2009 JFL
05月17日(日) 14:00 KICK OFF 岡山県笠岡陸上競技場試合終了
三菱水島FC
0
0 - 0
0 - 1
1
FC町田ゼルビア
ゴール |
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スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 永冨 裕尚 |
MF | 7 | 川口 正人 |
MF | 30 | 池ノ谷 晋里 |
MF | 2 | 萩生田 真也 |
MF | 9 | 清水 俊典 |
DF | 14 | 唐木 航太 |
DF | 27 | 田平 謙 |
DF | 34 | 森安 洋文 |
DF | 29 | 篠原 和也 |
FW | 37 | 尾上 勇也 |
FW | 20 | 後藤 裕馬 |
ベンチスタート | ||
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GK | 31 | 丸井 孝文 |
DF | 35 | 下村 尚文 |
DF | 19 | 木村 大輔 |
MF | 33 | 齋藤 良平 |
MF | 17 | 河村 旬記 |
MF | 6 | 熊田 圭佑 |
FW | 5 | 波夛野 寛 |
チーム監督 | 熊代 正志 |
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選手交代 | |
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46' | 篠原 和也 → 木村 大輔 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 14 |
CK | 8 |
PK | - |
シュート | 3 |
警告/退場 | - / - |
ゴール | |
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89' | 深津 康太 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 30 | 修行 智仁 |
DF | 22 | 森川 宏雄 |
DF | 26 | 深津 康太 |
DF | 6 | 中川 勇人 |
DF | 2 | 津田 和樹 |
MF | 8 | 石堂 和人 |
MF | 15 | 柳崎 祥兵 |
MF | 11 | 酒井 良 |
MF | 20 | 半田 武嗣 |
FW | 19 | 大江 勇詞 |
FW | 10 | 蒲原 達也 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 31 | 三栗 寛士 |
DF | 4 | 雑賀 友洋 |
MF | 16 | 金 東秀 |
MF | 24 | 大前 博行 |
FW | 13 | 飯塚 亮 |
チーム監督 | 戸塚 哲也 |
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選手交代 | |
---|---|
46' | 半田 武嗣 → 飯塚 亮 |
82' | 大江 勇詞 → 雑賀 友洋 |
警告 | |
---|---|
82' | 飯塚 亮 |
89' | 雑賀 友洋 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 22 |
CK | 9 |
PK | - |
シュート | 12 |
警告/退場 | 2 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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372 | 曇のち雨 / 21.2°C / 86% | 全面良芝、水含み |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
桜井 大介 | 清野 裕介、宮部 範久 | 岩崎 潤 |
試合終了
三菱水島FC
0
0 - 0
0 - 1
1
FC町田ゼルビア
試合経過 | |
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前節は、ゼルビアと同じくJリーグ準加盟クラブの長崎とホームで対戦。30℃を超える暑さの中、足が止まった長崎に対し、一方的と言って良いほど攻撃をしかけたが、勝ち越しゴールを奪うことができず1‐1のドローとなった。最後の部分を崩しきる攻撃力、チャンスをものにする決定力に課題が残る試合となった。今節は、アウェーで三菱水島FCと対戦。敵地とはいえ、浮上のために勝ち点3が欲しい試合となった。 ツートップは蒲原と大江 この日のスターティングメンバーは、ゴールキーパー(GK)に修行。ディフェンダー(DF)は、右サイドバックに森川、センターバックに中川と深津、左サイドバックに津田。ミッドフィルダー(MF)はボランチに石堂と柳崎、攻撃的MFに酒井と半田。フォワードは蒲原と大江が入った。前節、試合中に右足肉離れの負傷を負ったFW山腰が戦線離脱。勝又、柏木とFWに故障者が相次いでいる。この日はMF登録の二人がツートップを務めた。前節、初ゴールを決めた大江は、今季初の先発出場。システムは、4‐2‐2‐2。 お互いが出かたを伺う立ち上がり 試合は、お互いが出かたを伺う、静かな立ち上がり。雨によるスリッピーなピッチという要因も手伝ってか、お互い難しいプレーや、リスクを犯した攻撃などは行わず、膠着状態が続いた。 8分、外に出たボールを津田が素早くスローインで中に入れると、半田がボールを受けてタテにドリブルで持ち込む。半田から大江に繋ぎ、大江がゴール前中央で待つ蒲原にシンプルにパス。蒲原はワントラップしてシュートを試みたが、寸前で相手DFがボールをカットしシュートは打てず。 16分、ゼルビアは左サイドで細かくパスを繋ぎ、コーナーキックを獲得。石堂のコーナキックは、ゴール前中央に出来た人垣を超えてファーサイドでフリーとなっていた深津へ。しかし、深津のヘディングはワクを外れゴールならず。 22分、柳崎がハーフウェーライン中央で相手と競り合いながらもボールをキープ。蒲原にくさびを入れると、蒲原が相手DFラインのウラを狙う大江にスルーパス。ボールは若干、左サイド側に流れ、シュートを打つ角度はなくなったかに見えたが、大江が右足アウトサイドでGKの脇を抜く技ありのシュート。コロコロとボールは転がり、ゴールに吸い込まれるかと思われたが、わずかにワクを外れゴールならず。失点を免れた三菱水島サポーターの歓声と、チャンスを逃したゼルビアサポーターの悲鳴がスタジアムに轟いた。 34分、左サイドを蒲原がドリブルで突破。中央で待つ酒井にグラウンダーのパスを送り、ペナルティエリアすぐ外、中央の位置から酒井がすばやくミドルシュート。しかし、シュートはゴールバーを超えてゴールならず。 44分、左サイドでボールキープした柳崎から中央の蒲原へパス。雨の影響でボールがすべり、蒲原のトラップが大きくなり、そのボールがゴール前へ攻撃参加を続けていた柳崎に戻り右足シュート。強烈なシュートが枠内に飛んだが、相手GKが辛うじてパンチングし、ゴールならず。 前半はこう着状態が続きスコアレスのまま終了。20分過ぎからは、ゼルビアすばやくタテにボールを運べるようになり攻勢に。対する三菱水島はテクニックのあるMF陣を中心にボールをつなぎ応戦した。 主導権を握りながら、得点が奪えない 後半の最初のシュートはゼルビア。2分、ペナルティエリア内の左サイドでボールを受けた大江が、角度の無いところから左足で強烈なシュート。しかし、ワクを外れゴールならず。少々、強引にも見えたが、チームを勢いづけるシュートとなった。 23分、蒲原が左サイドをドリブルでボールを運び、ペナルティエリア外で待つ大江とタテの壁パス。大江からのリターンをそのまま蒲原がミドルシュートを放つも、相手GKに弾かれゴールならず。 33分、左サイドを突破した大江から中へクロス。相手GKのパンチングのこぼれ球に反応した柳崎が、ペナルティエリア外からボレーシュート。しかし、これはゴールバーを大きく超えゴールならず。 後半開始2分に大江がシュートを放って以降、主導権を握る展開が続くもののゴールが一向に奪えないゼルビア。ゴール前まで攻め込むものの、崩しきることができない。前節同様、歯がゆい展開が続いた。 戸塚監督は、業を煮やしたのか、37分に長身の雑賀を投入しパワープレーを開始。雑賀を起点に何とか打開を試みるも、ゴールは生まれずロスタイムに突入してしまった。 ロスタイム、石堂のCKに深津が飛び込む またしても、攻めきることができず、引き分けで試合終了かと思われたロスタイム。ゼルビアは左コーナキックを獲得。石堂のCKは、ゴール前中央に走り込む深津へ。ミートしたのは、ペナルティマーク付近、ゴールまで10m以上あろうかという、ヘディングシュートにしては距離のある場所。しかし、力強く走り込んだ深津の頭によって叩き付けられたボールは、ゴールライン手前でワンバウンドして、三菱水島ゴールに突き刺さった。これまでも、ヘディングでは抜群の強さを見せて、攻守に貢献していた深津。その活躍が、後半ロスタイムの劇的な決勝点という最高の形で報われた。今季新加入の深津は、ゼルビア初ゴール。 このまま試合は終了。1‐0で辛くも勝利することが出来た。お互い出方を伺う、ジリジリとした試合展開の中、ロスタイムにセットプレーからようやくゴールを奪うことができた。 次節は、堅守のアルテ高崎と対戦 これでゼルビアは4試合負けなし。この4試合で2失点と守備が安定して来ている。あとは、得点力。この試合はロスタイムになんとか1点を奪うことができたが、主導権を握る展開でいかに得点を奪うかが今後の課題となる。次節は、リーグ屈指の堅守を誇るアルテ高崎。課題克服に向けて、これ以上ない相手との対戦となる。 |
○試合後の記者会見:戸塚哲也監督
–試合の感想は?
「何とか勝利できたことで次につながる試合。内容自体も良くなってきている。でも、引き分けに終わった前節からの課題はほとんど改善していなかった。相手にチャンスを作らせることもなく、自分たちが主導権を握っているのに、得点を奪うことができない。相手を仕留める一発を放てず、何となく淡々と90分間を過ごし、自分たちで苦しい展開を作ってしまっている。膠着した試合展開の中、『俺がゴールを決めてやる』という意気込みを感じるプレーが、前節同様、見られなかった」
–前線にケガ人が相次いでいることが原因か?
「もちろん大きな原因はそこだと思うが、それは今さら嘆いても仕方がないこと。今いるメンバーでやっていくしかない。今日、FWとして先発した蒲原と大江も本職はストライカーではない。彼らはよくやってくれたが、得点への気迫をもっと見せて欲しい」
–得点力に不安を抱える状態で、次節はリーグ屈指の堅守を誇るアルテ高崎と対戦します
「守備は良くなって来ている、攻撃のかたちも作れてきている。好調のアルテ高崎相手にも主導権を握ることができると思っている。あとはフィニッシュの問題。高崎の堅守をいかに破るのか、そこが大きなポイントになることは間違いない」
以上