2009 JFL
11月08日(日) 13:01 KICK OFF 町田市立陸上競技場試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 1
0 - 0
1
ソニー仙台
ゴール | |
---|---|
01' | 御給 匠 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 30 | 修行 智仁 |
DF | 25 | 齋藤 貴之 |
DF | 26 | 深津 康太 |
DF | 6 | 中川 勇人 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
MF | 24 | 大前 博行 |
MF | 8 | 石堂 和人 |
MF | 13 | 飯塚 亮 |
MF | 11 | 酒井 良 (Cap.) |
FW | 19 | 大江 勇詞 |
FW | 3 | 御給 匠 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 渡辺 彰宏 |
DF | 4 | 雑賀 友洋 |
DF | 22 | 森川 宏雄 |
MF | 20 | 半田 武嗣 |
MF | 16 | 金 東秀 |
FW | 14 | 山腰 泰博 |
FW | 17 | 柏木 翔一 |
チーム監督 | 戸塚 哲也 |
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選手交代 | |
---|---|
53' | 津田 和樹 → 森川 宏雄 |
72' | 大江 勇詞 → 山腰 泰博 |
89' | 飯塚 亮 → 雑賀 友洋 |
警告 |
---|
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 22 |
CK | 2 |
PK | - |
シュート | 6 |
警告/退場 | - / - |
ゴール | |
---|---|
44' | 町田 多聞 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 金子 進 |
DF | 2 | 橋本 尚樹 |
DF | 25 | 谷池 洋平 (Cap.) |
DF | 20 | 比嘉 隼人 |
DF | 26 | 天羽 良輔 |
MF | 4 | 瀬田 貴仁 |
MF | 16 | 今田 傑 |
MF | 27 | 花渕 修平 |
MF | 7 | 大瀧 義史 |
FW | 11 | 町田 多聞 |
FW | 24 | 澤口 泉 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 21 | 山内 達夫 |
DF | 18 | 木村 孝次 |
MF | 19 | 麻生 耕平 |
FW | 8 | 本多 進司 |
FW | 9 | 村田 純平 |
FW | 17 | 大久保 剛志 |
チーム監督 | 田端 秀規 |
---|
選手交代 | |
---|---|
70' | 澤口 泉 → 大久保 剛志 |
88' | 町田 多聞 → 村田 純平 |
警告 |
---|
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 17 |
CK | 8 |
PK | - |
シュート | 16 |
警告/退場 | - / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
2,354 | 晴 / 19.9°C / 70% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
藤田 稔人 | 青山 健太、松井 隆 | 山中 正男 |
試合終了
FC町田ゼルビア
1
1 - 1
0 - 0
1
ソニー仙台
試合経過 | |
---|---|
5位のゼルビアと6位のソニー仙台 上位直接対決 JFL後期第14節、FC町田ゼルビアはソニー仙台FCとホーム・町田市立陸上競技場で対戦した。 後期第13節終了時点でゼルビアは勝ち点46の第6位。目標である「4位」との勝ち点差はわずかに「3」。最終盤となっても上位争いを続けている。前節は敵地でFC刈谷と対戦。前半に大江の先制ゴールでリードするものの、試合終了直前の後半ロスタイムに同点ゴールを許し、1-1の引き分けとなってしまった。後期リーグは11試合負けなしの快進撃を記録したものの、12節で横河武蔵野に敗れ、前節は引き分けと、ここに来て苦しい戦いが続いている。 対するソニー仙台FCも後期第4節から9試合無敗と好調を維持していたものの、12節はSAGAWAに引き分け、前節はホームでTDK SCに痛い敗戦を喫している。 6位のゼルビアと5位のソニー仙台FCの上位直接対決。上位争いに残るためにも、両者にとって負けられない一戦となった。 開始1分に御給の先制ゴール!ゴール前の混戦から、思い切り右足を振り抜いた!! この日の先発には、前節、体調不良により欠場したセンターバックの中川が復帰。システムは、お馴染みの4-4-2。ボランチは大前と石堂、攻撃的MFは飯塚と酒井が務めた。 試合はいきなり動いた。まだ試合開始まもない前半1分。右サイド敵陣深くでこぼれ球を拾った大江が、相手GKやDFをかわしながら粘ってゴール前へクロス。ファーサイドの御給が長身を活かしてヘディングでゴール中央へ折り返すと、待っていた飯塚がヘディングシュート!これはワクを捉えることができなかったが、そのこぼれ球を御給が豪快に蹴り込み、ゴールを奪った。 申し分のない立ち上がり。先制ゴールで勢いを得たゼルビアが、その後も攻勢をしかけた。御給を中心に、FWの大江と攻撃的MFの飯塚、酒井が前線を走り回り、攻撃にリズムを生み出した。守っては、前線から厳しい守備を行いソニー仙台に攻撃のリズムを作らせなかった。 ソニー仙台の反撃 ロングボールを主体にした攻撃でゼルビアを自陣に押し込む しかし、そこは、古豪・ソニー仙台FC。中盤でのプレッシャーが厳しいと見るや前線にロングボールを蹴り、そのこぼれ球を拾い前線に起点を作る戦い方に変更。徐々にリズムを取り戻した。また、ゼルビアを自陣に押し込みボールをキープできるようになると、サイドチェンジを駆使して手薄なサイドから鋭い攻撃を仕掛けて来た。 前半20分には、左サイドから右サイドにサイドチェンジを行うと、ボールを受けた相手選手がドリブルで進み、ペナルティエリア内へグラウンダーのパス。パスを受けた選手がダイレクトでボールを落とすと、走り込んで来た相手選手がフリーでシュート!これは、わずかにワクを外れて事なきを得たが、大きなピンチだった。 ゼルビアは、攻撃的MFの飯塚と酒井も自陣深くまで戻り懸命な守備。集中を切らさずに守り、ソニー仙台の攻撃を跳ね返し続けた。しかし、リードしたまま前半を終えられるかと思われたロスタイム、ゴール前の混戦からソニー仙台のFW町田に痛恨の同点ゴールを奪われてしまった。相手のシュートが、ブロックに入ったゼルビアの選手の足にあたり、ボールの軌道が変わったアンラッキーな失点だった。 負傷の津田に代えて森川を投入 石堂の右CKから決定的なヘディングシュート 後半開始まもない7分。 負傷気味の左サイドバックの津田に代わって、森川を投入。森川が右サイドバックに入り、右サイドバックを務めていた齋藤が左サイドバックにポジションを移した。 先制点を奪った後はソニー仙台に主導権を握られ、後半開始後も劣勢を強いられていたゼルビアだったが、この辺りから徐々に主導権を握り返す。「森川は積極的なプレーをしてくれた。前からの守備で効果的なインターセプトもいくつかあった」と戸塚監督も話すように、途中出場となった森川が積極的な動きでチームを活性化させた。 劣勢時には、どうしてもFWとMFの距離が離れてしまい、有効な攻撃ができなかったが、主導権を握り返すと、中盤の選手が攻撃に絡めるようになり、また攻撃にリズムが生まれ始めた。 後半8分、右サイドからの石堂のコーナキックを、マークを引き離して勢いよく飛び込んだ森川がフリーでヘディングシュート!しかし、これはワクを外れて惜しくもゴールならず。 後半20分、右サイドに流れた大前からファーポストの御給へセンタリング。御給が肩を使って落とすと、走り込んだ石堂が右足でシュート!しかし、これも僅かにワクを外れてしまった。 大江に代えて山腰を投入 何としても決勝点を奪うべく、必死の攻撃 後半27分には、大江に代えて山腰を投入。徐々に近づきつつあるソニー仙台のゴールをこじ開けるべく、御給、山腰とストライカータイプの選手を前線に並べた。 後半27分、右サイドからのセンタリングを、ファーポストの御給がまたしても競り勝って頭で落とすと、走り込んだ酒井がペナルティエリア外からフリーの状態でミドルシュート!しかし、これは相手DFの体にあたり、惜しくもゴールならず。 対するソニー仙台もツートップを入れ替えて反撃を計る。後半38分には、ロングボールに飛び出した相手FWがペナルティエリア内からダイレクトボレーで狙ったが、ワクを外れてことなきを得た。 3分のロスタイムの間も、両チームが決勝ゴールを奪うべく懸命のプレー。スタンドのゼルビアサポーターからも大きな歓声が沸いた。しかし、結局ゴールは生まれず、1-1のまま試合終了となった。 今季も残り3試合 強豪との3連戦が待っている! 試合後、戸塚監督は「厳しいプレッシャーの中でも、正確にパスを繋げられるようにならないといけない。また、後半は相手がロングボール主体に切り替えて攻撃をしかけてくるのはわかっていたのだから、ポジショニングなど、もっと修正できたと思う。シーズン終盤だが、また新たな課題が見つかった」と語った。 JFLも残り3試合。次節は、優勝へ大手をかけたSAGAWA SHIGA FCと敵地で対戦する。さらに22日(日)のホーム最終戦は目下7連勝中のTDK SCと、29日(日)のリーグ最終戦はJリーグ昇格を狙うニューウェーブ北九州と対戦する。厳しい戦いが続くが、ゼルビアの今季の集大成となる戦いを見せて欲しい。 |
○試合後の記者会見:戸塚哲也監督
–試合の感想は?
「立ち上がりは、幸先良く先制点も奪えたし、良い内容だった。やはり、前半は相手もフレッシュな状態なので、追加点を奪うことはできなかったが、質の高い攻撃が出来ていたと思う。ただ、相手がロングボールを多用し、そのこぼれ球を拾うという戦い方をしてきたことで、徐々に一進一退の拮抗した状況に持ち込まれてしまった。失点に関しては、相手のシュートが味方にあたってコースが変わったというアンラッキーな部分もあった。守備が完全に崩された訳ではないので、仕方がない」
–残りのリーグ戦に向けた意気込みはいかがでしょうか
「もう今さら、今シーズンやり続けて来たことを変えても仕方がない。これまで自分たちがやって来たスタイルのサッカーを貫き、取り組んできた様々な課題を克服したい。それが結果的に『勝利』に繋がると信じている」
以上