○試合後の記者会見：相馬直樹監督
–まずは試合の感想をお願いいたします。
「遠く町田からたくさんの方に来ていただきました。我々は10日の第11節の試合がなかったので、しっかりと準備をして勝利をプレゼントできるようにやってきたのですが、非常に不甲斐ない試合をしてドローという結果になり、非常に申し訳なく思っています。前半から非常に自信のないプレーが続き、藤枝さんに良いゲームを進められてしまったなと思います。その中でロスタイムで（先制点を）獲って折り返したのは良かったんですけど、後半、相手に退場者が出て1人減ったにも関わらず、人任せになってしまうところがありました。前半もそうですけど、競るボールを2人でお見合いをしてしまったり、ボールをもっても近くの人に、見えた人に、爆弾ゲームのようにボールを渡してしまったり、非常に良くない状態かなと思っています。今後どうするか、何かドラスティックなことが必要かなと思っています。次のゲームに向けて普通に1週間しかありませんが、また覚悟をして戦える状態を作らなきゃいけないなと今は思っています。本当に遠くから来ていただいたサポーターの方には非常に申し訳ないです。結果もそうなんですけど、内容的に引け腰のチームになってしまっていることをお詫びしたいと思います」

–先発を決めるに当たってさまざまな可能性があったと思いますが、その中で土岐田選手を右サイドバックにし、重松選手、中村選手を先発で起用しました。そのあたりの意図についてお願いします。
「その前のゲーム、そして1週間空いた中で、当然1つはパフォーマンスであったり、その間にもトレーニングマッチを2試合こなしていること、コンディションを含めて起用しました。そして祐也に関しては怪我でだいぶ離脱していましたが、戦術的なところを確認する時間もあったので起用しました。そして、相手も踏まえて、どれだけ自分たちが攻撃的にサッカーができるか、その辺の部分で、それぞれがまずはボールをある程度保持しながら、相手の急所に入っていけるか、そういった辺りを考えながらの起用となりました。土岐田に関しては、経験の部分もプラスしているという部分で出しました」

–非常に不甲斐ないゲームになったとおしゃっていましたが、この原因はどうお考えでしょうか。自分たちの問題なのか、藤枝が最終ラインをパスで突いてきましたが、戦い方の面だったのでしょうか。
「我々自身の問題だと思っています」

–前半藤枝がディフェンスラインを高くしてきた中、その裏を獲りきれませんでした。ハーフタイムに、後半に向けてどう指示をしたのでしょうか。
「ハーフタイムは特に指示を出していません。彼ら自身に考えてくれ、と話をして出しました。このまま前半と同じプレーをしてたら間違いなく、その1点差はドローに持ち込まれるか、負けになるよと。私は自分たちで考えてくれと。要は相手より走って、相手よりボールに顔を出して、ラインとかそんな話ではなく、自分たちがボールを触ることを怖がっている。先ほども言った、間のボールを自分でプレーしない。まぁ難しいですね。単純に相手の方が要は走ってますから。それを招いたのは僕の責任でもありますし、これをどうするか、1週間しかありませんが、頑張りたいと思います」

以上