2024 明治安田 J1リーグ
06月15日(土) 16:00 KICK OFF 日産スタジアムゴール | |
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14' | 宮市 亮 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | ポープ ウィリアム |
DF | 27 | 松原 健 |
DF | 15 | 上島 拓巳 |
DF | 39 | 渡邊 泰基 |
DF | 2 | 永戸 勝也 |
MF | 6 | 渡辺 皓太 |
MF | 8 | 喜田 拓也 |
MF | 20 | 天野 純 |
FW | 11 | ヤン マテウス |
FW | 10 | アンデルソン ロペス |
FW | 23 | 宮市 亮 |
ベンチスタート | ||
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GK | 21 | 飯倉 大樹 |
DF | 16 | 加藤 蓮 |
DF | 44 | 吉田 真那斗 |
MF | 28 | 山根 陸 |
MF | 47 | 山村 和也 |
FW | 14 | 植中 朝日 |
FW | 17 | 井上 健太 |
チーム監督 | ハリー キューウェル |
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選手交代 | |
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59' | 渡辺 皓太 → 植中 朝日 |
59' | 宮市 亮 → 井上 健太 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 20 |
CK | 3 |
PK | 0 |
シュート | 8 |
警告/退場 | 0 / 0 |
ゴール | |
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43' | 昌子 源 |
57' | 藤尾 翔太 |
61' | 下田 北斗 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 谷 晃生 |
DF | 33 | 望月 ヘンリー海輝 |
DF | 3 | 昌子 源 |
DF | 5 | ドレシェヴィッチ |
MF | 7 | 平河 悠 |
MF | 18 | 下田 北斗 |
MF | 45 | 柴戸 海 |
MF | 26 | 林 幸多郎 |
MF | 39 | バスケス バイロン |
FW | 11 | エリキ |
FW | 9 | 藤尾 翔太 |
ベンチスタート | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 4 | 池田 樹雷人 |
DF | 6 | 鈴木 準弥 |
MF | 8 | 仙頭 啓矢 |
FW | 22 | 藤本 一輝 |
FW | 47 | 荒木 駿太 |
FW | 19 | 沼田 駿也 |
チーム監督 | 黒田 剛 |
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選手交代 | |
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79' | バスケス バイロン → 藤本 一輝 |
79' | 藤尾 翔太 → 荒木 駿太 |
89' | 下田 北斗 → 仙頭 啓矢 |
89' | エリキ → 沼田 駿也 |
90+6' | 平河 悠 → 鈴木 準弥 |
警告 | |
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38' | エリキ |
退場 |
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データ | |
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FK | 15 |
CK | 7 |
PK | 0 |
シュート | 13 |
警告/退場 | 1 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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37,396 | 晴 / 25.7°C / 53% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
谷本 涼 | 三原 純、眞鍋 久大 | 野堀 桂佑 |
試合経過 | |
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試合前0分 | 両チームのスターティングメンバー発表 |
試合前0分 | 横浜FMの直近5試合は1勝1分け3敗。町田の直近5試合は3勝1分け1敗。両者はJリーグでは初対戦となる |
試合前0分 | 町田 予想フォーメーションは4-4-2。直近のリーグ戦からのスタメン変更は5人。鈴木、チャンミンギュ、仙頭、藤本、オセフンが外れ、望月、ドレシェヴィッチ、下田、バスケス、エリキが入る |
前半0分 | 横浜FMボールでキックオフ、試合開始 |
前半4分 | 町田 エリキのパスがペナルティエリア内の平河につながる |
前半4分 | 町田 ペナルティエリア内で平河がドリブルを試みる |
前半9分 | 町田 左サイドからドリブルで進入した平河がペナルティエリア左からシュートを放つも、ゴールの枠に当たってしまう |
前半11分 | 町田 藤尾がペナルティエリア右から右足で枠内にシュートを放つも、ポープにセーブされる |
前半14分 | 横浜FM 宮市が得点 |
前半15分 | 直近15分のポゼッション:横浜FM:68%、町田:32% |
前半17分 | 町田 右サイドから望月がクロスを入れるも、渡邊泰にクリアされる |
前半18分 | 町田 藤尾がオフサイドを取られ、相手ボールとなる |
前半20分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:2本 |
前半23分 | ここまでは横浜FMがリードしている展開だが、この後町田の巻き返しはあるか |
前半23分 | 町田 この試合1本目のCKを獲得する |
前半23分 | 町田 右サイドから平河がクロスを入れるも、松原にクリアされる |
前半24分 | 町田 左サイドから下田がクロスを入れる。これに反応した藤尾がペナルティエリア中央からヘディングで枠内にシュートを放つも、宮市にブロックされる |
前半26分 | 町田 左サイドから平河がクロスを入れるも、喜田にクリアされる |
前半27分 | 町田 左サイドからのCKを獲得。キッカーの下田がボールを蹴り込むも、上島にクリアされてしまう |
前半27分 | 町田 望月がペナルティエリア手前からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
前半30分 | 直近15分のポゼッション:横浜FM:62%、町田:38% |
前半32分 | 町田 左サイドから平河が入れたクロスがエリキにつながる |
前半32分 | 町田 ペナルティエリア内からドリブルで進入したエリキがペナルティエリア左からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
前半37分 | 町田 左サイドから平河がドリブルで前進。そのまま持ち運んでクロスを供給するが、上島にクリアされる |
前半37分 | 町田 こぼれ球に反応した柴戸がペナルティエリア手前からシュートを放つも、ゴールの上に外れてしまう |
前半38分 | 町田 エリキにイエローカード |
前半40分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:6本 |
前半40分 | 町田 ドレシェヴィッチがオフサイドを取られ、相手ボールとなる |
前半42分 | 町田 右サイドで望月がドリブルで突破するも、宮市にファウルで止められてしまう |
前半43分 | 町田 ゴール!!!右サイドでFKを獲得。キッカーの下田は左足でボールを送る。これに反応した平河がペナルティエリア中央から右足で枠内にシュートを放つ。最後は昌子がペナルティエリア中央から右足でゴール左下に決める |
前半45分 | 町田 ペナルティエリア内からバスケスが中央へ折り返すも、永戸にブロックされる |
前半45分 | 町田 林がペナルティエリア内でボールを収める |
前半46分 | 町田 エリキが相手陣中央から右足で枠内にシュートを放つも、ポープにセーブされる |
前半49分 | 前半終了。1-1と、同点で試合を折り返す |
前半49分 | ここまでのポゼッション:横浜FM:65%、町田:35% |
前半49分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:9本、枠内シュート:3本 |
後半0分 | 町田ボールでキックオフ、後半開始 |
後半1分 | 町田 望月がペナルティエリア右から右足で枠内にシュートを放つも、永戸にブロックされる |
後半2分 | 町田 望月のパスがペナルティエリア内のエリキにつながる |
後半2分 | 町田 エリキがペナルティエリア内でボールを収める |
後半2分 | 町田 右サイドから望月が入れたクロスが平河につながる |
後半2分 | 町田 平河がペナルティエリア内でボールを収める |
後半6分 | 町田 バスケスのパスがペナルティエリア内のエリキにつながる |
後半6分 | 町田 エリキがペナルティエリア内でボールを収める |
後半6分 | 町田 ペナルティエリア内からエリキが中央へ折り返すも、上島にブロックされる |
後半6分 | 町田 エリキがペナルティエリア内でボールを収める |
後半6分 | 町田 右サイドからバスケスが入れたクロスが平河につながる |
後半6分 | 町田 平河がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの枠に当たってしまう |
後半9分 | 町田 左サイドから林がクロスを入れるも、渡邊泰にクリアされる |
後半9分 | 町田 平河がペナルティエリア左から右足で枠内にシュートを放つも、上島にブロックされる |
後半10分 | 町田 右サイドからのCKを獲得。キッカーの下田がボールを蹴り込むも、ポープにクリアされてしまう |
後半10分 | 町田 平河がペナルティエリア手前から右足で枠内にシュートを放つも、渡邊泰にブロックされる |
後半12分 | 町田 ゴール!!!平河のスルーパスがペナルティエリア内のバスケスにつながる。最後はペナルティエリア内からのバスケスのクロスに反応した藤尾がペナルティエリア中央から左足でゴール左上に決める |
後半14分 | 横浜FM 23宮市OUT→17井上IN |
後半14分 | 横浜FM 6渡辺皓OUT→14植中IN |
後半15分 | 直近15分のポゼッション:横浜FM:51%、町田:49% |
後半15分 | 町田 右サイドで藤尾がドリブルで相手選手をかわす |
後半15分 | 町田 右サイドから藤尾がクロスを入れるも、喜田にクリアされる |
後半16分 | 町田 ゴール!!!FKを獲得。キッカーの下田がペナルティエリア手前から左足でゴール右上に決める |
後半20分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:15本 |
後半20分 | 町田 平河がペナルティエリア手前からシュートを放つも、ゴール右に外れてしまう |
後半23分 | 町田 エリキがオフサイドを取られ、相手ボールとなる |
後半23分 | 町田 ペナルティエリア手前で藤尾がドリブルを試みるも、相手の対応に遭う |
後半29分 | 町田 右サイドから望月がドリブルで前進。ペナルティエリア内まで持ち運んでクロスを供給するが、永戸にブロックされる |
後半30分 | 直近15分のポゼッション:横浜FM:65%、町田:35% |
後半30分 | 町田 右サイドからのCKを獲得。キッカーの下田がボールを蹴り込むも、ポープにクリアされてしまう |
後半34分 | 町田 39バスケスOUT→22藤本IN |
後半34分 | 町田 9藤尾OUT→47荒木IN |
後半37分 | 主審はオンフィールドレビューを実施。レフェリーレビューエリアで映像の確認を行う |
後半37分 | オンフィールドレビューの結果、主審は判定を変更 |
後半40分 | 町田 ここまでのスタッツ:シュート:16本 |
後半44分 | 町田 18下田OUT→8仙頭IN |
後半44分 | 町田 11エリキOUT→19沼田IN |
後半45分 | 町田 荒木のスルーパスがペナルティエリア内の平河につながる |
後半49分 | 町田 右サイドから沼田がクロスを入れるも、渡邊泰にブロックされる |
後半50分 | 町田 右サイドで平河がドリブルを試みるも、相手の対応に遭う |
後半51分 | 町田 7平河OUT→6鈴木IN |
後半52分 | 町田 藤本がペナルティエリア内でボールを収める |
後半52分 | 試合終了。1-3で町田が勝利 |
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○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「前半は相手にボールを持たれる時間が長かったですが、ブレることなく、チャンスを伺う展開で試合を進めることができました。ただ失点の場面は気を抜いたところもありましたし、選手が起き上がることができないタイミングでシュートを打たれたことで失点に繋がりましたが、そういった局面があったことは、ハーフタイムでも修正しました。前半にセットプレーから昌子源のゴールで追いついたことが大きかったです。
試合前から直近の天皇杯では怪我をした4選手の無念の気持ちや彼らが託した想いを背に受けて、彼らの名誉ある怪我が無駄にならないように、選手たちの士気を高めて試合に送り出しました。
その結果、選手たちが魂のこもった試合を90分間表現してくれました。ボールを持たれていても、カウンターで仕留めるチャンスは作れるからと話していましたし、実際にその通りにボールを刈り取った瞬間に一気にチームでベクトルを合わせて、ゴールに向かっていくことを実践してくれました。さらに3点目の下田北斗の直接FKは、相手との駆け引きをしながら精度の高いボールでしたし、これも大きな1点となりました。終盤は起用した交代選手がしっかりと試合をクロージングしてくれたことを考えれば、心・技・体が全て充実していました。
魂のこもった試合をすること、一発を決めきる技術、そして走りきる体力と、サッカー競技というものは、この心・技・体全てにおいて、相手を上回っていくことが必要です。今日の試合では改めて町田のサッカーを確立できたと思っています。まだまだ長期離脱の選手たちは帰ってきませんが、これからは怪我なく慎重に戦っていこうと思っています。再構築されたFC町田ゼルビアが、次のホームでの福岡戦でも勝ち点3を獲り、そこから先の後半戦に向けて、さらに勢いに乗っていけるように準備を進めていきます」
–オ セフン選手やミッチェル デューク選手ら、ターゲットマンがいない中でどうやって相手陣地にボールを運んでいくか。そのためにアプローチしてきたことは?
「相手のサイドバックは食いつきも良いため、平河悠、(バスケス)バイロン、藤本一輝らでサイドバックの裏のスペースは突けると思っていましたし、そのスペースを斜めに走って突いていく形は、かなり狙えるはずと選手たちに話していました。またヘンリー(望月ヘンリー海輝)に右肩上がりのポジションを取らせ、似たような位置で起点は作れるだろうと。またセカンドボールを回収することでポケットを攻略できるだろうと思っていました。その結果、ヘンリーが空中戦で競り勝つことができましたし、セカンドボールを多く拾えたことも、数多くのチャンスを作れた要因になったと思っています」
–後半の立ち上がりはキックオフ直後からチャンスを作りました。また望月選手の活躍も目立ちました。
「ヘンリー(望月)はここ最近、調子を上げている選手ではありますし、過去の試合を振り返っても、彼のところからかなりチャンスを作る場面も多いです。またサイドハーフが相手にロックされる場面もあったので、サイドバックの選手が攻め上がり、スペースを狙うことで一気に陣地を挽回できる練習もしてきました。ヘンリーにもそういう意識を持たせるようにしてきました。ゴール前のクオリティーやスキルはもう一段階、積み上げないといけないことではありますが、相手に脅威を与える選手だったと思います」
–筑波大にPK戦の末に敗退した天皇杯から、中2日で立て直したマネジメントはどうされてきたのでしょうか。
「1つではないですが、筑波大戦や(J1第17節)新潟戦で失点をしたことには原因がありましたし、その試合では町田のコンセプトから逸脱するプレーもあった中で、町田のコンセプトに則したプレーができるように修正をしてきました。天皇杯と出ているメンバーは違いますが、FC町田ゼルビアは決して悪ではないですし、我々が正義であり、言いたいことは言う、良くないことは良くないと訴えることで、自分たちのやるべきことを貫いていこうと。そういったことが日本サッカーに必要なパワーだと思います。またそういった威厳を発信することが、我々の存在価値であることは選手たちも分かっていることです。選手たち1人ひとりが町田のサッカーをネガティブに捉えていません。またクレームをつけられるようなサッカーだと思っている選手は我々には誰もいません。勝つために志向しているサッカーを信じて、選手たちはそれらを理解してプレーしています。選手たちのベクトルが合っていることが勝利の要因になっていますし、だからこそ、敗戦や失点から整理し、立ち直ることができます。またキャンプからやってきたコンセプトに立ち返ることで、学び直すこと、そして日常の取り組みや立ち居振る舞いを含めて考え直すことを、選手たちは忠実に志向した上で実践してくれました。選手たちは練習の中からも良く頑張り、仲間とコミュニケーションを取りながら、今日の試合のように一丸になって戦えています。連敗をしないことが偶然ではなく、必然として選手たちも捉えています。どういう試合をすれば勝てるし、どういう試合をすれば負けるか、それが整理できています。そういった姿勢が今の首位という立ち位置に繋がっていると思っています」
–ボランチの人選で下田北斗選手を先発で起用した意図は?
「それこそ筑波大との天皇杯の試合で安井拓也が接触プレーから骨折をしてしまったことで、それほど出場時間の予定がなかった仙頭啓矢を早めの時間帯に起用せざるを得なくなりました。仙頭を先発で起用しなかった理由は、コンディション面を考慮した側面もありました。またヘンリーを先発に起用したことで鈴木準弥がキッカーとして出場できなくはなりましたが、下田が入ることでまたプレースキッカーの質が変わってきます。キッカーが右利きの選手から左利きの選手に変われば、相手の準備も難しく、ターゲットを絞りにくくなります。結果的にFKからのゴールや直接FKからのゴールを生み出したと考えれば、良いサイクルが生まれたと思います。また誰が出ても変わらないサッカーができることも我々の強みです」
–藤尾翔太選手と平河悠選手のU-23日本代表組の奮闘は、どう見えましたか?
「2試合目の親善試合が終わってから、マネージャーから彼らに連絡を取ってもらって、試合に出るための飛行機の中での過ごし方をしてきてほしいと伝えていました。彼らも怪我人が多く出たことの悲劇感を覚えながら奮闘したと思いますし、自分たちが彼らの分もやらなければいけないと思っていたことでしょう。また彼らが町田に戻ってきた時に良い顔をしていましたし、「全然大丈夫です。先発でいけます」という話をしていたので、その表情を見て、彼らに先発を任せようと思いました」
以上
○横浜F・マリノス:ハリー キューウェル監督 会見要旨
「とても残念な気持ち、悔しい気持ちでいっぱいです。相手の方が体の強さが目立つ場面が多かったです。その中で我々としては、完璧なパスや枠内にシュートを蹴ることができれば話は別ですが、そうではなく、相手の圧力が上回りました。前半は良かったのですが、後半は全然中央からのパスが繋がらなくなりましたし、ボールを失うケースが多く、彼らのハードワークが上回った印象です。たくさんの観衆の方々が詰め掛けて下さった中で、見に来て下さった皆様は、最後まで走りきり、ハードワークをするチームを見に来ていると思いますが、それができずに残念です」
以上
▽選手コメント
○下田北斗選手
–試合展開としては、失点からのスタートでした。
「そもそもマリノスさんはうまいですし、その中で甘く入ってしまったことが失点に繋がりました。先に点を取られたことで苦しかったのですが、2失点目は絶対にしないように確認をしていました。同点の場面は僕のFKからでしたが、キックはそこまで狙い通りではなかった中でも、(平河)悠がそらして(昌子)源が決めてくれたことで落ち着くことができました。1-1で折り返したハーフタイムには「まだまだいける」と確認をして、後半の早い時間帯に(藤尾)翔太が勝ち越し点を決めてくれました」
–後半は流れが良くなりましたが、修正点は?
「真ん中を通さないことと、ウイングの選手たちへの対応を確認しました。後半の早い段階に点を取ることができて、相手も押し込んでくる状況の中でカウンターが利きやすい状況にはなったと思います」
–直接FKを決めた場面は見事でした。
「もう少し良いコースを狙って蹴りましたが、自分の蹴れる位置とGKの位置を確認したら、壁を越えれば決められるかなと思っていました。うまく入って良かったです」
○藤尾翔太選手
–貴重な逆転ゴールのシーンを振り返って下さい。
「(バスケス)バイロンにボールが渡った時に、相手とゴールの位置を確認して、どんなタイミングでボールが来ても良いように準備をしている中で良いボールが入ってきました。決められて良かったです」
–ゴールを決めた後は、ゴール裏の前まで走って喜びを表現していました。
「逆転ゴールですし、サポーターの皆様と勝利を喜び合いたい気持ちが強かったので、チームメートとゴール裏の方向へ向かって走っていきました」
–U-23代表の活動から戻ってきたばかりであるため、こんなに長くプレーする(79分までプレー)とは思っていなかったのでは。
「90分フルでやりきるぐらいの気持ちでやるように、金明輝ヘッドコーチからも言われていたので、フル出場するぐらいの気持ちで臨みました。リーグ戦での連敗は絶対にしない、勝たなければいけないという気持ちでプレーしました。失点をした後も焦らずにプレーをしていたことが、こういった結果に繋がりました」
以上