2023 明治安田生命 J2リーグ
06月11日(日) 14:00 KICK OFF 町田GIONスタジアムゴール | |
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30' | ミッチェル デューク |
43' | エリキ |
58' | ミッチェル デューク |
64' | エリキ |
スターティングメンバー | ||
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GK | 23 | ポープ ウィリアム |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
DF | 14 | チャン ミンギュ |
DF | 34 | 藤原 優大 |
DF | 22 | 翁長 聖 |
MF | 41 | 安井 拓也 |
MF | 8 | 髙江 麗央 |
MF | 18 | 下田 北斗 |
MF | 7 | 荒木 駿太 |
FW | 15 | ミッチェル デューク |
FW | 11 | エリキ |
ベンチスタート | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 26 | カルロス グティエレス |
MF | 33 | 松井 蓮之 |
MF | 19 | 稲葉 修土 |
MF | 10 | 髙橋 大悟 |
FW | 9 | 沼田 駿也 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
チーム監督 | 黒田 剛 |
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選手交代 | |
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75' | 荒木 駿太 → 髙橋 大悟 |
75' | 安井 拓也 → 沼田 駿也 |
85' | 髙江 麗央 → 松井 蓮之 |
85' | 奥山 政幸 → カルロス グティエレス |
90+2' | ミッチェル デューク → 中島 裕希 |
警告 | |
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44' | チャン ミンギュ |
退場 |
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データ | |
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FK | 10 |
CK | 5 |
PK | 0 |
シュート | 10 |
警告/退場 | 1 / 0 |
ゴール | |
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84' | フアンマ デルガド |
スターティングメンバー | ||
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GK | 21 | 波多野 豪 |
DF | 28 | 高橋 峻希 |
DF | 4 | ヴァウド |
DF | 25 | 櫛引 一紀 |
DF | 23 | 米田 隼也 |
MF | 8 | 増山 朝陽 |
MF | 6 | 鍬先 祐弥 |
MF | 10 | カイオ セザール |
MF | 29 | クレイソン |
FW | 13 | 加藤 大 |
FW | 9 | フアンマ デルガド |
ベンチスタート | ||
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GK | 31 | 原田 岳 |
DF | 5 | 奥井 諒 |
DF | 18 | 今津 佑太 |
MF | 17 | 秋野 央樹 |
MF | 33 | 笠柳 翼 |
MF | 35 | 安部 大晴 |
FW | 27 | 都倉 賢 |
チーム監督 | ファビオ カリーレ |
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選手交代 | |
---|---|
58' | 加藤 大 → 都倉 賢 |
58' | 増山 朝陽 → 笠柳 翼 |
58' | 高橋 峻希 → 奥井 諒 |
73' | クレイソン → 安部 大晴 |
83' | カイオ セザール → 秋野 央樹 |
警告 | |
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32' | ヴァウド |
32' | フアンマ デルガド |
69' | 鍬先 祐弥 |
退場 |
---|
データ | |
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FK | 18 |
CK | 1 |
PK | 1 |
シュート | 7 |
警告/退場 | 3 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
---|---|---|
3,983 | 雨時々曇 / 22°C / 90% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
松本 大 | 林 可人、植田 文平 | 安川 公規 |
試合経過 | |
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前半0分 | 長崎ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 町田の直近5試合は4勝0分け1敗。長崎の直近5試合は1勝3分け1敗。両者の過去対戦成績は5勝5分け2敗と長崎の勝ち越し |
前半0分 | 町田 エリキは直近のリーグ戦5試合で2得点2アシストを記録 |
前半0分 | 町田は奥山政が、長崎は米田が、それぞれキャプテンマークを巻く |
前半1分 | 町田 前線から積極的にプレスを掛ける |
前半5分 | 町田 荒木が味方からのパスに反応し、左サイドの相手陣深くから左足でクロスを上げるも、そのままゴールラインを割ってしまう |
前半8分 | 町田 翁長が左サイドの相手陣中央から左足でペナルティエリア中央へアーリークロスを供給。しかし、受けた味方がオフサイドの判定を受ける |
前半11分 | 町田 この時間帯は無理にはプレスに行かず、ブロックを構えている |
前半15分 | 町田 翁長が右サイドの相手陣中央から右足でクロスを供給。しかし、ヴァウドにはね返されてしまう |
前半15分 | 町田 翁長が左サイドから素早くスローインを入れる。高江が素晴らしいファーストタッチでペナルティエリア手前からペナルティエリア中央へ進入。右足でゴール右を狙ってシュートを放つが、波多野のセーブに遭う |
前半16分 | 町田 右CKを獲得。キッカーがペナルティエリア右角付近にパスをつなぐと、反応した安井はペナルティエリア左へ浮き球を供給。藤原が頭で折り返すも、得点には至らない |
前半21分 | 町田 後方でパスをつなぐが、相手のプレスに対し、うまく前進できない |
前半22分 | 町田 奥山政が右サイドの相手陣中央から右足でクロスを供給。しかし、波多野に対応されてしまう |
前半28分 | 町田 翁長がフリーでボールを持ち、相手陣中央から左足で浮き球を送る。しかし、Mデュークにはつながらない |
前半28分 | 町田 翁長が左サイドの相手陣中央から右足でインスイングのクロスを供給する。藤原がペナルティエリア左でヘディングシュートを放つも、枠の上に外れてしまう |
前半30分 | 町田 ゴール!!!奥山政が攻守を素早く切り替えて高橋のクリアボールをブロックすると、右サイドの相手陣深くへボールはこぼれる。回収したエリキがペナルティエリア中央へ右足で低いクロスを送ると、Mデュークが体をひねりながら右足を合わせ、ゴール右下に決める |
前半30分 | 町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は15試合。13勝1分け1敗で勝率は86.7% |
前半32分 | 長崎 ヴァウドにイエローカード |
前半33分 | 長崎 フアンマにイエローカード |
前半35分 | 町田 味方がペナルティエリア右角付近から浮き球を入れると、荒木がペナルティエリア中央から頭で合わせる。しかし、枠の左に外れてしまう |
前半40分 | 町田 翁長が左サイドからゴール前にロングスローを供給する。藤原がペナルティエリア中央から頭で合わせるも、わずかに枠の上に外れてしまう |
前半42分 | 町田 翁長が左サイドの相手陣深くからロングスローを送るが、相手のクリアに遭う |
前半43分 | 町田 ゴール!!!翁長が左サイドの相手陣深くからロングスローを入れる。反応した藤原がペナルティエリア中央からゴール前にボールを送る。相手のクリアに遭うも、距離が伸びず、反応した荒木がゴールエリア右からゴール前に折り返す。最後はエリキが右足で巧みに合わせてネットを揺らし、リードを広げる |
前半44分 | 町田 チャンミンギュにイエローカード |
前半46分 | アディショナルタイムは3分の表示 |
前半47分 | 町田 相手の守備陣に高い位置からプレッシャーを掛け、セカンドボールを拾っている |
前半49分 | 前半終了。2-0と、町田のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 町田ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 両チームともハーフタイムでの選手交代はなし |
後半1分 | 町田 右サイドの相手陣中央でFKを獲得する |
後半2分 | 町田 キッカーの下田が左足でインスイングのクロスを送るが、相手にクリアされる |
後半4分 | 町田 ハーフウェーライン付近に前線のラインを設定し、ボールを回収する |
後半5分 | 町田 安井が右サイドの相手陣深くで相手に当て、右CKを獲得する |
後半5分 | 町田 キッカーの下田が左足でインスイングのクロスを送るも、相手の守備に遭う |
後半5分 | 町田 翁長がペナルティエリア左から速いボールを入れるが、得点にはつながらない |
後半6分 | 町田 味方が右サイドの相手陣深くへ縦パスを供給。荒木が右足でクロスを送るも、ペナルティエリア中央で相手のクリアに遭う |
後半7分 | 町田 右CKを獲得。キッカーの下田は左足でインスイングのクロスを送るが、波多野にそのまま対処される |
後半8分 | 町田 味方がペナルティエリア右へ浮き球を入れる。受けたMデュークが切り返して左足を振り抜くが、枠をとらえられない |
後半9分 | 町田 ポープが右サイドの相手陣中央へロングボールを送る。その流れでMデュークが右サイドの相手陣深くから右足でクロスを入れるも、相手のクリアに遭う |
後半10分 | 町田 翁長が右サイドの相手陣中央からロングスローを送る。しかし、ニアサイドで相手にクリアされる |
後半11分 | 町田 翁長が右サイドの相手陣深くからロングスローを入れる。得点にはつながらず、相手にボールを奪われるも、素早い攻守の切り替えを見せる |
後半13分 | 町田 ゴール!!!ポープが相手陣中央の右へ浮き球を送る。Mデュークが頭で右斜め前にそらすと、受けたエリキは右サイドの相手陣深くからペナルティエリア中央へ低いクロスを供給。Mデュークが右足で合わせ、ゴール中央に決める |
後半13分 | 長崎 13加藤大OUT→27都倉IN |
後半13分 | 長崎 8増山OUT→33笠柳IN |
後半13分 | 長崎 28高橋OUT→5奥井IN |
後半16分 | 町田 相手にハイプレスを掛け、自由を与えない |
後半18分 | 町田 高江がペナルティエリア手前の左から右足を振り抜くが、枠をとらえられない |
後半19分 | 町田 ゴール!!!クレイソンのバックパスに安井が反応すると、ペナルティエリア手前の右に持ち運ぶ。相手にボールを奪われるも、連係ミスを突き、エリキがペナルティエリア中央で拾う。最後は波多野をかわし、右足でゴールに流し込む |
後半24分 | 長崎 鍬先にイエローカード |
後半28分 | 長崎 29クレイソンOUT→35安部IN |
後半30分 | 町田 7荒木OUT→10高橋IN |
後半30分 | 町田 41安井OUT→9沼田IN |
後半33分 | 町田 下田が縦パスを供給。受けたエリキはドリブルを仕掛けるも、相手に奪われてしまう |
後半33分 | 町田 ボールを奪われた後も素早いトランジションでボールを取り返す |
後半36分 | 町田 Mデュークがペナルティエリア右で味方のパスに反応し、右足のアウトサイドでシュートを放つ。しかし、得点には至らない |
後半38分 | 長崎 10カイオセザールOUT→17秋野IN |
後半39分 | 長崎 フアンマが得点 |
後半40分 | 町田 8高江OUT→33松井IN |
後半40分 | 町田 2奥山政OUT→26CグティエレスIN |
後半41分 | 町田 Cグティエレスがセンターバックに入り、藤原は右サイドバックの位置にいるもよう |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半47分 | 町田 攻め急ぐことなく、冷静に時計の針を進めている |
後半47分 | 町田 15MデュークOUT→30中島IN |
後半50分 | 試合終了。4-1で町田が勝利 |
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○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「首位と4位の対決ということでかなり拮抗した展開となり、1対1の攻防が激しく繰り広げられるのではないかという想定の中で試合に入りました。
想定していた以上に、長崎さんはフアンマ(デルガド)選手を狙ってボールを入れ、セカンドボールを回収し、攻めようという形を狙ってきました。
これに対して、藤原優大とチャン ミンギュ、そしてダブルボランチによるセカンドボール回収で優勢に立ち、フアンマを孤立させ、相手にフィニッシュまで持ち込ませない状況を作り出せていた印象です。
また攻撃に関しても、前半から数多くのチャンスを作れましたし、エリキとミッチェル デュークが良い状態で試合に入れました。
相手陣地に入った後は、アーリークロスや低いボールを入れることを理想としている中で、まさしくその形から1点を取ることができました。
また2点目に関しては、ロングスローのこぼれ球を最終的にエリキが決めることで十分に役割を果たしてくれました。
ゲーム運びとしては、前半でこの2点を取れたことが、チームにとって喜ばしい状況になりました。
ただ後半は「このまま絶対にいかないぞ」と選手たちに伝えましたし、2-0のまま、後半20分までは我慢しようと選手たちを送り出していました。
ただ隙あらばゴールを狙っていこうという中で、早い段階で3点目を取れたことが、相手に与えるダメージを加速させるものになりました。
この3点目があったことにより、グッと勝利に近づくことができました。ただ4点目を取った後、交代出場の沼田(駿也)が大振りをしたことでPKを与えることに繋がりました。
コンパクトな足の振りで良かったのに、そうできなかったことは今後の反省点になります。
仮に0-0で拮抗した試合であれば、その1本のクリアが敗戦にも繋がるポイントになります。
その1点を与えてはいけないことを、次の栃木戦に向けた反省材料としてトライしていければと思います。
トータルとしては、90分間運動量が途切れることなく、相手の長所を潰し続けられたことを含めて、パーフェクトなゲームになりました」
–改めてエリキ選手とデューク選手の貢献度はいかがでしょうか。
「彼らの役割はゴールを決めることだけではなく、前から相手に制限を加えながらボールを奪うことまで要求しています。
そういったことを90分間抜くことなく、ハイプレスにしても、ミドルプレスにしても、チームが志向していることをやり続けてくれています。
外国籍選手というのは往々にして、守備の部分を一定してできないといったことがあるものだと聞かれますが、彼らに関してはそういったこともなく、真摯にチームのやるべきことを日本人選手以上の貢献度でやってくれています。
またはスペースへの進入やクロスに対して入っていくことでのチャンスメークも十分にできる選手として、町田には欠かせない戦力として高く評価しています」
–前節の千葉戦の勝利により、前半戦の首位ターンが決まっていたことについては、どのように捉えていましたか。
「首位ターンに関して、私の中ではそこまで重視視しているわけではないです。
7試合を1クールに区切り、第3クールがあと1試合で終了する時点で勝ち点45にまで到達しました。
確かに高い目標ではありますが、ここまで第1クール、第2クールと1クールで勝ち点15を目標とする中でそれぞれ目標に到達できていることは、本当に選手たちが良く頑張っているという言葉に尽きます。
ただ次の第21節に勝って、貯金が3つある中で前半戦を折り返すことが一番重要です。首位で折り返せば良いという話ではなく、1クールごとのトータルの勝ち点にこれからもこだわっていきます」
–ここまで首位であることは1つの自信に繋がっていると思いますが、今後は首位であることがプレッシャーや緊張に変わることが想像されます。
「もちろん不安がないと言えば嘘になりますが、現在我々が志向しているプレッシングサッカーは、キャンプを通じ1カ月を掛けて落とし込んできました。
それに対してまずは自信を持って試合に入ることと、また我々の志向するサッカーが90分続いた先に勝利があります。
勝ち急ぐことなく、0-0で試合が進んでも何ら問題はないですし、攻め急ぐことなく、0-0で試合を進めることが一番好む1-0での勝利に結びつくんだと信じて、選手たちには表現してもらっています。
決して結果に一喜一憂することなく、勝ったからといって、プレッシャーが掛かるという話ではなく、目の前の試合にFC町田ゼルビアのサッカーをしっかりとやっていくということ。
ブレずにやり続けることが一番大事だと、選手たちにも常々働き掛けているので、しっかりと継続してやっていきたいです」
以上
○V・ファーレン長崎:ファビオ カリーレ監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「こういう試合展開の場合は、あまり話さないほうが良いということを学んでいますし、今は冷静ではないので、冷静になった時に話した方が良いのかなと思います」
–試合を通じてボランチが低い位置を取っていたような印象ですが、意図的にそうしていたのでしょうか。
「冷静にこの後、映像を見ないと分からないですが、立ち上がりについてはすごく良い形で試合に入れましたし、自分たちが望んでいたようなパス回しや、サイドからスペースを突く形もできていました。ただ失点をしてから、自分たちを見失ったような形になったと思います」
以上
▽選手コメント
○藤原 優大選手
–相手は強力FWでした。それでも総じて封じることができた印象です。
「これまでも強力FWと対峙してきました。今回のフアンマ(デルガド)選手は特にスピードとフィジカルでは相手に分があると思っていましたし、パワーとパワーの戦いでは負けるため、うまく駆け引きをしながらプレーしたいと思っていました。全体的にはうまく対応できたのかなと思っています。
(チャン)ミンギュとはチャレンジ&カバーを徹底しようと、コミュニケーションを取りながらやっていました」
–チーム2点目は藤原選手が頭で落としたことが結果的にゴールに繋がりました。
「何本か当てられる場面があって、それが枠外に行っていたので、一度ファーに折り返そうとした結果です。
それが得点に繋がって良かったですが、欲を言えば、自分で取りたかったですね」
–前半に危ない場面で体を張ったシュートブロックもありましたし、体を張るべき場面では体を張れていました。
「天皇杯では2失点していましたし、なんとしても無失点で試合を終えたいと思っていましたが、1失点してしまったことは残念です。
ただ結果的に個人としては、いつも以上のパフォーマンスを出せたと思います」
○ミッチェル デューク選手
–今日は2ゴールを決めました。難しいゴールもあったのでは。
「今日は運が味方した部分もあったと思います。ディフレクションで入ったゴールもありましたし、2点を取れて本当に良かったです」
–上位対決で大差に繋がった要因は?
「今日は全ての要素で良かったと思います。空中戦も、プレスも、各個人のバトルでも、相手を上回ることができたため、この結果になったのではないでしょうか」
–怪我人や代表などの離脱もあり、選手の入れ替わりが激しい中でも結果が出ています。
「競争の中で皆が切磋琢磨していますし、健全な競争も生まれています。私は代表で一度離脱することにはなりますが、次の栃木戦もぜひ先発で出たいです」
以上