○試合後の記者会見：秋田豊監督

--試合の感想をお願いします。
「立ち上がりの入りが非常に悪かったですが、それも暑さの影響で、それは分かっていたことで、もう少し僕がそこのモチベーションと、体の動きに気を使っていればこんなことにならなかったと感じています。ただ相手をダウン寸前までに追いつめたところは、選手たちは良くやってくれたと思います。こういう試合もあるんだな、というように感じています」

--2点を先制された後も、じっとベンチから観察されていました。試合展開をどう考えていましたか？
「内容が悪くて失点したわけではなくて、こぼれを拾われてポンとやられただけなので、サッカー自体を変える必要はなにもなかった。それは継続しながら、ただミスが多かった選手もいたので、それは気にしていました。普通にやっていて（前半に）1点は返しましたし、もう1点取るチャンスもありましたし、慌てる必要はないと思っていました」

--後半から出場した岸田選手とアンデルソン選手には、どんな指示をして送り出したのですか？
「いつも同じようなパターンでやっているので、やることは一緒。ただ相手のDFラインがしっかり下がった状態だったので、背後をもっと狙うということをやっていこうということは話をしました」

--ここまでほとんど点を取られてなかったDF陣が4失点した原因は？
「最初のアクシデントだと思いますね。そこでちょっとバタバタした感じがありまして、前がかりになったところ、落ち着きを持てなかったところだと思います。4点目なんてとくにそうだと思う」

--拍手で迎えるサポーターもいましたが、後半の戦い、追い上げにはある程度の満足感がありましたか？
「満足はしていないです。満足はしていないけれど、終わったこと、起きてしまったことを蒸し返してもしょうがない。ただ6連勝することによって、一つは選手たち、自分にも慢心があったと思います。そういうところをもう一回見直して、選手たちも分かっていると思うので、そこをもう一度立て直して気持ちを新たに次の試合に臨もうということで、（選手たちを）出迎えましたし、サポーターの方もそういう気持ちだったと思いますね」

以上