HIGHLIGHT

2022 明治安田生命 J2リーグ

03月26日(土) 14:00 KICK OFF ユアテックスタジアム仙台
試合終了
ベガルタ仙台
0
0 - 2
0 - 1
3
FC町田ゼルビア
ゴール
スターティングメンバー
GK 23 杉本 大地
DF 25 真瀬 拓海
DF 5 若狭 大志
DF 13 平岡 康裕
DF 14 石原 崇兆
MF 35 フォギーニョ
MF 10 梁 勇基
MF 50 遠藤 康
MF 24 大曽根 広汰
FW 9 中山 仁斗
FW 42 富樫 敬真
ベンチスタート
GK 22 ストイシッチ
DF 3 福森 直也
DF 41 内田 裕斗
MF 26 加藤 千尋
MF 32 鎌田 大夢
FW 11 赤﨑 秀平
FW 19 皆川 佑介
チーム監督
村上 和弘
選手交代
37' 中山 仁斗 → 赤﨑 秀平
64' 梁 勇基 → 加藤 千尋
64' 大曽根 広汰 → 鎌田 大夢
83' 富樫 敬真 → 皆川 佑介
警告
51' 平岡 康裕
退場
データ
FK 21
CK 0
PK 0
シュート 6
警告/退場 1 / 0
ゴール
10' 鄭 大世
19' 平戸 太貴
84' 平河 悠
スターティングメンバー
GK 42 福井 光輝
DF 2 奥山 政幸
DF 5 深津 康太
DF 17 高橋 祥平
DF 22 翁長 聖
MF 6 佐野 海舟
MF 8 髙江 麗央
MF 28 太田 修介
MF 41 安井 拓也
MF 10 平戸 太貴
FW 9 鄭 大世
ベンチスタート
GK 23 ポープ ウィリアム
DF 24 岡野 洵
MF 18 長谷川 アーリアジャスール
MF 19 山口 一真
FW 30 中島 裕希
FW 37 平河 悠
FW 40 ヴィニシウス アラウージョ
チーム監督
ランコ ポポヴィッチ
選手交代
61' 鄭 大世 → ヴィニシウス アラウージョ
74' 太田 修介 → 平河 悠
83' 安井 拓也 → 長谷川 アーリアジャスール
警告
退場
データ
FK 9
CK 8
PK 0
シュート 16
警告/退場 0 / 0
入場者数 天候 / 気温 / 湿度 ピッチ
7,234 雨 / 11.1°C / 80% 全面良芝
主審 副審 第4の審判員
上村 篤史 金井 清一、植田 文平 大橋 侑祐
試合終了
ベガルタ仙台
0
0 - 2
0 - 1
3
FC町田ゼルビア
試合経過
前半0分

町田ボールでキックオフ、試合開始

前半0分

町田 5節は敵地で東京Vとの上位対決に挑むも、今季初の黒星を喫した。連敗は避けたい中、今節は開幕から無敗を維持する仙台と対戦。ホームでクリーンシートを継続する相手に対し、鄭大世の強さと安井の技術で相手の強固な牙城を崩せるか。アウェイで白星を挙げ、仙台との勝点差をひっくり返したい

前半0分

仙台の直近5試合は3勝2分け0敗。町田の直近5試合は3勝1分け1敗

前半0分

仙台は梁勇基、町田は平戸がキャプテンマークを巻く

前半1分

町田 翁長が敵陣中央の左から左足で低いパスを供給するが、ペナルティエリア内でDFに阻まれてしまう

前半4分

両チームともに思うように前線へボールが供給できない

前半5分

町田 奥山が右サイドの敵陣中央からパスを供給すると、ペナルティエリア内で平戸が右足を振り抜く。しかし、ボールにミートせず、GKにキャッチされてしまう

前半7分

町田 奥山が右サイドの敵陣中央からパスを出すと、太田がペナルティエリア右で受ける。しかし、思うように収められず、決定機とはならない

前半8分

町田 奥山が右サイドの敵陣中央から右足で低いクロスを供給。しかし、ペナルティエリア内でDFにヘディングでクリアされてしまう

前半9分

町田 右CKを獲得。キッカーの平戸が右足でクロスを入れると、奥山がペナルティエリア内でヘディングシュートを放つ。しかし、GKにパンチングされてしまう

前半10分

町田 ゴール!!!右CKを獲得。キッカーの平戸が右足でクロスを入れると、ペナルティエリア内で高橋がヘディングシュートを放つ。一度はGKに阻まれるも、すぐさま鄭大世がこぼれ球にゴール前で反応し、強引に胸でボールをゴールへ押し込む

前半12分

町田 安井がペナルティエリア手前の中央からパスを出すと、太田が受けてペナルティエリア中央からシュートを放つ。しかし、ボールは枠をとらえられない

前半18分

町田 翁長がペナルティエリア左から右足でシュートを放つ。ボールはゴール左に飛ぶが、GKにセーブされてしまう

前半19分

町田 ゴール!!!高江が敵陣浅い位置からふわりとした浮き球を入れると、ペナルティエリア左で平戸が収めてドリブルで相手を揺さぶる。最後はゴール前から右足を振り抜き、ゴール左へ流し込む

前半21分

町田 味方のロングボールを受けた平戸がペナルティエリア左に進入すると、左足で中へパスを供給。しかし、DFにブロックされてしまう

前半27分

町田 福井が足を痛め、スタッフから治療を受ける

前半28分

町田 福井が立ち上がり、間接FKでプレーが再開される

前半29分

町田 平戸が敵陣中央からスルーパスを供給。これに安井が反応してディフェンスラインの裏へ抜け出すも、つながらずにGKにキャッチされてしまう

前半32分

町田 平戸がドリブルで持ち上がると、左サイドの敵陣深くから左足でクロスを入れる。しかし、味方には合わず、GKにキャッチされてしまう

前半37分

仙台 9中山OUT→11赤崎IN

前半39分

町田 鄭大世がパスを出すと、太田が受けて右サイドの敵陣深くからマイナス方向へクロスを送る。しかし、ペナルティエリア内でDFに阻まれてしまう

前半39分

町田 安井がペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つ。しかし、GKに正面で処理されてしまう

前半44分

町田 高江が左サイドから右足でクロスを入れるも、ペナルティエリア内でDFにクリアされてしまう。そのこぼれ球に反応した佐野がペナルティエリア手前の中央から右足でシュートを放つ。しかし、ボールにミートせず、枠をとらえられない

前半45分

町田 鄭大世がペナルティエリア内から右足でシュートを放つ。しかし、DFにブロックされてしまう

前半46分

アディショナルタイムは4分の表示

前半46分

町田 左CKを獲得。キッカーの平戸は右足でクロスを入れる。しかし、ゴール前でDFにヘディングでクリアされてしまう

前半47分

町田 佐野がペナルティエリア内から右足でシュートを放つ。しかし、ボールはゴール前の鄭大世に当たってコースが変わり、枠の右へ外れてしまう

前半50分

前半終了。0-2と、アウェイの町田のリードで試合を折り返す

後半0分

仙台ボールでキックオフ、後半開始

後半2分

町田 安井が右サイドの敵陣中央から縦方向に浮き球を供給。これに反応した太田が駆け上がるも、DFに阻まれチャンスを創出できない

後半4分

町田 太田がドリブルを仕掛けると、ペナルティエリア左角付近から右足のアウトサイドでパスを供給。しかし、味方には合わず、DFに阻まれてしまう

後半6分

仙台 平岡にイエローカード

後半8分

町田 平戸が左サイドの敵陣深くから左足で低いクロスを供給。しかし、味方には合わず、GKにキャッチされてしまう

後半11分

町田 鄭大世が縦パスを送ると、駆け上がった安井がペナルティエリア右からマイナス方向へパスを供給。しかし、DFにブロックされてしまう

後半16分

町田 9鄭大世OUT→40VアラウージョIN

後半18分

町田 敵陣中央でFKを獲得。キッカーの平戸は右足でライナー性のボールを入れる。しかし、ペナルティエリア内でDFにヘディングでクリアされてしまう

後半18分

町田 右CKを獲得。キッカーの平戸は右足でクロスを入れるも、ボールにミートせず、ゴールラインを割ってしまう

後半19分

仙台 10梁勇基OUT→26加藤IN

後半19分

仙台 24大曽根OUT→32鎌田IN

後半20分

町田 平戸がペナルティエリア左角付近からスルーパスを出すと、駆け上がった翁長がペナルティエリア左から左足で浮き球を入れる。しかし、味方には合わず、逆サイドへ流れてしまう

後半27分

町田 左CKを獲得。キッカーの平戸はショートコーナーを選択すると、安井はダイレクトで再び平戸の下へ。最後は左サイドからライナー性のクロスを送るも、ペナルティエリア内でDFにヘディングでクリアされてしまう

後半29分

町田 28太田OUT→37平河IN

後半30分

町田 平戸がドリブルでペナルティエリア左に進入すると、右足でシュートを放つ。しかし、ボールは枠の右へ外れてしまう

後半35分

町田 Vアラウージョがドリブルでペナルティエリア内に進入すると、ゴール前へパスを供給。これに反応した安井がシュートを放つも、GKに足で阻まれてしまう

後半38分

仙台 42富樫OUT→19皆川IN

後半38分

町田 41安井OUT→18長谷川IN

後半39分

町田 ゴール!!!Vアラウージョがペナルティエリア手前の左からパスを出すと、平戸が受けてペナルティエリア左から左足でゴール前へパスを供給。これを平河がワンタッチでうまく動かし、左足を振り抜いてゴール右へ突き刺す

後半41分

町田 Vアラウージョがドリブルで持ち上がると、ペナルティエリア手前の中央からパスを供給。これに反応した平河がペナルティエリア内から右足でシュートを放つ。ゴール左下へ飛んだボールはGKに阻まれるも、こぼれ球に反応した平戸がゴール前からシュートを放つ。しかし、枠をとらえられない

後半46分

アディショナルタイムは3分の表示

後半47分

町田 平河がペナルティエリア手前の右から右足でスピードのある浮き球を供給。しかし、味方にはつながらず、逆サイドへ流れてしまう

後半49分

試合終了。0-3でアウェイの町田が勝利

○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずはじめに仙台のスタッフの方で新型コロナウイルス感染症の陽性判定者が多く出たために、仙台は万全なチーム状態ではなかったと思います。私は彼らの早い復帰を願っていますし、また試合中に怪我をした中山仁斗選手も大きな怪我でないことを願っています。前節の東京ヴェルディ戦の後にも話しましたが、99パーセントの力を出すだけでは我々の良さは出せません。また結果も出ないということです。常に99パーセントに1パーセントをプラスして、100パーセントの力を出し続けることが勝つためには大事なことだと選手たちに話してきました。我々らしく戦えば苦しむのは相手の方だと。攻守で連動してイメージを共有することができれば、苦しむのは相手です。今日の仙台さんもJ1のクオリティーを持ったチームですが、チームで戦えばこういった結果を得られることを証明する試合になりました。我々は力があるチームだと、肌身で感じられる試合でした。ただこういう試合を今後も続けていくためには、より謙虚に地に足をつけて戦うこと。一瞬たりとも隙を見せてはならないということ。また油断せずに戦うことを徹底させる必要があると感じています。まだまだ我々のチームは完成していません。もっと成長できる、もっと上を目指せると思っていますので、そうするためには油断をしない、一戦一戦を大事に戦っていくことです。選手たちは全力を出しきることをやってくれましたし、その全力で戦った結果が3−0というスコアに繋がっています。我々が全力を出した上でこちらに結果が転がっていなければ、選手を責められないですし、それは相手が上回ったということです」

—特に前半はインテンシティーが高く、プレースピードも速く、そこに精度が伴うプレーをできていた印象です。いかがでしょうか?
「そういったことは私がトレーニングで求めていることであり、トレーニングで積み重ねている結果です。あれだけ激しくトレーニングをしているわけですから、試合でそれを楽しんで出してほしいと思っています。選手たちには君たちの持っている能力を出しきって、サポーターの方々に見てもらおうと話していますし、遠慮するとか、自分の力を怖がって出さないとか、そういったことはやめようという話はしています。私自身もトライした上でのミスを怒るようなことはしません。そのミスにアイディアや意図があったのであれば許容しています。チャレンジがあるからこそ、その後に大きな成功があるわけで、家に帰った後に、ピッチ外でチャレンジすることには意味はありません。父や母、祖父、祖母に「もっとやれることがあったな…」と話すような後悔がないように、力を出しきれるように、常にトライしていこう。前向きにプレーしていこうと話しています。それはなぜか。トライすることこそが成長する方法だと思っているからです。怖がってチャレンジをしなかったら、トライをやめてしまうと成長はないと考えています。試合に勝ったからそう言っているわけではなく、常日頃から私が口を酸っぱく言ってきていることです」

–後半は相手に押し込まれた中でも危険なエリアに入れさせない、シュートを打たせないような守備ができていた印象です。いかがでしょうか?
「とても集中力が高かったと思います。我々のコーチングスタッフもスカウティングをして相手の情報を選手たちに渡していますが、それもピッチの中で活かせなければ意味を成さないということです。そういった意味では相手選手の特徴を捉えながら、対応する姿は見せてくれたと思います。オフ明けに選手たちへ向けた第一声は、まずは簡単に失点をしないこと。もしゴールを決められないのであれば、決めさせないということをやっていこうと話していました。これまでの試合を振り返っても、多くのチャンスを作られた中での失点ではありません。相手にはそれほど多くチャンスを作らせていないですが、失点をしてしまっています。相手が良かったというよりも、我々の対応のまずさが原因でした。そこの部分をしっかりと締めて、無失点に抑えようという話はしました。集中力の問題、隙を見せないことが重要です。2−0になってから、緩みが多少見えたので、すぐに指摘をしました。ただ選手たちは本来の力を出しきる、油断をしない姿勢を最後まで見せてくれたと思っています」

以上

○ベガルタ仙台:村上和弘コーチ 会見要旨
「前節の山形戦に続いて監督が不在であり、わずか2日間の準備期間でこの試合に挑みました。選手たちは一生懸命に戦ってくれましたし、昨日、一昨日のトレーニングでも梁勇基を中心にこの状況に屈せず、良い結果を出そうという気持ちで臨んでくれました。前節の山形戦もそうですが、ポイントは球際で戦うこと、セカンドボールを拾うことでした。その中でセカンドボールを大いに拾われたことは反省点です。失点はセットプレー絡みでしたが、反対に自分たちもセットプレーから点を取れる状況を作り出すことができれば、もっと粘り強いチームになれると思います。代わりに指揮を執らせてもらって、初めて黒星がついたので、この結果に関しては申し訳なかったですが、選手たちには気持ちを切り替えて、次の試合が大事になるという話はしました。中3日で大分とホームで試合があるので、この敗戦を挽回できるように、またチームで良い準備をしていきたいです」

以上

▽選手コメント
○深津康太選手
–無失点勝利おめでとうございます。守備面について、意識していたことを教えて下さい。
「前節のヴェルディ戦の反省点もありましたし、ヴェルディ戦だけではなく、勝ってはいましたものの、その前の試合から軽い失点があったので、そういった失点はなくそう、無失点で終わろうと話している中で、無失点で勝つことができてうれしいです」

–両チームを通じて、ピッチ内で一番声を出していたんじゃないかというぐらいコーチングの声が響き渡っていました。
「そう思ってもらえるとうれしいです。声を出すことは簡単ですが、個人的には声の力はすごいと思っています。ピッチの上のみんながそう思ってくれるのであれば、うれしいのですが、これからも周りを助けるそういう声を出していきたいです」

–アウェイまで応援に来て下さったファン・サポーターの皆様へメッセージをお願い致します。
「遠い仙台まで来て下さって力になりました。皆様が喜んでいる姿を見て、もっと僕たちもうれしくなったので、こういう試合をどんどんして、みんなで喜び合いたいです」

○鄭大世選手
–今日のゴールは前節の東京ヴェルディ戦の決定機を外していた悔しさを晴らすゴールになったのでは?
「そう捉えていただいて良いです。FWは結果を求められるポジションです。前節は二度の決定機を決めていればチームは勝っていたので、相当落ち込みました。何度も経験しているのにそういう現象が起きると、立ち上がるのには時間が掛かります。悔しさにも種類があって、前々節の岡山戦のように、途中出場、途中交代という悔しさならば、それは自分にはどうしようもできないことなので、次の日に切り替えられます。でも今回は自分の責任で負けてしまっているので、自宅で自分を殴りたくなる衝動に駆られました。でも、決められない、ストライカーにはそういう日ってあるんです。そう割り切って切り替えることを意識していた中で、それでもゴールが決まらないと、どんどんドツボにハマっていくものですが、そうなる前に早い段階で払拭できたので、精神的にはかなりラクになれました」

–例えば若狭大志選手ら、相手センターバックとのマッチアップでボールを収めることができたのも、試合を制する上でのポイントになりました。
「前の試合もそうですが、調子の良さがありますね。本来、自分にできることをこうやってできているだけだと思います。今までできていなかったのに、今はできているということは、体のコンディションや調子の良さがあるからです。もちろんバチンともやれるのですが、体がぶつかる前の駆け引きで、優位な形を取れました。相手よりも前にポジションを取ることで、相手はぶつかるしかないですし、相手とボールの間に僕がいるので、それによってボールは収まります。できていない時は先にポジションを取ることが間に合わずに、相手に先に触られることがあったと思います。良くない時はそうなります。コンディションが良いと、パスを出してくれればあとは簡単ということです。マッチアップするの準備段階で優位に立てていますし、コンディションが良いとそれができます」

以上