2024 明治安田 J1リーグ
08月31日(土) 18:00 KICK OFF 国立競技場ゴール | |
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49' | オ セフン |
90+8' | エリキ |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 谷 晃生 |
DF | 33 | 望月 ヘンリー海輝 |
DF | 3 | 昌子 源 |
DF | 19 | 中山 雄太 |
MF | 47 | 荒木 駿太 |
MF | 18 | 下田 北斗 |
MF | 23 | 白崎 凌兵 |
MF | 25 | 杉岡 大暉 |
FW | 9 | 藤尾 翔太 |
FW | 10 | ナ サンホ |
FW | 90 | オ セフン |
ベンチスタート | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 5 | ドレシェヴィッチ |
DF | 6 | 鈴木 準弥 |
FW | 22 | 藤本 一輝 |
FW | 11 | エリキ |
FW | 49 | 桑山 侃士 |
FW | 15 | ミッチェル デューク |
チーム監督 | 黒田 剛 |
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選手交代 | |
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46*' | 望月 ヘンリー海輝 → 鈴木 準弥 |
64' | オ セフン → ミッチェル デューク |
72' | ナ サンホ → 藤本 一輝 |
72' | 藤尾 翔太 → 桑山 侃士 |
81' | 荒木 駿太 → エリキ |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 9 |
CK | 7 |
PK | 0 |
シュート | 17 |
警告/退場 | 0 / 0 |
ゴール | |
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37' | 関根 貴大 |
87' | チアゴ サンタナ |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 西川 周作 |
DF | 4 | 石原 広教 |
DF | 23 | 井上 黎生人 |
DF | 5 | マリウス ホイブラーテン |
DF | 66 | 大畑 歩夢 |
MF | 8 | 小泉 佳穂 |
MF | 25 | 安居 海渡 |
MF | 21 | 大久保 智明 |
MF | 13 | 渡邊 凌磨 |
MF | 14 | 関根 貴大 |
FW | 9 | ブライアン リンセン |
ベンチスタート | ||
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GK | 16 | 牲川 歩見 |
DF | 20 | 佐藤 瑶大 |
MF | 11 | サミュエル グスタフソン |
MF | 24 | 松尾 佑介 |
MF | 88 | 長沼 洋一 |
FW | 12 | チアゴ サンタナ |
FW | 41 | 二田 理央 |
チーム監督 | 池田 伸康 |
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選手交代 | |
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63' | 大久保 智明 → 二田 理央 |
63' | 小泉 佳穂 → 長沼 洋一 |
77' | 関根 貴大 → 松尾 佑介 |
77' | ブライアン リンセン → チアゴ サンタナ |
89' | 大畑 歩夢 → 佐藤 瑶大 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
---|---|
FK | 12 |
CK | 1 |
PK | 0 |
シュート | 6 |
警告/退場 | 0 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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48,887 | 雨 / 27.2°C / 90% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
木村 博之 | 西尾 英朗、西村 幹也 | 上原 直人 |
試合経過 | |
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試合前0分 | 両チームのスターティングメンバー発表 |
試合前0分 | 町田の直近5試合は1勝2分け2敗。浦和の直近5試合は0勝3分け2敗。両者の過去対戦成績は1勝0分け0敗と町田の勝ち越し |
試合前0分 | 町田 予想フォーメーションは4-4-2。直近のリーグ戦からのスタメン変更は3人。仙頭、藤本、エリキが外れ、下田、ナサンホ、荒木が入る |
前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半3分 | 町田 荒木がペナルティエリア内でボールを収める |
前半3分 | 町田 左サイドから荒木がクロスを入れるも、渡邊にブロックされる |
前半4分 | 町田 この試合1本目のCKを獲得する |
前半4分 | 町田 ナサンホがペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つも、石原にブロックされる |
前半5分 | 町田 中山がオフサイドを取られ、相手ボールとなる |
前半9分 | 町田 右サイドから望月が入れたクロスがナサンホにつながる |
前半9分 | 町田 ナサンホがペナルティエリア内でボールを収める |
前半11分 | 町田 杉岡のパスがペナルティエリア内の荒木につながる |
前半11分 | 町田 藤尾がオフサイドを取られ、相手ボールとなる |
前半15分 | 直近15分のポゼッション:町田:47%、浦和:53% |
前半16分 | 町田 左サイドからナサンホがクロスを入れるも、井上にクリアされる |
前半19分 | 町田 左サイドから杉岡がクロスを入れるも、渡邊にクリアされる |
前半20分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:1本 |
前半20分 | 町田 右サイドから望月がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、関根にクリアされる |
前半20分 | 町田 こぼれ球に反応した藤尾がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
前半23分 | ここまでは両チームともに歓喜の瞬間は訪れず。先にこじ開けるのはどちらになるか |
前半23分 | 飲水タイムが設けられる |
前半25分 | 飲水タイムが終了し、プレーが再開される |
前半25分 | 町田 左サイドからナサンホがドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、井上にクリアされる |
前半29分 | 町田 谷のパスがペナルティエリア内の望月につながる |
前半29分 | 町田 望月がペナルティエリア内でボールを収める |
前半29分 | 町田 ペナルティエリア内から望月が中央へ折り返すも、Mホイブラーテンにクリアされる |
前半30分 | 直近15分のポゼッション:町田:45%、浦和:55% |
前半30分 | 町田 右CKを獲得。キッカーの下田は左足でボールを蹴り込む。これに反応したオセフンがペナルティエリア中央からヘディングで枠内にシュートを放つも、西川にセーブされる |
前半31分 | 町田 左サイドからのCKを獲得。キッカーの下田がボールを蹴り込むも、Mホイブラーテンにクリアされてしまう |
前半31分 | 町田 こぼれ球に反応した杉岡がペナルティエリア手前からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
前半32分 | 町田 左サイドから杉岡がクロスを入れる。これに反応した荒木がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
前半37分 | 浦和 関根が得点 |
前半38分 | 町田 ペナルティエリア内からナサンホが中央へ折り返すも、井上にクリアされる |
前半38分 | 町田 こぼれ球に反応した下田がペナルティエリア手前から左足で枠内にシュートを放つも、井上にブロックされる |
前半40分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:6本 |
前半49分 | 町田 左サイドから杉岡がクロスを入れるも、大畑にクリアされる |
前半49分 | 前半終了。0-1と、浦和のリードで試合を折り返す |
前半49分 | ここまでのポゼッション:町田:37%、浦和:63% |
前半49分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:6本、枠内シュート:1本 |
後半0分 | 浦和ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 町田 33望月OUT→6鈴木IN |
後半2分 | 町田 藤尾がペナルティエリア手前から左足で枠内にシュートを放つも、安居にブロックされる |
後半2分 | 町田 荒木がペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つも、渡邊にブロックされる |
後半4分 | 町田 ゴール!!!左サイドからのナサンホのクロスに反応したオセフンがペナルティエリア中央からヘディングでゴール左上に決める |
後半5分 | 町田 藤尾がオフサイドを取られ、相手ボールとなる |
後半8分 | 町田 右サイドから下田がスルーパスを送る。抜け出した藤尾がペナルティエリア右から右足で枠内にシュートを放つも、西川にセーブされる |
後半10分 | 町田 ナサンホのパスがペナルティエリア内の荒木につながる |
後半13分 | 町田 ナサンホがペナルティエリア左からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
後半15分 | 直近15分のポゼッション:町田:40%、浦和:60% |
後半16分 | 町田 左CKを獲得。キッカーの鈴木はボールを蹴り込む。これに反応したナサンホがペナルティエリア右からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
後半18分 | 浦和 21大久保OUT→41二田IN |
後半18分 | 浦和 8小泉OUT→88長沼IN |
後半19分 | 町田 荒木のスルーパスがペナルティエリア内のオセフンにつながる |
後半19分 | 町田 オセフンがペナルティエリア内でボールを収める |
後半19分 | 町田 荒木のパスがペナルティエリア内の下田につながる |
後半19分 | 町田 90オセフンOUT→15MデュークIN |
後半20分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:12本 |
後半21分 | 町田 ペナルティエリア手前から下田がパスを送る。藤尾がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
後半22分 | 町田 左サイドからナサンホがクロスを入れるも、Mホイブラーテンにクリアされる |
後半25分 | 飲水タイムが設けられる |
後半27分 | 町田 10ナサンホOUT→22藤本IN |
後半27分 | 町田 9藤尾OUT→49桑山IN |
後半28分 | 飲水タイムが終了し、プレーが再開される |
後半29分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れるも、渡邊にクリアされる |
後半30分 | 直近15分のポゼッション:町田:70%、浦和:30% |
後半30分 | 町田 ペナルティエリア内からドリブルで進入したMデュークがペナルティエリア手前からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
後半31分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れる。これに反応したMデュークがペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
後半32分 | 浦和 9BリンセンOUT→12チアゴサンタナIN |
後半32分 | 浦和 14関根OUT→24松尾IN |
後半33分 | 町田 左サイドから藤本がクロスを入れる。これに反応した鈴木がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
後半33分 | 町田 荒木がペナルティエリア内でボールを収める |
後半33分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れるも、Mホイブラーテンにクリアされる |
後半34分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れるも、安居にクリアされる |
後半36分 | 町田 47荒木OUT→11エリキIN |
後半38分 | 町田 ペナルティエリア手前からドリブルで進入した藤本がペナルティエリア左から左足で枠内にシュートを放つも、石原にブロックされる |
後半40分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:17本 |
後半40分 | 町田 左サイドから鈴木がクロスを入れるも、安居にクリアされる |
後半41分 | 町田 左サイドで藤本がドリブルを試みる |
後半42分 | 浦和 チアゴサンタナが得点 |
後半44分 | 浦和 66大畑OUT→20佐藤IN |
後半44分 | 町田 昌子のパスがペナルティエリア内の桑山につながる |
後半44分 | 町田 こぼれ球に反応したエリキがペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つも、Mホイブラーテンにブロックされる |
後半45分 | 町田 こぼれ球に反応した下田がペナルティエリア手前から左足で枠内にシュートを放つも、安居にブロックされる |
後半47分 | 町田 Mデュークがペナルティエリア中央からヘディングで枠内にシュートを放つも、西川にセーブされる |
後半47分 | 町田 ここまでで20本以上のシュートを放っている |
後半48分 | 町田 右サイドからのCKを獲得。キッカーの鈴木がボールを蹴り込むも、長沼にクリアされてしまう |
後半48分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れるも、石原にブロックされる |
後半48分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れるも、中山はシュートを放つには至らない |
後半50分 | 町田 エリキがペナルティエリア中央から右足で枠内にシュートを放つも、西川にセーブされる |
後半50分 | 町田 右CKを獲得。キッカーの鈴木は右足でボールを蹴り込む。これに反応した中山がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
後半50分 | 町田 右サイドから鈴木がクロスを入れる。これに反応した中山がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
後半51分 | 町田 谷のパスがペナルティエリア内の藤本につながる |
後半51分 | 町田 ペナルティエリア内で藤本がドリブルで相手選手をかわす |
後半53分 | 町田 ゴール!!!ペナルティエリア内からの藤本のクロスに反応したエリキがペナルティエリア中央から左足でゴール下に決める |
後半54分 | 試合終了。2-2で引き分けに終わった |
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○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「国立でのホームゲームに約4万9,000人近くの方々が集まって下さったことに、我々に対する期待を感じましたし、浦和サポーターの皆様も含めて、素晴らしい雰囲気を作って下さったことに感謝の気持ちを伝えさせて下さい。我々を追いかけてくる2位の広島さんと首の皮1枚の差で首位に立っている中で、選手たちは何としても勝ちたい気持ちを表現してくれました。公式記録を見ると、17本のシュートを打ちましたが、なかなか1本が入らず、フリーの状況や無人のゴールに対してもゴールが入らない展開になりました。浦和さんはトリックプレーからのセットプレーや(チアゴ)サンタナ選手のヘディングシュートを決めてきましたし、そういったゴールシーンを見ても、彼らのスキルや技術が素晴らしかったです。やはり我々としては失点をせず、2点を取って2-0で終わるべき試合でした。チャンスを決めていれば、3・4点を取れる状況だった中で、2点に終わったことに関しては、大きな反省点として試合後の選手たちへ伝えました。後半は押せ押せムードの中、浦和さんのポゼッションを遮断し、チャンスを作りました。また(ミッチェル)デュークの競り合いからのルーズボールをフィニッシュまで持ち込む形も作れました。良い形でプランを実行できましたが、勝ち点3が遠かったです。また改めて映像を見ても、明らかにPKと見えるシーンでなぜPKをもらえなかったのか。後ろから倒されるシーンもあった中で、VARがあってもそれが流されています。レフェリーの方々には何がファウルかどうかの見解を示してほしいです。これは決してクレームではなく、平等な目で見た時に何が正しいのかどうかの回答が欲しいです。最後にエリキが決めてくれましたが、その他にも決めなければいけないチャンスがあった以上、自分たちに矢印を向けてこの先へ進まないと、今後も今日と似たような試合展開が続くでしょう。残り9試合、しっかりと町田のサッカーに立ち返り、ゴールがついてくるような試合展開にできるように、チームのコンセプトが不履行になることなく、しっかりと最後までやりきるメンタリティーを持つことが望ましいです。かなり過酷なシーズン終盤に入りますが、もう一度自分たちのサッカーができるようにチームを作っていきたいと思います」
ーーエリキ選手や藤本一輝選手ら、ここまではあまり持ち味を出せていなかった選手たちが最後の最後に結果を残しました。
「前節の新潟戦は2人を先発で起用しましたが、試合の最初から出た場合は、守備の面で割と早い段階で体力を消耗します。あのタイミングでの起用の方がスピードが生きますし、より相手に脅威を与えることができました。藤本はその場面以外にも抜け出せるシーンがあった中でゴールにはなかなか繋がらなかったですが、最後はエリキとの連係の中でアディショナルタイムに追いつくゴールを決めたことは今後に繋がる1点になりました。多くの反省材料はありますが、追いついたことをポジティブに捉えながら、前に進んでいきたいです」
ーー後半は形を変えました。狙いを教えて下さい。
「守備時と攻撃時でシステムを可変させました。攻撃時は4-4-2のままで、守備時は3バックの3-6-1あるいは3-5-2の布陣でミラーゲームのような形にし、相手に判断する時間を与えないことができたと思います。形を変えたことにより、前で潰せる回数やルーズボールを回収する時間が増えました。結果が伴わなかったとはいえ、後半は意図する展開に持ち込むことができた印象は持っています」
–後半からゲーム展開を変えましたが、前半がもったいなかった印象です。
「前半は様子見の側面もありながら、後ろでリスクを冒すことなく、一発のチャンスを取りに行く中でチャンスを作ることはできましたが、決められずにいたため、後半から形を変えました。失点をしたことで動かざるを得なかったです。前半はリードされたとはいえ、危ない場面はセットプレーでの失点シーンぐらいでしたから、トリックプレーに対する準備はしてきた中で決められたことは残念です。また集中力を欠いたことは、練習で危機感を植えつけるきっかけになりますし、改善していかなければならないことです」
–望月ヘンリー海輝選手が前半限りで交代となりました。試合前までの様子と選手交代をした意図を聞かせて下さい。
「そこまで経験のある選手ではないですが、期待を込めて、いろいろな形で起用しています。ただ重圧の掛かる試合には平常心でプレーできないメンタルの弱さもあります。日本代表という重い荷物を背負わされるような状況で試合に入りましたし、まだプレッシャーを力に変えられるような選手ではないですから難しい状況だったかもしれません。交代で起用した鈴木準弥はクロスやセットプレーの精度も高いですし、そういったプレーを期待してもいました。オ セフンやデューク、桑山(侃士)らに対して、精度の高いクロスを供給することで多くのチャンスを作れるのではないかと期待していました。ただ終盤は松尾佑介選手ら足の速い選手が入ってきた中で、守備面の不安は多少目を瞑りながらも、ボールを握ることで守備の機会を減らすこともできます。後ろの守備は昌子(源)や中山(雄太)がカバーする形で、準弥の攻撃面での良さが発揮されることにより、多くのチャンスを作ることができたと思っています」
–優勝争いが混沌としてきた中で、今後の黒田監督の心持ちと選手たちに対してはどんな働き掛けをしていきたいと考えていますか。
「過酷な勝負に挑んでいるということ、また我々はJ1初挑戦で手探り状態でシーズンが進んでいます。当初掲げていた5位以内という目標達成に向けて、1つひとつの勝ち点にこだわりながら戦ってきましたが、5月中旬から8月の最後まで首位でいられたことは、選手たちを褒め称えたいと思います。またファン・サポーターの皆様が一丸となって、我々に夢を見て、声援を送っていただいていることは、絶対に無駄にはしたくないです。1つでも上の順位に行くことを目指して今後も戦っていきます。優勝を目指すための取り組みやマネジメントはまた違ったものになりますが、プロになって1年半、まだ分からないことはある中で、自分が信じた道やマネジメントを選手たちに向き合わせる形で残りの9節を真摯に取り組んでいきます。自力優勝の芽もまだありますし、広島さんとは直接対決も残っています。また新たなスタート台に立ったつもりで、一丸となって皆様の期待している目標に向けて、地に足をつけて取り組んでいきたいです」
以上
○浦和レッズ:池田伸康監督 会見要旨
「勝ち点3を逃した悔しさしかありません。浦和に関わる全ての関係者が国立という地で勝ち点3を取ってマチェイ スコルジャ監督にバトンタッチするという強い意志を持って臨みましたが、最終的に2-2で勝ち点1しか取れなかったことに残念な思いしかありません。ただ前半は特に守備の面で町田さんの強みを消すために準備したことがハマりましたが、後半はそこを止められました。相手がフォーメーションを変えてきたことに予測がつかなかったですし、どう対応するのか、時間が掛かってしまいました」
以上
▽選手コメント
○谷晃生選手
–GKとしては悔しい2失点となりました。試合内容をどのように受け止めていますか。
「相手の決定的なチャンスは失点シーンぐらいでした。そういう状況を作り出してしまったことは反省点です。一方で多くのチャンスを決めきれなかったこと、勝負どころでゴールを決められなかったことが、勝ち点3に繋げられなかった原因となりました。首位ではなくなりましたが、まだまだ自力で優勝できるチャンスはあるので、悲観的になる必要はありません。追われる立場から追う立場になりましたが、目標は明確です。広島さんとの直接対決も残っている中で、これからはプレッシャーもなく、残りの試合を戦えるのかなと思っています。自分たちをしっかりと見つめ直して、また町田らしく戦っていきたいです」
–特に2失点目はシンプルなクロスから決められてしまう形でした。
「終盤は体力的な面が影響して、対応が多少アバウトになってしまうものですが、チームとしてやるべきことやチームの原理・原則を徹底できませんでした。またマークの付き方やクロスを上げさせない守備に対する甘さも出てしまいました」
○オ セフン選手
–久しぶりのゴールを決めた感想は。
「ゴールを決めたとはいえ、勝てなかったですし、もっと点を取れたと思いますが、決めることができなかったので、正直悔しい気持ちしかないです」
–ナ サンホ選手からのクロスをヘディングで決めたゴールシーンを振り返って下さい。
「絶対にクロスが上がってくるだろうという感覚はありました。左センターバックの選手との駆け引きに勝てば、そこを越えてくるボールが入ってくると思っていましたし、実際にドンピシャのクロスが来て、決めることができました。後半は形を変えて攻める時間帯も増えましたし、点を取れる雰囲気になっていたことも自分のゴールに繋がりました。もう1点を取ることしか考えていなかったのですが、決めることができなかったので、それもサッカーなのかなと思います」
以上