前半0分 |
町田ボールでキックオフ、試合開始
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前半0分 |
山口予想フォーメーションは3-4-2-1。前節からのスタメン変更は3人。関、眞鍋、田中陸が外れ、吉満、菊地、佐藤健が入る。前節は残留を争う栃木に手痛い敗戦を喫してしまった。降格圏との勝点差も3に縮まってきており、正念場を迎えている。サポーターの期待に応えるためにも、今日は勝利を収めたい
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前半0分 |
山口の直近5試合は2勝0分け3敗。町田の直近5試合は2勝1分け2敗。両者の過去対戦成績は8勝0分け6敗と町田の勝ち越し
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前半0分 |
町田 吉尾は直近5試合で4アシストを記録
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前半0分 |
山口は池上、町田は奥山がそれぞれキャプテンマークを巻く
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前半2分 |
町田 ボールを回して相手の隙を探っている
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前半4分 |
両チームとも前線からプレスを仕掛けて相手のビルドアップを防いでいる
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前半7分 |
町田 右CKを獲得
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前半7分 |
町田 キッカーは吉尾。インスイングのクロスを送るも、相手にクリアされてチャンスにはならない
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前半9分 |
町田 相手を押し込んで攻撃を仕掛けている。頻繁にサイドを変えながら、山口の守備ブロックを崩そうとする時間が続いている
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前半10分 |
町田 スローインを受けた奥山がペナルティエリア右へ進入するも、ヘナンの対応に遭ってクロスは上げられない
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前半17分 |
町田 相手の隙を突いて縦パスを通すと、最後は吉尾が前線へワンタッチでパスを送る。しかし、味方には合わない
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前半18分 |
町田 左サイドで太田が長谷川とのパス交換から突破を図るも、パスを受けた太田はオフサイドの判定
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前半24分 |
ここで飲水タイムが設けられ、プレーが中断する
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前半26分 |
飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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前半27分 |
町田 太田がペナルティエリア左からクロスを上げると、吉満が飛び出す。吉満が処理し損ねたこぼれ球を長谷川が回収するも、シュートまで持ち込めない
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前半28分 |
町田 右CKを獲得
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前半29分 |
町田 キッカーの吉尾がニアを狙ったクロスを送るも、チャンスにはならない
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前半29分 |
町田 太田が佐藤健をかわしてペナルティエリア左へ進入すると、ヘナンに倒されてPKを獲得
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前半30分 |
町田 ボールをセットするのは太田
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前半30分 |
町田 太田がゴール左下を狙ったシュートを放つも、吉満の好セーブに阻まれてしまう
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前半33分 |
互いに一進一退の時間が続いている
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前半34分 |
町田 太田がペナルティエリア左からクロスを上げるも、菊地にブロックされて左CKを獲得
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前半35分 |
町田 キッカーは三鬼。しかし、インスイングのクロスはそのままゴールラインを割ってしまう
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前半39分 |
町田 味方からのロングボールに吉尾が抜け出し、ペナルティエリア中央からシュートを放つ。しかし、大きく枠の上へそれてしまう
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前半40分 |
町田 カウンターを展開。最後は吉尾が左へパスを送ると、太田がフリーでペナルティエリア手前の左から右足でワンタッチシュートを放つ。しかし、わずかに枠の右へそれてしまう
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前半44分 |
町田 中島が渡部に倒されてペナルティエリア手前の中央からのFKを獲得
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前半45分 |
町田 ボールをセットするのは吉尾と高江
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前半46分 |
アディショナルタイムは2分の表示
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前半46分 |
町田 キッカーの吉尾は左足で狙い澄ましたシュートを放つ。しかし、枠をとらえられない
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前半49分 |
前半終了。スコアレスで試合を折り返す
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後半0分 |
山口ボールでキックオフ、後半開始
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後半1分 |
町田 太田がペナルティエリア左から右足でグラウンダーのクロスを供給。しかし、味方には合わず、渡部に防がれてしまう
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後半3分 |
町田 山口のパスをカットすると、カウンターを展開。最後は吉尾がペナルティエリア手前の右から左足を振り抜くも、相手にブロックされてしまう
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後半10分 |
町田 最終ラインから右へ展開。吉尾が反応するも、オフサイドの判定
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後半14分 |
町田 高江が右へ展開。奥山がペナルティエリア右で受けるも、コントロールがうまくいかず。相手DFにクリアされてしまう
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後半19分 |
町田 吉尾が右サイドの敵陣深くからペナルティエリア手前の中央のスペースを狙ったパスを送るも、菊地にクリアされてしまう
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後半21分 |
山口 11島屋OUT→46高井IN
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後半21分 |
山口 5佐藤健OUT→26神垣IN
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後半23分 |
町田 30中島OUT→11ドゥドゥIN
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後半23分 |
町田 14吉尾OUT→13岡田IN
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後半24分 |
飲水タイムでプレーが中断する
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後半25分 |
飲水タイムが終わり、プレーが再開される
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後半25分 |
町田 シンプルに相手の背後を狙う場面も見られる
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後半26分 |
町田 ドゥドゥにイエローカード
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後半27分 |
町田 高江がペナルティエリア手前の左から前線へ浮き球を送る。しかし、ボールはそのままゴールラインを割ってしまう
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後半29分 |
町田 左サイドの敵陣中央からのFKを獲得
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後半30分 |
町田 キッカーは三鬼。しかし、右足で送った浮き球は吉満のパンチングに遭う
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後半33分 |
山口 20田中渉OUT→38河野IN
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後半34分 |
町田 28太田OUT→9鄭大世IN
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後半39分 |
町田 ゴール!!!高江がハーフウェーライン付近から前線へラフな浮き球のパスを供給。反応した岡田がペナルティエリア手前の右から右足で浮き球のパスを送ると、フリーで走り込んだドゥドゥがペナルティエリア中央から右足で強烈なジャンピングボレーシュートを放つ。これが見事にゴールに決まり、先制に成功
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後半39分 |
町田 今季のリーグ戦、先制に成功した試合は19試合。13勝5分け1敗で勝率は68.4%
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後半41分 |
山口 3ヘナンOUT→43大槻IN
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後半41分 |
山口 44石川OUT→41桑原IN
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後半42分 |
町田 18長谷川OUT→4水本IN
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後半44分 |
町田 ドゥドゥが菊地を振り切って吉満との1対1に。右足でシュートを放つも、吉満に防がれてしまう
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後半46分 |
アディショナルタイムは4分の表示
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後半50分 |
試合終了。0-1でアウェイの町田が勝利
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○試合後の記者会見:ランコ ポポヴィッチ監督
–まずは試合の総括をお願い致します。
「戦前の予想通りの展開になったと思っています。こういったタフな試合になるだろうと思っていましたが、予想と違ったのは選手たちが少なからず攻撃の部分でナーバスになり、焦りがあったことです。どんな場面で焦りが見えたかと言うと、ボールを持った時にボールを持っていない選手の動きの質の面で、足元でボールを欲しがる形が多かったことです。スペースに出ていく選手が少なかったですし、ボールが出た後の連動性でうまくいかない部分がありました。足元で繋ぐことはある程度できていましたが、ゴール前で足元だけのプレーになってしまうのは良くないことです。我々がプレーしているのはフットサルではありません。ゴール前で足元で繋ぐ形が多かったことが相手ゴールに迫れなかった1つの原因だと思っています。ただほぼ90分を通してチャンスを作ったのは我々の方でした。細かい修正点は今後の反省点です。試合前やハーフタイムでも選手たちに話をしていたのですが、こういった苦しい試合は必ずやってくるものですし、全員でこの苦しい山を乗り越えていこうと。こういった苦しい試合になることを覚悟して臨んでいましたし、全員でまとまって勝ちきる結果を残そうと話している中で、選手たちは最後まで足を止めずに本当に良く戦ってくれました。そういった姿勢が勝ち点3を勝ち取る要因になりましたし、全員で勝ち取った貴重な勝利と言えると思います」
–こうした難しい試合を勝ちきった価値については、どう捉えていますか?
「試合前にメディアの皆さんとも話していたことですが、全てがうまくいかなくても、勝ちきるチームになることがさらに上へ行くためには必要です。まさにそういった結果が出ました。大きいものを得たと思っています。勝負強さを発揮すること、また最後まで崩れずに全員で戦うことなどを、選手たち全員が身をもって表現してくれた試合でした。相手が問題だったと言うよりも、自分たち自身で試合を難しくしてしまったのかなと思います。ボールを持った時に焦り過ぎてしまうことでラストパスやトラップの質が伴わず、ミスに繋がる形が多かったです。選手たちも修正点や課題をピッチの中で感じてくれていると思います。本来我々はボールを持った時にスピーディーに攻撃を仕掛けていくチームです。ボールを持った時の選択肢も、後ろではなく、背後を突くことに狙いを持ったチームでもあります。それができている時はチャンスを作れていましたし、逆に後ろ向きな判断になった時には少しバタついた場面がありました。そういった反省点は選手たちもピッチで感じ取っていると思います。そんなタフなゲームを選手全員で戦い抜いてくれました」
–相手にいなされて、守備面が嵌まらないことが攻撃面にも影響を及ぼした部分はありましたか?
「我々のプレッシングが機能するかどうかは、相手のうまさやプレースタイルも関係してくるものです。毎回全てがうまくいくとは思っていません。山口さんは立ち位置をうまく取ってくるチームですし、そこを全て抑えることは不可能だと思っていました。トレーニングの中で、前から行く時とセットする時を使い分けていくことは準備してきました。全て前から行く、全てセットして守るではなく、その時の距離感や状況に応じて、選手たちの中で使い分けられるようになることが理想です。例えばベンチからは前から行けと言っても、後ろが連動していなければ、遅れてしまった分、ハーフスペースなどを簡単に使われてしまいます。山口さんはハーフスペースを使うのがとてもうまいチームですから、そういった部分は警戒していました。終盤に選手交代をして、3バックの形にしましたが、ズルズルと下がってしまうのではなく、前からプレッシャーを掛けることで相手のパワープレーを無力化することができていたと思います。そういった守備は効果的だったと思います。今日のプレッシングがまだまだ不十分だと言われるのであれば、次の試合までに修正しておきたいと思います。ただ試合運びに関しては、これまでの経験を活かしながら成長できています」
以上
○レノファ山口FC:渡邉晋監督 会見要旨
–まずは試合の総括をお願い致します。
「まずはコロナ禍にも関わらず、維新に集まってくださったファン・サポーターの皆様、また来られない中でもいろいろな形で声援を送ってくださった皆様に感謝の気持ちを申し上げたいと思います。ホームでこういう結果になったことが非常に残念ですし、申し訳ない気持ちで一杯です」
–PKストップをした吉満大介選手の評価を聞かせて下さい。
「PKストップは彼のストロングポイントであって、真骨頂でもあります。苦しい局面でそれを発揮してくれました。ただミツにおんぶに抱っこでは仕方がないことで、彼のファインセーブは勝利によって報われるとハーフタイムに選手たちへ話した中で、勝利という結果が叶わずに残念です。安定したパフォーマンスは見せてくれました」
以上
▽選手コメント
○長谷川アーリアジャスール選手
–1-0での粘り勝ちでした。まずは試合を振り返って下さい。
「山口さんも結構前からプレッシャーを掛けてくる中で、この試合にかける想いを感じてはいました。その中でも自分たちは落ち着いて試合を進めることができましたし、相手が前から来るのであれば、裏を狙おうと話している中で、PKを取ることができました。そこで点を取れていればまた違った試合展開になりましたが、サッカーは何が起こるか分からないと話している中で、無失点で粘った結果、勝ち点3を取ることができました」
–前からプレッシャーを掛けたい意図がある中で、なかなかうまくいかない時間帯がありました。その点はいかがですか?
「前から行くのであれば、全体が連動しないと取れないですし、相手のボールの繋ぎ方もうまかったです。最初からやりたい守備ができたかと言うと、決してそうではなかったです。ただ難しい試合を焦れずに戦い、1-0という結果ではありましたが、勝って町田に帰れることはプラスだと思います」
○ドゥドゥ選手
–決勝点となったゴールシーンを振り返って下さい。
「非常に良い形でのカウンターアタックでした。アシストをしてくれたオカ(岡田優希)にもパスを出してほしいと声を出していました。また鄭大世さんもボールには触っていないですが、相手を良い形でブロックしてくれました。チームとして良い形でのゴールだったと思います」
–ゴールを決めた後、ピッチに突っ伏して感極まった様子でした。どんな感情だったのでしょうか?
「前節の金沢戦は個人的に非常に残念な形で試合を終えてしまったので、その借りを返すような気持ちでしたし、自分の価値を証明するためにも、どうしてもゴールが必要でした。そういった想いがあったので、思わず感極まってしまいました」
以上