2009 JFL
11月15日(日) 13:00 KICK OFF SGホールディングスグループ健康保険組合守山陸上競技場試合終了
SAGAWA SHIGA FC
1
0 - 0
1 - 3
3
FC町田ゼルビア
ゴール | |
---|---|
79' | 中村 元 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 33 | 森田 耕一郎 |
DF | 13 | 旗手 真也 |
DF | 3 | 冨山 卓也 |
DF | 19 | 大杉 誠人 |
DF | 14 | 榎本 周平 |
MF | 10 | 山根 伸泉 (Cap.) |
MF | 6 | 岡村 政幸 |
MF | 20 | 大沢 朋也 |
MF | 9 | 中村 元 |
FW | 5 | 宇佐美 潤 |
FW | 8 | 髙橋 延仁 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 21 | 藤井 賢心 |
DF | 4 | 谷内 謙介 |
DF | 27 | 野村 博司 |
MF | 7 | 馬場 悠企 |
MF | 28 | 吉村 修平 |
FW | 17 | 米倉 将文 |
FW | 15 | 竹谷 英之 |
チーム監督 | 中口 雅史 |
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選手交代 | |
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46' | 宇佐美 潤 → 米倉 将文 |
69' | 大沢 朋也 → 竹谷 英之 |
81' | 山根 伸泉 → 吉村 修平 |
警告 |
---|
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 24 |
CK | 3 |
PK | - |
シュート | 6 |
警告/退場 | - / - |
ゴール | |
---|---|
70' | 森川 宏雄 |
78' | 山腰 泰博 |
84' | 酒井 良 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 30 | 修行 智仁 |
DF | 22 | 森川 宏雄 |
DF | 26 | 深津 康太 |
DF | 6 | 中川 勇人 |
DF | 25 | 齋藤 貴之 |
MF | 24 | 大前 博行 |
MF | 8 | 石堂 和人 |
MF | 13 | 飯塚 亮 |
MF | 11 | 酒井 良 (Cap.) |
FW | 14 | 山腰 泰博 |
FW | 3 | 御給 匠 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 渡辺 彰宏 |
DF | 4 | 雑賀 友洋 |
MF | 16 | 金 東秀 |
FW | 19 | 大江 勇詞 |
FW | 29 | ブルーノ・カスタニェイラ |
チーム監督 | 戸塚 哲也 |
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選手交代 | |
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86' | 飯塚 亮 → 雑賀 友洋 |
89' | 大前 博行 → 金 東秀 |
89' | 山腰 泰博 → ブルーノ・カスタニェイラ |
警告 | |
---|---|
27' | 中川 勇人 |
35' | 森川 宏雄 |
51' | 大前 博行 |
63' | 深津 康太 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 22 |
CK | 2 |
PK | - |
シュート | 10 |
警告/退場 | 4 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
2,139 | 晴時々曇 / 16.5°C / 55% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
日高 晴樹 | 森 淳、西村 隆宏 | 鳥家 浩司 |
試合終了
SAGAWA SHIGA FC
1
0 - 0
1 - 3
3
FC町田ゼルビア
試合経過 | |
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優勝に大手をかけた首位のSAGAWA SHIGA FCを敵地で粉砕!残り2試合、目標の4位以内が見えた JFL後期第15節、FC町田ゼルビアはSAGAWA SHIGA FCと滋賀県の佐川守山陸上競技場で対戦し、3‐1で見事勝利を収めた。対戦相手のSAGAWA SHIGA FCは現在首位を独走中。この試合で勝利すれば優勝が決まるという大一番とあって会場には2,135人がの観客が集まったが、森川、山腰、酒井のゴールで退けた。 次節は、いよいよ今季ホーム最終戦。この日、首位を叩いた勢いそのままに、好調のTDK SCを迎え撃つ。 優勝に大手をかけるSAGAWA SHIGA FC 前期リーグのリベンジを狙うゼルビア ゼルビアは、前節はホームでソニー仙台FCと対戦。6位のゼルビアと5位のソニー仙台、ゼルビアが勝利すれば順位が入れ替わる可能性もある直接対決となったが、惜しくも1‐1のドローとなった。 対するSAGAWA SHIGA FCは、前節はアウェイで佐川印刷SCと対戦。先制するものの逆転を許し、苦しい試合展開となったが、試合終盤に2点を叩き込み再逆転に成功し勝利をおさめた。 しぶとい戦いを見せるものの3試合が勝利がないゼルビアと、逆転勝ちで優勝に大手をかけて勢いを増すJFL屈指の強豪・SAGAWA SHIGA FC。前期リーグの対戦を見ても、ゼルビアがホームで苦杯を舐めているだけに、試合前はゼルビアにとって厳しい戦いとなることが予想された。 前半は風上に立つSAGAWAが主導権 ゼルビアは山腰、御給のツートップが機能 強風の吹く佐川守山。前半は風上にたったSAGAWAが試合の主導権を握った。前期リーグでの対戦同様、身体能力の高い選手を揃えたSAGAWAが、前線からプレッシャーをかけてゼルビアを押し込む展開が続いた。押し込まれるものの、ゼルビアもしっかりと守りシュートまでは持ち込ませない。ペナルティエリア内に入る前に相手選手を捕まえて、攻撃を跳ね返した。 攻撃では、キープ力に長ける御給と山腰のツートップに早めにボールをあずける戦術が機能した。しっかりとDFとMFでビルドアップしてから攻撃をしかけるのがゼルビアのスタイルだが、この日はまずツートップに預けるという意識が浸透していた。 押し込まれながらも、しっかりと反撃の形を作るゼルビア。前半10分には、敵陣ペナルティエリア付近で、御給が相手DFと競り合ったこぼれ球を飯塚が拾って石堂へパス。石堂は、利き足ではない右足ながらも、ペナルティエリア外から強力なシュート!これは、相手GKのファインセーブによって惜しくもゴールとはならなかったが、良い形の攻撃を見せた。 山腰の惜しいミドルシュート 前半はスコアレスのまま終了 SAGAWAに押し込まれながらも、フィニッシュまでは持ち込まれていなかったゼルビアだったが、前半30分ごろの時間帯は立て続けにシュートを打たれてピンチを迎えていた。前半29分には、ハーフウェーライン付近でフリーとなった相手選手が、ドリブルでゼルビア陣内に侵入し、ゴールまで約30メートルの位置から強烈なミドルシュート。これは、わずかにワクを外れて肝を冷やした。 前半37分には、ゼルビアの反撃。ハーフウェーライン付近でこぼれ球を拾った齋藤が左サイドの山腰へパス。山腰がゴール中央へ向かってドリブルで進みミドルシュート!グラウンダーの鋭い弾道だったが、わずかにワクを外れてゴールならず。 結局、前半は0‐0のまま終了。山腰、御給を中心にカウンター攻撃を仕掛けたが、前半はSAGAWAのゴールをこじ開けることはできなかった。 森川が先発出場の期待に応えた!コーナーキックから強烈ヘッド 後半は、風上にたったこともあり、ゼルビアがボールを保持する時間が増えて互角の展開。後半9分には、右サイドで相手選手二人をかわした酒井がドリブルで進み、右足アウトサイドでシュート!これは僅かにワクを外れてしまったが、後半のゼルビアの攻勢を予感させた。後半24分、石堂がペナルティエリア内中央にいる飯塚へ縦パス。飯塚がヘディングでボールを後方に落とすと、山腰がすかさずシュート!これは、相手GKが弾きコーナーキックへ。 右からのコーナーキック。石堂の左足から相手ゴールに向かってカーブがかかるボールが蹴られると、ニアサイドに森川が飛び込みヘディングシュート。待望の先取点が生まれた!「試合前に、相手GKが前に飛び出してボールを触ることができなくなるように指示をした」という戸塚監督の作戦が見事にハマった得点となった。 白熱の後半戦!取られては取り返す展開 先取点を奪い、俄然勢いに乗るゼルビア。さらに攻勢が続いた。後半32分、左サイドにポジションをとっていた酒井が相手DFラインのウラでパスをうけて、ドリブルを開始。中央へと進路を変えて相手ゴールへ突進し、左足で相手GKとDFラインの間へグラウンダーの鋭いパスを送ると、逆サイドのファーポストに走り込む山腰がゴールに押し込み追加点! 1ゴール・1アシストの酒井 試合を決める3点目! 勝ち点3へ大きく近づく追加点。しかし、そこは首位を独走するSAGAWA SHIGA FC、直後の34分にすかさず1点を返されてしまった。右サイドからのクロスボールがゼルビアのゴールエリア内で混戦となり、最後はSAGAWAの中村に押し込まれた。 残り時間は約10分ほど。SAGAWAに1点を返されたことで、徐々に追われる立場のプレッシャーが生じ始める時間帯。チームに再び冷静さを取り戻させてくれたのは、頼れる主将だった。後半38分、ゴール前中央エリアで御給が体を張って相手DFと競り合うと、そのこぼれ球を山腰が拾い、中央の石堂へパス。ボールを受けた石堂が相手DFラインのウラを狙う酒井へスルーパスを送ると、相手GKと一対一となった酒井が落ち着いてゴールに流し込み、試合を決定づける3点目を決めた。 |
○試合後の記者会見:戸塚哲也監督
–試合の感想は?
「今日は、試合前に選手たちに伝えたことがズバリハマった試合だった。まず、自分たちのコーナーキック。ウチには良いキッカーもヘディングの強い選手もいるのに、コーナーキックからの得点が少ない。最近、その原因についてよく考えていた。今日は、相手ゴールキーパーが前に出てボールに触りにくくなるような指示を選手たちに伝えた。先取点も相手ゴールキーパーが前に出て来れないところを森川がニアで叩いたもの。作戦がズバリハマった。もう一つは、山腰と御給で組んだツートップの活かし方。彼らは高いボールにも強く、起点となれる選手。その二人の特徴を最大限に活かせるように指示を伝えた。選手たちは、こちらの指示をしっかりと理解してくれて、上手く実行してくれた」
–今季残り試合への意気込みをお願いします
「あと2つ、何としても勝って、順位を少しでも上げたい。首位のチームにアウェイで3‐1で勝利できたことは、選手たちに大きな自信となったと思う。あと2試合、選手たちがどんな戦いを見せてくれるのか楽しみ」
以上