2011 JFL
05月15日(日) 14:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 0
0 - 1
1
ブラウブリッツ秋田
ゴール | |
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06' | 鈴木 崇文 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
DF | 5 | 田代 真一 |
DF | 18 | ユン・ソンヨル |
MF | 11 | 酒井 良 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
MF | 8 | 小川 巧 |
FW | 19 | 北井 佑季 |
FW | 10 | ドラガン・ディミッチ |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 修行 智仁 |
DF | 16 | 斎藤 広野 |
DF | 27 | 三鬼 海 |
MF | 6 | 太田 康介 |
MF | 14 | 大前 博行 |
MF | 28 | 星 大輔 |
FW | 9 | 山腰 泰博 |
チーム監督 | ランコ・ポポヴィッチ |
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選手交代 | |
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60' | 鈴木 崇文 → 山腰 泰博 |
89' | 酒井 良 → 星 大輔 |
警告 | |
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17' | 藤田 泰成 |
86' | 山腰 泰博 |
退場 |
---|
データ | |
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FK | 15 |
CK | 6 |
PK | - |
シュート | 6 |
警告/退場 | 2 / - |
ゴール | |
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39' | 比嘉 厚平 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 浅井 俊光 |
DF | 11 | 松ヶ枝 泰介 |
DF | 6 | 千野 俊樹 |
DF | 2 | 小林 宏之 |
DF | 14 | 川田 和宏 |
MF | 18 | 鈴木 健児 |
MF | 5 | 今井 大悟 |
MF | 4 | 畑田 真輝 |
FW | 19 | 小澤 竜己 |
FW | 10 | 松田 正俊 |
FW | 8 | 比嘉 厚平 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 21 | 鈴木 彩貴 |
DF | 3 | 江崎 一仁 |
DF | 27 | 高橋 理 |
MF | 16 | 三好 洋央 |
FW | 7 | 眞行寺 和彦 |
FW | 9 | 富樫 豪 |
FW | 24 | 久保田 圭一 |
チーム監督 | 横山 博敏 |
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選手交代 | |
---|---|
81' | 今井 大悟 → 三好 洋央 |
87' | 比嘉 厚平 → 眞行寺 和彦 |
89' | 小澤 竜己 → 富樫 豪 |
警告 | |
---|---|
08' | 畑田 真輝 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 20 |
CK | 2 |
PK | - |
シュート | 5 |
警告/退場 | 1 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
2,597 | 晴 / 25.1°C / 20% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
桜井 大介 | 小曽根 潮、志村 功 | 山中 正男 |
試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 0
0 - 1
1
ブラウブリッツ秋田
試合経過 | |
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試合開始早々から、ゼルビアがチャンスを作った。前半3分、相手ゴール前の好位置でフリーキックを獲得。ディミッチのキックはわずかにワクを外れ、ゴールは奪えなかったが、続く6分にも同じような位置で再びをフリーキックを獲得した。今度のキッカーは、左足のキックに自信を持つ、2試合連続ゴール中のMF鈴木崇文。「ゴールまでの距離があったので、あえて相手GKのいる方のサイドへブレ球を狙った」という鈴木の強烈なフリーキックがゴールネットに突き刺さり、さい先よく先制に成功した。 先制したものの、なかなかリズムが生まれないゼルビア。DFラインから細かいパスを繋いでしっかりとビルドアップする秋田に対し、良い形でボールを奪うことができず、相手に主導権を渡してしまう時間帯も見られた。前半39分には、2列目から勢いよく走り込んだ秋田のFW比嘉がDFラインを突破し、GK吉田との一対一のチャンスを冷静にゴールに流し込んで同点に追いつかれてしまった。 相手のパスワークに苦戦したゼルビアだったが、後半は修正に成功した。相手陣内でパスを繋ぐ機会も増え、徐々にゼルビアのリズムに傾き始めた。さらに、後半15分にはFW山腰を投入。前線でヘディングに競り勝つことや、身体を張ってボールをキープできる山腰が入ったことによって、攻撃にタメができるようになった。後半16分には、ディミッチのスルーパスに反応したFW山腰が抜け出し大きなチャンス。しかし、山腰のシュートは僅かにワクを外れてしまい、惜しくも勝ち越しゴールとはならなかった。 徐々に秋田ゴールへ近づくゼルビア。しかし、相手の守備のブロックも固く、なかなか崩すことができない。試合終盤にはMF星を投入し、さらに攻勢を強めたが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことできず、試合はそのまま終了となった。 |
○試合後の記者会見:ランコ・ポポヴィッチ監督
–試合の感想をお願いします。
「今日は試合前から難しい試合になることを予想していましたが、まさに、予想した通りの試合になりました。秋田は優れたチームということや、最近、いよいよ暑くなり始めた気候の影響もありました。前半に関しては、秋田が優れており、私たちの目指すサッカーの形を作ることができませんでした。何故できなかったのかという分析はこれからしたいと思います。私としては、相手が良かったということはあったとしても、チーム全体で戦うことができなかったとに不満が残ります。ショートパスが小気味よく繋がる場面もありましたが、3本目に必ずラストパスを狙うような単調なリズムも目立ちました。また、集中力の部分でも、改善すべき部分がありました。ただ、ポジティブな要素も多くありました。秋田は、監督も継続していますし、私たちよりもチームの熟成に長い時間をかけた非常にオーガナイズされたチーム。その秋田に対し、ほとんど決定機を作らせることはありませんでした。失点の場面も含めて、ピンチを迎えたのは、私たちのミスから生まれたものばかりでした。後半は、見違えるようなサッカーをすることができました。DFからFWまでがコンパクトになり、相手に危険なスペースを与えませんでした。特に山腰が入ってからは試合の流れが変わりました。彼がいることで、前線でボールが収まりますし、そのことで、他の選手が連動して相手のDFラインのウラに飛び出すプレーができるようになりました。2試合連続の引き分け。前節は、勝ち点2を失った勝ち点1。今日は、勝ち点1を拾った試合という印象です。今日もファン・サポーターが90分間支えてくださいました。サッカーの盛んな町田にある、この奇麗な素晴らしいスタジアムで、私たちが素晴らしいサッカーを披露して、皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。嬉しかったことは、これまで全ての試合に先発出場していた勝又が出場停止になっても、チーム内に動揺した様子がまったく見られなかったことです。確かに勝又はJFLでもトップクラスの実力を持った素晴らしい選手ですが、私たちには、山腰も北井も星もいます。他にも素晴らしい選手が揃っています」
以上
▽選手コメント
○MF鈴木崇文選手
「得点したフリーキックは、インステップで蹴ってブレ球を狙いました。ゴールとの距離があったので、カベを避けてカーブをかけるとGKに追いつかれてしまうと思ったので、あえて直線的な弾道でGKのいる側の方を狙いました。
先取点は奪えたものの、前半は相手に主導権を握られてしまいました。相手のパスワークが巧みだったこともあり、全体的に一人ひとりの距離感が少し遠く、うまく守備をすることができませんでした。自分のいる左サイドで攻撃の起点を作られることも多かったのですが、自分とユンのところでコミュニケーションが足りなかったことも原因だったと思います。守備のところでバランスが崩れていたので、ボールを奪っても、なかなか良い攻撃の形を作れませんでした。DFラインが下げられて、あまり距離感が良くないにも関わらず、いつも通りのダイレクトパスを重視したサッカーをしてしまったことも反省材料です。やはり、自分たちのリズムでは無い時はある訳ですから、その時に、少しタメを作ったり、リズムを変えることも必要だと改めて感じました。
後半は、相手のリズムにも慣れて来たこともあり、自分たちも良いリズムを生み出すことができたと思います。ユンとコミュニケーションを深めることで、左サイドの守備の連携も改善されたと思います。これから!っていう時に今日は交代だったので、少し残念でした(笑)。
来週は、Jリーグ準加盟の松本山雅FCとの対戦です。個人的には、昨シーズンはカツさん(勝又)に先制点をアシストしたこともあり、あの場所には良いイメージを持っています。来週は、良い内容で勝利を掴みたいと思います」
○FW北井佑季選手
「前半は、自分たちのリズムを作り出せませんでした。でも、後半はしっかりと修正できたことは今後の戦いの自信になると思います。
今日は、相手のパスワークがこれまでの対戦相手とはリズムが違う独特なものでした。試合序盤は、みんな「ここは誰がプレスに行く?」と迷いながら試合をしていたように思います。試合中は、そこまでコミュニケーションを深めることはできないので、ハーフタイムにしっかりと皆で話し合いました。その結果、後半はしっかりと相手のサッカーに対処できたと思います。
今シーズン、自分たちは常に相手から主導権を奪ってサッカーをして来たと思います。でも、今日は、相手のパスワークに慣れるまでに時間がかかり、主導権を相手に握られてしまいました。長いシーズン、こういうことも必ずあります。それでも、悪い流れの時にはしっかり耐えて、最後には得点を奪って勝利するということが重要になってくると思います」
以上