来たように見えるのだと思います。今日もそうですが、やはり引いて守る相手を崩すのは容易なことではありません。そこで、相手が待ち構えているのに焦って縦パスを繋ぐのではなく、じっくりと攻めることができたことが、攻撃にとっても、守備にとっても良かったのだと思います」
–得点の場面を振り返って。
「1点目は(チーム2得点目)とにかくディミッチが素晴らしかったですね。自分はしっかりとマークを外しておけば、あとはGKのいないゴールに蹴り込むだけでした。2点目(チーム3得点目)は、ドリブルで持ち運んだ時から「俺が決めてやる!」という想いでいました」
–負傷から復帰しコンディションは?
「もう問題ありません。身体も動くようになって来ています」
–今日は過去最多の8,113名の観客が集まりました。2008年の関東リーグ在籍時から所属する勝又選手にとっては、感慨深いのではないですか?
「そうですね。やっぱり、気持ちの入り方もいつもと違うし、試合をしていて楽しかったですね。この雰囲気を作り出してくださったファン・サポーターの方々には本当に感謝しています。毎試合8,000人来てくれたら嬉しいなと思っています!」
以上