2016 明治安田生命 J2リーグ
05月28日(土) 19:30 KICK OFF ノエビアスタジアム神戸試合終了
ロアッソ熊本
0
0 - 1
0 - 1
2
FC町田ゼルビア
ゴール |
---|
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 30 | 佐藤 昭大 |
DF | 2 | 黒木 晃平 |
DF | 4 | 園田 拓也 |
DF | 5 | 植田 龍仁朗 |
DF | 7 | 片山 奨典 |
MF | 14 | キム テヨン |
MF | 38 | 上村 周平 |
MF | 27 | 中山 雄登 |
MF | 17 | 岡本 賢明 |
FW | 10 | 清武 功暉 |
FW | 11 | 平繁 龍一 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 21 | 金井 大樹 |
DF | 23 | 藏川 洋平 |
DF | 33 | 薗田 淳 |
MF | 39 | 嶋田 慎太郎 |
MF | 8 | 髙柳 一誠 |
FW | 36 | 巻 誠一郎 |
FW | 9 | アンデルソン |
チーム監督 | 清川 浩行 |
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選手交代 | |
---|---|
55' | 中山 雄登 → 嶋田 慎太郎 |
68' | 平繁 龍一 → 巻 誠一郎 |
82' | 岡本 賢明 → アンデルソン |
警告 |
---|
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 19 |
CK | 5 |
PK | - |
シュート | 11 |
警告/退場 | - / - |
ゴール | |
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29' | 鈴木 孝司 |
76' | 鈴木 孝司 |
スターティングメンバー | ||
---|---|---|
GK | 21 | 髙原 寿康 |
DF | 10 | 土岐田 洸平 |
DF | 24 | 金 聖基 |
DF | 37 | カルフィン ヨン ア ピン |
DF | 19 | 松本 怜大 |
MF | 17 | 鈴木 崇文 |
MF | 15 | 井上 裕大 |
MF | 6 | 李 漢宰 |
MF | 39 | 重松 健太郎 |
FW | 9 | 鈴木 孝司 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
ベンチスタート | ||
---|---|---|
GK | 1 | 内藤 圭佑 |
DF | 3 | 畠中 槙之輔 |
DF | 4 | 三鬼 海 |
MF | 20 | 松下 純土 |
MF | 29 | 森村 昂太 |
FW | 23 | 戸島 章 |
FW | 38 | 久木野 聡 |
チーム監督 | 相馬 直樹 |
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選手交代 | |
---|---|
68' | 重松 健太郎 → 戸島 章 |
85' | 金 聖基 → 畠中 槙之輔 |
87' | 井上 裕大 → 松下 純土 |
警告 | |
---|---|
20' | 重松 健太郎 |
退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 15 |
CK | 2 |
PK | - |
シュート | 7 |
警告/退場 | 1 / - |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
2,509 | 曇、無風 / 21.4°C / 78% | 全面良芝、乾燥 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
井上 知大 | 川崎 秋仁 , 村田 裕介 | 中井 敏博 |
試合終了
ロアッソ熊本
0
0 - 1
0 - 1
2
FC町田ゼルビア
試合経過 | |
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▽フォトギャラリー https://www.zelvia.co.jp/news/news-79076/ スタメン発表。ゼルビアは井上が初先発を果たしている。また、重松が2試合ぶりに先発復帰を果たした。谷澤は怪我のため、メンバー外となっている。 対する熊本は平繁、清武、岡本ら強力な攻撃陣が先発している。元日本代表の巻、元ゼルビア戦士の薗田は、控えにメンバーに入っている。 ゼルビアボールで前半がキックオフされた。 序盤、共にボールの奪い合いとなっている。ゼルビアは自分たちらしい戦いで主導権を握りたい。 前半7分、ゼルビアの左サイドからアーリークロスが入り、中央の清武へ。ゴールに背を向けた状態だったが、ループ気味のシュートを放ってきた。これは幸い枠を外れた。 立ち上がり、熊本は多めの人数で守って長いボールを入れてくる作戦。ゼルビアは攻守ともに集中して対応したい。 同18分、中島が右サイドを仕掛けてクロスを入れたが、跳ね返された。 同19分、熊本の左CK。良いボールが入ったが、孝司がヘディングでクリア。こぼれ球から上村にミドルシュートを打たれたが、上に外れた。 同20分、競り合いで重松が警告を受けた。 同21分、熊本のFK。跳ね返したが、CKとなった。 同22分、熊本のCK。清武のキックは良いコースに飛んだが、これは髙原がパンチングではじき出した。その際、ヘディングシュートをしようと飛び込んできた相手選手と顔面をぶつけあい、髙原は倒れ込んだ。 幸い髙原は止血治療の後、プレー再開することができた。 同29分、ゼルビアが先制した。左サイドの松本がアーリークロス。ファーサイドにあたるPA右で受けた崇文が少しタメて柔らかいクロス。これを孝司が頭で決めて1-0とした。 同32分、ゼルビアの右サイドから鋭いクロスを入れられた。危ない場面だったが、キャラが対応し、CKとなった。このCKからはチャンスを作らせなかった。 同36分、カウンターを狙った中、崇文が相手GKの位置を見て超ロングシュート。しかしこれは相手GKが戻り、セーブされた。 同40分、ゼルビアの左サイドからアーリークロスを入れられる。これがニアサイドの平繁に通り、決められた方と思ったが、シュートがジャストミートせずに枠を外れた。 同42分、熊本にクロスを入れられ、こぼれ球から片山にシュートを打たれたが、これも幸い枠を外れた。 アディショナルタイムは3分と表示された。 48分、ゼルビアが左サイドでFKを獲得した。キッカーは李。中央に入ったが、これはクリアされた。こぼれ球から土岐田がミドルシュートを放ったが、相手が足でクリアしCKとなった。 49分の右CK。李のキックをファーサイドで金が合わせたが、上に外れた。 直後に笛が鳴り、前半はゼルビアの1-0で終了した。 共にメンバー変更なく、後半がスタートした。 後半6分、右サイドの土岐田が攻め上がりクロスを入れる。良いボールだったが、相手GKが前に飛び出し、キャッチされた。 同8分、崇文が右サイドからクロス。ニアで孝司が競り、こぼれたボールから重松が仕掛けようとしたが、相手に対応された。 同9分、ゼルビアの左CK。崇文が入れたが、相手にクリアされた。こぼれ球から再び中に入れたが、これもうまくは行かなかった。 同10分、熊本が選手交代。中山に代わり嶋田が入った。 1-0のまま後半の15分が経過した。ゼルビアは2点目を伺うが、相手も厳しく守ってきている。 同17分、熊本の遠目のFK。清武が無回転シュートで狙ってきたが、上に外れた。 同18分、熊本の左CK。良いボールが入り、熊本選手が頭で合わせようとたが、幸いかすめるにとどまった。 同20分、清武に仕掛けられ、45度からシュートを打たれた。危ないコースだったが、幸い枠を外れた。 同23分、ゼルビア、熊本が共に選手交代。ゼルビアは重松に代わり戸島が送り出された。熊本は平繁に代わり元日本代表の巻が入った。 同25分、危ない場面を迎えた。ゼルビアの右サイドからクロスを入れられる。中央、キャラと巻が競り合ったこぼれ球から、熊本選手にシュートを打たれる。これはゼルビアDFがブロックしたが、さらにバウンドボールから嶋田にヘディングシュートを打たれた。ファーサイドに入るかと思われたが、幸い上のネットだった。 同29分、クロスから清武にヘディングシュートを打たれたが、髙原の正面で、守護神がしっかりとキャッチした。 同31分、ゼルビアが追加点を奪った。左MFに入った戸島がドリブルで左サイドを突破し、クロスを入れる。これが浮き球となり、ゴール中央へ。井上が競り合ったこぼれ球から孝司がシュート。2-0とリードを広げた。 同37分、熊本が選手交代。岡本に代えてアンデルソンを入れた。 同40分、熊本のCK。中央で熊本選手が競り勝ったが、シュートにはならずクリアした。 同40分、ゼルビアが選手交代。金に代わり畠中が送り出された。 同41分、アンデルソンのクロスから巻がヘディングシュートを放った。ミートしたが、わずかに右に外れた。 同42分、ゼルビアが選手交代。井上に代わり松下が送り出された。 同43分、熊本が良い位置でFKを獲得した。しかしこれはゼルビアDFが集中し、難なくクリアした。 アディショナルタイムは4分と表示された。 ゼルビアは集中を切らさず、このまま無失点で試合を終えたい。 熊本は巻、アンデルソンにシンプルに入れて攻撃をしかけてくる。 2-0で試合終了。3試合ぶりの白星を掴んだ。 皆様、最後まで応援ありがとうございました。 |
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--まずは試合の総括をお願いたします。
「今日は『熊本地震復興支援マッチ』という特別な試合ということで、前回のホームゲームは柏で開催されましたが、今回はもっと熊本に近いところである神戸で試合が行われました。関西の方々を含めて、熊本のみなさんを元気付けたいという方々が集まったゲームになったと思います。そのような特別な試合に向けて、選手たちには今できるすべてをぶつけられるように準備をしようと今週はトレーニングをしてきました。
熊本さんがものすごい勝利へのエネルギーを持って向かってくることは分かっていました。実際に押される、耐える時間帯は長かったのですが、その中で最後までピッチの中で選手たちが手をつなぎながら、必死に戦うその姿をたくさんの方に見てもらって、見に来てくださった方々に勇気を与えようと話して、選手たちを送り出しました。
そういった中でゲーム自体はシーズン当初から狙っていたような熊本さんの前への勢いのある攻撃に押し込まれて、苦しい時間帯も長かったのですが、少ないチャンスをモノにすることができて、そこから自分たちが昨季から築いてきている、粘り強さを選手たちが発揮してくれたおかげで、なんとか勝利をもぎ取れたと思います。
見ている方々にとっては華麗なゲームには映らなかったかもしれませんが、われわれにいまできることを地道に一つひとつ球際で戦う、ボールを追いかける、お互いにそういうプレーを出せたゲームだったんじゃないかと思っています。
今日は勝利という結果をつかみましたが、サッカーは続いていきますので、われわれも今日のような姿勢を忘れずに日々向き合っていけるように、復興支援マッチという形でしたが、熊本でわれわれを見てくださった方々が、町田を少しでも応援したいと思ってもらえればうれしいなと思っています。
いつもは冒頭にわれわれを応援に来てくださった方々にお礼を申し上げているのですが、遠い地でのナイトゲームにもサポーターの方々は来てくださいました。サポーターの掲げられていた横断幕にも、全力で戦うことが相手へのリスペクトという言葉がありましたが、それを選手たちが実行してくれたと思います。そして一緒に戦ってくれたサポーターに対しても感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました」
--さまざまある選択肢の中で、ボランチの井上選手を先発起用した意図や狙い、そして彼への評価をお願いします。
「熊本さんのゲームをスカウティングしたときに、攻守ともに前へ出る力、その中でボールを拾っていく力、そして縦への速さを考えたときに、ルーズボールをどれだけ拾えるか、それが試合のポイントになると思っていました。実際に相手のマイボールの時間が長くなりましたが、われわれとすればルーズボールを拾える展開を増やしたいなと思っていました。
前節は松本さんとの苦しい試合の中で、途中出場の(井上)裕大がボールを拾って、彼がボールを奪うシーンを作ってくれたと感じました。いま、彼が持っている前へのパワーを使わない手はないなと思い、今日は彼を先発で起用しました。今日は非常に湿度が高い中でのゲームで、今季初めて湿度の高い試合となりましたが、足をつる選手もいましたし、実際に彼も足をつってしまった状況でした。でもよくボールを拾い、前へ出ることも含めて、彼の力を出してくれたと思っています」
--鈴木孝司選手はここ数試合なかなか点を取れない時期でもありましたが、この間での取り組みなどはいかがでしたか?
「試合が終わったあとにも彼と話しましたが、本人は焦りと言ってはおかしいですが、点を取りたいという意識が先に出てしまって、それが実際の結果に結び付かずに、前節もワンチャンスしかなかった場面で決められなかったという責任感が彼の中にもあったと思います。
ただ今週に関しては、そういう話をしなかったですし、もう一度、真摯にわれわれがサッカーをやっている意味を、サッカーをプレーできる喜びを表現しないといけないとチーム全体に話をしてきました。今日も本人には話しましたが、点を取るまでは少しイライラする部分があったと思いますが、一つ点を取ってからは落ち着いてプレーできていましたので、それが2点目につながったのかなと思っています」
以上
○ロアッソ熊本 清川浩行監督 会見要旨
「今日もこのような場を作ってくださった神戸の関係者の方々にも感謝していますし、町田サポーター、熊本のファン・サポーターも数多く駆け付けてくれました。このようなゲームをできてありがたく思っています。
ゲームのほうは前半に攻め込んで1点を奪われ、また後半も攻め込む展開からカウンターで点を取られました。勝ち点を取れなかったことは自分の責任で選手たちは頑張って戦ってくれました。
ただ勝てなかったことに関しては何か原因がありますので、もう一度熊本に帰って、選手たちと勝てるようのトレーニングを積んでいきたいと思います」
以上
▽試合後の選手コメント
○MF井上裕大選手
ます」
--今季初先発を果たしました。どんなことをイメージしながら試合に入りましたか?
「チームが2連敗をしていたので、確実に勝たないといけないと思っていましたし、勝ちにも行っていたので、どうにかチームの勝利に貢献しようと考えて入りました」
--相馬監督はセカンドボールワークの部分を期待して井上裕大選手を起用したと話していました。
「前節の松本戦の負け方は全然セカンドボールを拾えずに、自分たちが攻撃をできる時間が少なかったです。セカンドボールを拾えずに押し込まれていると僕自身も感じていましたので、今日はセカンドボールを拾うことを意識して戦いました」
--井上選手の初先発でチームの競争もさらに活性化するのではないでしょうか。
「チームとしての結果が欲しかったので2-0で勝てたことは良かったと思います。修正点はたくさんありますし、今日のような試合をずっとやっていれば勝てるか、と言われればそうではありません。チームとして現状維持ではダメ。もっとみんなで切磋琢磨できるようにしていきたいです」
--最後にサポーターの皆様へメッセージをお願いします。
「アウェイにもかかわらず応援に来ていただいて、勝ち点3を取れたことはうれしいです。これからも頑張るので、ぜひスタジアムへ応援に来てください」
○MF松下純土選手
--途中出場で今季初出場となりました。なおかつ自身のJ2初出場でした。
「(井上)裕大くんが攻守にわたって動き回って、守備でも自陣のペナルティーエリアまで戻って守備をしている中で、彼も初先発だし、どこかでバテるだろうなとイメージしていました。オレとモリくん(森村)と話している中でそういうイメージでいたら、出番が回ってきました。彼の役割を引き継いで特長である運動量を生かしたいと思っていました。2-0になって相手が前に巻さんを入れてきてパワーをかけてきたので、セカンドボールを拾うことを意識してやりました」
--今日の初出場を良いきっかけにしたいですね。
「個人としてはJ2初出場だったので自信になります。個人としても良い結果につながればいいと思いますし、そしてこれからまた上位チームに引き離されないようにこの前のような連勝を重ねていければと思っています」
--最後にサポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「連敗を止めることができて、このまま上昇気流というか、また来週から連戦が入ってきますので、コンディションを整えて、チームの連勝に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
○FW鈴木孝司選手
--おめでとうございます。自身の2点で勝利しました。
「いろいろな思いがあって試合に臨んで、結果はどうであれ、見ている人に力を与えられればいいと思った結果がゴールという形に表れたと思います。苦しい試合でしたが、良い試合ができて良かったです」
--そのいろいろな思いとは、具体的に教えて下さい。
「被災された県のチームとやる中で、相手もモチベーション難しい選手いたでしょうし、モチベーションが高い選手もいたと思います。いろいろな人が見ている中で、僕たちはスポーツ、サッカーを通じ何ができるのかと言えば、ピッチで全力のプレーを表現すること。それが僕たちのプロの仕事だと思います。その中でお互いに全力のプレーができて良かったと思います」
--ゴールを取れない時期が少し続きました。どんな思いでいましたか?
「僕自身はゴールにこだわってやっていますので、惜しい場面はありましたが、惜しいでは何も残りません。それではチームの助けにならないんです。その1本を決めるか決めないかで、結果は変わります。仮に前半にも点を取れていなかったら、相手にも流れが行っていたと思います」
--今後に向けて意気込みをお願いします。
「1試合1試合自分たちらしく、毎試合毎試合全力で戦って勝ち点3を積み上げていきたいと思います。リーグ戦も3分の1が終わって今日が残り3分の2の最初の試合。そこで連敗を脱出できたことは良かったと思います。これからも1試合1試合全力で戦っていきたいと思いますので、これからも応援をよろしくお願いいたします」
○FW戸島章選手
--途中出場しましたが、どんなことを意識して試合に入りましたか?
「監督からはサイドで高い位置を取って、胸トラップなどでボールをキープして流れを変えてほしいということでしたので、ボールをキープすることは意識していました」
--2点目の場面、ゴール機会を演出しました。
「うまく裏へ抜けられましたが、クロスボールが相手に当たってしまいました。でもそのボールがうまい方向に行って、最後(鈴木)孝司くんが決めてくれて良かったです」
--自分としては仕事ができたかなと思いますか?
「思いっきりシュートを打てる場面もあって、弱気になってクロスボールを選択してしまいました。もっと貪欲に狙っていきたいです」
--最後にサポーターの皆様へメッセージをお願いします。
「遠くまで応援に来ていただきありがとうございます。まだまだゲームが続きますので、これからも応援をよろしくお願いします」
以上