2010 JFL
04月11日(日) 14:00 KICK OFF 町田市立陸上競技場試合終了
FC町田ゼルビア
3
0 前半 0
3 後半 1
1
栃木ウーヴァFC
ゴール | |
---|---|
後半2分:柳崎 後半12分:木島 後半34分:木島 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 22 | 吉田 宗弘 |
DF | 3 | 藤田 泰成 |
DF | 24 | 川邊 裕紀 |
DF | 19 | 永野 諒 |
DF | 16 | 斉藤 広野 |
MF | 28 | 星 大輔 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 (Cap.) |
MF | 6 | 太田 康介 |
MF | 13 | 飯塚 亮 |
FW | 7 | 勝又 慶典 |
FW | 33 | 木島 良輔 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
1 | 修行 智仁 |
|
18 | 齋藤 貴之 |
|
14 | 大前 博行 |
|
11 | 酒井 良 |
|
20 | 半田 武嗣 |
|
9 | 山腰 泰博 |
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27 | 小川 巧 |
チーム監督 |
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選手交代 | |
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▽交代 後半17分:飯塚→半田 後半29分:斉藤→齋藤 後半40分:星→山腰 ▽警告 後半39分:太田 後半90分: 勝又 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | - |
CK | - |
PK | - |
シュート | - |
警告/退場 | - / - |
ゴール | |
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71分 石舘 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 和田 翔太 |
DF | 24 | 高木 建太 |
DF | 3 | 林 容史 |
DF | 5 | 中川 勇人 (Cap.) |
DF | 15 | 田 隆法(チョン・リュンポ) |
MF | 31 | 高安 亮介 |
MF | 13 | 前田 和也 |
MF | 34 | 濱岡 和久 |
MF | 27 | 森田 真司 |
FW | 11 | 高橋 駿太 |
FW | 29 | 石舘 靖樹 |
ベンチスタート | ||
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22 | 井野 正行 |
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4 | 栗原 英明 |
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28 | 岸田 茂樹 |
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35 | 矢部 達 |
|
16 | 石川 大 |
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25 | 若林 学 |
|
10 | 三輪 宏真 |
チーム監督 |
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選手交代 | |
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▽交代 後半25分:高安→石川 後半25分:高橋→若林 後半43分: 森田→三輪 ▽警告 前半17分:高安 前半32分:高橋 前半39分: 高木 後半37分中川 |
警告 |
---|
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | - |
CK | - |
PK | - |
シュート | - |
警告/退場 | - / - |
試合終了
FC町田ゼルビア
3
0 前半 0
3 後半 1
1
栃木ウーヴァFC
試合経過 | |
---|---|
栃木を下し4連勝! 首位に浮上 JFL前期第5節、FC町田ゼルビアは町田市立陸上競技場で栃木ウーヴァFCと対戦し、3-1で勝利をおさめた。前半は、攻めあぐねる展開となったが、ハーフタイムに相馬監督から「本当に勝ちたいのか? 栃木の方が闘っているぞ!」と指示を送られると、後半は攻撃性が増し栃木を圧倒。後半2分にMF柳崎が先制点を奪うと、FW木島が2得点を挙げて試合を決めた。終わってみれば、今季JFLに昇格した栃木に対し、ゼルビアが試合を通して主導権を握り、3得点を奪う快勝だった。 この日の勝利で4連勝。前節まで首位に立っていたガイナーレ鳥取が引き分けたため、まだリーグ序盤とはいえ、順位は首位に浮上した(Jリーグ昇格条件4位以上)。次節は、秋田県の仁賀保グリーンフィールドで現在8位のブラウブリッツ秋田と対戦する。 試合序盤から主導権を握る展開 星の正確な右足のキックからチャンスを演出 試合は、序盤からゼルビアが主導権を握る展開。ボールを支配し、敵陣の中で多くのパスを回しながら、相手の守備の綻びを探した。前半、最初のチャンスは4分。FW木島からの縦パスを中央で受けたMF星が右サイドへドリブルで進み、ファーサイドへクロス。走り込んだ飯塚がトラップから素早くシュートを放ったが、これは相手DFに阻まれてしまった。 さらに、前半19分、右サイドでボールを受けた星が、ペナルティエリア左角あたりにいた木島へ鋭く正確なロングパス。ヘディングでパスをカットしようとした相手DFの頭上を越え、待ち構えていた木島へパスが通り大きなチャンス! 木島のトラップはわずかに長くなってしまい、相手GKとの競り合いとなったが、勇気を持って飛び込んだ木島が一瞬早くボールに触りヘディングシュート! フワリとした弾道のボールは、無人のゴールに吸い込まれるかに見えたが、惜しくもバーに当たってしまいゴールならず。前半最大のチャンスだった。前半は、星の正確な右足のキックで多くのチャンスを演出した。 その後も試合の主導権を握りながらも、先制点を奪うことができずに前半はスコアレスのまま終了。「前半は、どこか動きが堅かった。慎重に試合に入り過ぎたかもしれない」という試合後の柳崎のコメントも表すように、前半はゴールへの迫力を欠く展開となってしまった。 後半開始早々の2分 MF柳崎の今季初ゴールで先制! ハーフタイムに相馬監督から、「本当に勝ちたいのか? 栃木の方が闘っているぞ!」と指示が飛ぶと、攻めあぐねた前半とは対照的に、後半はアグレッシブな動きになり、攻撃性が増した。 後半2分、そのアグレッジブな攻撃が、早速、実を結ぶ。飯塚とのコンビネーションで、今季初先発のDF斎藤広野が左サイドを崩し、ゴールライン近くまでドリブルで侵入。中央へ低いグラウンダーのクロスを送ると、ニアに走り込んだ木島がシュートを打つとみせてスルー。中央にいた柳崎のシュートは一度は相手DFにブロックされたものの、そのこぼれ球を再び柳崎が押し込み先制ゴールを奪った。DF斎藤広野が左サイドを崩した時点で、ゼルビアの選手は4人がボックス内に走り込んでいた。まさに、攻撃的姿勢がもたらしたゴールとなった。 ゼルビアが圧倒的に試合を支配 FW木島が鋭いドリブル突破から「貫禄」のシュート 重要な先制点を奪い、勢いを増すゼルビア。ここからは、ゼルビアが圧倒的に試合を支配し、何度も栃木ゴールに襲いかかる展開となった。 後半6分、左サイドからのFK。角度的に中央へのクロスを選択するかと思われたが、キッカーのMF星は、クロスに備えゴールから離れようとしていた相手GKの意表を突いてニアサイドへのシュートを選択! しかし、これは懸命に戻った相手GKがボールをかき出し惜しくもゴールならず。 後半14分、相手のパスをカットしたFW勝又が素早く左サイドのFW木島にパスを送ると、木島はそのままドリブルで相手ゴール前へ突進。追いすがる相手DFがタテへの突破を警戒していると見るや、中央へ切り返して右足を一閃。ボールはゴールの右サイドネットに吸い込まれた。 タテへの突破を警戒する相手DFを引き離す中央への鋭い切り返し、余裕を持って振り抜いた右足から放たれたゴールの外側を「巻く」シュート。これまで何度もこの形でゴールを奪ってきたであろう、まさに木島良輔の「形」といえるゴールだった。 その後も、ゼルビアの攻勢は止まらない。後半16分、MF星との壁パスで抜け出したMF飯塚がペナルティエリア内に侵入。強烈なシュートを放ったが、これは惜しくも相手GKに阻まれてしまった。 後半23分、ゴール前でボールを持ったFW木島が、途中出場のMF半田にボールを預けると、MF半田はフワリとしたボールで相手DFラインウラへリターンパス。走り込んだ木島が、オーバーヘッド気味にアクロバティックなシュートを狙ったが、これは上手くミートできずゴールならず。 後半25分、右サイドでボールを受けた星がドリブルを開始。中央へ進むと見せて、鋭い切り返しからタテへ進み、相手DFを突破。ペナルティエリア内に侵入しシュートを狙ったが、追いすがる相手DFに阻まれ惜しくもゴールならず。 2得点の木島 追いすがる栃木を突き放す 積極的な姿勢で試合の主導権を握るゼルビアだったが、後半26分、一瞬のスキを突かれ栃木に得点を許してしまう。相手GKからのボールを素早く繋がれると、DFラインのウラへ飛び出した栃木のFW石舘に落ち着いて決められてしまった。 ゼルビアの攻勢に喜び沸く競技場に、再び緊迫した空気が戻った。 しかし、ゼルビアの攻勢は止まらない。失点後すぐの後半27分に、FW勝又からのパスを受けたMF柳崎がペナルティエリア内から右足でシュート! これはわずかにワクを外れてしまったが、失点後のイヤなムードを払拭する攻撃となった。 さらに、後半34分、ペナルティエリア内でボールを受けた勝又が相手DFに倒されペナルティキックを獲得。キッカーを務めた木島が、ゴール右隅に落ち着いて決めて追加点を奪った。 攻撃の手を緩めないゼルビア 木島、勝又、山腰の3トップに変更 試合をほぼ手中におさめる3点目を奪ってもなお、攻撃の手を緩めないゼルビア。後半40分には、MF星に代えて、FW山腰を投入。勝又、木島との3トップに陣形を変更し、4得点目を奪いにいった。「(FW山腰の投入の意図は?)もっと得点が欲しかった。ただ、それだけです。観戦に訪れてくれたお客さんに、できるだけたくさんのゴールを見せてあげたいという気持ちはいつも持っている。今日はホームゲームなので、特にその想いが強かった」(相馬監督)。 後半41分には、MF半田からのパスを受けたFW山腰が右サイドを崩しシュート。これは相手GKの正面に飛んでしまったが、最後までゴールを狙う攻撃的な姿勢を見せた。 試合は、このまま3-1で終了。シュート本数は、相手の3本を遥かに上回る22本。1点差に追い上げられる場面もあったが、動じずにすぐに追加点を奪う逞しさも見せ、まさに快勝といってよい試合内容だった。 |
ーー今日の試合の感想は?
途中で集中力を欠く場面があったり、攻め込みながらも得点が奪えずに、ベンチで観ていて、若干、ストレスが溜まる部分もあったが、ひとまず勝利できてよかった。
ーー攻めあぐねる前半とは対照的に、後半は開始直後からアグレッシブになったと思うが、どんな指示を送ったのか? ヒーローインタビューで木島選手は「喝が入った」と言っていたが?
(苦笑い)「本当に勝ちたいのか? 栃木の方が勝っているぞ!」ということを伝えた。
ーーこの勝利で、いよいよ単独首位となったが、現在の心境は?
順位のことは、まだまったく意識していないので、首位に立ったところで心境の変化などはない。
しかし、着実に一つずつ勝利を積み重ねているという事実には、素直に手応えを感じているし、目指すべきサッカーの方向性を選手全員が理解して、連動してプレーできる時間が徐々に増えて来ているとも感じている。
ーー栃木に1点を返された終盤、守備的な選手ではなく、FWの山腰を投入した意図は?
素直に「もっとゴールが欲しかった」。ただ、それだけです。
せっかく観に来ていただいたお客さんに、たくさんのゴールを見せてあげたいという志はいつも持っている。今日はホームゲームなので、特にその想いが強かった。
【柳崎祥兵選手 試合後の談話】
ーー今日の試合の感想は?
前半は、動きが堅く、慎重になりすぎた部分もあったが、後半からは自分たちのリズムでプレーすることができた。「もっとも危険な点差」と言われる2点差から1失点したことは課題だが、それをまた突き放すことができたことは収穫だった。
ーー得点のシーンを振り返って
広野(斎藤)と飯塚が左サイドを崩して良いボールを送ってくれた。キジさん(木島)もシュートを狙えるような状態だったが、スルーしてくれる予感がした。一度はシュートをブロックされてしまったが、2回目のシュートは落ち着いて蹴ることができた