HIGHLIGHT

2022 明治安田生命 J2リーグ

07月02日(土) 18:00 KICK OFF 町田GIONスタジアム
試合終了
FC町田ゼルビア
2
0 - 0
2 - 3
3
ベガルタ仙台
ゴール
85' 太田 修介
90+6' 奥山 政幸
スターティングメンバー
GK 23 ポープ ウィリアム
DF 2 奥山 政幸
DF 5 深津 康太
DF 17 高橋 祥平
DF 22 翁長 聖
MF 8 髙江 麗央
MF 41 安井 拓也
MF 28 太田 修介
MF 18 長谷川 アーリアジャスール
MF 10 平戸 太貴
FW 7 ドゥドゥ
ベンチスタート
GK 50 バーンズ アントン
DF 13 菅沼 駿哉
DF 24 岡野 洵
FW 9 鄭 大世
FW 30 中島 裕希
FW 37 平河 悠
FW 40 ヴィニシウス アラウージョ
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
53' 長谷川 アーリアジャスール → 平河 悠
77' 翁長 聖 → 鄭 大世
82' ドゥドゥ → ヴィニシウス アラウージョ
82' 深津 康太 → 菅沼 駿哉
警告
32' 安井 拓也
36' ランコ ポポヴィッチ
45+1' 長谷川 アーリアジャスール
64' 深津 康太
退場
データ
FK 8
CK 6
PK 0
シュート 8
警告/退場 4 / 0
ゴール
52' キム テヒョン
78' 皆川 佑介
82' 中島 元彦
スターティングメンバー
GK 23 杉本 大地
DF 25 真瀬 拓海
DF 13 平岡 康裕
DF 20 キム テヒョン
DF 41 内田 裕斗
MF 35 フォギーニョ
MF 44 中島 元彦
MF 26 加藤 千尋
MF 18 氣田 亮真
FW 50 遠藤 康
FW 9 中山 仁斗
ベンチスタート
GK 1 小畑 裕馬
DF 4 蜂須賀 孝治
DF 16 吉野 恭平
MF 6 レアンドロ デサバト
MF 24 大曽根 広汰
MF 28 名倉 巧
FW 19 皆川 佑介
チーム監督
原崎 政人
選手交代
32' 遠藤 康 → 皆川 佑介
72' 中山 仁斗 → レアンドロ デサバト
86' 氣田 亮真 → 名倉 巧
86' フォギーニョ → 吉野 恭平
86' 加藤 千尋 → 蜂須賀 孝治
警告
74' レアンドロ デサバト
89' 杉本 大地
退場
データ
FK 19
CK 3
PK 0
シュート 12
警告/退場 2 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
3,281 曇 / 30°C / 56% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
大坪 博和 塚越 由貴、山村 将弘 篠藤 巧
試合終了
FC町田ゼルビア
2
0 - 0
2 - 3
3
ベガルタ仙台
試合経過
前半0分

仙台ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田 注目は平戸。今季はここまで2列目を中心に存在感を発揮しており、仙台との前回対戦では得点も記録している。今日も果敢にゴールへ迫り、チームを勝利へ導けるか

前半0分

町田の直近5試合は3勝1分け1敗。仙台の直近5試合は1勝2分け2敗。両者の過去対戦成績は1勝0分け0敗と町田の勝ち越し

前半0分

町田は平戸、仙台は平岡がキャプテンマークを巻く

前半2分

町田 自陣でボールを回し、攻撃の機会をうかがう

前半2分

町田 高橋が自陣の左サイドからディフェンスラインの背後へふわりとしたボールを送る。反応したドゥドゥが左サイドのスペースへ抜け出すが、ドゥドゥの位置はオフサイドの判定となる

前半5分

町田 この時間はサイドを広く使ってパスをつなぎ、主導権を握る

前半6分

町田 長谷川がハーフウェーライン付近から右サイドのスペースへパスを出す。受けた太田は右サイドの敵陣中央から低い弾道のクロスを供給するも、ニアサイドでDFにブロックされ、右CKを獲得する

前半8分

町田 キッカーは平戸。ショートコーナーを選択すると、最後は高江がペナルティエリア手前の中央からダイレクトで右足を振り抜く。しかし、シュートは至近距離でDFにブロックされてしまい、枠をとらえられない

前半20分

町田 長谷川が左サイドのスペースへスルーパスを入れると、反応したドゥドゥが抜け出す。しかし、キムテヒョンの対応に遭い、最後は大きくクリアされる

前半22分

町田 翁長が敵陣中央の左で遠藤に倒され、FKを獲得

前半23分

町田 キッカーは平戸。前線へグラウンダーのパスを出すと、長谷川はワンタッチでペナルティエリア手前の中央から左へつなぐ。しかし、パスはDFに当たってしまい、味方にはつながらない

前半25分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断する

前半26分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

前半32分

町田 安井にイエローカード

前半32分

仙台 50遠藤OUT→19皆川IN

前半36分

町田 ランコポポヴィッチ監督にイエローカード

前半38分

町田 翁長が自陣の左サイドから対角へロングフィードを供給。奥山が収めると、右サイドの敵陣中央から太田を狙って横パスを入れる。しかし、太田はスルーを選択し、DFにボールを回収されてしまう

前半44分

町田 敵陣で細かくパスをつなぐと、最後はドゥドゥのパスを受けた安井がスピードに乗ったドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つ。しかし、至近距離でDFにブロックされ、枠をとらえられない

前半46分

アディショナルタイムは4分の表示

前半46分

町田 長谷川にイエローカード

前半50分

前半終了。スコアレスで試合を折り返す

後半0分

町田ボールでキックオフ、後半開始

後半0分

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

後半2分

町田 太田が右サイドの敵陣深くから右足でグラウンダーのクロスを供給。これはDFのクリアに遭うも、こぼれ球を拾ったドゥドゥがペナルティエリア右から右足を振り抜く。しかし、シュートはDFにブロックされ、右CKを獲得する

後半2分

町田 キッカーは平戸。右足でアウトスイングのクロスを上げるも、ペナルティエリア中央でDFにクリアされ、味方には合わない

後半7分

仙台 キムテヒョンが得点

後半8分

町田 18長谷川OUT→37平河IN

後半19分

町田 深津にイエローカード

後半19分

町田 深津はドリブルで縦への突破を図った中山に対し、後ろから足を出して倒してしまい、これが警告の対象となる

後半21分

町田 左サイドの敵陣中央でFKを獲得

後半21分

町田 キッカーはペナルティエリア左へふわりとしたボールを送ると、反応した翁長が走り込む。しかし、最後はDFに対応され、ボールをキープできない

後半23分

飲水タイムが設けられ、プレーが中断する

後半25分

飲水タイムが終了し、プレーが再開される

後半25分

町田 平戸がペナルティエリア手前の中央からペナルティエリア内へ柔らかいパスを供給。味方が競り合うと、混戦からドゥドゥが反応。しかし、フォギーニョに体を寄せられ、シュートまで持ち込めない

後半27分

仙台 9中山OUT→6LデサバトIN

後半29分

仙台 Lデサバトにイエローカード

後半30分

町田 安井がペナルティエリア手前の左から縦パスを出す。ペナルティエリア左で受けた太田は前を向いてドリブル突破を図るが、DFにクリアされ、決定機を作れない

後半32分

町田 22翁長OUT→9鄭大世IN

後半33分

仙台 皆川が得点

後半36分

町田 ドゥドゥが敵陣中央から右前方へパスを出す。反応した太田はペナルティエリア右へ進入し、右足でグラウンダーのクロスを送る。しかし、ゴール前の味方にはわずかに合わない

後半37分

町田 7ドゥドゥOUT→40VアラウージョIN

後半37分

町田 5深津OUT→13菅沼IN

後半37分

仙台 中島が得点

後半40分

町田 ゴール!!!平河が左サイドの敵陣深くから左足でクロスを上げる。これをファーサイドへ走り込んだ太田が右足で合わせると、シュートはGKに触れられながらも、ゴール左へ決まる

後半41分

仙台 18氣田OUT→28名倉IN

後半41分

仙台 35フォギーニョOUT→16吉野IN

後半41分

仙台 26加藤OUT→4蜂須賀IN

後半44分

仙台 杉本にイエローカード

後半46分

アディショナルタイムは6分の表示

後半47分

町田 平河が左サイドの敵陣中央から右足でクロスを上げる。ゴール前でフリーとなった鄭大世が頭で合わせるも、シュートはわずかに枠の右に外れ、惜しくもゴールは奪えない

後半49分

町田 太田が鄭大世との連係でペナルティエリア右へ抜け出し、左足でシュートを放つ。しかし、シュートはGKに阻まれ、ゴールには至らない

後半51分

町田 ゴール!!!平戸が左サイドの敵陣中央から右足でクロスを上げると、ゴール前へ鄭大世が飛び込む。これはGKにパンチングされ、DFがペナルティエリア外へかきだすも、こぼれ球に反応したのは奥山。ペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜くと、狙いすましたシュートはゴール右隅へ突き刺さる

後半52分

試合終了。2-3でアウェイの仙台が勝利

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「終わってみれば我々が少しナイーブさを見せてしまった試合だったという印象です。前半に関してはスペクタクルな試合ではなかったですが、非常に賢く戦えたと思います。相手のやりたいことを抑えることはできましたし、相手の枠内シュートも中山仁斗の1本ぐらいだったと思います。それもペナルティーエリア外からでした。失点の仕方に関しては、交代の準備をしていた中でセットプレーから2失点を喫しました。失点はもったいなかったです。3失点目は交代枠を使った直後だったと思います。ただ3失点をした後から2点を決めて、同点あるいは逆転できるチャンスを作れたこと、勝利を目指して最後まで戦ってくれたことに関して、選手たちは良くやってくれたと思います。選手たちは最後の最後まで諦めずに戦ってくれましたし、そのことに関しては誇りに思います」

–失点するまで、特に前半はボックス内や敵陣深くに進入する状況を作れず、シュートシーンも少なかった印象です。その原因は?
「お互いに硬い試合になりました。試合前のプランは最後の10分間のようなプレーを最初からしていく形でした。相手も我々に対して、前からプレッシャーを掛けに来るよりは、陣形を構えてショートカウンターを狙ってくる試合の進め方をしてきた影響もあると思います。相手も最終ラインからのパスをカットして攻める圧力を掛けてきていましたし、実際に選手たちも相手のプレッシャーの狙いを感じていたと思います。そういった狙いを持っているチームに対しても、少しでも勇気を持って、ゴールに向かっていく準備をしてきましたが、それができなかったことは、私にとっても残念なことです。特にサイドバックがボールを持った時に後ろ向きなプレーが多かったですし、サイドバックがサイドハーフを追い越していって、前でアドバンテージのある状況を作る。そういった積極的なプレーを前半は作れていませんでした。ただこれだけ能力の高い選手たちがそろっている相手に対しても、決定的なチャンスを作らせていませんでした。相手の決定機は結果的に遠藤康選手が負傷したシーンぐらいだったと思います。その点は評価できますし、経験は一夜にして備わるものではないです」

–平河悠選手を途中から左サイドバックで起用しました。彼の評価は?
「今日試合が始まってから思い通りに進んでいない原因は分かっていましたが、ただそこに対して、力づくで強引に行け行けと言ってもうまくはいきません。選手も人間ですから、毎試合どんな環境でも同じようにプレーできるわけではないです。暑さへの耐性や、調子の良し悪しは選手によって違います。0ー0の状況ではサイドバックを交代させる大胆な起用は難しいですが、悠をサイドバックに起用するプランは頭の中にありました。中盤でアグレッシブさを出してほしい選手であるアーリ(長谷川アーリアジャスール)や(安井)拓也は警告を受けていましたし、2度目の警告を受けて、数的不利な状況にはしたくなかったので、アーリアは代えました。また拓也の交代も検討しましたが、残す選択をして、悠をサイドバックに配置する決断をしました。今日のマサ(奥山政幸)とヒジ(翁長聖)の両サイドバックは攻撃面でなかなか良さを出せていませんでした。悠にはまた2人とは違ったスピードという武器があるので、その武器もしっかりと活かしてくれました。悠のような特長を持った選手がベンチにいると、こういった攻撃的な采配もできます。逆に後半に流れを変えられる武器を持っている選手がいないと、攻撃的な采配は難しくなります。途中から入った選手たちは自分たちの特長を活かして、流れを変えてくれました。ただ悠もスーパースターではなく、メッシではありません。我々にとっては非常に重要な選手の一人です。最後まで戦いきって、やりきってゴールを目指してくれたことは良かったと思います。差があったというのは、こういう試合を勝ちきる、ゴールを決めきる経験であり、試合の進め方、時間の使い方も含めて、相手は経験のあるチームだなと実感しました」

以上

○ベガルタ仙台:原崎政人監督 会見要旨
「まず6月は勝ち点3を取れず、リーグ戦では4試合勝利がなかった中で、今日のゲームに関しては、内容どうこうの前に勝ち点3が絶対に必要な試合でした。勝利して勝ち点3を取れたことは良かったと思います。ただゲームの締め方や、クロスから失点をしたこと、自分たちが隙を与えるゲームになってしまったことは僕自身を含めて反省点が残りました。連戦ですし、今日の勝ち点3を今後に繋げなければならないので、また次のゲームに向けて良い準備をしていきたいです」

以上

▽選手コメント
○奥山政幸選手
–ゴールシーンに関しては、第20節の大分戦のゴールに似ていました。こぼれ球をゴールに蹴り込むコツを掴んだのでしょうか。
「ゴールはたまたまです。でもまた自分が決めてもチームは勝てなかったので、とても残念ですし、そろそろ勝ち試合でゴールを決めたいという気持ちが本音です」

–上の順位を行く仙台と戦ってみての体感はどうでしたか。
「結局、セットプレーの場面は個でやられる形でしたが、チームとして劣っていたと言われれば決してそうではありません。それは自信になりましたが、キッカーの中島元彦選手や点を決めたキム・テヒョン選手、皆川佑介選手は個のクオリティーを発揮してきましたし、キム選手はかなりタイトな守備もしていました。球際の争いでは相手に上回られたのかなと思います」

○平河悠選手
–太田修介選手のゴールをアシストした場面を振り返って下さい。
「縦へ仕掛けるか。中へ仕掛けるか。いずれにしても、サイドバックに入った時には、仕掛けた後にクロスを上げることは考えていました。あの場面では縦に行けて、中を見た際に鄭 大世さんとその奥の2つの選択肢がありました。最悪大世さんの頭を越えても良いかなと思ってクロスを入れた中で、最後はシュウさん(太田)がドフリーで決めてくれて良かったです」

–太田選手をピンポイントに狙った形ではなかったのですね。
「縦に行った時は、GKとディフェンスの間にクロスを入れるイメージでした」

–結果的には失点した後に交代出場する形でしたが、コーチングスタッフからはどんな指示がありましたか。
「サイドで出るので、ボールを持ったら積極的に仕掛けて自分のプレーをしてくれという指示でした。ゴールについては直接要求されたわけではないですが、個人的には結果を求められると思って試合に臨みました。途中からは左サイドバックに入ったのですが、ゴールに繋がるプレーをしていきたいです」

以上