2009 JFL
09月06日(日) 13:00 KICK OFF 高崎市浜川競技場試合終了
アルテ高崎
0
0 - 2
0 - 1
3
FC町田ゼルビア
ゴール |
---|
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 33 | 田中 賢治 |
DF | 18 | 杉山 琢也 |
DF | 5 | 小川 裕史 |
DF | 27 | 増田 清一 |
DF | 6 | 秋葉 勇志 |
MF | 8 | 川勾 邦明 |
MF | 16 | 岩間 雄大 |
MF | 10 | 大谷 昌司 |
MF | 23 | 白山 貴俊 |
FW | 9 | 久保田 圭一 |
FW | 13 | 吉澤 正悟 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 31 | 岩舘 直 |
DF | 2 | 小島 直希 |
DF | 22 | 浜岡 寛 |
MF | 15 | 山藤 健太 |
MF | 32 | 森 慶太 |
FW | 11 | 田中 翔太 |
FW | 24 | 大越 崇司 |
チーム監督 | 後藤 義一 |
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選手交代 | |
---|---|
46' | 川勾 邦明 → 森 慶太 |
46' | 白山 貴俊 → 大越 崇司 |
79' | 吉澤 正悟 → 山藤 健太 |
警告 | |
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81' | 森 慶太 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 16 |
CK | 2 |
PK | - |
シュート | 7 |
警告/退場 | 1 / - |
ゴール | |
---|---|
08' | 飯塚 亮 |
34' | 酒井 良 |
68' | 柳崎 祥兵 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 30 | 修行 智仁 |
DF | 25 | 齋藤 貴之 |
DF | 4 | 雑賀 友洋 |
DF | 6 | 中川 勇人 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
MF | 24 | 大前 博行 |
MF | 8 | 石堂 和人 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 11 | 酒井 良 |
FW | 13 | 飯塚 亮 |
FW | 3 | 御給 匠 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 31 | 三栗 寛士 |
DF | 5 | 山﨑 祐輔 |
DF | 18 | 李 成浩 |
MF | 16 | 金 東秀 |
MF | 20 | 半田 武嗣 |
FW | 14 | 山腰 泰博 |
FW | 19 | 大江 勇詞 |
チーム監督 | 戸塚 哲也 |
---|
選手交代 | |
---|---|
71' | 御給 匠 → 山腰 泰博 |
77' | 飯塚 亮 → 大江 勇詞 |
89' | 大前 博行 → 金 東秀 |
警告 | |
---|---|
60' | 中川 勇人 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 19 |
CK | 4 |
PK | - |
シュート | 13 |
警告/退場 | 1 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
452 | 晴 / 30.7°C / 47% | 良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
竹田 明弘 | 青山 健太、沖園 英次郎 | 鈴木 幸夫 |
試合終了
アルテ高崎
0
0 - 2
0 - 1
3
FC町田ゼルビア
試合経過 | |
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勝ち点36・9位のアルテ高崎と、勝ち点35・10位のゼルビアの対決 約3週間の中断期間を経て再開したJFL。再開初戦の後期第8節、ゼルビアはアウェイでアルテ高崎と対戦した。アルテ高崎は、後期第7節終了時点で、勝ち点36の第9位。勝ち点でゼルビアの35を1つ上回り、順位もすぐ1つ上につけている。ここまで大混戦の今季のJFL。再開初戦の相手も、直接対決の勝敗によって順位が入れ替わる相手との、重要な一戦となった。 横浜FCより新加入の御給が、さっそくスタメン出場 ゼルビアはJFLの中断期間中に、新たに選手の補強を行った。J2・横浜FCよりFWの御給匠を期限付き移籍で獲得した。引き分けに終わった中断前のJFL後期第7節、準決勝で敗退した東京都サッカートーナメント、どちらもFWの相次ぐ負傷欠場の影響が大きく見られていた。 この日は、その御給がいきなり先発出場。飯塚とツートップを組んだ。右サイドバックは、これまで先発出場が続いていた森川の出場停止により、齋藤が起用された。センターバックは、出場停止の深津に代わり、前節同様、この日も雑賀が務めた。深津は前節から2試合出場停止。リザーブメンバーには、負傷が癒えて戦列復帰した山腰が入った。 開始早々の前半8分、飯塚のヘディングで先制ゴール 試合は、いきなり動いた。前半8分、ゼルビアが、左サイド、敵陣深くのコーナー付近でスローインを獲得すると、石堂と柳崎がたくみなコンビネーションを見せて相手を翻弄。柳崎がフリーになることに成功し、スローインからのボールを受けると、そのまま左サイドから中央のゴールに向かってゴールライン上をドリブルで突進した。柳崎は、敵の意識を引きつけたところで中央へマイナスのクロス。そのボールを、フリーで待っていた飯塚が頭で合わせてゴールに叩き込んだ。 先制点の獲得により、ゼルビアが落ち着いて試合の主導権 得点力不足に悩んでいたゼルビアが、幸先良く先取点を獲得。「序盤に先取点をとれたことによって、選手たちも落ち着いて、自分たちのサッカーをしっかりとできるようになった」と戸塚監督も振り返るように、先取点で自信を得たゼルビアが主導権を握る展開となった。 前半15分、ゼルビアが右サイドを攻略し、中央へクロス。御給が頭で合わせたボールは、ゴールネットに吸い込まれたが、惜しくもオフサイドの判定でゴールは認められなかった。同じく前半15分、大前がゴールまで約30メートルの距離から強烈なミドルシュート。相手ゴールキーパーがジャンプしてボールを弾き出しファインセーブ。そのこぼれ球を酒井が拾い、攻撃参加した齋藤にパス。パスを受けた齋藤が約25メートルの距離から再びミドルシュートを放ったが、これも相手ゴールキーパーに防がれてゴールならず。 前半22分には、アルテ高崎の反撃を受け、ゼルビアのピンチ。右サイドを攻略されて、クロスを送られると、ボールはペナルティエリア内、ゴール前中央でフリーで待っていた相手FWの元へ!強烈なシュートを浴びたが、修行がなんとかボールをかき出し、ファインセーブ。さらに、そのこぼれ球を拾った相手MFに強烈なミドルシュートを打たれたが、これも修行が防ぎ失点は免れた。 酒井の強烈なミドルシュート 前半は2‐0で折り返し 前半34分、ゼルビアのチャンス。ハーフウェーライン付近でこぼれ球を拾った石堂がドリブルで相手陣内へボールを運び、相手DFラインのウラを狙う動きを見せていた飯塚へスルーパス。パスを受けた飯塚は、そのまま相手ゴールを目指すかに見えたが、反転し、後方にいた酒井へパス。フリーで、前を向いた状態でパスを受けた酒井が、ゴールまで約20メートルの距離から右足を一閃。鋭い弾道のボールは、横っ飛びでボールに喰らいついたゴールキーパーの指先をかすめ、相手ゴールに突き刺さった。 前半は、このまま2‐0で終了。先取点を獲得してからは、パスを多く繋ぎながら、相手ゴールを狙うゼルビアの目指すサッカーが形になり、主導権を握る展開となった。 後半序盤は、反撃を期すアルテ高崎の猛攻 後半は、2点をリードされたアルテ高崎が序盤から積極的にしかけてきた。開始からまだ1分も経たない間に、アルテ高崎が2本のシュートを放った。 後半6分には、ゴール前中央、約30メートルの距離からアルテ高崎がロングシュート。これはワクを外れ、失点は免れた。後半17分には、アルテ高崎の選手が、左サイド深い位置で粘りボールをキープ。中央へクロスを送ると、中で待つ相手FWにジャンピングボレーを許してしまったが、これもワクを外れて事なきを得た。 徐々に盛り返すゼルビア 22分には齋藤、御給が絡み、柳崎がだめ押しゴール 攻勢をしかけるアルテ高崎に押し込まれるゼルビア。しかし、徐々に時間が経過すると、相手の攻勢にも慣れ始め、主導権を握り返した。相手の積極的なプレスにも焦らずに、落ち着いて中盤でパスを多くまわし、相手の守備が薄くなった場所を見つけると、鋭い縦パスからチャンスを作った。 後半19分、右サイドを突破した酒井が、中央へクロス。空中で競り合いとなったボールは、ゴール前中央にポトリと落ちて混戦に。その混戦の中、石堂が素早くボールに反応し、シュートを放ったが、相手DFの体に当たりゴールならず。さらに、そのシュートのこぼれ球を大前が拾い、再びシュートを狙ったが、これも相手DFの体にあたりゴールならず。 後半22分、右サイドバックの齋藤が、自陣から敵陣深い位置までドリブルで一気に駆け上がり、ゴール前中央へグラウンダーのパス。そのパスに反応した御給が、角度がないながらも、体を反転させながらダイレクトでシュート!そのシュートは惜しくもバーに弾かれたが、こぼれ球に反応した柳崎がゴールに押し込み、3点目を獲得した。 ゼルビアが落ち着いて試合をコントロール 3‐0のまま、危なげなく快勝 残り約20分で、3点差。いよいよだめ押しとなる3得点目を決めたことにより、リスクを冒して攻撃に出る必要のなくなったゼルビアが、ゆっくりとボールをキープする時間が増え始めた。後半序盤は反撃を期してアグレッシブなプレーを続けていたアルテ高崎も、試合終盤のだめ押し点により、徐々に足が止まり始めていた。結局、ゼルビアの3得点目以降は、特に大きなピンチやチャンスは生まれず、3‐0のまま試合終了となった。 敵地で迎えたJFL再開初戦を、3‐0という快勝で飾ったゼルビア。「今年の中でもベスト3に入る試合だった」と戸塚監督が振り返るように、結果だけではなく試合内容も満足できるものだった。 この日の勝利で、後期リーグ無敗をキープ。5勝3分けの勝ち点18はリーグ首位の成績だ。 次節は、約1ヶ月振りとなる、ホーム・野津田での試合。また一つレベルアップした姿を見せてくれることを期待したい。 |
--今日の試合の感想は?
「久しぶりに、ゼルビアらしいサッカーができた。先取点を立ち上がりの時間帯に奪えたこともあり、全体を通して、ゼルビアが主導権を握りながら試合を進めることができた。良いゲームをしながらも、勝ち点を伸ばすことができなかった前期リーグの反省を踏まえ、守備陣も集中を切らさずに頑張ってくれた。今季、これまでの試合の中でもベスト3に入る、会心のゲーム。今日の結果、内容は選手たちにも自信を与えてくれると思う」
--新加入ながら先発出場を果たした御給選手のプレーの感想は?
「今日は、彼のポストプレーが機能していた。彼が前線でしっかりと起点を作ってくれることによって、他の選手たちが、前線で楽に前を向いてプレーすることができた。すでにチームにも馴染み、連携も問題ない様子だった」
--次節に向けての意気込みを
「今日は、最後まで選手たちは走り切ることができた。選手たちのコンディションも、ここに来て再び上向きになってきている。次節もホームでしっかりと勝利して、連勝したい。次節が終わると、再び2週間、試合が空くので、全力で戦って気持ち良く勝利したい」
試合後の選手コメント:酒井選手
--今日の試合の感想は?
「試合全体を通じて、良いリズムで試合をすることができた。試合序盤から着実に得点を積み重ねることもできて、試合終盤にはラクにプレーすることができた」
--得点の場面を振り返ってください
「自分にボールが来る前から、テンポ良くボールが回っていた。最後は、縦パスを受けた飯塚がダイレクトで後ろに落としたボールを蹴り込んだ。ペナルティエリア外、ゴールまで約20メートルの距離からのシュートだったが、しっかりと力強いシュートを打つことができた」
--次節への意気込みを
「次節は、久しぶりにホーム・野津田での試合。みなさんから声援をいただいて、しっかりと勝ち点3を獲得したい
試合後の選手コメント:御給選手
--ゼルビアデビュー戦となった今日の試合の感想は?
「まず、勝利できて良かった。立ち上がりに得点を奪うことができて、良い形で試合に入ることができた。個人的には、得点することができなくて残念。いくつかチャンスはあったが決めることができなかった」
--戸塚監督や周りの選手からは、ポストプレーが機能していたという声が聞かれるが
「そう言ってもらえるのは嬉しいが、ポストプレーがいくら機能しても、得点を奪えないと本当の満足はできない。やはり、得点でチームの勝利に貢献したい」
--今日の試合の中で、心がけていたことは?
「あまりサイドに流れたりせずに、ゴール前にポジションをとることを心がけていた」
--次節への意気込みを
「次節は、いよいよ初めてのホームゲーム。たくさんのゼルビアサポーターが競技場に来てくれると思うので楽しみ。サポーターの期待に応えるためにも、絶対に勝ち点3を獲得したい」