2011 JFL
05月29日(日) 14:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場試合終了
FC町田ゼルビア
2
1 - 0
1 - 0
0
佐川印刷SC
ゴール | |
---|---|
32' | ドラガン・ディミッチ |
78' | 太田 康介 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 13 | 大竹 隆人 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
DF | 5 | 田代 真一 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
MF | 6 | 太田 康介 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
MF | 8 | 小川 巧 |
FW | 7 | 勝又 慶典 |
FW | 10 | ドラガン・ディミッチ |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 修行 智仁 |
DF | 16 | 斎藤 広野 |
MF | 11 | 酒井 良 |
MF | 14 | 大前 博行 |
MF | 28 | 星 大輔 |
FW | 9 | 山腰 泰博 |
FW | 19 | 北井 佑季 |
チーム監督 | ランコ・ポポヴィッチ |
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選手交代 | |
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87' | 大竹 隆人 → 北井 佑季 |
90'+1 | 勝又 慶典 → 山腰 泰博 |
90'+3 | 鈴木 崇文 → 星 大輔 |
警告 | |
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48' | 大竹 隆人 |
退場 |
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データ | |
---|---|
FK | 23 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 13 |
警告/退場 | 1 / - |
ゴール |
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スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 小林 庸尚 |
DF | 25 | 佐伯 大成 |
DF | 3 | 石垣 勝矢 |
DF | 13 | 金井 龍生 |
DF | 26 | 日野 竜一 |
MF | 19 | 桜井 正人 |
MF | 5 | 瀧原 直彬 |
MF | 10 | 吉木 健一 |
MF | 9 | 平井 晋太郎 |
FW | 4 | 伊池 翔吾 |
FW | 20 | 中筋 誠 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 31 | 大石 倭生 |
DF | 15 | 及川 準 |
DF | 22 | 高橋 弘章 |
MF | 8 | 大槻 紘士 |
FW | 11 | 中島 清登 |
FW | 17 | 高向 隼人 |
チーム監督 | 中森 大介 |
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選手交代 | |
---|---|
46' | 桜井 正人 → 大槻 紘士 |
65' | 伊池 翔吾 → 高向 隼人 |
警告 | |
---|---|
37' | 石垣 勝矢 |
73' | 金井 龍生 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 11 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 20 |
警告/退場 | 2 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
1,326 | 雨 / 20.5°C / 91% | 全面良芝、水含み |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
長谷 拓 | 金井 清一、志村 功 | 竹下 恵太朗 |
試合終了
FC町田ゼルビア
2
1 - 0
1 - 0
0
佐川印刷SC
試合経過 | |
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【試合総括】 「勝ちたいという気持ちが今日は相手の方が上だった」。前節、敗戦に終わった松本山雅FC戦の記者会見で、敗因をこう分析したポポヴィッチ監督。 今日は、まさにその敗因を見事に克服した試合となった。試合前日から降り続いた雨の影響によりピッチコンディションは悪く、ボールコントロールに苦しむ場面も多く見られたが、たとえルーズボールになろうとも、怖がらずに相手と競り合い、球ぎわで相手に負けなかった。もちろん、素早いダイレクトのパス回しも復活したが、「サッカーの基本(柳崎)」という「戦う気持ち」でまず相手を上回っていた。 国士舘大学から新加入の大竹隆人が、右サイドバックで先発し今季初出場を果たした。持ち前のスピードと豊富な運動量を活かしたプレーで何度も右サイドを駆け上がり、「最近のトレーニングでは、自信を感じさせるプレーをしていた」というポポヴィッチ監督の期待に応えた。また、今季初先発の太田康介も持ち味を発揮した。持ち前のキャプテンシーを発揮し、闘争心溢れるチームを牽引した。後半33分には、どん欲にゴール前へ攻撃参加し、試合を決める貴重な追加点も奪った。 「勝又、ディミッチが中心となって攻撃を牽引し、サイドに起点を作ってから中央へ向って分厚い攻撃をしかけて来ることもわかっていた。でも、やられてしまった。個々の技術、組織の連携、どちらも現時点では町田の方が上だった」と佐川印刷の中森大介監督が試合後の記者会見で振り返ったように、ゼルビアがストロングポイントを存分に発揮して相手を退けた。 後半34分 佐川印刷が中央で強烈なミドルシュート。雨でスリッピーなピッチに苦しみ、吉田がボールを前に弾くと、こぼれ球に詰めた佐川印刷の平井がシュート。ゴールポストに直撃しなんとか事なきを得た 後半33分 ゴール!! 右サイドを突破した大竹が中央へクロス。ニアサイドに走り込んだディミッチが絶妙なボールタッチでボールを後ろにそらすと、中央で待っていた太田が右足インサイトで丁寧なシュート! 左サイドネットに流し込んだ 後半25分 鈴木の左からのコーナーキックを太田が頭で合わせるがワクを外れてしまった 後半17分 ディミッチからのスルーパスに反応した勝又がDFラインのウラに抜け出す。そのままシュートを放つが、ワクを外れてしまった 後半14分 右サイドに開いた勝又がサポートに入ったディミッチへパス。ディミッチは、「3人目の動き」で右サイド外を疾走した大竹にスルーパス。大竹のクロスに小川が頭で合わせたが、これは惜しくもワクを外れてしまった 後半6分 右サイドでボールをキープした佐川印刷が中央へクロス。中央で待っていた佐川印刷の伊池にダイビングヘットを許したが、ワクを外れてくれた 後半3分 右サイドでボールをキープした鈴木が前を向いて左足でロングシュート。しかし、これはワクを外れてしまった。 前半アディショナルタイム 田代のバックパスが雨でぬかるんだピッチの影響でボールが流れてしまい、相手FWとGK吉田が競り合い。こぼれだまを相手選手が拾い、無人のゴールにシュートを撃たれてしまうが、カバーに入った田代がクリア。 前半35分 コーナーキックからのこぼれ球を佐川印刷の選手がボレーシュート。これはワクを外れてくれた 前半32分 ゴール!! 左サイドの藤田がファーサイドへクロス、外で待っていた鈴木が頭で中央へ折り返し、中で待っていたディミッチが左足でプッシュしてゴール! 前半19分 左サイドの藤田が中央へドリブルで切れ込み、右サイドで待つ鈴木へ。鈴木が左足ミドルシュートを放つが、これはGKの正面 前半17分 佐川印刷が左サイドからクロス、中央でヘディングで合わせられてしまうが、これはワクの外。 前半16分 右サイドで前を抜いた鈴木が左足アウトサイドで絶妙なスルーパス。勝又がが抜け出して相手GKをかわすが、蹴り出したボールが強くラインをわってしまった 前半11分 左サイドの勝又がファーサイドへクロス。鈴木が頭で折り返すと、柳崎が中央でボレーを放つが僅かにワクの外 前半8分 佐川印刷の平井がペナルティエリア角で前を向いてミドルシュート。これはワクを外れる。 前半5分 勝又のパスからDFラインのウラに抜け出したディミッチ。しかし、ボールをコントロールできずに相手GKがキャッチ 前半2分 小川が抜け出して相手GKと一対一のチャンス。しかし、雨でぬかるむピッチの影響もあり、GKにキャッチされてしまった |
○試合後の記者会見:ランコ・ポポヴィッチ監督
「雨ですね……。(メディアの皆さんは)お仕事とはいえ、この悪天候のなかお集まりいただきましてありがとうございます。今日も皆さんにお会いできて嬉しいです」
–試合の感想をお願いします。
「見応えのある「良い試合」というのは、相手も良いサッカーをしないと成立しません。今日は私が観た過去の佐川印刷の試合の中でも、より質が高いものでした。ただ、素晴らしい相手にも良い試合が出来たことは、今まで私が選手たちに伝えて来た「一人ひとりが最大限の力を発揮して自分たちのサッカーをすることができれば、どんな相手にも勝つことができる」ということが実証できたと思います。こうした悪天候の中でも自分たちのパスサッカーにチャレンジすることができたし、一瞬でもやるべきことを忘れなかったことは評価したいと思います。試合を通じて4回も相手の守備を完全に崩し、GKと一対一のチャンスを作ることができたことも評価したいと思います。 一番重要なことは、個人の活躍ではなく、チーム全体が機能して戦い、勝利を掴むことができたことです。誰か一人が際立った活躍をするのではなく、チーム全体が連動して素晴らしいサッカーをすることで相手を凌駕することができました。キーパーもファインセーブで救ってくれました。これがもっとも嬉しいことです。私のチームには先発出場が約束された選手はいません。その時、もっとも調子が良い選手が、その試合に出場します。現に、これまでベンチ入りもしなかった大竹が出場して素晴らしいプレーをしてくれました。太田も初めての先発出場ですが、良いプレーをしてくれました。試合前に、「今朝のチャンピオンズリーグファイナルを観た奴がいるか?」と選手たちに訪ねました。もし選手全員が観ていたら、「もうやるべきことはわかるだろう」と試合前のミーティングはなしにしようと思っていました。今日の試合では瞬間的に今朝のバルセロナを上回るプレーをしてくれたと思います。もちろんジョークです」
以上