2009 JFL
10月25日(日) 13:00 KICK OFF ウェーブスタジアム刈谷試合終了
FC刈谷
1
0 - 1
1 - 0
1
FC町田ゼルビア
ゴール | |
---|---|
89' | 高橋 良太 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 1 | 山本 剛 |
DF | 2 | 斉藤 啓貴 |
DF | 23 | 庄司 圭佑 |
DF | 30 | 内薗 大貴 |
DF | 32 | 松元 亮仁 |
MF | 10 | 日下 大資 |
MF | 19 | 西原 拓己 |
MF | 22 | 高橋 良太 |
FW | 18 | 車 東訓 |
FW | 20 | 姜 曉一 |
FW | 27 | 大石 治寿 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 29 | 河合 雄介 |
MF | 8 | 石川 高大 |
MF | 6 | 酒井 康平 |
MF | 25 | 篠川 雅仁 |
FW | 9 | 加藤 知弘 |
FW | 24 | 森山 大地 |
FW | 28 | アマラオ |
チーム監督 | 浮氣 哲郎 |
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選手交代 | |
---|---|
46' | 西原 拓己 → 石川 高大 |
46' | 車 東訓 → アマラオ |
86' | 大石 治寿 → 大石 治寿 |
警告 | |
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48' | 高橋 良太 |
73' | アマラオ |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 16 |
CK | 3 |
PK | - |
シュート | 3 |
警告/退場 | 2 / - |
ゴール | |
---|---|
22' | 大江 勇詞 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 30 | 修行 智仁 |
DF | 25 | 齋藤 貴之 |
DF | 26 | 深津 康太 |
DF | 4 | 雑賀 友洋 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
MF | 24 | 大前 博行 |
MF | 8 | 石堂 和人 |
MF | 13 | 飯塚 亮 |
MF | 11 | 酒井 良 (Cap.) |
FW | 19 | 大江 勇詞 |
FW | 3 | 御給 匠 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 渡辺 彰宏 |
DF | 5 | 山﨑 祐輔 |
DF | 22 | 森川 宏雄 |
DF | 18 | 李 成浩 |
MF | 16 | 金 東秀 |
FW | 14 | 山腰 泰博 |
チーム監督 | 戸塚 哲也 |
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選手交代 | |
---|---|
79' | 飯塚 亮 → 李 成浩 |
86' | 津田 和樹 → 森川 宏雄 |
89' | 大江 勇詞 → 山﨑 祐輔 |
警告 | |
---|---|
44' | 深津 康太 |
49' | 御給 匠 |
75' | 大江 勇詞 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 20 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 8 |
警告/退場 | 3 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
499 | 曇 / 23.7°C / 56% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
岡 宏道 | 藤井 陽一、羽矢 吉克 | 舘岡 孝弘 |
試合終了
FC刈谷
1
0 - 1
1 - 0
1
FC町田ゼルビア
試合経過 | |
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敵地でFC刈谷と対戦 前期リーグの借りを返す JFL後期第13節、FC町田ゼルビアはアウェイのウェーブスタジアム刈谷でFC刈谷と対戦した。 ゼルビアは、前節、ホームで横河武蔵野FCに1‐2で敗戦。後期リーグ初となる、約4ヶ月振りの黒星を喫してしまった。 とはいえ、後期リーグの7勝4分1敗という成績は、いまだトップの成績。リーグ全体の成績でも第6位につけており、目標である上位4位以内に肉薄している。 対するFC刈谷は、現在17位と低迷している。後期第9節から第11節まで3連勝を飾るものの、前節はTDK SCに敗戦を喫し、なかなか安定した戦いができないでいるようだ。 現在の両チームの順位には大きな隔たりがあるものの、前期リーグの対戦ではホーム・町田市立陸上競技場で0‐3の敗戦を喫している。前半は圧倒的に攻めながらもゴールを奪うことができず、逆に前半終了間際に先取点を献上。後半の終了間際にも追加点を許してしまった。 前半はゼルビアの猛攻!御給のスルーパスから大江の先制ゴール!! 試合は序盤からゼルビアのペース。細かいパスを繋ぎながらボールを支配し、何度も決定機を作り出した。 前半3分、御給のシュートのこぼれ球を拾った大江が、GKと一対一となり右足でシュート。しかし、これは相手GKに防がれてしまった。 前半17分には、ペナルティエリア外の中央の位置にいる酒井から、ペナルティエリア内右側にいる御給へパス。パスを受けた御給が、フリーの状態でシュートを放ったが、惜しくも相手GKの正面に飛び、ゴールならず。 試合序盤から大きなチャンスを次々と作り出すゼルビア。この日、前期第13節以来の先発出場となった大江を中心に、前線の選手が相手DFラインのウラへ積極的に飛び出し、攻撃のリズムを作り出した。守っては、こちらも久しぶりの先発出場となった雑賀が、鋭い読みからインターセプトを連発しチームを引き締めた。 前半22分には、待望の先制点が生まれる。中央エリアでボールを受けた御給が、相手DFラインのウラを狙う大江へ絶妙なスルーパス。ボールを受けた大江は、俊足を活かしたドリブルで追いすがる相手DFを振り切り、相手GKと一対一の状態から右足でシュート!左サイドネットに突き刺さった。 キープ力に長ける御給と、俊足を活かしたドリブルが持ち味の大江。ツートップの特徴がうまくかみ合ったゴールだった。 前半は1‐0のまま終了 決定機を多く作り出すが、追加点は奪えなかった 先制ゴールの後もゼルビアが主導権を握る展開が続く。 前半24分、右サイドでボールをキープした御給が、中央エリアに向かって鋭いグラウンダーのパス。ボールは、中央に絞っていた相手守備陣の間を抜けて、ゴール前やや左よりに待っていた飯塚のもとへ。飯塚は、巧みなトラップでフォローに入った相手DFをかわすと、相手GKと一対一となる決定的なチャンス!しかし、飯塚のシュートは相手GKの正面に飛んでしまい、惜しくも追加点は奪えなかった。 前半33分、ゴールまで約30メートルの位置からのフリーキック。雑賀が右足で直接狙うと、美しい弧を描きゴール左隅に飛んだが、相手GKのファインセーブにあいゴールならず。 結局、前半は1‐0のまま終了。刈谷には、ほとんどチャンスらしいチャンスを作らさずに、ゼルビアが一方的に攻め続ける展開だった。 刈谷は後半開始と同時にメンバー交代 アマラオを1トップに起用 後半開始と同時に、刈谷は2人のメンバー交代と、布陣の変更を行った。途中出場のアマラオを1トップに置き、その後ろに3枚の攻撃的なMFの選手を並べた。布陣は4‐3‐3から4‐2‐3‐1に変更した。前半劣勢を強いられた刈谷が、逆襲に向けて攻撃的な交代策に打って出た。 すると、ゼルビアの攻勢が続いた前半とは打って変わって、後半は互角の展開。「後半は、勝ち点を得るためには得点を奪うしかなくなった刈谷が、リスクを覚悟で前に出てきた。ゼルビアとしては、守備にまわる時間が増えたことによって『受ける』意識が芽生えてしまい、前半ほどリズムの良い攻撃ができなかった(戸塚監督)」。 前半よりは、刈谷がボールを保持して攻撃をする時間は増えたが、それでもチャンスは作らせなかった。お互いが相手ゴール前まで攻め込むことができず、膠着状態が長く続いた。 後半13分には、膠着状態を打破しようと、石堂が相手選手を引き連れながらドリブルで強引に突破。ペナルティエリア手前から左足の強烈なミドルシュートを放ったが、これは相手GKのファインセーブにあいゴールならず。 後半32分には、ゼルビアのピンチ。左サイドにポジションをとっていた刈谷の選手がドリブルで中央に切り込み強烈なシュート。これはGK修行がファインセーブで防ぎゴールを割らせなかった。 ロスタイムに痛恨の失点 勝ち点3が手中からこぼれ落ちた その後も膠着状態が続き、ロスタイムに突入。ロスタイムの3分も、そろそろ消化しようかという時間帯に、痛恨の同点ゴールを許してしまった。ゼルビア陣内、左サイドから刈谷のスローイン。中央へボールが放り込まれると、ボールを受けた刈谷の選手が、ペナルティエリア内右サイドにいた選手へパス。パスを受けた刈谷の選手が、フリーの状態から右足を振り抜き、ゴールを許してしまった。 同点に追いつかれたセルビアのキックオフで試合が再開されると、すぐさま試合終了を告げるホイッスル。最後の最後で、勝利を逃してしまった。 今季残り4試合 勝負の来季へ向けて、自信を深める戦いにしたい 勝利をほぼ手中に収めていた状態からの悔しい引分け。前節同様、もっとも警戒すべきロスタイムに失点してしまった。「引き分けという結果を招いたのは、ロスタイムの失点よりも、前半にあれだけの決定機がありながら1点しか奪えなかったこと」と戸塚監督も語ったように、リズムの良かった前半に追加点を奪えなかったことが悔やまれる試合となった。 次節は、ホーム・町田市立陸上競技場で5位の強豪・ソニー仙台FCと対戦する。今季も残り4試合。上位との対決が多く待っているが、勝ち点3を奪い、来季へ向けてゼルビアの実力を証明する戦いとしたい。 |
○試合後の記者会見:戸塚哲也監督
–試合の感想は?
「引き分けという残念な結果になってしまった。後半ロスタイムの失点はもちろん悔やまれるが、この結果を招いてしまった最大の要因は、前半に多くの決定機を作りながら追加点を奪うことができなかった点にある。1点差では何が起きるかわからない。試合を優位に進めていたのに勝ち点1を分け合うことになったのは、試合を優位に進めていたのに試合終盤まで1点差しかついていなかったことにある。前節の試合内容から考えると、サッカーの『質』はある程度改善できていた。特に前半は質の高い内容で相手を圧倒することができたと思う。後半は、『得点するしかない』と開き直った相手が、リスクをかけて前に出てきた分、守勢にまわる時間も増えたが、それでも試合自体はコントロールできていた」
–次節への意気込みをお願いします
「残り4試合。幸いにも、上位との直接対決が多く残っている。まずは、次節のソニー仙台FCとの上位対決を制し、目標の『上位4位以内』に少しでも近づきたい」
以上