○試合後の記者会見：相馬直樹監督
-はじめに試合の感想をお願いします。
「今日はＳＣ相模原さんとのダービーということで、非常に注目をして頂いたゲームでした。あいにくの天候の中でも3,500人を超える方々に集まって頂いた中で、選手たちは本当に力強く戦ってくれたと感じます。集まってくださった方々、試合に向けて準備をしてくださっている方々に、感謝したいと思います。その力をもらって選手は最後まで走って、相手より走った末に、勝利を得られたのではないかと思います。ゲームの展開的には前半、先に点を獲ったんですけれど、追いつかれてハーフタイムを迎えましたが、後半の方が少し我々の時間になったと考えていました。ただ最後1本を押し切るところが足りないなという展開の中、こういう天候であれば、なおさらリスタートが大事になると思って、ゲーム前に選手を送り出していたんですけど、そういう中で（深津）康太がよく獲ってくれたなと思います。本当に選手たちが頑張ってくれたおかげで、勝利を収めることができました」

-相手の攻撃陣、特に高原選手に対してどう対応しようと考えていたか？ そしてその評価は？
「失点の部分に関しては、我々としたらやってはいけない形でした。ハーフタイムにすぐそういう話はしたんですけれど、選手たちはそれを後半きっちり修正して、相手を抑えてくれました。前半もあれ以外はきちんと押さえてくれていたと思います。いま話が出た高原選手ですけど、もちろんいい選手ですし、フリーにしたら1点目のような決定的な仕事をされるのは当然です。ただ（危ない場面は）あの1シーンだけに近いくらいで、センターバックだけでなく、全体がよくやってくれたと思います」

-ＳＣ相模原にサイドを使われ、いつも以上にボールを持たれる展開だったように思うが、中を固めて我慢してという考えもありましたか？
「我々のゲームを見ている中でいえば、相手がああいう形になることは、想定していました。そういう（外でボールを持たれる）状況を減らそうという話をしてはいたんですけれど、失点のシーンではそれが出てしましました。そこのところは、今後もっと暑くなったり、色々な状況がある中で、そういうシチュエーションを作らないようにしたい。そのためには我々がボールをもっとしっかり持って、動かしていくという作業が、必要になるのではないかと思います」

-ハーフタイムには、先ほどおっしゃった守備の部分以外に指示はあったのですか？
「もう少し攻撃をしなければいけない、ちょっと距離感が遠いという話はしました。その中で、相手との兼ね合いもあると思うんですけど、前にボールが入ったときに、いい距離を徐々に作れていったのかなと思っています」

-大竹選手がベンチにも入っていなかった理由は？
「足を少しトレーニング中に傷めまして。（怪我ということですか？）そうですね」

以上