2023 明治安田生命 J2リーグ
07月01日(土) 18:00 KICK OFF 町田GIONスタジアムゴール | |
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39' | エリキ |
79' | エリキ |
88' | 藤尾 翔太 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 23 | ポープ ウィリアム |
DF | 14 | チャン ミンギュ |
DF | 34 | 藤原 優大 |
DF | 22 | 翁長 聖 |
MF | 27 | 平河 悠 |
MF | 33 | 松井 蓮之 |
MF | 18 | 下田 北斗 |
MF | 19 | 稲葉 修土 |
MF | 10 | 髙橋 大悟 |
FW | 11 | エリキ |
FW | 15 | ミッチェル デューク |
ベンチスタート | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 26 | カルロス グティエレス |
DF | 6 | 太田 宏介 |
MF | 8 | 髙江 麗央 |
MF | 41 | 安井 拓也 |
FW | 7 | 荒木 駿太 |
FW | 25 | 藤尾 翔太 |
チーム監督 | 黒田 剛 |
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選手交代 | |
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46*' | 髙橋 大悟 → 荒木 駿太 |
46*' | 稲葉 修土 → 安井 拓也 |
75' | 翁長 聖 → 太田 宏介 |
75' | 下田 北斗 → 藤尾 翔太 |
90+1' | エリキ → カルロス グティエレス |
警告 | |
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61' | 下田 北斗 |
退場 |
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データ | |
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FK | 13 |
CK | 8 |
PK | 0 |
シュート | 15 |
警告/退場 | 1 / 0 |
ゴール | |
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7' | 中野 誠也 |
36' | 柴山 昌也 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 笠原 昂史 |
DF | 3 | 岡庭 愁人 |
DF | 34 | 大森 理生 |
DF | 17 | 新里 亮 |
DF | 25 | 袴田 裕太郎 |
MF | 48 | 柴山 昌也 |
MF | 32 | 高柳 郁弥 |
MF | 8 | 栗本 広輝 |
MF | 22 | 茂木 力也 |
FW | 9 | 中野 誠也 |
FW | 28 | 富山 貴光 |
ベンチスタート | ||
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GK | 35 | 南 雄太 |
DF | 5 | 浦上 仁騎 |
DF | 37 | 関口 凱心 |
MF | 7 | 小島 幹敏 |
MF | 14 | 三幸 秀稔 |
MF | 39 | 泉澤 仁 |
FW | 19 | アンジェロッティ |
チーム監督 | 原崎 政人 |
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選手交代 | |
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62' | 富山 貴光 → アンジェロッティ |
72' | 中野 誠也 → 小島 幹敏 |
89' | 柴山 昌也 → 泉澤 仁 |
89' | 高柳 郁弥 → 三幸 秀稔 |
警告 |
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退場 |
---|
データ | |
---|---|
FK | 12 |
CK | 2 |
PK | 0 |
シュート | 7 |
警告/退場 | 0 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
5,845 | 曇のち雨 / 25.8°C / 83% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
佐藤 誠和 | 村井 良輔、藤井 陽一 | 酒井 達矢 |
試合経過 | |
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前半0分 | 大宮ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 町田の直近5試合は2勝2分け1敗。大宮の直近5試合は0勝0分け5敗。両者の過去対戦成績は5勝4分け2敗と町田の勝ち越し |
前半0分 | 町田 エリキは直近のリーグ戦5試合で5得点4アシストを記録 |
前半0分 | 町田は下田が、大宮は富山が、それぞれキャプテンマークを巻く |
前半0分 | 町田 高橋はこの試合でJ2通算100試合出場を達成 |
前半1分 | 町田 稲葉が右サイドバックを務め、松井は中盤にポジションを取る |
前半5分 | 町田 左サイドでパスをつなぐ。最後は翁長がゴール前に左足でクロスを上げるも、得点にはつながらない |
前半7分 | 大宮 中野が得点 |
前半10分 | 町田 Mデュークのポストプレーに平河が反応し、ペナルティエリア左からクロスを入れる。しかし、相手のブロックに遭い、左CKを獲得する |
前半11分 | 町田 キッカーの下田は左足でアウトスイングのクロスを供給。しかし、相手にクリアされてしまう |
前半12分 | 町田 翁長が左サイドからロングスローを送る。相手にクリアされるも、こぼれ球に反応した下田がペナルティエリア手前の左から右足を振り抜く。しかし、クロスバーに直撃し、得点には至らない |
前半13分 | 町田 ブロックを構える相手に対し、ポープも組み立てに参加している |
前半18分 | 町田 翁長が右足でペナルティエリア内へ浮き球を送るも、味方には合わない |
前半20分 | 町田 再三Mデュークへクロスを送るも、相手の守備陣にはね返され続けている |
前半23分 | 町田 エリキが相手を巧みにかわし、ペナルティエリア中央へパスを供給。最後は高橋が左足でシュートを放つも、相手のブロックに遭う |
前半25分 | 町田 翁長が右サイドの相手陣深くからロングスローを送る。だが、相手にクリアされてしまう |
前半25分 | 町田 稲葉が相手陣浅い位置の右からロングボールを供給。藤原がペナルティエリア内で頭で合わせるが、味方には通らない |
前半27分 | 町田 この時間帯は相手陣内でボールを持ち続けている |
前半28分 | 町田 左サイドの相手陣中央でFKを獲得する |
前半28分 | 町田 キッカーの下田は左足でアウトスイングのクロスをファーサイドへ供給。しかし、栗本と松井の接触でプレーが中断される |
前半30分 | 町田 下田が低い位置からペナルティエリア左へ浮き球を送る。相手のクリアに遭い、左CKを獲得する |
前半31分 | 町田 キッカーは左足でアウトスイングのクロスを供給。ゴール前で混戦となるも、相手の守備陣の守備に遭う |
前半31分 | 町田 ロングスローの流れで翁長がペナルティエリア右からクロスを送る。しかし、笠原に対応される |
前半32分 | 町田 左サイドの相手陣深くで平河がファウルを受け、FKを獲得する |
前半33分 | 町田 キッカーの下田はゴール前に左足で浮き球を送る。相手にはね返されると、平河が反応する。だが、競り合いの中で相手にファウルを犯してしまう |
前半36分 | 大宮 柴山が得点 |
前半39分 | 町田 ゴール!!!翁長が左サイドから左足で浮き球を送ると、Mデュークがペナルティエリア手前の左で頭で落とす。すると、エリキはペナルティアーク内から右足を振り抜き、ゴール左下に決める |
前半43分 | 町田 翁長が左サイドの相手陣深くから左足でクロスを供給。相手に当たり、左CKを獲得する |
前半44分 | 町田 キッカーの下田は左足でアウトスイングのクロスを送るが、得点にはつなげられない |
前半44分 | 町田 翁長が相手陣中央へパスを送る。受けた下田はペナルティエリア右へ浮き球を送るも、Mデュークはゴール前に折り返せない |
前半46分 | アディショナルタイムは2分の表示 |
前半46分 | 町田 味方からのパスに反応した平河がペナルティエリア左からゴール前に折り返すも、相手にクリアされてしまう |
前半47分 | 町田 翁長が左サイドからロングスローを送る。その流れでボールを拾うと、翁長は左サイドの相手陣深くからクロスを入れる。ゴール前でチャンミンギュが合わせるも、枠をとらえられない |
前半47分 | 町田 味方が右方向にパスを供給。受けたエリキはペナルティエリア左へ進入し、転倒する。しかし、ノーファウルの判定 |
前半48分 | 前半終了。1-2と、大宮のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 町田ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 町田 10高橋OUT→7荒木IN |
後半0分 | 町田 19稲葉OUT→41安井IN |
後半2分 | 町田 松井が右サイドバックを務める。安井は中盤に位置取る |
後半5分 | 町田 平河が右サイドの相手陣深くからクロスを供給。しかし、相手にブロックされてしまう |
後半5分 | 町田 エリキがペナルティエリア左角付近からゴール前に浮き球を送る。逆サイドに流れてしまうが、松井がペナルティエリア右からマイナス方向へ折り返す。安井が右足でシュートを放つも、惜しくも枠の右に外れる |
後半7分 | 町田 平河が相手と正対。オーバーラップした松井が右サイドの相手陣深くからクロスを送ると、笠原のパンチングに遭う。こぼれ球に反応した荒木が無人のゴールを狙ってシュートを放つが、枠をとらえられない |
後半11分 | 町田 松井が内側にポジションを取って前進する。しかし、相手のブロックを割れない |
後半13分 | 町田 下田がペナルティエリア手前の左から右足で浮き球を供給。しかし、ゴール前の味方は反応できない |
後半14分 | 町田 右CKを獲得する |
後半15分 | 町田 キッカーの下田はショートコーナーを選択。その流れで平河がペナルティアーク内へ浮き球を入れるが、相手のクリアに遭う。それでも、最後はエリキがゴール前に右足で折り返すが、高く、味方には合わない |
後半16分 | 町田 下田にイエローカード |
後半16分 | 町田 相手のカウンターを防ぐ際、ユニフォームを引っ張ってしまい、警告の対象となる |
後半17分 | 大宮 28富山OUT→19アンジェロッティIN |
後半21分 | 町田 松井が縦パスを出してスイッチを入れる。しかし、反応した平河は右サイドの相手陣深くに持ち出すが、ゴールラインを割ってしまう |
後半24分 | 町田 右CKを獲得する。キッカーの下田は左足でインスイングのクロスを供給。ゴール前で藤原が頭で触るも、ファーサイドで味方は反応できない |
後半27分 | 大宮 9中野OUT→7小島IN |
後半28分 | 町田 味方のスルーパスに反応した松井が右サイドの相手陣深くからペナルティエリア内へ右足で低いクロスを供給。しかし、相手に対応されてしまう |
後半30分 | 町田 翁長がペナルティエリア左角付近からクロスを供給。一度ははね返されるが、再び反応し、ペナルティエリア手前の左からペナルティエリア左へスルーパスを送る。受けた荒木は決定機を迎えるも、枠をとらえられない |
後半30分 | 町田 18下田OUT→25藤尾IN |
後半30分 | 町田 22翁長OUT→6太田IN |
後半34分 | 町田 ゴール!!!右CKを獲得する。キッカーの太田が左足でインスイングのクロスを供給。相手のクリアがファーサイドにこぼれると、荒木が後方へ優しく落とす。藤尾がペナルティエリア左からシュートを放つと、エリキに当たり、角度が変わってボールはネットを揺らす |
後半34分 | 町田 平河のフリックにエリキがペナルティエリア右で反応。ゴール前にクロスを上げると、Mデュークがヘディングシュートを放つ。しかし、得点には至らない |
後半36分 | 町田 松井が右サイドの相手陣深くからクロスを供給。茂木に当たり、右CKを獲得する |
後半38分 | 町田 松井が右サイドの相手陣中央からクロスを供給。相手のクリアに反応した荒木がペナルティエリア手前の中央からシュートを放つが、味方に当たってしまう |
後半41分 | 町田 松井が縦パスを送ると、平河が右サイドの相手陣深くから正確なクロスを供給。Mデュークがゴール前で頭で合わせるも、枠の左に外れてしまう |
後半43分 | 町田 ゴール!!!太田が左サイドから縦パスを供給。受けた藤尾がターンで相手をかわすと、ペナルティエリア手前の左からペナルティエリア左へパスを送る。受けたMデュークがタメを作って再び藤尾に右足でパスを出すと、右足でゴール左に決め、逆転に成功する |
後半44分 | 大宮 32高柳OUT→14三幸IN |
後半44分 | 大宮 48柴山OUT→39泉澤IN |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半46分 | 町田 11エリキOUT→26CグティエレスIN |
後半48分 | 町田 荒木がプレスバックでボールを奪い、相手の攻撃を許さない |
後半49分 | 町田 右CKを獲得する。キッカーは短くつなぎ、右コーナーフラッグ付近で時計の針を進める |
後半50分 | 試合終了。3-2で町田が勝利 |
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○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「前半に関して、先制点の場面は相手がデザインしてきた形だとは思いますが、ラインアップの場面で不意を突かれた形があったとはいえ、1失点目の場面はもう少しラインナップをできればという反省点が残りました。改めて映像で確認したいと思います。
またGKがファンブルする場面があり、2失点目に繋がるなど、計算外の過去にはない試合のスタートになりました。
その中で交代選手を起用し、システムも変え、相手を突くポイントを明確にしたことで次第に相手が完全に守勢に回り、我々がかなりボールを保持できました。
今まではボールを保持できたとしても、なかなか崩せなかったのですが、ポケットのスペースへの進入を含め、しっかりとクロスが入る状況を何度も作ることができました。
最終的に得点は水物ですが、多くのチャンスがある中で、選手たちが最後まで諦めずに、勝ち点3を取りに行ってくれました。
そしてサポーターの皆様の声も、最後まで諦めていなかったですし、そういう声が選手たちの背中を押し、勇気を持つことに繋がりました。
引き分けではなく、勝って次の首位攻防戦をポジティブな状況で迎えられることをうれしく思います。
また交代で入った選手たちも想像以上の活躍をしてくれましたし、FC町田ゼルビアの選手全員で戦い抜いていることを印象づけました。
勝点50に乗せられたことも満足しています。
次は中3日での試合となりますが、次に気持ちを切り替えて、大分に乗り込んでいきたいと思います」
–交代選手の役割、そして実際の働きぶりについてはいかがでしょうか
「前半はセンターバックが人数を掛けた形でのビルドアップになっていたため、脇にポジションを取って、早めにボールをつけてほしかったのですが、前半は割とゆっくりとボールが動いていたので、相手の帰陣や切り替えも速く、これでは話にならないと、後半は修正を加えました。
またトップの脇を突きやすくするために後半のスタートから3バックに変えました。
そしてサイドをできるだけ早く攻略し、サイドからスピードのあるボールを入れることでポケットの攻略はしやすくなるため、後半はそういった狙いを明確にしました。
また安井(拓也)を入れることで彼は狭いエリアでも前を向くことができる選手です。
前に良い形で早いボールをつけていくこともできますし、スルーパスも出すことも得意な選手であるため、安井が入ることでよりボールが循環したと思います。
これにより両サイドの選手も活きるようになりました。
さらに太田宏介はフィードやクロスのボールの質は、他の選手を上回るクオリティーを持っているので、かなり相手がゴール前に密集している状況でしたが、デュークを中心としてゴールを狙っていると判断しました。
追い掛ける展開で太田宏介のクロスは欠かせないものになりましたし、ロングスローを失ってでも、太田宏介のクロスに懸けました。
その交代も功を奏しました。藤尾に関しても、先日の千葉戦ではないですが、ギラギラしていましたし、奮起してくれました。
またデューク、エリキ、藤尾と中央に3枚を並べることで相手は隙が生まれますし、相手にとっても嫌な状況が作れます。
さらに前に人数を増やすと、アーリークロスからスペースへ飛び込む形を増やせることも含めて、あのような配置にしました」
–ボールを保持する展開は、ここまでの練習で取り組んできたのでしょうか。
「今まではどちらかというと、相手がボールを握るチームが多かった中で、我々はボール奪取からカウンターを仕掛け、前に人数を掛ける形が多かったです。
ここに試合対戦した、栃木さんや水戸さんは我々にボールを持たせることを意図的にやってきた中で相手も良い感触を掴んでいたのではないかと思います。
大宮さんも本来であれば、ボールを握り、繋ぐことが得意なチームだとは思いますが、それをやめてまで前方に早めに配球して攻撃を仕掛けていく形や、町田にボールを持たせる状況を意図的に作ってきました。
前のゲームである水戸戦などを大宮さんが参考にしてくることは分かっている中で練習はしてきましたし、引かれた時でもどうやってサイドを攻略するか。
練習してきた内容が出たのではないかなと思います」
–確認ですが、3バックに変えたタイミングはハーフタイムでしょうか。
「そうですね。右サイドバックに入った稲葉修土がサイドを張り上がったり、ボールを持ち出すことはやってこなかったことでしょうし、本人の緊張もあったのか。不慣れな状況だったので、ハーフタイムで一気に3バックに変えた方が相手も混乱するだろうという狙いを持ち、ハーフタイムまでシステム変更を待ちました。
また翁長聖が上がることで3バックのように見える部分もありますし、攻撃時は3バックのような形にもなっていました。相手に早く2点が入ったことで、両サイドバックが高い位置を取り、2センターバックでボールを動かす場面もありましたが、その位置も深く、無駄にボールが循環したなという印象もあったため、明確に3バックにした方が良いだろうと、荒木駿太と安井を入れた後半のスタートの時点で形を変えました」
–0-2の展開からすぐにエリキ選手が追撃のゴールを決めたことも試合のポイントになったのでは。
「0-2で後半に折り返すことと、1-2で後半に折り返すことは全然違います。
大宮さんにとってはいらない失点になったでしょうし、2点差で折り返すことができれば、他にもいろいろなプランもあったでしょう。ただ奪ったゴールを守ろうと、守勢に回る習性はサッカー選手に芽生えてくることですし、その中で1点を奪えたことと、我々が攻勢に出る展開がうまく噛み合った状態になりました。
勝てたことは偶発性の部分はあるかもしれませんが、あの1点があったことで、勝つための状況を作れたのは良かったと思っています」
以上
○大宮アルディージャ:原崎政人監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「今日のゲームに向けてシステムやメンバーは勝てる選択をした中で前半は良い入りができました。
ただ失点の場面は人数がいても、最後までやりきれなかったですし、それによって失点しているということは、まだまだ改善の余地があるということです。
同じ課題が出る形になりましたが、また詰めてやっていくしかないです」
–リードしている状況で後半を迎えました。後半を戦う上でのプランは?
「前半同様に、失点をしないことをプランに臨みましたし、相手が前に人数を掛けてくる中で、どうしても外をケアし始めることで逆に中が空いてしまいました。
ゲームの中で修正をしましたが、それをやりきれなかったことが後半に押し込まれた原因になりました」
以上
▽選手コメント
○安井拓也選手
–後半スタートからの途中出場となりました。どんなプレーをすることを意識していましたか。
「いつも通りやることを心掛けていましたし、あまりこうしようということはなく、自分の得意なプレーをすることで自ずとこちらに流れが傾いてくると思っていました。それが結果的に良い方向に繋がって良かったです」
–後半の立ち上がりにサイドネットに直撃するシュートシーンがありました。フィニッシュに絡むことによってスムーズに試合に入れたのでは。
「追い掛ける展開でしたし、得点が欲しい状況の中で、立ち上がりにシュートまで持ち込めたことで落ち着いて試合に入れる要因になりました。その後もスルーパスを出したり、ボールを持ち上がることで相手にストレスを掛けることができたと思います。僕自身のところで得点に繋がらなかったことは、まだまだ改善の余地はありますが、結果としてビハインドの状況で逆転できたのは大きなことです。ここ2試合は勝てなかった中でも、チーム全員でひっくり返すことができたのは、本当に良かったです」
○藤尾翔太選手
–決勝点の場面を振り返って下さい。
「(太田)宏介さんからのボールはメッセージ性がありましたし、前を向いたら、相手は2人が来ていましたが、うまく入れ替わることができました。
デュークのパスは少しズレましたが、うまく収めてくれたので、あとは決めるだけでした」
–同点ゴールの場面も藤尾選手のシュートがきっかけとなりました。
「あれはたまたまでは。シュートは枠外だったと思うのですが、エリキがシュートコースにいて、ゴールに入って良かったです」
–千葉戦でゴールを決めてから次の1点が取れない状況が続いていました。
「短い出場時間ではチャンスの数も少なくなりますが、その少ないチャンスでもモノにしないといけないというメンタリティーでプレーしていました。その中で今日の試合はゴールを決めることができて本当に良かったです」
以上