2022 明治安田生命 J2リーグ
03月06日(日) 14:00 KICK OFF 石川県西部緑地公園陸上競技場ゴール | |
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21' | 林 誠道 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 1 | 白井 裕人 |
DF | 5 | 松田 陸 |
DF | 4 | 松本 大輔 |
DF | 39 | 庄司 朋乃也 |
DF | 16 | 毛利 駿也 |
MF | 10 | 嶋田 慎太郎 |
MF | 8 | 藤村 慶太 |
MF | 6 | 松本 大弥 |
MF | 17 | 平松 昇 |
FW | 19 | 豊田 陽平 |
FW | 20 | 林 誠道 |
ベンチスタート | ||
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GK | 36 | 三浦 基瑛 |
DF | 2 | 長峰 祐斗 |
DF | 27 | 廣井 友信 |
MF | 13 | 大石 竜平 |
MF | 22 | 力安 祥伍 |
FW | 11 | 杉浦 恭平 |
FW | 30 | 大谷 駿斗 |
チーム監督 | 柳下 正明 |
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選手交代 | |
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46*' | 嶋田 慎太郎 → 大谷 駿斗 |
54' | 平松 昇 → 力安 祥伍 |
75' | 林 誠道 → 大石 竜平 |
87' | 豊田 陽平 → 杉浦 恭平 |
87' | 毛利 駿也 → 長峰 祐斗 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 7 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 3 |
警告/退場 | 0 / 0 |
ゴール | |
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71' | 平戸 太貴 |
89' | 鄭 大世 |
スターティングメンバー | ||
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GK | 42 | 福井 光輝 |
DF | 2 | 奥山 政幸 |
DF | 5 | 深津 康太 |
DF | 17 | 高橋 祥平 |
DF | 22 | 翁長 聖 |
MF | 6 | 佐野 海舟 |
MF | 8 | 髙江 麗央 |
MF | 10 | 平戸 太貴 |
MF | 18 | 長谷川 アーリアジャスール |
MF | 19 | 山口 一真 |
FW | 7 | ドゥドゥ |
ベンチスタート | ||
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GK | 23 | ポープ ウィリアム |
DF | 24 | 岡野 洵 |
MF | 41 | 安井 拓也 |
FW | 9 | 鄭 大世 |
FW | 28 | 太田 修介 |
FW | 30 | 中島 裕希 |
FW | 37 | 平河 悠 |
チーム監督 | ランコ ポポヴィッチ |
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選手交代 | |
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46*' | ドゥドゥ → 鄭 大世 |
57' | 山口 一真 → 太田 修介 |
57' | 長谷川 アーリアジャスール → 平河 悠 |
73' | 髙江 麗央 → 安井 拓也 |
90+2' | 平戸 太貴 → 中島 裕希 |
警告 |
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退場 |
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データ | |
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FK | 15 |
CK | 4 |
PK | 0 |
シュート | 6 |
警告/退場 | 0 / 0 |
入場者数 | 天候 / 気温 / 湿度 | ピッチ |
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2,626 | 曇時々雪 / 8.1°C / 50% | 全面良芝 |
主審 | 副審 | 第4の審判員 |
長峯 滉希 | 穴井 千雅、鶴岡 泰樹 | 馬場 規 |
試合経過 | |
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前半0分 | 町田ボールでキックオフ、試合開始 |
前半0分 | 両者の過去対戦成績は5勝7分け3敗と町田の勝ち越し |
前半0分 | 町田 この試合で勝利を収めれば、J2通算100勝を達成 |
前半0分 | 金沢は白井、町田は平戸がキャプテンマークを巻く |
前半2分 | 町田 ドゥドゥが右サイドの敵陣中央から右足でクロスを上げるが、相手にブロックされてしまう |
前半4分 | 町田 バックパスにはドゥドゥ、長谷川を中心に前線からプレスを掛け、ボール奪取を狙う |
前半4分 | 町田 高橋がディフェンスラインからロングフィードを前線に送るが、白井に処理されてしまう |
前半5分 | 町田 ショートカウンターの流れから高江が左足でロングボールを前線に送るが、白井に頭でうまく処理されてしまう |
前半6分 | 町田 高江がハーフウェーライン付近から右足で鋭いパスを左サイドに送るが、相手のファウルに遭ってシュートには至らない |
前半8分 | 町田 右サイドの敵陣浅い位置でFKを獲得。キッカーは左方向にボールを送ると、味方がダイレクトで前線に浮き球のパスを供給。しかし、ボールは精度を欠いて味方には届かない |
前半10分 | 町田 右サイドの敵陣中央でFKを獲得する |
前半11分 | 町田 ボールのそばには平戸と山口が立つ。キッカーはグラウンダーのボールを送るが、シュートには至らない |
前半12分 | 町田 右CKを獲得。キッカーの平戸は右足で高めのクロスを送るが、風の影響もあって味方には合わない |
前半13分 | 町田 山口からのパスに反応した翁長が左サイドの敵陣深くから左足でクロスを送るが、白井にしっかりとキャッチされてしまう |
前半17分 | 町田 高江と平戸のロングボールやパスを中心にゲームを組み立て、先制点を狙う |
前半21分 | 金沢 林が得点 |
前半24分 | 町田 コンビネーションを武器に攻め込むも、シュートまで至らない展開が続く |
前半31分 | 町田 高江が敵陣中央から浮き球のパスを前方に送るが、DFにはじかれる。しかし、こぼれ球に反応した長谷川がペナルティエリア中央から右足でシュートを放つ。だが、枠の上に飛んでしまう |
前半35分 | 町田 前線からの果敢なプレスで右CKを獲得。キッカーの平戸は右足でアウトスイングのクロスを送るが、シュートには至らない |
前半38分 | 町田 翁長が左サイドの敵陣深くから左足で白井とDFの間を狙ったクロスを送るが、白井にキャッチされてしまう |
前半39分 | 町田 ワンタッチのパスを駆使するが、連係ミスでボールを失うシーンが目立つ |
前半42分 | 町田 巧みなコンビネーションから高江がダイレクトで前方にボールを送るが、味方にはつながらない |
前半46分 | アディショナルタイムは2分の表示 |
前半46分 | 町田 ドゥドゥが倒されて敵陣浅い位置でFKを獲得する |
前半47分 | 町田 キッカーの平戸は近くの味方にボールを送って攻撃を組み立てるが、シュートにはつながらない |
前半48分 | 前半終了。1-0と、ホームの金沢のリードで試合を折り返す |
後半0分 | 金沢ボールでキックオフ、後半開始 |
後半0分 | 金沢 10嶋田OUT→30大谷IN |
後半0分 | 町田 7ドゥドゥOUT→9鄭大世IN |
後半1分 | 町田 代わった鄭大世はドゥドゥと同じ1トップのポジションに入る |
後半2分 | 町田 ロングボールに鄭大世が松本輔と競り合うも、クリアされてしまう |
後半4分 | 町田 鄭大世を中心に前線から積極的にプレスを掛け、ボール奪取を狙う |
後半5分 | 町田 高江がダイレクトで前線にボールを送るが、飛び出してきた白井に回収されてしまう |
後半5分 | 町田 鄭大世が敵陣浅い位置まで下りてきてボールを受け、攻撃を組み立てる |
後半7分 | 両チームともに攻守の切り替えが素早く、カウンターの応酬が繰り広げられる |
後半8分 | 町田 味方がペナルティエリア左から右足でシュートを放つが、松本輔にブロックされてしまう |
後半9分 | 町田 クロスをはじかれて左CKを獲得する |
後半9分 | 金沢 17平松OUT→22力安IN |
後半10分 | 町田 キッカーはショートコーナーを選択し、パス交換から右足でクロスを上げる。しかし、得点には至らない |
後半11分 | 視認できるほどの大粒の雪が降っており、プレーへの影響が心配される |
後半12分 | 町田 19山口OUT→28太田IN |
後半12分 | 町田 18長谷川OUT→37平河IN |
後半15分 | 町田 巧みなコンビネーションで攻め込むと、最後はペナルティエリア右に進入した平河が庄司と競り合って倒れる。しかし、主審の笛は鳴らず、白井に処理されてしまう |
後半17分 | 町田 前半とは変わってコンビネーションやパスワークから効果的に攻め込む。しかし、得点には至らずに最後の精度が求められる展開が続く |
後半21分 | 町田 左サイドを中心にパスワークを組み立てるが、鄭大世のフリックが乱れて味方にはつながらない |
後半22分 | 町田 ボールを支配して相手を押し込む展開が続くが、クサビのパスを警戒されてうまく攻め込めない |
後半26分 | 町田 ゴール!!!佐野からのボールを受けた翁長がペナルティエリア左に進入する。翁長は相手と対じすると、左足でグラウンダーのパスを中央に送る。最後は平戸がダイレクトで丁寧に合わせてゴール右に決め、同点弾を奪う |
後半28分 | 町田 8高江OUT→41安井IN |
後半30分 | 金沢 20林OUT→13大石IN |
後半31分 | 町田 太田が横パスを送ると、安井がペナルティエリア手前で反応する。しかし、寄せていたDFの守備に遭ってボールを失う |
後半34分 | 町田 平河が右サイドの敵陣深くから右足で高めのクロスをファーサイドに送るが、味方には合わない |
後半37分 | 町田 平河がDFに後ろから倒されてペナルティエリア手前の中央でFKを獲得する |
後半38分 | 町田 ボールのそばには平戸と翁長が立つ |
後半39分 | 町田 キッカーの平戸は右足で直接シュートを放つ。ボールは壁にぶつかりながらも、ゴール左に飛ぶ。しかし、読んでいた白井にパンチングされてしまう |
後半42分 | 金沢 16毛利OUT→2長峰IN |
後半42分 | 金沢 19豊田OUT→11杉浦恭IN |
後半44分 | 町田 ゴール!!!平戸が縦パスを入れると、太田がワンタッチでディフェンスラインの裏へボールを出す。素早く反応した鄭大世が受け、そのままペナルティエリア内に進入する。鄭大世は飛び出してきた白井を交わすと、右足でシュートを放って逆転のゴールを奪う |
後半45分 | ベンチでは中島が出場の準備を進める |
後半46分 | アディショナルタイムは4分の表示 |
後半47分 | 町田 10平戸OUT→30中島IN |
後半51分 | 試合終了。1-2でアウェイの町田が勝利。J2通算100勝を達成した |
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○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「こうして皆さんの前でお話しできることをうれしく思います。これだけの皆さんが集まって下さると最初から知っていたならば、ネクタイを締めてこの場に登場したのに…、と思いますが、それはまたの機会にしましょう。これからもこういった形での会見が実行されるように願っています。全体的に我々が試合を支配していたと思いますが、その中でも二面性を見せてしまったゲームだと思います。まず1つ、前半はボールを保持していましたが、ゴールに向かう怖さがなく、相手の肝を冷やすような攻撃をできませんでした。後半は逆に切り替えも速かったですし、相手を後ろ向きにさせること、相手の背後を突いていくこと、切り替えを速くしてセカンドボールを拾い、そこから二次攻撃を仕掛けていく我々の良さが出た後半になりました。ここ2試合の金沢さんはチームの力の高さを見せていましたし、2試合で無失点だった相手に対して、2点を取って逆転できたことは価値があると思います。前半に関しては見栄え良くボールを動かすことはできていましたが、それが結果に繋がるほど効率的、効果的だったかは自分たちに矢印を向けて、考えないといけない部分です。ボールを持つだけでは何の意味も成さないと思っていますし、点を取るためのポゼッション、ボール保持だと考えています。こういう悪天候の中、両チームの選手たちが死力を尽くした試合だと言えます。選手たちに対しても良くやってくれたと伝えたいです。またこの寒い中、町田から足を運んで下さったファン、サポーターの方々にはこの場を借りて、感謝の気持ちを伝えさせて下さい。ありがとうございました」
–過去のシーズン、逆転勝利が決して多くなかったチームがシーズンの割と早い段階で逆転勝利を飾れたことは今後、どういった効果をもたらすでしょうか。
「結果的に勝ち点3を取れたことはこの先に繋がっていくことです。我々が成熟していくため、昇格を果たすには必要なプロセスがあることはずっと話してきました。人間も大人として成人するためには小学校、中学校、高校を卒業していく過程を経て、大人になっていきます。それはチームも同じで段階を経て、大人になっていくものです。そういった意味で我々は先制されてもひっくり返す力があることを証明しました。戦術的な部分や攻撃のバリエーション、守備の約束事を植え付けること、そのトレーニングも難しいのですが、一番難しいものはメンタルのトレーニングです。選手たちに対しては口を酸っぱくして、メンタルに対するアプローチは続けてきましたし、そうしてきたことでメンタル面も成熟しつつあるのかなと思います。ただまだ始まりであって、今後も継続して、こういった粘り強い戦いを続けていくだけです。こういった展開では心臓がいくつあっても足りないので、できるのであれば、もう少し楽な展開に持ち込みたいものです」
以上
○ツエーゲン金沢:柳下正明監督 会見要旨
「前半は相手にチャンスらしいチャンスを作らせなかったですし、困っている様子でしたから、悪くはなかったと思います。後半は相手の攻撃を跳ね返しても、風の状況も影響し、相手に押し込まれる状況になりました。一番の問題点はマイボールの後のミスです。なぜボールを失っているか。1つは準備ができていない選手がいると難しいということ。また選手同士の距離感も遠かったです。なぜそんなに遠くなっているか。それは守備に引っ張られているからです。後半は相手のサイドハーフの選手が高い位置を取ってきたので、スタートのポジションが高く、前半よりはスライドが難しい状況になりました。ただ後半は1点をリードしているわけですから、押し込まれる展開になるのは仕方がないと割り切って、一番危険なゴール前で堅い守備をしようとなっても問題はなかったです。それでもゴール前でのマーキングの距離が遠いため、1失点目のような形でやられてしまいました。そこは一番大事なことなので、できるまでトレーニングしていきます。シュートを打つのは人で、スペースがなければシュートは打てません。それをしっかりと理解させて、やらせるようにします。2失点目は明らかに一番危険な選手をフリーにすれば、ああいった結果になります。失点の原因は分かっているので、そこを改善していきます。攻撃でうまくいかないことは、準備と距離で、そこをトレーニングして変えていきます。ただ最初にも言った通り、守備での距離感をもっとコンパクトにできれば、お互いの距離感をもう少し近くでやれたのかなと思っています。シーズン3試合目なので、修正点はあるし、できていること、良くなっていることを伸ばしていけば、もっと良くなっていくので、今後も続けてやっていきます」
以上
▽選手コメント
○奥山政幸選手
–うれしい逆転勝利となりました。まずは試合を振り返って下さい。
「前半からボールを持つことはできていましたが、シュート自体が少なかったですし、どうやって相手のブロックに入っていくか。開幕戦と似たような状況になったので、勇気を持って入っていこうという話はしていました。特に前半は風の影響もあって、気にし過ぎた部分はありましたが、前半は耐えて後半にリズムを持っていこうと話している中で1失点でしのぐことができました。前半を1失点で抑えられたことが逆転勝利に繋がって良かったです」
–奥山選手の対面の選手は後半から大谷駿斗選手が入ってきたり、対面の選手が代わったりしていました。それに対する対応はいかがでしたか?
「大谷選手はスピードのある選手。カウンターに出た時のスピードは恐怖を感じていたので、まずはカウンターを出させないような守備をうまくしようという中で、それができたのかなと思います」
○平戸太貴選手
–同点ゴールが劇的に展開を変えたと思います。ゴールシーンを振り返って下さい。
「相手を押し込んだ形を作れていましたし、ゴールの場面はヒジ(翁長聖)さんがサイドを突破して、ニアのコースは相手に切られているなと思ったので、自分は入り過ぎずに止まって平行でボールが流れてきたら良いなと思っている中で、良い形でのパスを出してくれました。自分は流し込むだけでした。相手も先に来ていたので、ダイレクトで流し込む選択をしました」
–試合後のロッカールームの雰囲気はいかがでしたか?
「逆転勝ちにふさわしい喜び方をしていました」
以上