東京都サッカートーナメント

07月24日(水) 18:00 KICK OFF 味の素フィールド西が丘
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 1
1
東京23FC
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 修行 智仁
DF 3 藤田 泰成
DF 19 平 智広
DF 29 ユ デヒョン
MF 6 太田 康介
MF 7 向 慎一
MF 15 柳崎 祥兵
MF 24 相馬 大士
FW 16 村上 聖弥
FW 20 真野 亮二
FW 34 南 秀仁
ベンチスタート
GK 31 千葉 奏汰
DF 5 深津 康太
DF 25 パク チェンホ
MF 4 高野 光司
FW 26 齋藤 翔太
FW 27 天野 将平
FW 32 杉本 竜士
チーム監督
選手交代
46' 村上 聖弥 → 杉本 竜士
61' ユ デヒョン → 高野 光司
82' 向 慎一 → 齋藤 翔太
警告
71' 向 慎一
退場
データ
FK -
CK -
PK -
シュート -
警告/退場 - / -
ゴール
90'+3 河村 太郎
スターティングメンバー
GK 1 岡本 翼
DF 24 市村 瞬
DF 5 伊藤 龍
DF 16 天野 徹
MF 6 安東 利典
MF 8 猪股 聖哉
MF 11 田村 聡
MF 27 田仲 智紀
MF 18 渡邉 敬人
FW 30 河村 太郎
FW 10 山本 恭平
ベンチスタート
GK 21 平川 正城
DF 2 石井 裕紀
DF 3 中山 友規
MF 7 新貝 亮太
MF 9 山下 亮介
FW 19 岡 正道
FW 25 原 健人
チーム監督
選手交代
62' 田村 聡 → 中山 友規
82' 渡邉 敬人 → 石井 裕紀
85' 天野 徹 → 山下 亮介
警告
65' 岡本 翼
退場
データ
FK -
CK -
PK -
シュート -
警告/退場 - / -
試合終了
FC町田ゼルビア
0
0 - 0
0 - 1
1
東京23FC
試合経過
試合経過が未登録です。
○試合後の記者会見:楠瀬直木監督代行

-今回の先発メンバーを選んだ意図を教えて下さい。
「チームにおける第一の優先順位がリーグ戦(JFL)なので、そこで成績を落とすわけにはいかないということを考慮して今回のメンバーを選びました。ですから、平など怪我から復帰した選手たちが90分できるか。またユ・デヒョンなど若い選手がどこまでできるか。それらをこの試合で計りたかったという意図もありました。さらに杉本と南は同時に東京Vから(期限付き)移籍をしてきた選手で、南は杉本が2試合連続ゴールという活躍を見ていますから、南のそういう悔しさがどう試合に反映されるのかなと思いつつ、90分は代えずに起用するから、最後まで戦いなさいということを伝えてあの先発メンバーにしました」

-システムは3トップのように見えましたが?
「3トップというわけではありません。自分のテリトリーはこのあたりですよと決めて試合に臨んだところ、例えばサイドハーフの村上聖弥などは、自然と気が焦って前に張りっぱなしになってしまってウイングのように見えてしまったんだと思います。ウチはいまボールを動かすサッカーを志向していますが、その中で自分のエリアを確立して、そこで自分のプレーを表現しようと挑戦している最中です。ここは自分が勝負に出て良いポジションなのか、あるいはここが自分の守るべきポジションなのか、探りながらやってみなさいと選手たちに伝えてありましたが、それが良くない方向に出てしまいました。修正はしたくなかったのですが、後半は修正せざるを得なかったですね。後半は修正して各自のポジションを決めたら、試合が落ち着くには落ち着いたと思います」

-後半は流れが良くなりましたが?
「ただ結果から見ても今日は東京23FCさんのゲームでしたよね。チーム一丸となって走っていますし、ポゼッションサッカーを志向した素晴らしいチームを米山監督が作っていると思います。事前に選手たちには『カテゴリーは違うけど、やろうとしているサッカーは東京23FCさんのほうが取り組んでいる期間は長い』と話してあったんです。思ったとおりボールの動かし方や試合の進め方については彼らのほうが熟知していましたね。仮にリーグ戦のメンバーで戦えれば五分五分の展開になったか、もしかしたらプレッシャーを速くかけることで優位な展開に持ち込めたかもしれませんが、ボールの動かし方という意味では東京23FCさんのほうが熟知して戦っていた印象です。ウチの場合は精度を保ちながらボールを動かすことができるかという意味で、若い選手の中でも何人か表現できている選手もいましたし、表現できているモノ以上のことをできる選手もいました。ただ、まだだなという選手も何人かいましたね」

-この試合における手応えはありましたか?
「杉本は相変わらず元気が良いですし、最終ラインはいつやられてもおかしくないシーンがあった中でも、(左SBの)ヤナギ(柳崎祥兵)はまだまだ粘り腰はあるかなと。南はボールが収まるので、あとは使い方次第だと思います。ただ南がチームになじむには、南に杉本のようなパーソナリティーがあるわけではないので、なじむまでには時間がかかるでしょう。南がチームになじむには、チームのボールの出し手と受け手の問題が解決できれば形にはなるかなと思います。PK失敗は南本人にとってはショックが大きいようですが、あれは良い経験になったでしょう」

-久しぶりに出場した平選手の出来はどう感じていますか?
「後半の30分まで(が限界)でしたね。平を高野に交代させようか迷ったのですが、試合の結末がどうなるか分からない展開でしたから、難しかったです。今日は南のゴール(PK)が入っていて良しとするゲームだったので、ここは代えずにどこまで彼らができるかを見ていましたが、最後は簡単ではなかったですね。1対1の局面をはがされて決勝点を決められてしまいましたから。ただ、この試合を通じてチームでやらないといけないことも、個人としてもやらなければいけないことが明確になりました。でも育成年代の試合ではありませんので、それらが分かるようになるために、公式戦を使うのはもったいなかった。前が踏ん張って点を取ることにかけていましたが、東京23FCさんの流れを食い止めて、後半40分ぐらいからウチに流れは来たのですが、その流れで点を決める能力はウチにはありませんでした」

-前半、なかなかシュートの形まで持ち込めなかった原因は、先ほどお話に出てきた(プレー)エリアの問題が大きかったのでしょうか?
「ボールを動かすテンポが東京23FCさんのほうが一手先に動いていてボールの流れも良かったと思います。ボールの流れについてはウチもやっていますが、ボールを止めてパスコースを探す、ボールを止めてパスコースを探すという形になっていますので、プレーの3つ先、4つ先まで見る目がなく、先にパスコースを探す作業に忙しく、ゴールを見ながらパスコースを探す作業までなかなかたどり着けなかったですね。そうやってボールを動かして、5本に1本でも(良い形のパスを)通そうとチャレンジする中で、選手たちが何かを見付けてくれればと思っていたのですが…」

-天皇杯出場への道が途絶えたことについてはどうお考えですか?
「それは悔しいですね。仮に東京代表になっていれば、2回戦でFC東京と対戦できたわけですから。上のカテゴリーと対戦するときは(気持ちの面が)ラクですし、ノビノビやらせてその後に“プチブレイク”というか、(JFLの終盤戦に向けて)勢いを付けたかったのですが…。本当に残念ですね。この結果(天皇杯予選敗退)がリーグ戦に響かないようにチームマネジメントをしていかないといけないなと思っています」

以上