2015 明治安田生命 J3リーグ

09月05日(土) 18:00 KICK OFF ニッパツ三ツ沢球技場
試合終了
Y.S.C.C.
0
0 - 1
0 - 1
2
FC町田ゼルビア
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 高橋 拓也
DF 6 小澤 光
DF 15 宗近 慧
DF 4 松田 康佑
DF 24 山本 真也
MF 31 中西 規真
MF 10 吉田 明生
MF 14 大泉 和也
MF 29 友澤 貴気
MF 27 泉 宗太郎
FW 18 梅内 和磨
ベンチスタート
GK 35 浅沼 優瑠
DF 5 服部 大樹
MF 32 仲村 京雅
FW 11 井上 和馬
FW 9 友澤 剛気
チーム監督
有馬 賢二
選手交代
60' 大泉 和也 → 友澤 剛気
83' 梅内 和磨 → 仲村 京雅
83' 中西 規真 → 服部 大樹
89' 泉 宗太郎 → 井上 和馬
警告
67' 中西 規真
退場
データ
FK 16
CK 8
PK -
シュート 5
警告/退場 1 / -
ゴール
38' オウンゴール
53' 久木野 聡
スターティングメンバー
GK 21 髙原 寿康
DF 10 土岐田 洸平
DF 5 深津 康太
DF 15 増田 繁人
DF 19 松本 怜大
MF 6 李 漢宰
MF 17 鈴木 崇文
MF 39 重松 健太郎
MF 29 森村 昂太
FW 38 久木野 聡
FW 9 鈴木 孝司
ベンチスタート
GK 1 内藤 圭佑
DF 4 平 智広
MF 20 松下 純土
MF 8 遠藤 敬佑
FW 23 戸島 章
チーム監督
相馬 直樹
選手交代
77' 久木野 聡 → 戸島 章
77' 重松 健太郎 → 遠藤 敬佑
86' 森村 昂太 → 平 智広
90'+1 鈴木 崇文 → 松下 純土
警告
23' 鈴木 孝司
23' 鈴木 孝司
退場
28' 鈴木 孝司
データ
FK 19
CK 2
PK -
シュート 4
警告/退場 2 / 1
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
1,631 曇 / 26.0°C / 86% -
主審 副審 第4の審判員
森川 浩次 川俣 秀 , 鶴岡 泰樹 地主 尚和
試合終了
Y.S.C.C.
0
0 - 1
0 - 1
2
FC町田ゼルビア
試合経過
試合経過が未登録です。
○試合後の記者会見:相馬直樹監督

--まずは試合の感想をお願いいたします。
「隣町の横浜まで町田からたくさんのサポーターに来ていただいてホームのような雰囲気を作っていただいた中で、最後、笑顔で帰ってもらえることをうれしく思っています。10人になるような展開を支えてくれたのはサポーターの方々の声援が大きかったと思っていますし、そのお礼を申し上げたいと思います。ゲームについては、早い段階で10人になるという展開になりました。正直、それによってゲームの流れが大きく変わったと思いますし、最終的に我々にとっては良い方向に出たと思っております。立ち上がりは長いボールが多くなってはいましたが、YS横浜さんの一つひとつの球際や縦への推進力に押されるような展開になりました。その中でいくつかチャンスは作っていましたが、そのいくつかのチャンスを決められずにいたと思います。我々が1人減って、相手のほうが人数が多くなったことで我々のやるべきことはハッキリしましたし、YS横浜さんは数的優位に立ったことで球際の強さや縦への推進力が失われる部分があったのかなと思います。結果的に少ないチャンスを決めることができて、我々にとっては最終的に良い形でゲームをクローズできたと思っています。失点ゼロであることも含めて、この結果はチーム全体の守備に自信が付くものだと思っています。今後に向けて、こういう試合をたくさんはしたくないですが、こういうゲームを勝つことは上位に上がっていくためには大事なことです。結果を手繰り寄せたことに対して、選手たちを称えたいと思いますし、ホームのような雰囲気を作ってくれたサポーターに本当に感謝したいと思います」

--1点リードして後半に入って、相手がロングボールを放り込んできた中で、深津選手、増田選手のCBコンビは落ち着いていたと思いますが、彼らへの評価をお願いいたします。
「真ん中の2人だけでは守り切れませんし、前からパスコースを限定することも必要です。1人少ない中で選手たちがよくやってくれていると思います。(CBコンビは)特に横のボールへの強さを感じますし、1人少なくなった状況でもしっかりと強気にラインをコントロールして、最終ラインで相手の攻撃をコントロールすることもできていたと思います。また最終ラインでよく守備をオーガナイズしてくれたと思っています」

--4試合ぶりの公式戦出場となった髙原選手、深津選手、李漢宰選手らベテラン勢に対して、監督は試合前に「クオリティーや意地を見せてほしい」というお話をされていましたが、実際の彼らの今日のプレーをどう評価しますか?
「彼らにもプレッシャーはあったと思います。実際に3試合は彼ら抜きのチームで勝利を収めていますし、来週の水曜日に天皇杯で名古屋への挑戦権を得た選手たちがいました。そしてリーグ戦に変わった中で、パッとリーグ戦の試合に彼らが入っていくことは、チームに対してもプレッシャーにつながる空気があったと思っています。ただ図らずも10人になるという、チームが一つの方向に向きやすいシチュエーションになったことでリーダーシップや勝利への気持ちを含めて、それらを勝利に結び付けてくれたと思っています。彼らだけでなく、天皇杯で自信を付けたチームの力もあります。こういった競争を続けていけることが、残りの3か月で勝利の確率を少しでも高める一つの要因につながると思っています」

--ゴールを決めた久木野選手に対する評価は?
「(最初は久木野のゴールとアナウンスされた)1点目は公式記録がオウンゴールに訂正されたようですが、10人になってからの局面で1トップに入った中で、彼が点を取れるかどうか、時間を作れるかどうかは大きなポイントだったなと思っています。そういった中で1つ目はセットプレーで彼が競ったところからオウンゴールが生まれましたし、チーム2点目は彼のスピードを生かしてカウンターの脅威を与え続けてくれた結果だと思っています」

--10人になった場面で監督がどんな指示を出されるのか、興味があったのですが、あまり監督は指示を出されていなかったように見えました。実際のところはどんな指示を出されていたのでしょうか?
「数的不利に立つのは今季3度目だと思いますが、長い時間という意味では、アウェイでの富山戦で同じような状況はありましたし、その試合は10人になっても勝つことができました。そのときに出ていた選手ばかりではないのですが、10人でどう守ってどう攻めるかは11人でやっているときと大きく変わることはありませんから、選手たちは自信を持ってやってくれたと思います。あえて言うと、久木野が(前線から相手を)追っかけ過ぎていたので、それよりもカウンターの脅威になれるかどうか、時間を作れるかどうかということのほうが重要でしたので、少し相手にちょっかいは出してほしかったですが、(久木野が前線で)攻撃の起点を作ることで相手の攻撃の自由を奪ってほしいぐらいのことは話しました。選手たちが自信を持ってやってくれたと思っています」

--先ほど監督もおっしゃられていましが、押されていた展開の中で10人になって展開が変わって面白いゲームになったと思います。11対11の状況が続けば、相手に押される展開が続くことになったかもしれませんが、そうではなくなったことで、相手の前への推進力がなくなったことでやり方を変えた部分はあったのでしょうか?
「あの形(引いてブロックを作ってカウンターを狙う)以上は難しいと思います。10人になった28分の段階で、置いてあったキャストの中で違ったことができるようなことがあれば(選手交代を)考えるところはありましたが、0-0でしたし、早い時間で点を取れたことを含めて、我々としては(セットプレーで点を取ったあとに)大きな自信を持って追加点を狙う形が、選手や僕の中での適切な判断だったと思います。あのままもし、人数は多いけど、前へ前へ入っていったときにどんな展開になったかは分からないですが、ただ前半立ち上がりからの相手の球際の部分(の勢い)がずっと続くとは思っていなかったですし、どこかでボールを落ち着かせればいいと思っていました。YS横浜さんもパワーを使って試合に入ってきましたので、10人になった瞬間に(パワー)を落とさざるを得ない、落としたいという意識が働いたのではないかなと思っています」

以上

▽試合後の選手コメント(2選手掲載。その他の選手はモバイルサイト【http://zelviamobile.jp/】の直撃!ゼルビア・リポートにて掲載します)

○GK髙原寿康選手
--試合の感想を教えて下さい。
「試合の入りとしては相手の方が良く、こっちが1人退場して少し厳しい状況だったのですが、守るところは守って、チャンスがあれば点を取るという形で2点を取れたので良かったと思います」

--相馬監督は、序盤から相手にやられてて1人退場したことが、結果的に逆に良い方向にいったということをおっしゃられていました。そこはどう思いますか?
「守備の部分では無理に追わずにしっかり守り切って、セットプレーからのチャンスをモノにしようということで意識していました。そういう部分ではしっかりできたので良かったと思います」

--1人退場してから、見ていてブロックを作り、引いて守っているように見えたのですが、その点で守備陣で意識していたことはありますか?
「サイドに展開されても、うちのセンターバックの2人はセンタリングに対して強いので、自信を持って焦らずにできたと思います」

--髙原選手自身、相手の決定的なシュートを防ぐ場面もありましたが、ご自身のプレーを振り返って下さい。
「そうですね、いつも通りにできたと思います」

--苦しい展開でも、限られたチャンスをモノにして勝つという点では、チームとしての強さが感じられました。
「チームとして守備に自信を持っているので、後ろは10人になろうが無失点でいって、攻撃のときはセットプレーだったり、足の速い選手を活かしたり、背の高い選手もいるので少ないチャンスをモノにすれば勝てると思います」

--リーグ戦が再開しましたが、ファン・サポーターの皆様に逆転優勝に向けて意気込みをお願いします。
「一戦一戦、どの相手とやっても厳しいと思いますが、チームが一つになって、一つずつ勝って行きたいと思いますので応援をよろしくお願いします」

○DF深津康太選手
--10人になってからはどういうことを後ろとしては考えていましたか?
「10人になってからは、11対11の時にあまり入りが良くなくて、相手のペースだったので、どうしようかなって考えていたんですけど、1人減ったことによってやることがはっきりして、逆に良かったのかなとも思いました。第3クールの最初ということで、俺とかハンジェさんとタカさんは、あまり試合に出ていなかったので、足を引っ張らないようにしようという話はしていました」

--今日は久しぶりの公式戦でした。その辺り感触はいかがでしたか。
「1人減ってやることがはっきりして、やるべきことはやったかなという感じです」

--センターバックの増田選手とのコンビネーションは非常に良かったと思います。その辺はどう感じていましたか。
「相手が単純にやってくるか、つなぐかでくると思ったので、マグ(増田選手)にはずっと真ん中にいろって言っていました。俺とマグが真ん中にいたら空中のボールはないと思ったので、そこだけを狙っていたので良かったかなと思います。マグとやるときは、俺の頭を超えた瞬間に『マグ!』って叫んでいて、下のボールだけは意識して触ろうとしています。マグにヘディングをたくさんさせておけば、気持ちよくなるので、やりやすいですね」

--アウェイにたくさんのファン・サポーターの皆様がかけつけてくれました。今後に向けてファン・サポーターの皆様にメッセージをお願いします。
「毎試合アウェイと感じさせないぐらいサポーターがきてくれて、僕たちもすごく力になっているので、すごくありがたいです。これからも応援をよろしくお願いします」

以上