2023 明治安田生命 J2リーグ
04月29日(土) 14:00 KICK OFF 町田GIONスタジアムゴール | |
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8' | 奥山 政幸 |
63' | エリキ |
スターティングメンバー | ||
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GK | 23 | ポープ ウィリアム |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
DF | 14 | チャン ミンギュ |
DF | 4 | 池田 樹雷人 |
DF | 22 | 翁長 聖 |
MF | 27 | 平河 悠 |
MF | 8 | 髙江 麗央 |
MF | 18 | 下田 北斗 |
MF | 7 | 荒木 駿太 |
FW | 15 | ミッチェル デューク |
FW | 11 | エリキ |
ベンチスタート | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 34 | 藤原 優大 |
MF | 41 | 安井 拓也 |
MF | 10 | 髙橋 大悟 |
FW | 9 | 沼田 駿也 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
FW | 25 | 藤尾 翔太 |
チーム監督 | 黒田 剛 |
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選手交代 | |
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72' | 髙江 麗央 → 藤尾 翔太 |
74' | エリキ → 安井 拓也 |
74' | ミッチェル デューク → 中島 裕希 |
89' | 平河 悠 → 沼田 駿也 |
89' | 荒木 駿太 → 藤原 優大 |
警告 | |
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75' | 藤尾 翔太 |
退場 |
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データ | |
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FK | 8 |
CK | 0 |
PK | 1 |
シュート | 6 |
警告/退場 | 1 / 0 |
ゴール | |
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88' | 石川 大地 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 田代 琉我 |
DF | 2 | 黒木 晃平 |
DF | 24 | 江﨑 巧朗 |
DF | 3 | 大西 遼太郎 |
MF | 4 | 藤田 一途 |
MF | 8 | 上村 周平 |
MF | 17 | 平川 怜 |
MF | 14 | 竹本 雄飛 |
FW | 19 | 島村 拓弥 |
FW | 18 | 石川 大地 |
FW | 16 | 松岡 瑠夢 |
ベンチスタート | ||
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GK | 23 | 佐藤 優也 |
DF | 26 | 宮㟢 海斗 |
MF | 7 | 田辺 圭佑 |
MF | 9 | 大本 祐槻 |
MF | 21 | 豊田 歩 |
FW | 11 | 粟飯原 尚平 |
FW | 20 | 大崎 舜 |
チーム監督 | 大木 武 |
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選手交代 | |
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67' | 松岡 瑠夢 → 大崎 舜 |
67' | 島村 拓弥 → 粟飯原 尚平 |
75' | 藤田 一途 → 大本 祐槻 |
90' | 竹本 雄飛 → 田辺 圭佑 |
警告 | |
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***' | 大木 武 |
退場 |
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データ | |
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FK | 16 |
CK | 3 |
PK | 0 |
シュート | 9 |
警告/退場 | 1 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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4,020 | 曇 / 22.2°C / 39% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
上村 篤史 | 若槻 直輝、緒方 孝浩 | 細尾 基 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 町田の直近5試合は2勝1分け2敗。熊本の直近5試合は1勝4分け0敗。両者の過去対戦成績は6勝3分け1敗と町田の勝ち越し |
前半3分 | 町田 味方が左サイドの相手陣深くからクロスを供給すると、ゴール前でMデュークが反応。シュートは打てないが、保持した後でマイナスのパスを送る。しかし、DFの対応に遭い、シュートには至らない |
前半6分 | 町田 左の味方がペナルティエリア手前の中央へ斜めのパスを送ると、Mデュークがスルーパスを出す。反応したエリキが駆け上がるが、呼吸が合わず、ボールを受けられない |
前半7分 | 町田 奥山政がうまく相手をかわして前進。左からクロスを上げると、Mデュークがニアサイドに飛び込むが、合わせられない |
前半8分 | 町田 ゴール!!!左サイドでエリキがマイナスのパスを出すと、高江が左足でクロスを供給。ペナルティエリア中央で収めたMデュークが丁寧に後方へ落とすと、反応した奥山政がペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。DFに当たってコースが変わり、GKの逆を突いて豪快にゴールネットを揺らす |
前半8分 | 町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は8試合。7勝1分け0敗で勝率は87.5% |
前半15分 | 町田 相手が自陣に進入して来ると、すぐに複数人で相手を囲み、ボールを奪いに行く |
前半16分 | 町田 翁長が左サイドの相手陣中央から前線へロングスローを入れる。Mデュークが相手と競り合うが、ボールは直接ゴールラインを割ってしまう |
前半18分 | 町田 右サイドの相手陣深くのMデュークが浮き球のパスを送ると、反応した荒木がペナルティエリア中央でボレーシュートを放つ。しかし、これはうまくミートできず、田代に処理されてしまう |
前半21分 | 町田 Mデュークが相手陣でプレスを掛け続けている |
前半25分 | 町田 翁長が左サイドの相手陣深くからロングスローを入れる。しかし、ゴール前のDFにクリアされてしまう |
前半28分 | 町田 奥山政が縦パスを送ると、反応した平河が右サイドの相手陣深くからクロスを上げる。しかし、目の前のDFにクリアされてしまう |
前半38分 | 町田 Mデュークが右サイドの相手陣深くへパスを出すと、駆け上がる平河がクロスを上げる。しかし、ゴール前の味方には合わない |
前半39分 | 町田 右サイドからのパスをMデュークが受ける。ペナルティエリア左から浮き球のパスを送ると、ファーサイドで荒木が飛び込む。しかし、シュートは打てない |
前半44分 | 町田 相手陣でボールを奪うと、味方がペナルティエリア右へパスを出す。平河が受けるが、チャンスは作れない |
前半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
前半50分 | 前半終了。1-0と、町田のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 熊本ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし |
後半2分 | 町田 翁長が左サイドからロングスローを入れるが、ゴール前の味方には合わない |
後半2分 | 町田 もう一度翁長がロングスローを入れる。しかし、今度は田代にボールをキャッチされてしまう |
後半8分 | 町田 ハーフウェーライン付近でボールを奪うと、Mデュークがスルーパスを供給。エリキが持ち運び、ペナルティエリア中央からシュートを放つも、田代に防がれてしまう |
後半16分 | 町田 味方が前線へロングパスを送る。反応したMデュークがうまく胸でコントロールする。しかし、大西に後ろから倒されてしまう |
後半16分 | 町田 PKを獲得 |
後半18分 | 町田 ゴール!!!キッカーはエリキ。右足でゴール左下へシュートを放つと、これが田代の逆を突き、追加点を得る |
後半21分 | 町田 相手陣でボールを左右へ大きく動かしながらチャンスを作ろうとしている |
後半22分 | 熊本 19島村OUT→11粟飯原IN |
後半22分 | 熊本 16松岡OUT→20大崎IN |
後半27分 | 町田 8高江OUT→25藤尾IN |
後半29分 | 町田 11エリキOUT→41安井IN |
後半29分 | 町田 15MデュークOUT→30中島IN |
後半30分 | 町田 藤尾にイエローカード |
後半30分 | 熊本 4藤田OUT→9大本IN |
後半34分 | 町田 味方が左サイドの相手陣深くへ縦パスを送ると、駆け上がった荒木が受ける。しかし、オフサイドの判定となる |
後半42分 | 町田 下田が前線へ速いパスを送ると、安井が右からクロスを供給。しかし、味方に合わない |
後半43分 | 熊本 石川が得点 |
後半44分 | 町田 27平河OUT→9沼田IN |
後半44分 | 町田 7荒木OUT→34藤原IN |
後半46分 | アディショナルタイムは7分の表示 |
後半47分 | 町田 味方がスルーパスを供給。沼田がうまく収めるが、ここからチャンスは作れない |
後半49分 | 守備を固めた町田に対し、熊本が追加点を果敢に狙う時間が続く |
後半53分 | 試合終了。2-1で町田が勝利 |
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○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「前節の甲府戦で負けてしまった教訓を活かし、自分たちの姿を取り戻すこと。またキャンプから積み上げてきたものをもう一度やろうというテーマの下、試合に臨みました。
相手に対しての強度やインテンシティーの部分をかなり重視すること、走力で負けないこと、また攻守の切り替えでも負けないこと、そういったことが前節は相手の甲府さんが上回った形になったという反省点があったため、そのあたりを強調した中でゲームがスタートしました。
流れの中でゴールを奪い、チャンスを何度も作れたことを考えれば、とても良い形で前半を終えられました。
後半に入り、2点目を取った後は守勢になったのですが、点差も広がったため、人間の本能的に守勢になるのは仕方がありません。
守勢となった中でもスペースを狙い、ラインを上げることができたのは評価できます。
ただ2点を取っているゲームであれば、しっかりと2-0の無失点で終わりきることは課題として残りました。
ボールサイドの守備はどうだったのか。またはトップのポジションでスピードアップされた部分もありました。
そういったことは、次の大宮戦に向けての課題点になりました。
選手たちは厳しい時間帯でも体を張って防いでくれましたし、それが町田の守備の姿です。
また、失点を極力減らしていくという意味では、選手たちが体を張って戦ってくれました。
2-1という結果は上位陣も負けている中で大きいことです。しっかりとこの結果をポジティブに捉えて、次の大宮戦に臨みたいです」
–前半からコンパクトな陣形を作ることが際立っていた印象です。どんな意識づけをされたのでしょうか。
「甲府戦で32メートルほどの陣形となり、プレスを掛けようにも間延びしてしまう現象を生んでいたことでセカンドボールを相手に拾われるような状況に繋がりました。
また2トップが切り替えの際にボールよりも下がらないことでなかなかラインを上げられない現象も生んでいました。間延びしてしまったことで、我々が意図していない形に持ち込まれていました。
今日はしっかりと2トップに対して、ボランチの位置まで下がることを徹底させる中でプレスのスイッチも入っていたので、それは良かったかなと思います」
–ミッチェル デューク選手が復帰したことの効果は?
「ヘディングの部分ではデュークがいなくなってからの空中戦のデータはかなり勝率が落ちていました。
彼がいることによって、セカンドボールワークの部分や、背後の攻略が有効になりましたし、また3バックが嫌がるところにボールを落とせるようにもなりました。
そういった意味で彼の存在意義は大きいなと思います。
あとは守備の部分でデュークとエリキの2トップが相手に規制を加え、カウンターの際にスプリントする役割を果たしてくれたことは大きかったです」
–ゴールを決めた奥山政幸選手が果たしているキャプテンとしての役割はここまでいかがでしょうか。
「けして、派手な特徴を持った選手ではないですが、縁の下の力持ちといったように、チームをまとめることを良くやってくれています。
また1対1の対人の部分でも相手にことごとく勝っていくことを見ると、とても貢献度の高い選手ですし、今の町田には欠かせない選手の1人です。
ゴール前まで入っていって、得点を取ることはあらためて素晴らしいなと思います」
–ここまで連敗をしていない要因は?
「ここまでベースを作ってきた中で、そこから逸脱したり、やるべきことを簡略化するのは、人間なので、組織の中で往々にして出てくるものです。
そういったことを見逃さないように、原点に戻ることをやっています。
失点はやるべきことが疎かになることで生まれるものです。失点シーンなどを振り返りながら、自分たちに矢印を向け、守備の陣形を整えていくこともやってきました。
その水準をできるだけ高く上げることによって、J2優勝という目標に向かっていけるだろうと。
そもそも土台がなければイチからのやり直しになりますが、どこに戻れば良いのか、選手たちも熟知しています。
連敗をしないためにそのベース作りをしてきました。
熊本さんのようなポゼッションが上手な相手に対して、意図したサッカーができていること、それに結果が伴っていることは評価できます」
以上
○ロアッソ熊本:大木武監督 会見要旨
「まずは遠くのアウェイの地にもかかわらず、たくさんのサポーターの方々に来ていただいたことに感謝していますし、とても心強かったです。
勝ち試合を見せたかったのですが、それができずに残念です。
開始10分も経たないうちに失点を喫しました。前半は前に進めない状況があったのは仕方がなかった一方で、それは自分たちの責任でもあります。
後半は自分たちから押し込むことはできましたが、パスミスからのカウンターがPKに繋がりました。
2点を取られると3点を取ることは難しくなりますが、前半も1本、後半は何本もチャンスがあったので、そのあたりを決めきりたかったです」
以上
▽選手コメント
○奥山政幸選手
–ご自身がゴールを決めた試合でようやく勝ちました。
「やっとこの日が来ました。とりあえずホッとしています。先制点という形でしたし、決めた時から今日は勝ちきりたいという想いはありました。サポーターの方々が喜んでいる姿を見られて本当にうれしいです」
–シュートを打つ際に意識したことは?
「フカさないように打つことを意識しました。相手のことは見えていましたが、当たっていなければ入っていなかったかもしれません。思いきって打つことも大事だなと思いました」
–勝ったことでまた連敗を回避できました。
「黒田監督も常々連敗をしないようにと言っていますし、連敗をすることに対する拒否反応がある分も、修正しようという気持ちが強くなり、それが良い方向に働いているのかなと思っています」
○ミッチェル デューク選手
–怪我からの復帰戦となりました。
「私にとっては待望の復帰戦でしたし、その上でチームとしての結果が出たことは本当に良かったと思います。これからも連戦が続きますが、今後も勝利を積み重ねていきたいです」
–先制点となる奥山政幸選手のゴールをアシストしました。
「自分の持ち味は空中戦やポストプレーですし、自分の武器で貢献できたことはうれしいです。あの場面は優しいパスを出すというか、どうぞシュートを打ってくださいというパスを出しました。マサがしっかりと決めてくれたのは喜ばしいことです」
–2点目に繋がるPKを獲得した場面について、振り返って下さい。
「(下田)北斗選手はあのようなパスを得意としているので、信じて走りました。ボールを受けた後、いざシュートという場面で相手のファウルを受けました。エリキがPKを決めて結果的に決勝点になりました。もっとあのようなチャンスを作る場面を、今後も増やしていきたいです」
以上