○試合後の記者会見：相馬直樹監督

-試合の感想をお願いします。
「ゴールデンウィークが始まって非常に天気も良い中、たくさんの方に我々の後押しをしていただき、素晴らしい形で勝利をつかむことができました。そのファン・サポーターの皆さんと選手に、本当に感謝したいと思います。今日の試合は、早い時間に点を獲れたことが大きかったと思います。相手の選手たちは前日に集まるという難しい（レギュレーションの）チームだと思うのですが、（それが影響して）立ち上がりにふわっとゲームに入ってくれたのかなと思います。そこが試合を決する大きな流れだったのかなと思っています。怪我人等、いろいろなアクシデントがあり、選手が変わった中で多くの選手にたくさんプレーする時間があったこと、今後に向けて、うまくいかなかったこともありましたが、そういった部分を含めて糧にして、さらに力をつけていきたいと思います。あとは、後半にもう1点欲しかったというのが正直なところです。そうなれるように次のゲームもやっていきたいと思います」

-Ｊリーグ・アンダー22選抜の印象はどうでしょうか？
「あまり相手のことを言うのは良くないのかなと思いますが、立ち上がりのところでちょっと、こちらもそこのペースに飲み込まれてしまいそうな雰囲気もあったのですが、おそらく我々は勢いがある（前から積極的に来る）という分析をされていたのかなと。（そういう話を聞いたわけではないので）わからないのですが、ゆったりとしたサッカーに持ち込みたかったのかなと感じました。持ち込まれそうな雰囲気があった中で、鈴木孝司選手が点を獲ってくれたこと。そこの1点で終わらずに勢いをつけれたのは良かったのかなと思っています」

-木島徹也選手が怪我で欠場し、戸高弘貴選手がスタメンに選ばれました。かなりドリブルで仕掛けていきチャンスを作っていましたが、その辺りはどういった考えでの采配だったのでしょうか？ 中2日でガイナーレ鳥取戦があるということも含めて教えてください。
「中2日というのは今季初めてで、今日もそうですけど気温も上がってきて、どのチームにとっても、この日程は一緒ですが、難しいと思っています。そういった中で、多少の不安を抱えている選手を今回は調整したり、実際、今日そういった形で選手が抜けることもありましたけども、何とかこの2日でコンディションを戻してもらうこと。もう一つは鳥取さんとのゲームになりますけど、アウェイでのゲームに100%の力で戦える16人を選ぶこと。その気持ちを作っていこうと思っています」

-ぺ・デウォン選手が前半は右サイドバック、後半はボランチの位置に入ってました。オプションで試したという部分もあったと思いますが、その辺りの評価はどうお考えでしょうか？
「かなりといいますか、期待以上かもしれないです。応えてもらっているなと思いますし、頑張っていると思っています」

-李漢宰選手と鈴木孝司選手を早めに交代させました。庄司悦大選手はアクシデントかもしれませんが、連戦の中でのマネージメントも考慮しての交代だったと思います。その点についてはいかがでしょうか？
「負傷等がなければ、当然、目の前のゲームだけでいいと思っているのですが、多少の点差があるということで、次の試合のことをにらませてもらいました。ただ、実際にどうなるかはわかりません。きちんと向こう（鳥取）で100%戦える選手をそろえなければいけないなと思っております」

-庄司選手の状態は？
「まだ、ドクターからの報告を待っている状態です。たいしたことはないと思っています」

以上