HIGHLIGHT

2023 明治安田生命 J2リーグ

03月19日(日) 14:00 KICK OFF NDソフトスタジアム山形
試合終了
モンテディオ山形
0
0 - 1
0 - 2
3
FC町田ゼルビア
ゴール
スターティングメンバー
GK 1 後藤 雅明
DF 26 川井 歩
DF 4 西村 慧祐
DF 5 野田 裕喜
DF 41 小野 雅史
MF 15 藤田 息吹
MF 8 小西 雄大
MF 18 南 秀仁
FW 25 國分 伸太郎
FW 9 デラトーレ
FW 10 チアゴ アウベス
ベンチスタート
GK 16 長谷川 洸
DF 6 山田 拓巳
DF 27 喜岡 佳太
MF 13 河合 秀人
MF 17 加藤 大樹
MF 42 イサカ ゼイン
FW 11 藤本 佳希
チーム監督
ピーター クラモフスキー
選手交代
57' デラトーレ → 藤本 佳希
57' 小西 雄大 → 河合 秀人
57' 國分 伸太郎 → イサカ ゼイン
71' チアゴ アウベス → 加藤 大樹
81' 小野 雅史 → 山田 拓巳
警告
59' 野田 裕喜
退場
データ
FK 9
CK 2
PK 0
シュート 6
警告/退場 1 / 0
ゴール
24' エリキ
52' エリキ
82' 荒木 駿太
スターティングメンバー
GK 23 ポープ ウィリアム
DF 2 奥山 政幸
DF 26 カルロス グティエレス
DF 4 池田 樹雷人
DF 22 翁長 聖
MF 19 稲葉 修土
MF 8 髙江 麗央
MF 10 髙橋 大悟
FW 27 平河 悠
FW 15 ミッチェル デューク
FW 11 エリキ
ベンチスタート
GK 50 バーンズ アントン
DF 14 チャン ミンギュ
DF 6 太田 宏介
MF 16 宇野 禅斗
FW 9 沼田 駿也
FW 7 荒木 駿太
FW 25 藤尾 翔太
チーム監督
黒田 剛
選手交代
71' 髙橋 大悟 → 沼田 駿也
71' 髙江 麗央 → 宇野 禅斗
79' エリキ → 荒木 駿太
85' 奥山 政幸 → 太田 宏介
85' 平河 悠 → 藤尾 翔太
警告
41' 奥山 政幸
退場
データ
FK 16
CK 0
PK 0
シュート 6
警告/退場 1 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
11,855 曇 / 12°C / 42% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
柿沼 亨 竹田 明弘、山村 将弘 林 可人
試合終了
モンテディオ山形
0
0 - 1
0 - 2
3
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

山形ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

両者の過去対戦成績は5勝7分け4敗と町田の勝ち越し

前半0分

山形は南、町田は奥山政がキャプテンマークを巻く

前半1分

町田 エリキが相手陣右サイドで積極的にプレッシャーを仕掛けるが、小野に対するファウルを取られてしまう

前半2分

町田 エリキが左サイドからMデュークを狙ってクロスを送る。ボールはファーサイドに流れるが、高橋が拾って縦にドリブルを仕掛ける。しかし、高橋はバランスを崩し、小野にクリアされてしまう

前半4分

町田 高江が裏にロングフィードを供給。エリキが反応するが、ペナルティエリア外に飛び出した後藤雅に蹴り出されてしまう

前半10分

町田 高い位置で稲葉がパスをカットし、平河がペナルティエリア右脇からクロスを入れる。ニアサイドにMデュークが飛び込むが、惜しくもヘディングシュートを打てない

前半11分

町田 前線での守備から続けてチャンスを作り出すが、惜しくもゴールは生まれない

前半12分

町田 高江が南に倒され、相手陣中央の右でFKを獲得

前半13分

町田 ボールサイドには高橋と高江が立つ

前半14分

町田 キッカーは高橋。左足でカーブの掛かった浮き球を送ると、ファーサイドの味方がうまく抜け出して頭で折り返す。だが、後藤雅の処理に遭う

前半16分

町田 エリキが左サイドのコーナーフラッグ付近から右足でクロスを入れる。ゴール前にはMデュークが走り込むが、ボールは精度を欠いてしまう

前半18分

町田 エリキが長い距離を前進し、左サイドの翁長に預ける。翁長はペナルティエリア左脇からインスイングのクロスを送るが、味方には合わない

前半21分

町田 迫力のある攻撃でバイタルエリアまで進入するが、シュートで終われない場面が多い

前半24分

町田 ゴール!!!翁長が左サイドで國分に厳しくプレスを掛けたことで、Mデュークが相手陣中央でボールを得る。右方向を並走したエリキに預けると、エリキは巧みな個人技を見せて相手を揺さぶり、ペナルティエリア中央から右足でループ気味のシュートを放つ。ボールは左ポストに当たって枠内に吸い込まれる

前半24分

町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は3試合。3勝0分け0敗で勝率は100.0%

前半27分

町田 平河がドリブルでペナルティエリア左に入り込むが、3人の相手に囲まれて対応されてしまう

前半36分

町田 エリキを中心に厚みのある攻撃を展開するが、シュートには至らず

前半38分

町田 相手陣で相手からボールを奪い取るシーンが何度も見られる

前半41分

町田 奥山政にイエローカード

前半44分

町田 高江が右サイドからクロスを入れると、平河がペナルティアーク付近から強烈なヘディングシュートを打つ。しかし、惜しくも左ポストにはじかれてしまう

前半46分

アディショナルタイムは2分の表示

前半48分

前半終了。0-1と、町田のリードで試合を折り返す

後半0分

町田ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

後半2分

町田 翁長が左サイドからロングスローを行うが、シュートには結び付かず

後半2分

町田 翁長がペナルティエリア左で相手を振り切り、中央にラストパスを出すが、味方にはわずかに合わない

後半6分

町田 高橋がペナルティエリア右から左足でシュートを放つ。相手に当たってコースが変わるが、最後は後藤雅にキャッチされてしまう

後半7分

町田 ゴール!!!高江が相手陣中央を前進し、右方向のエリキに供給。エリキはペナルティエリア内でGKと相対し、余裕を持って右足を振り抜く。ゴール上方に豪快に突き刺し、リードを広げる

後半12分

山形 8小西OUT→13河合IN

後半12分

山形 9デラトーレOUT→11藤本IN

後半12分

山形 25國分OUT→42イサカIN

後半14分

山形 野田にイエローカード

後半20分

町田 エリキがキープ力を見せ、そのまま相手陣中央まで進入。パスを受けた翁長が左サイドからクロスを入れると、ファーサイドにMデュークが飛び込む。しかし、ボールはMデュークの頭上を越えてしまう

後半25分

町田 エリキが相手をかわして前を向き、ハーフウェーライン付近からシュートを選択。右足を振り抜くが、大きく枠の左に外れてしまう

後半26分

町田 8高江OUT→16宇野IN

後半26分

町田 10高橋OUT→9沼田IN

後半26分

山形 10チアゴアウベスOUT→17加藤IN

後半29分

町田 ハーフウェーライン付近でFKを獲得する。キッカーのCグティエレスはペナルティエリア左にロングフィードを供給して再開

後半34分

町田 11エリキOUT→7荒木IN

後半36分

山形 41小野OUT→6山田IN

後半37分

町田 ゴール!!!沼田が左サイドの相手陣深くからダイレクトで低い軌道のクロスを入れる。ゴール前でMデュークがつぶれてボールがゴールエリア左付近にこぼれると、反応した荒木が枠内に押し込む

後半40分

町田 奥山政がキャプテンマークを太田に託してピッチを退く

後半40分

町田 27平河OUT→25藤尾IN

後半40分

町田 2奥山政OUT→6太田IN

後半45分

町田 藤尾が2人の相手に囲まれながらペナルティエリア左に進入するが、最後は相手と交錯して体勢を崩してしまう

後半46分

アディショナルタイムは4分の表示

後半49分

町田 守備の集中を切らさず、落ち着いて時計の針を進めている

後半50分

試合終了。0-3で町田が勝利

○試合後の記者会見:黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「山形さんが今季初のホームゲームということで、多くの観衆が入るため、大きな重圧を感じる試合になることは予想していました。ただそこはもう我慢比べだと。特に勝ち急ぐことがないように、前半を無失点で進めながら、少ないチャンスをものにしていく。そうした町田のゲームプランを遂行しようと選手たちは冷静にやってくれました。前半はボランチとサイドハーフの間の空いたスペースに相手に入り込まれる形があった中で、決定機を作られることや、ポスト直撃のシュートもありました。そのため、後半はサイドハーフの絞り込みや、ボランチのポジション取りを修正できたことでかなり有効にゲームを進めることができたなという印象です。GKポープ ウィリアムのセービングとシュートがポストに直撃したことにより、あの場面で失点をせずに無失点で抑えられたことが無失点勝利に結びつきました。我々として掲げている無失点で時計の針を進めながら、少ないチャンスをものにしていく勝利の方程式を、選手たちが勝ち方として意識し始めています。そんな勝ち方を体現することで体に染みついていく。そういった勝利の形が見えてきているのかなと思っています。またこれは私個人としての想いになりますが、東北では負けるわけにはいかなかったですし、この東北の地でおよそ30年間、高校サッカーを指導してきたので、そういった想いを心に秘めながら戦った試合でもありました」

–コイントスでエンドの変更を選択しました。それは監督の指示なのか。選手の判断なのか。いかがでしょうか?
「選手の判断です。前半は風上で良い形を作りたいという意図があったと思います。そのあたりのことはあまり強要していません」
 
–相手が前進する過程でミスを誘発させる形が続きました。チームのプレスは意図した形で出来たのでしょうか。
「そうですね。もちろん山形さんのボールポゼッションも、バイタルエリアの攻略も含めて、クオリティーが高いです。プレス位置を少し前から行こうと設定している中で、それが少し嵌まらなくなかった時間帯はミドルプレスに変えていくという狙いはありました。少しずつ変化をもたらしてはいたのですが、相手にとって思うようなポゼッションや意図する形でボールを運ばせないことも我々のプランの1つに入っています。そういう意味では相手にとって、有効な攻撃に結びつくようなポゼッションには至らなかったのかなと。それをきっちりと阻止できたことは、1つの収穫だったのかなと思います」

–試合後、選手たちがサポーターに勝利を報告する際に、監督も一緒に行かれましたが、その時の想いを聞かせて下さい。
「こうして東北の地まで足を運んでいただけたファン・サポーターの皆様には感謝したいなと思いますし、今日の山形さんのように、これだけのファン・サポーターが集められることを皆様にも見ていただき、こんな雰囲気を町田でも作れたら良いなと思いました。改めて、自身の気持ちも引き締まりました。」

–今回も無失点勝利です。毎試合こだわっていると思いますが、今回もそれを達成した上で4連勝を成し遂げたことについては、どうお考えでしょうか。
「基本的な考え方としては、0-0でゲームを進めるプランで問題はないですし、特に勝ち急ぐ必要も、点を取り急ぐ必要もないということです。相手が前掛かりになってくる中で、平河(悠)や(ミッチェル)デューク、そしてエリキが我々にはいますので、必ずひっくり返せるだけの力はあります。そういったアプローチは必ず相手の脅威になってくるだろうなと思っていましたし、攻守は表裏一体ですから、計算できるかなと思っていました。できるだけ高い位置で守備をして、ボールが取れればそういうチャンスが生み出せるなという意識ではいました。無失点でいきたい、無失点で試合を終わらせることを、最後まで貫き通した結果です」

以上

○モンテディオ山形:ピーター クラモフスキー監督 会見要旨
「まず非常に残念な結果となってしまいました。全員が痛みを感じていると思います。本当に受け入れることができない結果です。ただこの結果は私の責任です。もちろん選手たちは全てを出しきってくれたと思いますし、サポーターを喜ばせて家に帰ってもらおうと必死に戦ってくれたと思います。前半は自分たちが良い流れを掴みながらゴールに向かう場面も何回か作れていたと思います。そこで相手に隙を与えて、0-1にされ、ハーフタイムを迎えることになりました。後半も自分たちが流れの中から良い場面を作り、ゴールに迫る攻撃もできていましたが、その中でまた町田さんに2点目を取られてしまい、本当に厳しい戦いになってしまいました」

以上

▽選手コメント
○ミッチェル デューク選手
–4連勝おめでとうございます。個人のプレーを振り返っていかがですか。
「ゴールを決めたい気持ちは強いですが、チャンスメークや守備で貢献することはできていると思います。個人としても、良いパフォーマンスができたので、満足しています」

–チーム3点目である荒木駿太選手のゴールをアシストした場面について。
「良いボールが来れば、確実に決定機に結びつける自信はあります。アシストの場面は他の選手も走ってきていましたし、そこはエゴを出さずに、ゴールに繋がるようなパスを出しただけです。前の水戸戦に比べれば、クロスが入ってくる回数は多かったですから、あとは合わせるだけです。これから微調整をして、自分の得意のゾーンにボールが来れば決めることはできると思います」

–次節のいわき戦は豪州代表に合流するため不在になります。
「豪州代表の試合でゴールを決め、そこで自信をつけて、今度は町田の試合でゴールを決めたいと思っています。私は1試合抜けますが、個人的に悲観する気持ちはないです。埋めてくれる選手はいますし、しっかり勝ってくれると思っています」

○エリキ選手
–2試合連続ゴールおめでとうございます。まずは先制点のシーンから振り返って下さい。
「日頃からトレーニングをしているプレスが効く形でシュートのチャンスが巡ってきました。また(ミッチェル)デュークからの素晴らしいパスが来たので、落ち着いてゴールを決めることができました」

–2点目も決して簡単なシュートではなかったです。
「難しいゴールでしたが、(髙江)麗央が良いパスを出してくれましたし、トラップする瞬間に上を狙うとGKは反応しづらいので、上に蹴ることを決めていました。チームメートがそこまでボールを繋いでくれた結果、シュートを打てました。チームメートにとても感謝していますし、その分も決めなければといけないと思いながら、決めました」