HIGHLIGHT

2025 明治安田 J1リーグ

03月02日(日) 14:00 KICK OFF 豊田スタジアム
試合終了
名古屋グランパス
1
1 - 1
0 - 1
2
FC町田ゼルビア
ゴール
20' 佐藤 瑶大
スターティングメンバー
GK 16 武田 洋平
DF 4 宮 大樹
DF 20 三國 ケネディエブス
DF 3 佐藤 瑶大
MF 55 徳元 悠平
MF 8 椎橋 慧也
MF 15 稲垣 祥
MF 14 森島 司
MF 2 野上 結貴
FW 7 和泉 竜司
FW 18 永井 謙佑
ベンチスタート
GK 35 ピサノ アレックス幸冬堀尾
DF 6 河面 旺成
DF 70 原 輝綺
MF 9 浅野 雄也
MF 26 加藤 玄
MF 27 中山 克広
MF 33 菊地 泰智
FW 10 マテウス カストロ
FW 11 山岸 祐也
チーム監督
長谷川 健太
選手交代
57' 和泉 竜司 → 山岸 祐也
69' 宮 大樹 → 河面 旺成
69' 野上 結貴 → 原 輝綺
77' 森島 司 → 浅野 雄也
77' 永井 謙佑 → マテウス カストロ
警告
退場
データ
FK 16
CK 3
PK 0
シュート 4
警告/退場 0 / 0
ゴール
13' 西村 拓真
74' ナ サンホ
スターティングメンバー
GK 1 谷 晃生
DF 26 林 幸多郎
DF 50 岡村 大八
DF 3 昌子 源
DF 19 中山 雄太
MF 5 ドレシェヴィッチ
MF 18 下田 北斗
MF 16 前 寛之
FW 20 西村 拓真
FW 7 相馬 勇紀
FW 90 オ セフン
ベンチスタート
GK 13 守田 達弥
DF 6 望月 ヘンリー海輝
MF 23 白崎 凌兵
MF 8 仙頭 啓矢
MF 39 バスケス バイロン
FW 10 ナ サンホ
FW 9 藤尾 翔太
FW 49 桑山 侃士
FW 15 ミッチェル デューク
チーム監督
黒田 剛
選手交代
61' 西村 拓真 → ナ サンホ
71' オ セフン → 桑山 侃士
81' 相馬 勇紀 → 藤尾 翔太
81' 下田 北斗 → 白崎 凌兵
警告
82' 桑山 侃士
88' 白崎 凌兵
退場
データ
FK 13
CK 2
PK 0
シュート 4
警告/退場 2 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
34,718 曇 / 19.2°C / 63% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
岡部 拓人 道山 悟至、塚田 智宏 池内 明彦
試合終了
名古屋グランパス
1
1 - 1
0 - 1
2
FC町田ゼルビア
試合経過
試合前0分

両チームのスターティングメンバー発表

試合前0分

両者の過去対戦成績は2勝0分け2敗と互角

試合前0分

町田 予想フォーメーションは3-4-2-1。直近のリーグ戦からのスタメン変更は3人。望月、白崎、Mデュークが外れ、林、下田、オセフンが入る

前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半7分

町田 左サイドから相馬がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、野上にブロックされる

前半7分

町田 右サイドから前が入れたクロスが中山につながる

前半7分

町田 中山がペナルティエリア内でボールを収める

前半7分

町田 左サイドから下田がクロスを入れるも、森島にブロックされる

前半8分

町田 この試合1本目のCKを獲得する

前半8分

町田 左サイドからのCKを獲得。キッカーの相馬がボールを蹴り込むも、永井にクリアされてしまう

前半10分

両チームともにシュートに至るシーンを作り出せない

前半13分

町田 ゴール!!!下田のパスがペナルティエリア内の相馬につながる。最後はペナルティエリア内からの相馬のクロスに反応した西村がペナルティエリア中央から右足でゴール左下に決める

前半15分

直近15分のポゼッション:名古屋:40%、町田:60%

前半20分

名古屋 佐藤が得点

前半20分

ここまでのシュート:名古屋:1本、町田:1本/枠内シュート:名古屋:1本、町田:1本/ゴール期待値:名古屋:0.29、町田:0.37

前半23分

一進一退の攻防が続いている。一歩抜け出すのはどちらになるか

前半30分

直近15分のポゼッション:名古屋:60%、町田:40%

前半32分

町田 左サイドから相馬がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、野上にブロックされる

前半40分

ここまでのシュート:名古屋:2本、町田:1本/枠内シュート:名古屋:2本、町田:1本/ゴール期待値:名古屋:0.31、町田:0.37

前半43分

町田 左サイドから相馬がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、稲垣にブロックされる

前半47分

町田 オセフンのパスがペナルティエリア内の相馬につながる

前半47分

町田 相馬がペナルティエリア内でボールを収める

前半47分

町田 右サイドから林がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、徳元にブロックされる

前半48分

前半終了。1-1と、同点で試合を折り返す

前半48分

ここまでのシュート:名古屋:2本、町田:1本/枠内シュート:名古屋:2本、町田:1本/ゴール期待値:名古屋:0.31、町田:0.37

前半48分

ここまでのポゼッション:名古屋:46%、町田:54%

後半0分

名古屋ボールでキックオフ、後半開始

後半5分

町田 左サイドで相馬がドリブルを試みるも、相手の対応に遭う

後半9分

町田 相馬のパスがペナルティエリア内の下田につながる

後半11分

町田 ドレシェヴィッチのパスがペナルティエリア内の西村につながる

後半11分

町田 西村がペナルティエリア内でボールを収める

後半12分

名古屋 7和泉OUT→11山岸IN

後半15分

直近15分のポゼッション:名古屋:47%、町田:53%

後半15分

町田 左サイドから中山が入れたクロスが西村につながる

後半15分

町田 西村がペナルティエリア内でボールを収める

後半16分

町田 20西村OUT→10ナサンホIN

後半19分

町田 左サイドから中山がクロスを入れるも、三國にクリアされる

後半19分

町田 こぼれ球に反応した前がペナルティエリア手前からシュートを放つも、ゴール左に外れてしまう

後半19分

町田 下田がペナルティエリア中央から左足で枠内にシュートを放つも、稲垣にブロックされる

後半19分

町田 ペナルティエリア内から前がパスを送る。オセフンがペナルティエリア中央から左足で枠内にシュートを放つも、武田にセーブされる

後半20分

ここまでのシュート:名古屋:4本、町田:4本/枠内シュート:名古屋:2本、町田:2本/ゴール期待値:名古屋:0.60、町田:0.68

後半21分

町田 左サイドから相馬がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、武田にクリアされる

後半24分

名古屋 4宮OUT→6河面IN

後半24分

名古屋 2野上OUT→70原IN

後半26分

町田 90オセフンOUT→49桑山IN

後半27分

町田 こぼれ球に反応した下田がペナルティエリア手前から左足で枠内にシュートを放つも、森島にブロックされる

後半29分

町田 ゴール!!!下田がペナルティエリア手前から左足で枠内にシュートを放つも、森島にブロックされる。最後はペナルティエリア内から桑山が出したパスに反応したナサンホがペナルティエリア左から右足でゴール左上に決める

後半30分

直近15分のポゼッション:名古屋:52%、町田:48%

後半32分

名古屋 14森島OUT→9浅野IN

後半32分

名古屋 18永井OUT→10マテウスIN

後半36分

町田 7相馬OUT→9藤尾IN

後半36分

町田 18下田OUT→23白崎IN

後半37分

町田 桑山にイエローカード

後半40分

ここまでのシュート:名古屋:5本、町田:7本/枠内シュート:名古屋:2本、町田:3本/ゴール期待値:名古屋:0.68、町田:0.82

後半43分

町田 白崎にイエローカード

後半48分

町田 右サイドから藤尾がクロスを入れるも、河面にブロックされる

後半51分

試合終了。1-2で町田が勝利

後半51分

この試合のシュート:名古屋:5本、町田:7本/枠内シュート:名古屋:2本、町田:3本/ゴール期待値:名古屋:0.68、町田:0.82

後半51分

本日の入場者数は34,718人

○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「立ち上がりから前節の東京V戦の反省点を踏まえた上で、我々の強みを出すためにも、スタートは相手を裏返していく作業をやっていこうという意図を持って、選手たちは誠実に繰り返し実践してくれました。序盤に相手の背後を突く形から先制したものの、セットプレーの折り返しの展開から決められてしまうというのは、我々にとってはやってはいけない失点の形で同点にされてしまいました。ただ同点にされたとはいえ、「大丈夫だ」「問題ない」ということをハーフタイムに共有しました。また選手たちはモチベーションを下げることなく、後半も素晴らしい入りをしてくれました。さらに交代出場の選手もしっかりとスイッチを入れてくれましたし、その中で交代選手の活躍もあって勝ち越すことができました。追いつかれても突き放すことができるのが我々の強みですし、選手たちのメンタルの強さを物語っています。今日は新しい町田の形をしっかりと示してくれました。昨日の時点では下位チームが勝ち点を取り、かなり団子状態となっていますし、我々としてもお尻に火がついたような状態の中で迎えた試合だったため、少し不安な状況ではありました。その中で今日の試合で勝利し、連敗をしなかったことは大きいです。上を追走していくための大きな足掛かりとなる1勝でした。自分たちの強みをもう一度確認できたことを胸に刻み、この勢いを持って、次の横浜FC戦に臨みたいと思っています」

 

–下田北斗選手を先発で起用した意図を聞かせて下さい。
「まず下田はゲームをコントロールする力を持ち、ピッチ内を360度しっかりと網羅した中で適切な判断ができる選手であること、また開幕から先発出場がなかったことでコンディションがとても良かったです。彼の背後を突くパスが、我々のスイッチになることをイメージしながら起用しました。相馬(勇紀)だけがセットプレーのキッカーにならずに、左右両方から精度の高いボールを入れられる選手を起用できるというメリットも含めて、先発で送り出しました。結果的に失点シーンにも絡んでいたことで、3ゴール全てに関わることになりましたが、1つ良いことが多かったということで良しとします。球際の場面で一瞬の隙ができたことを見直しつつ、2つのゴールに絡んだことを評価しながら、次のゲームに臨めればと思います。今日に関しては、しっかりとゲームをマネジメントし、コントロールもしてくれたという評価をしています」

 

–71分には1トップをオ セフン選手から桑山侃士選手に代えましたが、その意図は?
「桑山もヘディングや空中戦に関しては、相当強いですし、走力の面でも、もう一つ前でスイッチを入れたかったという意図がありました。セフンも疲れの色が出ていましたし、前に出て行く推進力も陰りが見えてきたので、走力がある桑山を入れることでチーム全体がもう1つプッシュアップできるような状態を作ること、前の競り合いと背後を突く形を強化したいという意図も含めた形で交代出場させました。彼の若さや初々しさに懸けて交代をチャレンジしました」

 

–決勝点を奪ったナ サンホ選手が選手交代のファーストチョイスでした。
「背後を取るというタスクが必要な中で、西村(拓真)に関しても、まだまだ走れたと思いますが、ゴール前やボックス付近でのアイディアを出すことやタメを作るには、サンホを起用することが一番適切であると判断しました。効率良くサンホを起用することによって、前に前進していくパワーを注入してくれましたし、守備の面も頑張ってやってくれました。あの時間帯でサンホがピッチに入ることによる相手チームへの負荷を考えると、相手にとっても嫌な起用だったと思います。ゴールシーンに繋げたシュートのスキルも含めて、素晴らしいゴールシーンでした」

 

–先制点のシーンは効果的にポケットを取る形から決まりました。
「3バックの脇が空いてくる中で、そこを突く形を作ることができました。選手たちも意図的にやってくれました。前節は3バックの脇を効果的に使う作業がうまくできませんでしたし、そこを目指していなかったです。そういったことは選手もコーチングスタッフも感じていたことですし、そういう意味ではそのスペースに出て行く形を作ろうとする中で、出て行った選手をうまく活用していくことを短い時間の中でチャンスに繋げたことが功を奏した格好です。あの時間帯の1点は大きかったです」

 

–前半はボールを握る中でもシュートを1本しか打てませんでした。それでもボールを動かすことで相手を疲弊させることができたという認識もあるのでしょうか。
「シュートの本数よりも、必ず訪れる1本のチャンスをどれほどの精度で決められるかどうかに舵を切った方が我々の狙いは出るという印象です。前節は相手が前から来ている中で、外から入っていこうとしても、かなりウイングバックの位置で潰されていました。その反省点を活かして相手を裏返していく作業を良くやってくれました。まだまだ精度を上げていくことによって、チャンスも増えてくるでしょう。今後の課題として捉えていきたいです」

 

–3連戦を2勝1敗で終えました。連敗をしなかったことを含めて、町田の強さを発揮できたのでは。
「前節の反省点を踏まえて、練習から自分たちに矢印を向けて、決して言い訳をせずに取り組めることが町田の伝統であり、良い傾向として歴史を刻んでいます。そういった姿勢が、私が就任してからこの3年の間に連敗は一度しかない状況に繋がっています。もちろん不安や重圧、プレッシャーとの戦いになりますが、選手たちが強気で取り組むことでこういった結果を掴み取れることを身をもって示してくれました。今後も勇気を持って戦っていく。また我々の強みを出していくということを、これからのゲームでもどんどん実践していければと思っています」

 

以上

 

○名古屋グランパス:長谷川監督 会見要旨
「結果は残念でしたが、選手たちは最後まで戦ってくれました。ただディテールの部分のちょっとした場面で失点をしてしまいました。1失点目はきれいに背後を使われる形からでした。逆サイドから入ってきた選手に体をぶつけてでも簡単にゴール前に入れさせないことはできたと思いますし、2点目のシーンも、相手に当たって押し込まれましたが、ルーズボールに対しての反応を含めて、打たれる前の寄せはどうだったのか。そういったディテールにこだわってやっていきたいです。町田さんに押し込まれてどうしようもなかったという展開ではなかったです。昨季は町田さんに連敗した中でインテンシティーに負けたという話をしましたが、この試合に関してはそんなことはありませんでした。繰り返しになりますが、戦う部分を選手たちは表現してくれました」

以上
選手コメント
○林幸太郎選手

–今季初先発の試合で結果が出ましたね。
「結果が出てホッとしています。前節の東京V戦の敗戦を受けて、どんどん前向きにプレーしていこうという中で、自分もそれができるように意識をして試合に入りました。もちろんロングスローでのチャンスメークも考えていました」

 

–ボールの動かし方が安定していたように見えました。
「噛み合わせはシステム上マンマークになるため、相手が持てば早く下がって、僕が前向きにボールを持てば相手のウイングバックを引き出して背後を突く形は、チームとしての共通認識でした。それはうまくできていたと思います。(中山)雄太くんと事前にコミュニケーションを取って、どちらかが上がったら、どちらかが下がることは意識していました」

 

–1-1の展開も長かったですが、最後まで焦れずに相手を突き放すことができました。
「流れの中では相手にチャンスを作らせなかったので、その点は良かったですが、セットプレーで危ないシーンがあったことは反省点です。ポストにシュートが当たった時は、さすがにヒヤッとしました」

 

○桑山侃士選手
–71分からの途中出場でした。自分の役割をどう捉えながら試合に臨みましたか。
「前線で時間を作ることや守備を頑張ることが自分の役割だと認識してピッチに入ったので、自分の欲を出して、ゴールにだけ向かって行くのは、チームとしては良くないことです。まずはチームの勝利に徹して、自分がやるべきことをやっただけです」

 

–結果的にチーム2点目に絡む形になりました。
「たまたま(下田)北斗くんのシュートが結果的に僕に当たって、最後に(ナ・)サンホさんが決めてくれました。最初は北斗くんがボールを持った時にボックス内で相手のセンターバックを背負ってポストプレーをすることをイメージしてポジションを取ったのですが、たまたまシュートが当たった形です。プレータイムもありましたし、1本や2本ぐらいはシュートを打ちたかったですが、結果的にアシストがつくような形になったので良かったです」

 

以上